HOME > コミック > ベルとふたりで

ベルとふたりで/伊藤黒介

共有

著者: 伊藤黒介
巻数: 5巻

伊藤黒介の新刊
ベルとふたりでの新刊

最新刊『ベルとふたりで 5


出版社: 竹書房
シリーズ: バンブーコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

partyFlamingo ベルとふたりで 7 (バンブーコミックス) 伊藤黒介 http://t.co/qxVYivZehz #Amazon #Book
GroundQ ベルとふたりで 7 (バンブーコミックス) 伊藤黒介 http://t.co/kfvJje3Hrx #Amazon #Book
ComicsNewMb ベルとふたりで 7 (バンブーコミックス): 伊藤 黒介 ¥680 2月27日発売 http://t.co/ZpuHIiiQFU
farconQ ベルとふたりで 7 (バンブーコミックス) 伊藤黒介 http://t.co/ek9PgaTYLA #Amazon #Book
aniseiyu コミック情報:「2014/02/27 ベルとふたりで 7 (バンブーコミックス)」がアマゾンで予約を開始しました。http://t.co/Ao4kwtUjZL #amazon #漫画 #コミック #comic #伊藤黒介 #竹書房

ベルとふたりでの既刊

名前発売年月
ベルとふたりで 2 2010-06
ベルとふたりで 3 2011-02
ベルとふたりで 4 2011-08
ベルとふたりで 5 2012-07

ベルとふたりで』は、伊藤黒介によるペットを題材にした日本の4コマ漫画作品。『まんがライフオリジナル』『まんがくらぶオリジナル』(共に竹書房)および、ウェブコミックサイト『livedoor デイリー4コマ』にて連載中。

幼い頃から一緒に育った7歳の少女と7歳の雌犬を中心に、学校や町で繰り広げられる日常を描いている。各回1本目のネタでは必ず「ベル グレートピレニーズ メス 7歳」「すず ヒト メス 7歳」と紹介文が添えられる。

竹書房とライブドアが共同で開催するY-1グランプリの第1回グランプリを受賞した作品である。

登場人物

すず
主人公。7歳の人間のメス。物事を深く考えない、いい加減でお気楽な性格をしており、体育は得意だが勉強はからっきしと言うおバカで元気な小学生。しかし一方で腹を押されたベルの鳴き声で「ねこふんじゃった」を演奏したり、知らない曲に合わせてピアノをアドリブ演奏したりするなど、天才的な音楽の才能を持つ。
好物はコロッケで、夕飯がコロッケになるためなら家事雑用も厭わない。
ベル
主人公。7歳のグレートピレニーズのメス。捨て犬としてすずの叔母に拾われた際、乳幼児だったすずの腕に噛み付いて離れなかった縁で飼われている。すずとはほぼ完璧な意思の疎通が可能なうえ、タップダンスを披露したり野球に興じるなど犬離れした動きを見せるほか、時にすずよりも利口な行動を見せる。
体重は53kg。突進で大の大人をもひるませる場面がある。
お母さん
すずの母親。作者によると「名前はまだ考えてない」キャラクター。
すずとベルにとってのブレーキ役であり、彼女らのボケに対してツッコミを行う常識人。しかし主婦としての行動力は並外れており、ドタバタな日常をパワフルに制している。
夫(フリーのカメラマン)は海外に行くことが多い。
アキ
すずのクラスメイト。7歳とは思えない落ち着きぶりとどんぐりまなこが特徴的な傍観者で、すず達の行動にツッコミと解説を入れる役を担っている。しかしノリの良さは持ちあわせており、しばしば無表情のまま、すずの奇行に付き合うことがある。
激昂する教師を諌めるほどの弁舌能力を有するが、一方で運動は苦手であり、ベルを用いた跳び箱に成功した時には年相応の笑顔も見せている。
レイコ
すずのクラスメイト。高飛車で嫉妬深い性格だが、作中では比較的常識人。だが飼い猫のコロネが絡むと大甘な性格に豹変する。さらに時には凄みを利かせてベルを怯ませたり、膝蹴りを繰り出すなど攻撃的な面も見せる。
同じクラスのひかるに想いを寄せているが、常にベルとすずに出し抜かれている。
ひかる
すずのクラスメイトの少年。犬を見かけると人目はばからず突進して抱擁するほどの犬好きであり、甘いマスクから多くの女子に惚れられながらも全く興味を持っていない。
作中では好きな人として「アキちゃんかな」と宣言しているが、その理由は「図書室の棚に挟まって出られなくなっていたから」と言う理解しがたいものである。
月花(ののか)
すずのクラスメイト。ぶりっ子風の表情を常に崩さない八方美人で、天然キャラを装ったしたたかさで男子の人気を集めている。計算ずくめの行動は「女の甲斐性」と自覚しており、敵を作った時に備え合気道まで修練している。また、道場では凛とした性格を装っており、こちらでも他の門下生から人気を得ている。
犬の「ももちゃん」を飼っているが、彼女も飼い主と同様したたかな性格。
川越先生
すずの担任。女性。生徒に甘く、すずが学校や遠足にベルを連れてくるのもついつい受容してしまう。
兵藤先生
すずの小学校の先生。厳しい教育者であり、ベルが校内にいることを快く思っていない。
そのため、ベルや他の動物たちにも攻撃的な態度を見せるが、そのたびデスクに糞をされる仕返しを受けている。
弓子
そばかす顔の女子高生。犬が苦手なのに、犬に好かれる因業な体質を持っており、たびたび人懐っこいベルに顔を舐められ泣かされている。
想いを寄せる憧れの先輩がおり、彼の前では演技ぶって強がってしまう乙女。
ユキ
すずのお母さんの妹。犬飼動物病院に勤務する獣医で、豪放磊落な言動と巨乳が特徴。ベルとすずを引き合わせた張本人であり、今でもベルの不調の際は来院を歓迎している。
沼井征次郎
すずの家の近所に住む老小説家。すずとベルにおちょくられては、仕事もせずに一緒に暴れまわる毎日を送る。
沼井和美
沼井家に嫁いだ女性で、征次郎のマネージャー的存在。征次郎の大人気ない振る舞いに困りつつも、すず達の来訪にノリを合わせている。
沼井寂光
沼井征次郎の孫娘で、「じゃっこう」の名も彼がつけたもの。しかし幼子にはふさわしくないと、「じゃこちゃん」と呼ばれており、すずからはカエルに似ていると言う理由だけで「げろこ」と呼ばれている。
バスケットや風呂敷など荷物にいつの間にかまぎれ、更にいつの間にか紛失されているため、今一つつかめない行動をとりがち。
辰政
複数人のチンピラを一人で片付けてしまう強面の武闘派ヤクザ。しかし、本性はかなり大甘の犬バカで、ペットの「竜」の毛並みには厳しい。その竜がノックアウトしたチンピラに小便をかけるため、「犬ションの辰政」の異名を持つ。
スミレ
すずのクラスメイトの少女。大食漢でかなりのおデブだが、人間としての器は大きいというより『太い』。実家は食堂で、家族はペット含め全員肥満体型。なお、痩せるとかなりの美人。
ヒデ
すずのクラスメイトの少年。小心な性格で、絶えずビクビクオドオドしているが、星や星座について多大な知識を持つ。チャドと言うチワワを飼っている。
吉春琴子
月子のクラスメイトの女子高生。視力障害者だが臆せず一人暮らしをし、バンド活動をたしなむ。名の由来は谷崎潤一郎の『春琴抄』から。
コロネ
レイコの家で飼っている猫(シャム)。4歳のメス。極端に人懐っこい性格。徘徊癖も有り、その度に心配性の飼い主(レイコ)を泣かせている。
ももちゃん
月花の飼い犬(トイプードル)。飼い主に似て性悪で表裏のある性格。
辰政の飼い犬(ドーベルマン)。5歳のオス。町内を支配し自身のシマにしようとするが、ベルに秒殺される。それ以降はベルに従属する様になっている。
ゴエモン
スミレの飼い猫。飼い主同様のおデブ。普段はあまり動かないが、食べ物の匂いには非常に鋭敏である。
チャド
ヒデの飼い犬。一見飼い主同様ビクビクオドオドした小型犬だが、意外に図太く神出鬼没。常に震えているため、抱擁から脱出したり、簡単な錠を開けてしまうことが可能。
ビリー
琴子の飼い犬。盲導犬。ベルに一目惚れされるが、訓練の成果から一切のアプローチを無視している。

単行本

  1. 2009年7月16日発売、ISBN 978-4-8124-7120-3
  2. 2010年6月26日発売、ISBN 978-4-8124-7298-9

外部リンク