マコちゃん絵日記/うさくん

『マコちゃん絵日記』（まこちゃんえにっき、MAKO Chan Picture Diary）は、うさくんによる日本の漫画作品。成年向け雑誌『COMIC LO』（茜新社）に連載されているが、微妙な下ネタを含む程度であり、18禁の要素はほぼ皆無である。

概要

手々熊（てでぐま）町に住む元気いっぱいの小学5年生マコちゃんと周囲の人々が織りなす平和で騒々しい日々を描く。

登場人物

マコちゃんと友達

綿貫 真琴（わたぬき まこと）

愛称はマコちゃん。本作の主人公。手々熊小学校に通う5年生。好奇心いっぱいでまっすぐな性格。お菓子や少女漫画が大好きだが、家が裕福ではないため、なかなか買ってもらえない。従姉妹のしーちゃんからのお下がりの洋服をよく着ているが、その洋服のデザインはとてもセンスが良いとは言えない。

松小路 聖羅（しょうこうじ せいら）

マコちゃんの同級生。にぎやかでおしゃれ好き。いつもフリルだらけのゴシックな洋服を着ている。

石田 多美（いしだ たみ）

マコちゃんの同級生。物静かでしっかり屋。マコちゃんへのツッコミ役。多感な時期のため、性への興味が強くなっている。

むっつり優等生、メガネっ娘。

江戸村 沙貴（えどむら さき）

マコちゃんの同級生でライバル。マコちゃんとは顔を会わせるたびにデコピンで勝負している。パンク系のカジュアルスタイルを好む。「わたわた」の熱狂的なファン。

関脇 悟子（せきわけ さとこ）

愛称はごっちゃん（マコちゃんはごっつぁんと呼んでいる）。沙貴の友達。5年生だがマコちゃんとは別クラス。肥満体系でのんびり屋だが、菩薩のようにおおらかな心を持っている。

綿貫家

綿貫 悦子（わたぬき えつこ）

マコちゃんのお母さん。35歳パート主婦。すぐにパートをクビになってしまうため職場がコロコロ変わっている。性欲が強く、毎晩のように夫と性行為に励んでいる。

綿貫 匠（わたぬき たくみ）

マコちゃんのお父さん。40歳ぬいぐるみ職人。自宅にアトリエを持ち、受注作品の他にも「私の内臓 綿ばかり（わたわた）」という独自ブランドを手がけている。とても傷つきやすく、少しのことでも深く落ちこんでしまう。

綿貫 繁（わたぬき しげる）

マコちゃんのお兄ちゃん。中3受験生。父譲りの太眉毛。マコちゃんと同部屋をベッドで仕切った自室を使っている。

松小路家

松小路 くるみ（しょうこうじ くるみ）

聖羅ちゃんのお母さん。36歳専業主婦。肥満体系で、非常に機械音痴。娘同様にフリルだらけの服を愛用している。旧姓は片井川（かたいかわ）。

石田家

石田 夕子（いしだ ゆうこ）

多美ちゃんのお母さん。37歳パート主婦。出番が少ない。

石田 多力・多助（いしだ たりき・たすけ）

多美ちゃんの双子の弟。やんちゃな幼稚園児。多力は女性の下着を見ることが、多助は女性の胸を揉むのが好き。

手々熊小学校

葉串 千八夫（はぐし ちやお）

あだ名ははぐりん。マコちゃん達のクラスの担任教師。41歳独身で、お見合いを何回も行っているが失敗ばかりしている。非常に感激屋な性格で、感激すると生徒たちにハグをする。そのためクラスでは「だきつき係」というハグする係を作っている。

長豪近 香代（ちょうごうきん かよ）

あだ名はメカボーグ。5年生の副担任教師。背が低く、そのことで生徒達から馬鹿にされてはいけないと思い、生徒達の前ではいつも険しい表情をしている。しかし、その表情がロボットのようであるために、逆に生徒達からは馬鹿にされている。32歳独身。

単行本

• 第1巻 ISBN 9784863490734
• 第2巻 ISBN 9784863491649