ファウスト/手塚治虫
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著者: 手塚治虫
巻数: 1巻
最新刊『ファウスト』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
kusanagi_yuduru RT @_dying_chicken: #小説家になろう
#RT拡散歓迎
「「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨〜鳥の王シムルグとファウスト博士による変奏としての世界とその神秘」第一話-日曜の晩-アップしました！
小説家になろうで連載開始です。
https:/…
asakiyura 原作というか本誌連載時はファウスト戦で怖くなってマンキン離れた #sk_air
2_vr デスゲーム漫画は何個か読んだことあるけど、ラブデスターのファウストさんはそこらのよくわからない宇宙人と違って「クリアしたの？じゃあ死ね！」ってならないでお家返してくれたりゲームに真面目に取り組んでるの好感触ですよ… https://t.co/KhEkHuXplD
tokaeruma RT @Jyuusirou: スーパーのお菓子売り場でフルボトル見てたらちびっ子に「おじさん大人なのにフルボトル欲しいの？」
って言われたから「おじさんファウストの一員だからビルドの力の秘密探ってるの」
って答えたら泣きそうな顔で逃げられた
myuki_negiudon あと漫画版エクシズ資料の宝庫やん…各キャラの後ろ姿とかホント助かる……これで安心して（？）推し男女CPが描けるぞﾋｨ-ｯﾋﾋﾋﾋﾋﾋﾋ（ファウスト化）『ネオ・ファウスト』は、1988年に朝日ジャーナルに連載された手塚治虫執筆の大人漫画である。筆者の逝去のため、未完の作品となっている。FMシアターでラジオドラマ化されている。マイペディアなどでは手塚の遺作として本作を挙げており、講談社の発行している手塚治虫漫画全集全382巻+別巻18巻では晩年の作品としては『グリンゴ』よりも後の369巻として刊行されている（因みに最終巻は『とんから谷物語』という初期短編集である）。
あらすじ
学園闘争真っ只中のNG大学で教鞭を取る・一ノ関教授は自らの人生を儚んで自殺を図る。そんなある日、女悪魔メフィストフィレスが現れ、一ノ関教授は彼女と自分が満足し、『時よ止まれ、お前は美しい』と言うまでメフィストが彼を20歳に若返らせて快楽の生活に導くという条件の下、彼女と契約する。一ノ関教授は売春防止法案施行の翌日の快楽街でホルモン焼き屋の魔女の薬によって若返って記憶を失ったところを坂根氏に拾われ、彼によって『坂根第一』と名付けられ、彼の元で働き始める。そして坂根氏が胃癌で亡くなり、彼の遺産を相続した第一はそれを使って生命体を作り出す創造主となる決意を固める・・・。
未完・エピソード
作品自体は終盤になると絵コンテのみが掲載され、そのまま絶筆になったことを物語っている。
最後近くのコマは、絵コンテのまま、「面白い3人を用意しています」「誰なんだ!!」という言葉で終わっている。 そのため、その3人が一体誰を指すのかは永遠に謎のままであるが、文庫版のあとがきによると、手塚は完全にその後の展開を作り上げていたらしい。
作品中に登場する左翼活動家石巻のザーメン・精子が生物となり、未来の世界を脅かすという内容である。
百物語
『ライオンブックス』の一編。
文庫版の『ファウスト』にも収録されている戦国時代バージョンといえる作品。物語の設定と一部エピソードや構成が重なっている部分がある。こちらは戦国時代が舞台であり、物語自体が完結している。
- ネオファウストと重なるシーン
- 老婆が若返りの薬を用いて、猿が登場し騒ぐシーン
- 若い悪魔が登場し、魂と願望の交換条件（玉藻前ほか）を提示するシーン
アニメ化計画と頓挫
リクルート時代の藤原和博が作品のアニメ化を手塚に打診し、手塚が非常に積極的で乗り気だったことが知られている。その後、予算の関係で計画は白紙になり、手塚が死去した事から、藤原の悔やむところとなった。
復元の試み
1999年1月15日、NHK総合で「手塚治虫・世紀末へのメッセージ」が放送された。この番組で、書かれた時期は不明だがファウストをもとにした80枚に及ぶアニメ用シナリオが遺稿として発見されたことが伝えられ、内容がネオ・ファウストと重なる部分が多いことから、これをもとにしたネオ・ファウストの復元が試みられた（オリジナルの冒頭と、途中および終結部がアニメとして映像化されている）。
この復元では、若返った第一がクローン兵士を大量に生産し、結果世界戦争が起こり、人類は滅亡の危機に瀕する。その後のラストでは、少女との純愛に目覚めた第一が戦場で追い詰められ、『世界よ止まれ、お前は美しい』と言ってメフィストと対峙する。そうして瓦礫に押しつぶされた第一たちの魂は昇天しメフィストは姿を消す、という結末となっている。