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プリンセス・プリンセス/つだみきよ

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著者: つだみきよ
巻数: 5巻

つだみきよの新刊
プリンセス・プリンセスの新刊

最新刊『プリンセス・プリンセス 5


出版社: 新書館
シリーズ: ウィングスコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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プリンセス・プリンセス』は、つだみきよによる日本の漫画、およびそれを原作としたアニメ・テレビドラマ・テレビゲーム。「月刊ウィングス」(新書館)で連載されていた。単行本は全5巻。また2006年5月号から2007年1月号には、続編にあたる『プリンセス・プリンセス+(プラス)』の全7話が同誌に連載された。単行本は全1巻。 

日本国外では、英語版とドイツ語版が出版されている。

2006年、スタジオディーンの制作によりテレビアニメ化。同年4月5日から6月21日までテレビ朝日の毎週水曜日深夜枠(27時10分 - )にて全12話が放映され、その後GyaOでも放送された。またアメリカ、タイおよび中国(中国でのタイトルは『變身男孩』)でも放送された。

また、テレビアニメ版放送終了後は、続けてテレビドラマ版が放映された(詳細はテレビドラマの項)。

同年10月、テレビゲームが発売された(詳細はゲームの項)。

あらすじ

プリンセス・プリンセス

男子校である私立藤森学園高等部には、「姫」制度がある。この特殊な制度を知らずに転校してきた河野亨だったが、その美貌から「姫」に選ばれてしまう。内面に様々な思い・悩みを抱える主人公が、同じように「姫」に選ばれた仲間達と共に行動していく中で、自分らしさを獲得していく。

「姫」制度とは

男ばかりの学園生活の中、生徒たちに活気と精神的な潤いを与えるために設けられた制度。容姿端麗な一年生が一年間、女装をして校内行事や部活動の応援などに借り出される。

新年度の「姫」は、前年度の「姫」によって選考された後、生徒会および全校生徒の承認を経て決定される。

ブロマイドなどのグッズも製作・販売され、あたかも「アイドル」のように祭り上げられることとなる。

女装のために脱毛などをしたり、卒業式における引退セレモニーで歌・構成のセルフプロデュースを行ったりするなど、本物の芸能人同様のプロ意識が要求される。

当然「姫」の負担は大きいが、学校の予算から「姫予算」が大きく割かれており、以下の特典がある。

  1. 「姫」としての仕事と授業が重なる場合は公欠扱いとなる。
  2. 1か月につき30枚の食券が配給される。
  3. 学園内での生活備品が全て無償で支給される。
  4. 学園内で販売される写真の肖像権使用料の一部が本人に還元される。

なお、拒否した場合には単位が少なくなる。

プリンセス・プリンセス+

『プリンセス・プリンセス』の翌年の物語。新年度の「姫」に選ばれた1年生の和泉巴と松岡桐矢。「お互い同じ「姫」として頑張っていこう」と、よい雰因気で一年がスタートする。しかし和泉が裕福な家庭の御曹司であると知った、貧乏な松岡は「和泉は自分とは違う世界の存在」だと心を閉ざしてしまう。それを知った旧「姫」:河野たちが二人の間にできた壁を打ち壊すべく動き出す。

登場人物

プリンセス・プリンセス の登場人物

※声はアニメ版、フロンティアワークス版ドラマCD / 新書館版・ドラマCD版の順(単独の場合アニメ版)。演はテレビドラマ版のキャスト。

河野亨(こうの とおる)
声:福山潤(幼少期:小林ゆう) / 山崎みちる、演:佐藤健
本作の主人公。時期外れの転入生。クラスは1-D。その美貌により転入早々「姫」に選ばれる。四方谷とはクラスメートで寮のルームメイト。クールかつ現実的な性格。特典に釣られて引き受けた姫の活動も仕事と割り切り、すぐに慣れてしまう。幼い頃に両親を亡くし叔父の家に引き取られたため、従妹のさやかとは義兄妹として育つ。さやかの執拗な求愛から逃れるため、寮生活のできる藤森学園を受験・入学しようとするが、それを知ったさやかに阻止される。最終的には他校への入学を経て藤森学園に転入し、寮生活を送っている。好みの女性のタイプは癒し系。
テレビドラマ版では準主役とされた。
名前は福井県の河野村(現・南越前町)に由来。
四方谷裕史郎(しほうだに ゆうじろう)
声:朴璐美 / 高森奈緒、演:藤田玲
亨と同じ1-Dに所属する「姫」。クラスが東校舎にあるため、東の姫と呼ばれる。趣味と言い切るほど姫生活を楽しんでいる。人を喰ったようなところがあり、少し意地が悪く実琴をからかう事が多い。母子家庭で育つが、小学校5年生に進級すると同時に母親が4年生の時の担任教師と再婚。それ以来、家庭になじめないでいた。現在では打ち解け、幼い異父弟からは「兄ちゃとケッコンすゆ」と言われている。好みの女性のタイプは巨乳(美乳)系。
料理が大の苦手で、不器用。ドラマCDでは「ジャガイモも切れない」事をネタに実琴にからかわれている。
名前は、鯖江市の四方谷町に由来。
豊実琴(ゆたか みこと)
声:柿原徹也 / 本田貴子、演:鎌苅健太
特進クラスで学ぶ優等生で、将来は医師を目標としている。クラスが西校舎にあるため、西の姫と呼ばれる。姫の仕事を極度に嫌がっているが、その態度も可愛いと逆に人気がある。素直過ぎて墓穴を掘るタイプ。手の施しようがない音痴。年上の彼女がいる。天敵は姉。生徒会長選挙では秋良ではなく統威の支持に回る。
『続・革命の日』の準主役。
テレビドラマ版では主人公とされた。
坂本秋良(さかもと あきら)
声:保志総一朗 / 阪口大助、演:足立理
亨や裕史郎と同じ1-Dに所属し委員長を務める。卒業した兄の影響や有定の確信犯的行動から、学年を問わず「坂本様」と呼ばれている。しかし本人はこの呼称を好ましく思っていないと亨と裕史郎にのみ打ち明けている。独特の包容力を持った癒し系。彼と姫三人が行く場所は人波が割れる。本人は普通だと言い張るが、成績優秀・スポーツ万能で人望もあり、さらに家族も美形揃いと知った亨と裕史郎から「普通じゃない」と断言される。その人望や機転から次期生徒会長として有定に狙われ、結局生徒会長選挙に立候補、亨らの応援により当選を果たす。
『ファミリー・コンプレックス』の主人公。
有定修也(ありさだ しゅうや)
声:神谷浩史 / 谷山紀章、演:斎藤工
生徒会長。2年生で元「姫」。亨たちを姫に選んだ張本人。「姫」だったこともあり「他の役員と違って、自分は顔だけで選ばれた」と言い切るが、策士でパワーゲームが好きなため、結果的には高等部を牛耳っている。ジャイアニズムの塊で強引、ゴリ押しを平然と行う傍若無人な性格。常に取り巻き(別名:会長お囃子隊)を引き連れている。友達がいる様子はないが、それを悲しがっている様子もない。続編『〜 +』では3年生となって登場するが、その勢いは衰えていない。
姫時代の衣装は主に和服。当初は二人で活動していたが、ある事情により最終的に一人で姫を務め上げた。
画集「〜・プレミアム」には、彼の姫時代を描いた書下ろし『あの日の約束』が収録されている。
読者人気が非常に高かったため、連載紙の表紙に「ピン立ち」と呼ばれる単独掲載がなされた。単独掲載は主人公でも珍しいため、異例の扱いであった。
名前は、鯖江市の有定町に由来。
名田庄薫(なたしょう かおる)
声:勝杏里 / 真殿光昭、演:山本康平
姫の衣装制作担当。3年生。服飾部でゴスロリが趣味。傍目にはかなり危険な人物に見えるが、デザイナーとしての能力は高い。テレビドラマ版ではオネエ言葉を喋る。
名前は、旧名田庄村(現:おおい町)に由来。
越廼将行(こしの まさゆき)
声:鳥海浩輔 / 河田紳司、演:南翔太
生徒会副会長。3年生。力が強い。亨たちから「会長シンパ」と評されるほど他の生徒会役員らと共に有定を支持しており、有定の「姫」時代の話をさせるとキリがない。原作・アニメ版では寡黙で悠然と構えている性格だが、テレビドラマ版では普段は頼りない性格に変更されている。
名前は、旧越廼村(現:福井市)に由来。
春江渉(はるえ わたる)
声:寺島拓篤 / 伊藤健太郎、演:佐藤晴彦
生徒会会計。3年生。計算の鬼。眼鏡を掛けている。原作・アニメ版では笑顔が印象的な和み系だが、テレビドラマ版では生徒会役員 + 名田庄の間でツッコミ役になっている。
連載当時、会長お囃子隊の中では一番人気があった。
名前は、旧坂井郡春江町(現:坂井市春江町)に由来。
糺孝弘(ただす たかひろ)
声:宮下栄治 / 藤原啓治、演:吉原大史
生徒会書記。3年生。マジックが得意。原作・アニメ版では越廼・春江以上に目立っていないが、テレビドラマ版では「実は姫になりたかった」という設定が付与されている。
名前は、鯖江市糺町に由来。
辻功(つじ いさお)
声:森訓久 / 福山潤
藤森学園学生寮(アニメ版では「藤森寮」)寮長。3年生。登校初日の亨を一目見るなり「端部屋(アニメ版ではP-ROOM)」と呼ばれる姫専用の部屋に連れて行き、「姫」候補に決定する。バスケ部所属。
坂本春海(さかもと はるみ)
声:野島健児
秋良の兄。藤森学園のOBで通称「伝説の坂本様」。非常に美形であり、彼を直接知らない1年生ですら誰も近づけない雰囲気を持っている。一方で在籍当時より極度のブラザーコンプレックスであり、秋良を前にすると威厳は皆無となる。この二面性は卒業後、さらに拍車がかかっている。
坂本夏流(さかもと なつる)
声:小林ゆう
秋良の姉。初対面の人物が誰でも男と勘違いする男装の麗人。通っている中高一貫の女子校ではその容姿ゆえに慕われており、お菓子をプレゼントされることもある。
坂本冬姫(さかもと ふゆき)
声:渡辺明乃
秋良の妹。以前は人形のような麗姿だった。現在は髪を短く切り、一人称に「オレ」を使用するため、ボーイッシュな雰囲気。
坂本英季(さかもと ひでとし)
声:三木眞一郎
秋良の父。非常に穏やかで柔らかな雰囲気を持つ美形。非常に若く見えるが実際は40歳代。
坂本七美(さかもと ななみ)
声:新谷良子
秋良の母。可憐な容姿で背景には華の乱舞が描かれる。夫の英季と同じく非常に若く見えるが40歳代で4人の子供がいる。
河野さやか(こうの さやか)
声:樋口智恵子(幼少期:かないみか)
亨の義理の妹。実際の続柄は従妹。わがままで独占欲が強く、年齢相応の振る舞いはほぼ皆無。亨とは兄妹として育ったが、それ以上の思いを抱いており幼い頃から結婚を夢見ていた。亨と親しくする人物には強い嫉妬心を抱き、原作では軽い傷害行為を、アニメ版では亨と一緒にいた女生徒を歩道橋の階段から突き落とすなど過激な行動をとる。またアニメ版で学園に押しかけた時には、自分を追い出した四方谷に対し、ある嫌がらせをするも、最後には自分の誤りを認めて四方谷に亨を託す。
豊麻琴(ゆたか まこと)
声:早水リサ
実琴の姉。実琴と容姿は似ているが性格は正反対。眼鏡をかけ、女帝のような威厳を備えている。恵の世話係。
吉川恵(よしかわ めぐみ)
声:竹内順子
『革命の日』の主役で、実琴の年上の彼女。一人称は「オレ」。
御鷹・C・統威(みたか・カイン・とうい)
漫画とゲームのスチルに登場。大財閥の御曹司でハーフ。実琴の同級生。2学期に転校してくるなり、後期の生徒会長選に立候補する。結局は秋良に敗れることとなったが、秋良の要望により会長補佐に就任。秋良とも親密になり亨や裕史郎に嫉妬される。なぜか藤森の学生服ではなく、グリーンのブレザーを着ている。

プリンセス・プリンセス+ の登場人物

和泉巴(いずみ ともえ)
消費者金融会社「イズミ」の御曹司。クラスは1-A。亨らにより新たな「姫」に選ばれる。家族は仕事などで忙しく、兄弟もいないため団欒というものを知らないが、明るく前向きな性格で、積極的に松岡と親交を深めようとする。しかしその一方、家業が原因で誘拐されやすいため、親しくなった相手を危険に巻き込むことを恐れており、本心をなかなか明かさない面もある。
名前は、旧和泉村(現:大野市)に由来。
松岡桐矢(まつおか きりや)
両親を亡くし兄と妹の3人で暮らす、貧乏な苦学生。クラスは1-D。自分のバイト代と兄の援助で学費を賄っている。また節約のために自分の髪の毛は自分で切っている。和泉とともに「姫」に選ばれるが、裕福な和泉にコンプレックスを抱く。
名前は、旧松岡町(現:永平寺町)に由来。
松岡槇人(まつおか まきと)
桐矢の兄。家計を支えるために大学進学を断念、ホストをしている。
松岡楓(まつおか かえで)
桐矢の妹。作中で10歳の誕生日を迎える。

旧「姫」、有定や坂本、統威など前作のキャラクターも登場する。

アニメ版オリジナルの登場人物

竜崎(りゅうざき)
声:中村大樹
藤森学園理事の1人。前理事である父親から理事職を引き継ぐ。当初は姫制度をふざけたものと見なし、廃止しようとしていたが、有定の策と元「姫」だった理事らより考えを改めていく。

書籍

  • プリンセス・プリンセス
    • 第1巻(2002年8月) ISBN 978-4-40-361685-3
    • 第2巻(2003年3月) ISBN 978-4-40-361706-5
    • 第3巻第3巻には 影木栄貴との合作『トレ×プリ』収録されており、影木の作品である「トレイン☆トレイン」のキャラクターが登場している。また「トレイン〜」の第2巻にはその続編『プリ×トレ』が収録され、本作のキャラクターが登場している。(2004年3月) ISBN 978-4-40-361744-7
    • 第4巻(2005年3月) ISBN 978-4-40-361786-7
    • 第5巻(2006年3月) ISBN 978-4-40-361827-7
  • プリンセス・プリンセス+(2007年3月) ISBN 978-4-40-361862-8
  • 画集「プリンセス・プリンセス・プレミアム」雑誌掲載時のカラー絵・単行本の表紙とCDブックのジャケット用イラスト、および有定の姫時代を描いた書き下ろし漫画『あの日の約束』を収録。(2007年3月) ISBN 978-4-40-365030-7

ドラマCDなど

  • 2004年 - 新書館から最初のドラマCDがリリース1。上記のとおり、テレビアニメ版とはキャストが異なる。
  • 2006年 - オリジナルストーリーを収録したドラマCDがフロンティアワークスより全4巻でリリース。こちらの担当声優はテレビアニメ版と同じである。
  • 2006年 - webラジオ「プリンセス・プリンセス RADIO 藤森学園A to Z」で放送されたトークを再編集し、新たにゲストトークを収録した「DJ・CD」全2巻がリリース。

テレビアニメ

スタッフ

  • 原作 - つだみきよ(新書館「月刊ウィングス」刊)
  • 監督 - 元永慶太郎
  • シリーズ構成 - 面出明美
  • キャラクターデザイン - 中嶋敦子
  • プロップデザイン - 森木昇吾(第1話)、吉田仁(第2話 - 12話)
  • デザインワークス - 大沢千穂美(第11話)
  • 美術監督 - 篠田邦宏
  • 色彩設計 - 松本真司
  • 撮影監督 - 近藤慎与
  • 編集 - 田熊純
  • 音楽 - 瑞木薫
  • 音響監督 - 蝦名恭範
  • プロデューサー - 渡辺隆、辻洋、シバタミツテル、中桐涼、古神子広一、太田賢司
  • アニメーションプロデューサー - 飯嶋浩次
  • アニメーション制作 - スタジオディーン
  • 制作 - テレビ朝日、PONY CANYON
  • 製作 - 藤森学園 姫後援会

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督放送日
1 |男子校のプリンセス||rowspan="2"|面出明美||colspan="2" style="text-align:center"|元永慶太郎||森本浩文||2006年
4月5日
2 |姫誕生||こでらかつゆき||元永慶太郎||河野真貴||4月12日
3 |初仕事、姫様応援団||根元歳三||長本敬二郎||模財久太郎||森本浩文
森下昇吾
笠原彰
清水貴子||4月19日
4 |裕史郎の過去||rowspan="2"|吉田玲子||こでらかつゆき||筑紫大介||服部憲知||4月26日
5 |狙われた姫||長本敬二郎||則座誠||森本浩文||5月3日
6 |坂本家のヒミツ!||根元歳三||こでらかつゆき||吉田俊司||河野真貴||5月10日
7 |汗と涙の合唱コンクール||吉田玲子||元永慶太郎||小坂春女||山崎輝彦
清水貴子||5月17日
8 |姫存続の危機!?||面出明美||福田道生||筑紫大介||森本浩文||5月24日
9 |学園祭開始!||根元歳三||元永慶太郎||則座誠||小谷杏子||5月31日
10 |恋人たちの時間||吉田玲子||こでらかつゆき||小坂春女||鈴木彩子
秋山由樹子||6月7日
11 |秘められた過去||rowspan="2"|面出明美||小島正士||吉田俊司||山崎輝彦||6月14日
12 |姫の選ぶ道||colspan="2" style="text-align:center"|元永慶太郎||河野真貴||6月21日

アニメ版DVD

全6巻が発売されている。作者書下ろしの4コマを収録したブックレット、単行本のカバー裏のおまけ漫画『プリンス・プリンス』(本作の女子高版)のアニメ版を収録。

主題歌

オープニングテーマ「キミと出逢ってから」
作詞・歌 - 宮澤篤司 / 作曲・編曲 - コーニッシュ
エンディングテーマ「微笑みをあげたい」
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 陶山準 / 歌 - team-F

キャラクターソング

  • 「明日はhallelujha」 歌 - 河野亨(福山潤)
  • 「薔薇の掟」 歌 - 四方谷裕史郎(朴璐美)
  • 「キューティーハニー」 歌 - 豊実琴(柿原徹也)

関連CD

  • プリンセス・プリンセス キャラクターソング

テレビドラマ

テレビアニメ版の最終話が放送された翌週の、2006年6月28日から9月13日まで、アニメ版と同じ時間枠で全10話が放映された。タイトルは『プリンセス・プリンセスD』と末尾に「Drama」の「D」がつけられた。

テレビドラマ版では豊実琴が主人公とされた。物語はテレビドラマ版オリジナルの登場人物である謎の転校生:花園音也と、実琴をはじめとする「姫」および生徒会との対立、そしてアニメ版ではカットされた生徒会長選挙を軸にし展開していく。

なお、原作のラストを飾った「姫引退セレモニー」は映像化されなかった。

テレビドラマオリジナルの登場人物

花園音也(はなぞの おとや)
演:中村優一
転校してくるなり「黒姫」・「新生徒会」の結成を宣言、「姫」および有定ら現生徒会と対立する。実は他家の養子に出されていた有定の弟。
源本九郎(みなもと くろう)
演:渋谷謙人
「黒姫」の一員。常に飴を舐めている。花園の右腕的存在。
森蘭太(もり らんた)
演:一真
「黒姫」の一員。「にゃあ」が口癖。いつも髪を弄っている。タレントスクールに通う自称「アイドルのタマゴ」。
九条院ハルカ(くじょういん ハルカ)
演:石黒英雄
背徳のプリンセスと呼ばれる。有定とは同期の姫だった。イギリスに留学していたが、黒姫対策として有定に呼び戻された。当初は生徒会側についていたが、音也と有定を仲直りさせるための作戦として、わざと裏切ってみせ黒姫側につく。

各話リスト(テレビドラマ)

話数サブタイトル
1 |姫君の華麗なる一日
2 |ねらわれた学園・謎の転校生!
3 |衝撃! ブラック・プリンセス!
4 |仁義なき戦い! 生徒会VS新生徒会
5 |急接近!? 密室の長い夜
6 |姫分裂!? 〜すれ違いの季節〜
7 |緊急帰国! 最凶の助っ人・九条院ハルカ登場!
8 |決戦! 選挙ウォーズ!
9 |レジスタンス〜反撃の詩〜
10 |大団円!? 炎の学園祭LIVE!

スタッフ(テレビドラマ)

  • 監督:眞邊明人
  • 脚本:高見健次、眞邊明人
  • オープニング映像演出:高橋洋平

主題歌(テレビドラマ)

  • オープニングテーマ「VEGA」
歌:midnightPumpkin
  • エンディングテーマ「Treasure」
歌: 豊実琴(鎌苅健太) / 河野亨(佐藤健) / 四方谷裕史郎(藤田玲)

テレビドラマ版DVD

  • 本編:全5巻。
    • 第1巻(第1・2話 収録) PCBG-51008
    • 第2巻(第3・4話 収録) PCBG-51009
    • 第3巻(第5・6話 収録) PCBG-51010
    • 第4巻(第7・8話 収録) PCBG5-1011
    • 第5巻(第9・10話 収録) PCBG-51012
  • キャラクター・イメージDVD:全4巻。
    • vol.1(豊実琴:鎌苅健太 / 四方谷裕史郎:藤田玲 / 河野亨:佐藤健 / 坂本秋良:足立理) PCBG-10975
    • vol.2(花園音也:中村優一 / 源本九郎:渋谷謙人 / 森蘭太:一真) PCBG-10976
    • vol.3(有定修也:斎藤工 / 九条院ハルカ:石黒英雄 / 名田庄薫:山本康平 / 越廼将行:南翔太 / 春江渉:佐藤晴彦 / 糺孝弘:吉原大史) PCBG-10977
    • vol.4(キャラクターソングシリーズ プロモーションクリップ集:全10曲) PCBG-10978
  • コンプリートボックス:9枚組1BOX(本編収録5枚 + メイキングシーン収録4枚)(2010年8月)PCBG-61148

販売・発売元はポニー・キャニオン。

ゲーム

2006年10月26日発売。タイトルは『プリンセス・プリンセス 姫たちのアブナい放課後』。ジャンルはアドベンチャー。対応機種はPS2。制作はマーベラスエンターテイメント。

フルボイスシステムでキャストはアニメ版に準拠している。ストーリーは原作が基本となっているが、オリジナルの設定もあり「ならずの姫」とそれを含めた「藤森学園七不思議」という怪談話が登場する。

好感度システムが用いられており、選択肢によって発生するイベントの内容や、エンディングが変化する。また、展開次第では原作・アニメ版には登場しない姫の衣装も登場する。

主に原作、アニメの主人公である河野亨の視点でプレイするが、時折、四方谷裕史郎や豊実琴、坂本秋良の視点も混じるのが特徴。

関連項目

  • テレビ朝日系アニメ
  • 深夜アニメ一覧

脚注

外部リンク

da:Princess Princess

th:พริ้นเซส พริ้นเซส