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ブロイラーおやじFX/桜玉吉

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著者: 桜玉吉
巻数: 1巻

桜玉吉の新刊
ブロイラーおやじFXの新刊

最新刊『ブロイラーおやじFX


ブロイラーおやじFX』(ブロイラーおやじエフエックス)は、桜玉吉による日本のギャグ漫画作品。単行本は全1巻。

概要

『漫玉日記』シリーズ以前に発表され、『しあわせのかたち』に始まり多くの漫画に登場する奥村勝彦が初めて桜玉吉と直接関わることになった作品。全編に渡って下品なギャグが展開されており、デフォルメの利いた絵柄ながら、性的な表現が非常に多い事が特徴。

描き下ろしとして「ブロイラーおやじ4コマFX(裸)」(2ページ)と、あとがき日記漫画「ブロイラーおやじFX連載の楽しい思い出」(5ページ)が収録されている。

登場人物

ブロイラトメヲ
主人公。背広姿でトサカ頭(写実的絵柄の時はモヒカン)の中年男性。
常に陰茎が勃起しており、道行く女性に交際を申し込んではトラブルを巻き起こしている。
連載後期では陰茎そのものが人格を持ち、開始1コマ目から早々にチャックを下ろし、露出するようになる。
自宅は木造の平屋で、不細工な妻と息子との3人暮らし。いかなるときも、玄関の前に立つと勃起が鎮まってしまう。
フルネームが出たのは作中一度きりであり、他のキャラクターからはもっぱら「おやじ」と呼ばれている。
シルビア
主人公の陰茎が人格を持ったもの。
亀頭部分にデフォルメされた動物の顔が描かれているデザインで、喜怒哀楽を示す他、しゃべったり、風邪をひいたりする。
警官
舞台となるトレモロ町の交番に勤務する中年男性。
基本的には職務に忠実で、街中で変態行為を繰り返す主人公を懲らしめる役目だが、連載中盤よりトラブルに巻き込まれるだけの三枚目役になる。
妻には先立たれており、似ても似つかない可愛らしい一人娘と暮らしている。
トキワ教団
貧乏な父娘が日銭を稼ぐために開いている新興宗教。御本尊は理髪店のサインポール。
Vol.4で初登場、再度Vol.18で登場した際には路上で毛玉と静電気の販売を行った。

単行本

  1. ISBN 4253103774 (1994年4月10日初版)