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ミラクルボール/ながとしやすなり

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著者: ながとしやすなり
巻数: 12巻

ながとしやすなりの新刊
ミラクルボールの新刊

最新刊『ミラクルボール 第12巻



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

poppo_25nico コロコロコミックではミラクルボールを見てました(小学校時代野球部)
Chemi_Camb @jun_aiP 田中太郎! 懐かしすぎて涙がw ミラクルボールもけっこう好きだわぁ 今全然コロコロ見てないけどどんなのが連載されてるんだろ

ミラクルボール』は、ながとしやすなりによる野球漫画。『月刊コロコロコミック』で2004年12月号から2009年3月号まで連載されていた。

概要

野球少年・宮本不滅が奇跡を起こし、成長してプロ野球選手になるまでを描いた物語。

校内大会編

  • 地区大会に出るため、校内大会優勝を目指す。

プロ入団テスト編

  • 地区大会の前にビッグ野球(ベースボール)アイスで運よく当たりを出し、プロ入団テストを受けることになった不滅たち。合格すればプロ野球チームに行くことができるが、失格になればアイスクリーム工場で一生ただ働きとなる。参加者は26人。
    • 1次テスト 3m離れた所でボールが的に当たれば合格。1球勝負で、プレッシャーに耐えられるかどうかのテストである。
    • 2次テスト ペアを組み500回キャッチボール。1球のミスも許されず、1人が失敗したらもう1人も連帯責任として失格。
    • 3次テスト 投手と打者に別れ1対1の勝負。投手側は三振を奪い、打者側はホームランを打てば勝利。三振もホームランも無い場合は2人とも失格。なお、3回打てるチャンスがある打者側が有利。場合によっては一度に2人リタイアするらしい。
    • 最終テスト 主催者梅坂自らが投手として投げ、ホームランを打てば合格。

地区大会編

  • 地区大会に優勝しないと廃部だと校長に宣告された野球部は、存続のために地区大会優勝を目指す。

登場人物

武蔵丸第三中学校

野球部

宮本不滅(みやもと ふめつ 1年)
本作の主人公。天才野球少年。負けているとき、絶体絶命のピンチに本領を発揮。逆境でもその状況を楽しむ強靭な心を持つ。緑色の髪と鋭い目つきがトレードマーク。心優しく、道理に合わないことが大嫌い。「絶対ぇ(「ぜってぇ」と読む)」が口癖。
遠投の距離は約100メートル。ノックで軽々と飛距離のあるホームランを打つほどのパワーを誇る。
誰にも打つ事のできない超魔球、不滅ボールを投げる超天才。投げることができるのは1日1球だけだが、少し寝ることで再び投げることができる。この方法を使ったことで1度だけ天国に行ってしまったことがある。
守備位置はピッチャー。打順は3番または4番。
幼い頃に交通事故で両親を亡くし、これを見た祖父は何もできなかった不滅に野球を教える。
就寝時にも斜めに被った帽子を外す事はない(尾崎の豪速球を受けたときと、最終回で校長に野球部存続をお願いしたときにだけ外したことがある)。
祖父が大量に作った「にっこりボール」というトレーニングボールを沢山持っており、リュックの中はそれでいっぱい。初期は祖父と二人暮らしだったが、祖父が亡くなった後は、球次郎の家に居候することになった。
肉まんが大好物で、劇中では所構わず食べている。全国大会に何度も出ている「武蔵丸第一中」と間違えて「武蔵丸第三中」に転入するなど、少々天然。
血液型はO型、星座はしし座。好きな科目は体育で、嫌いな科目は数学。趣味は寝ること。将来の夢はプロ野球選手になること(2巻参照)。
最終回で野球部存続の条件として転校し、数年後にプロのマウンドで球次郎と再会した。
佐々木球次郎(ささき きゅうじろう 1年)
本作の準主人公であり、物語の語り手も担当。勉強もスポーツも苦手な少年。泣き虫であり、ことあるごとに泣いている。同級生に対しても敬語で話す。野球が好きで野球部に入部した。
以前の守備位置はライト。2年D組戦で北別府に代わり正捕手となる。キャッチャーミットを使わず、父親から貰ったグローブでボールを捕っている。
後述する松木選手、沢村隼人選手のファン。
努力家で、一晩の徹夜で勝者の会攻略のためのマニュアル本、「マル秘メモ」を作り出す。
血液型はA型、星座はうお座。好きな科目はなく、全ての科目が嫌い。ハンバーグが好物。不滅同様プロ野球選手になるのが夢。
数年後にドラフト4位でプロ野球選手となり、対戦相手となった不滅と再会した。
荒木竜太(あらき りゅうた 2年、通称荒木キャプテン)
武蔵丸三中の元不良グループのリーダー格。第1話では福本、北別府とともに球次郎をいじめていたが、現在は3人とも更生。金髪でピアスを着用。
守備位置はショート。打順は4番だったが、地区大会からは3番になった。
小学生のときは有名な野球少年であり、地元の少年野球チームに所属。しかし、チームを強くしようと厳しい練習をチームメイトにやらせたため反感を買われ、チームメイト達に雇われた沢村飛鳥の手によりチームを追い出された。父親からは野球をするのを反対されている。
血液型はA型、星座はいて座。数学が好きで、歴史が嫌い。チーズバーガーが好物で、アクセサリー集めが趣味。F1レーサーになるのが夢(3巻参照)。
福本右京(ふくもと うきょう 2年)
小柄な元不良グループの一員。
荒木を尊敬しており、とても口うるさい。守備位置はライト(以前はファースト。その前は外野手)。
血液型はB型。星座はやぎ座。
北別府猛(きたべっぷ たけし 2年)
大柄な元不良グループの一員。
守備位置はファースト(以前はキャッチャー。その前はファーストで左利き)。パワーはプロ野球選手並。
「みさき」という体が不自由な妹がおり、妹想いな一面も見せている。
血液型はO型。星座はおうし座。好きな食べ物は肉。
田淵忍(たぶち しのぶ 2年)
忍者の子孫で足が速く、忍法を使ったプレイを見せる。守備位置はサード。「 - でござる」が口癖。その立場からか、野球部ではあまり目立たない。町内パトロールに参加している。
血液型はA型。星座はてんびん座。将来の夢は世界忍者トーナメントで優勝すること。
稲尾幽介(いなお ゆうすけ 1年)
両親はロボット研究家(広岡研究所)だったが、幼い頃に事故死し、研究中のロボット・栗男だけが残った。それ以来相棒になり、何をするにも一緒だった。
実は20年前に彼自身も事故に巻き込まれて死んでいたのだが「野球を続けたい」という理由で現世に残っていた。その後、天使(星野)によって栗男と融合し、稲尾栗男となった。
守備位置はセンター。球次郎からは「稲尾君」「稲尾さん」と呼ばれていた。
広岡栗男(ひろおか くりお(クリオ)1年)
稲尾幽介と一緒に住むロボット。通称栗男くん。江夏の死球で肩を破壊されたが、ピンチの場面で自ら復活してボールをとり、喋れるようになる。実は栗男は喋れるように開発されたが、事故で喋ることができなくなったため、助手がリモコン操作で動かせるように開発し直した。
その後、天使(星野)によって稲尾と融合し、稲尾栗男となった。守備位置はレフト。
稲尾栗男(いなお くりお(クリオ)1年)
稲尾幽介と広岡栗男が、天使(星野)の能力によって融合。栗型の頭が特徴。
ロボットだった広岡栗男の影響で、状況判断や瞬時の分析力に長けており、3年B組戦では沢村の投げ込む球種のパターンや守備位置の特徴を見抜く。しかし、融合前と同じくバッティングは苦手の様子。打順は7番で、守備位置はセンター。融合する際に天馬のミスで左手が若干長くなった。
球次郎同様、同級生に対しても敬語で話す。
血液型はAB型。星座は[かに座。栗ごはんが好物(4巻参照)。
星野天馬(ほしの てんま 1年)
元天使。稲尾幽介が死んでいるために、天国へ連れて行こうとするが失敗。その後、稲尾幽介と広岡栗男を融合したために、天使の力を没収される(天使が勝手に生命を創り出すことは天界の法律で禁じられている)。天使のときは天国と無線で通信していた。
名前の由来は名前を聞かれたときに偶然目についた看板(「星野ビル」と「天馬(ペガサス)運送」)から来ている。守備位置はレフト。左投左打(沢村のときは右打だったのでスイッチヒッターの可能性あり)。
天使の力を失った後野球部の一員となった。球次郎と稲尾栗男同様、同級生に対しても敬語で話すが、稲尾栗男のみタメ口。
人間になっても、背中の羽の有無以外は天使と同じ。また、いつも連れているイタチの「ラッキー」は、彼が天使の頃は頭上の輪の仮の姿だった。なお、天使の力の名残らしく、天界と交信することは不可能ではない様子。ちなみに、天使としての番号は5653号で、これは語呂合わせで「コロコミ」となる。
髪の色は初期は青だったが、後に紫に変更。
血液型はA型。星座はいて座。好きな科目は音楽で、嫌いな科目は理科。音楽鑑賞が趣味。甘口のカレーライスが大好き。
彼がいつも首にかけているヘッドホンは、天国との通信機能の他、音楽鑑賞が趣味という事から音楽再生機能もある。
新浦ひろみ(にうら - 1年)
野球部の紅一点。常に携帯電話を手放さない今時の女の子。初期はバサバサな髪型だったが、第3話から巻き毛が特徴な髪型になっている。
運動神経は野球部1番で、江夏の剛速球を二塁打にするほど。左利きの方がかっこいいからという理由でずっと野球は左でやっていた。守備位置はセカンド。
血液型はB型。星座はさそり座。将来の夢は可愛いお嫁さんになること。

2年D組

江夏塁率いる校内大会2回戦の相手チーム。

江夏塁(えなつ るい 2年)
不滅のライバルでピッチャー。成績優秀な2年生。7年前、不滅に野球の試合で負け、再び戦おうとするも彼は引っ越していた。そのため父親の跡を継げなかったのは不滅のせいだと逆恨みしていた。その後、不滅にホームランを打たれて改心。野球への情熱を取り戻し、本気の試合を挑む。
投球フォームはアンダースロー。球種はストレート、高速スライダー、バッターボックス寸前で浮き上がる魔球(これは投げる寸前にマウンドに吐き捨てたガムをボールにつけて投げた不正投球)。2年D組の5番バッター。
血液型はA型。星座はおとめ座(3巻参照)。
辻(つじ 2年)
2年D組のキャッチャー。ファウルボールにベンチに激突してでも飛びつくほどのガッツがある。
東尾(ひがしお 2年)
2年D組の4番バッター。丸刈りで腕が長く長身。背番号は8でポジションはセンター。

その他の生徒

水原あかね(みずはら - )
三中の女生徒。球次郎とは小学校が同じで、野球部を応援している。学校のマドンナ的存在で、球次郎は彼女に憧れている。髪形がよく変わる。
野村栄子(のむらえいこ)
岡田美依(おかだみい)
あかねの友達。長身でつり目(野村)、小柄でそばかすが特徴(岡田)の女子の2人組。2人とも意地悪な性格で、球次郎と野球部をバカにしているが、不滅の実力だけは認めている。
名前は本編では最後まで明かされなかったが、コミックス12巻の「キャラクター図鑑」で明かされた。

生徒の関係者

川上克也(かわかみかつや)
武蔵丸三中の校長。野球部をクズ扱いし、費用の無駄・学校の恥という理由で廃部にしようと企む。また、「理事になり、全国に自分の学校をつくる」という野望も持つ。
勝者の会に依頼した張本人。学校内では威張り散らしている面が多いが、連三郎には頭が上がらない。
中学時代は自身も野球部だったが、キャプテンだった不滅の祖父に雑用ばかりさせられたのがきっかけで退部し野球部を憎むようになった。特に、孫である不滅を特に目の敵にして最終回では野球部を存続させる代わりに不滅を転校させた。しかし、雑用をさせられたのはチームワークに欠ける事への配慮だったらしく、最終回で過去の日誌を読んだ際に真意を知り後悔した。
宮本茂雄(みやもと しげお)
不滅の祖父。幼い頃の不滅に野球を教える。心臓発作により他界。
中学時代は野球部でキャプテンを務めており、当時同じ野球部に在籍していた校長の実力を認めていたがチームワークの大切さに気づいてもらう為に雑用をさせ、退部後も心配して家を訪れていたが親に遭わせてもらえず後悔していたが、それでも諦めず何度も通い詰めた。
江夏連三郎(えなつ れんざぶろう)
江夏塁の父。経済界を束ねる江夏コンツェルンの会長でもあり、三中のPTA会長もしている。
「トップに立つ人間は常に勝ち続けろ」という方針で塁を育て、不正は許さない。塁には厳しく接しているがそれは彼を自分の後継者として一人前するためであって、彼には深い愛情を持っている。頑固者だが大物らしく大胆な性格で、不滅とは気が合う。実は勝者の会のオーナーだった。
牧野(まきの)
江夏家に仕える執事。
鹿取(かとり)
荒木が所属していた地元小学生野球チームのサード。小学校チームの代表的存在。部員の小遣いを集めて沢村に依頼し、荒木を退団に追い込む。

武蔵丸第一中学校

尾崎永遠(おざき とわ 1年)
「武蔵丸第一中学」の4番で投手。1年生だが、全国制覇もしている2、3年生を差し置いてレギュラーとなった。石の詰まったランドセルを背負ったまま不滅の渾身のストレートをホームランにしたり、飛んできたファウルボールを瞬時に投手に打ち返したりとかなりの実力を持つ。
落合乱(おちあい らん 1年)
特別入団テストに参加した少年。野球は金儲けの手段だと言い張る実力者。感情の変化が無く、他人を信じようとはしない。
小学5年生のときに、母親の美佐子が病で倒れてしまい、それを治すには莫大な金が必要で、それ以来金に執着するようになる。その母はソフトボールの選手だったらしい。3次テストでは球次郎を破り合格。
1次テストで的を見ずにボールを当てる、2次テストでは壁をつたって反対側に渡りボールを取る、3次テスト中に潜入していた田淵を見破りわざと打球を命中させるなど常人離れした感覚、技術、運動神経を誇る。左投左打。番号は15番。
「武蔵丸第一中学」出身で、ポジションはセンター。
八重樫(やえがし)
一中のキャプテン。ポジションは捕手。
金本(かねもと)
ポジションはレフト。落合は彼を踏み台にして、不滅のホームランボールを捕った。番号は7番。

勝者の会

3巻の最後から登場した雇われエリート集団。他のスポーツも勉強も得意(4巻参照)で数々の学校を優勝に導いたり、偏差値を上げている。野球部を潰すためにやってきた。エリートだけに馴れ合わない孤高の集団と思われているが、森以外は仲間との友情がある。

沢村飛鳥(さわむら あすか 2年)
勝者の会のリーダーと思われたが実は仮のリーダー。ポジションはピッチャー。
超一流のストレート、カーブ、シュートを操り、バッティングも秀逸という万能選手。左投左打。
荒木とは因縁関係にある。努力を認めないが、実は不滅と同じ努力の天才である。努力しても結果を出せない父・隼人のようになりたくないため、人知れず努力を重ねて生まれつきの「完全な天才」と呼ばれるようになった。
血液型はA型、星座はさそり座。ほとんどの教科が好きで、特に好きなのは体育。嫌いな科目は朝礼(校長先生の話に興味がわかないため)。ノーベル賞を取ることが夢だった。パスタとピザが好物。キャラクター人気投票では2位。カラー版では赤髪緑眼。
森静一(もり せいいち)
勝者の会のセカンド。肩が強く、ピッチャーとしてマウンドにあがると非常に速い剛速球を投げる。右投右打。
眼鏡を掛けていて、その名の通り無口。不滅たちに天才であるがゆえの悲しさを伝える。実は会の真のリーダーで会長。他 のメンバーとは違い、仲間に対する特別な感情は持ち合わせておらず、あくどく冷徹な性格。好きな科目、嫌いな科目は特 にないが、成績は全て全国トップ。将来の夢は総理大臣。
グローブを覗き込んで打つ、亀山に正体を隠してもらうなどあらゆる手で勝とうとするも、非常にプライドが高いことが仇 となって敗戦。その責任をとり勝者の会を辞退した模様。
選手名鑑では髪の色が金髪。血液型はAB型、星座はいて座。
平松凶二(ひらまつ きょうじ 2年)
勝者の会のサード。バンダナ、ピアスに長髪といったワイルドな外見で近寄りがたい雰囲気だが、勝者の会を脱退することになっている沢村の最後の願いを聞き入れてもらおうと会長の森に計らうなど仲間想いな描写が見られる。非常に俊足で守備が上手。8か国語を話せるが、劇中に外国語を話すシーンは無い。キャラクター人気投票では8位。血液型はA型、星座はおとめ座。趣味は海外旅行で、好物はカレーライス。将来の夢は外交官。
門田大(かどた まさる 2年)
勝者の会のキャッチャー。丸刈りで身長が一番高く、必勝と書かれた鉢巻をし、応援団の団長のような格好をしている。バックネットをよじ登るなどとても身軽。血液型はO型、星座はふたご座。好きな科目は国語、日本史で、好物は寿司(ウニ)。将来の夢は大学教授。
古葉遊太(こば ゆうた 1年)
勝者の会のショート。小柄で巨大な目が特徴。最初に稲尾栗男の腕の長さの違いに気づく。キャラクター人気投票では15位。血液型はB型、星座はやぎ座。好きな科目は数学で、好物はハンバーガー。
城ノ内麗(じょうのうち れい 2年)
勝者の会のファースト。頭にサングラスをつけ、マフラーをしてガムを噛んでいる。
血液型はB型。星座はみずがめ座。ほとんどの科目が得意で、特に好きなのは美術。嫌いな科目は遠足。画家になるのが夢。おしゃれが趣味。シュークリームとガムが好物。
亀山 満(かめやま みつる3年)
3年B組のキャプテンで1番バッター。ポジションはレフト。目がキラキラしている。3年B組戦では全ての打席をわざと三振していた。AB型のおうし座。好物は寿司のあぶりトロで、趣味は演劇鑑賞。将来の夢は俳優になって、アカデミー賞をとること。好きな科目は国語で、嫌いな科目は体育。(これは表向きで、実はスポーツ万能)
福本左京(ふくもと さきょう 2年)
福本右京の双子の弟。才能を見込まれて勝者の会にスカウトされ、新エースとなった。ナックルボーラーである。兄とは対照的な勉強もスポーツもトップの優等生タイプ。兄を見下しているが、短気でキレると冷静な判断ができなくなる点は兄と同じである。好きな科目は数学と社会で、嫌いな科目は美術と音楽。将来の夢は、有名な弁護士になること。
駒田(こまだ)
四角い眼鏡をかけ、帽子から毛を生やしている。球次郎の作った「キャッチャーリードマル秘メモ」を拾い、沢村に渡した。

入団テスト参加者

中畑佐助(なかはた さすけ)
関西弁で話す少年。自称「日本一の野球人」で、野球に対して相当の自信を持つ。志願者の中でプロに行けるのはほんの一握りと言い、その中でも自分はプロに行けると豪語する。特別入団テストに参加。3番。権藤の速球を目の当たりにして勝ち目はないと判断し、逃亡を計画。高見山中学出身。
鈴木(すずき)
仮面をつけた少年。正体は江夏で野球チーム「ゼブラスターズ」が危険なテストをするという情報をつかみ、様子を見に来ていた。13番。
山倉(やまくら)
おかっぱ頭とサングラスが特徴。投手側で佐藤(ひろみ)の相手となるが、彼女を侮ったために失格となる。5番。
長谷川(はせがわ)
剣士のような外見をしている。3次テストの投手側で唯一勝ち残る。落合とは小学校が同じ。6番。
佐藤(さとう)
帽子で顔を隠している。正体はひろみ。自分が女性の為テストに受けてはダメだと考え、「佐藤」という名前で参加していた。結局バレたものの、女性がプロ野球選手になったら話題集めになると考えた権藤により参加が認められた。打者側で3次テスト突破第一号となる。9番。
元木(もとき)
マフラーの男に金で雇われ、投手側でわざと暴投して不滅を失格にしようとする。19番。

プロ野球選手

松木(まつき)
プロ野球チーム「東京エレファンツ」に所属する野球選手。球次郎は彼からサインボールを貰った。
ハチロー
エレファンツに在籍するスター選手。
沢村隼人(さわむら はやと)
沢村飛鳥の父でエレファンツの選手。同僚の松木やハチローのような一流選手ではないため努力を積み重ねている。チームプレイが得意で、何処でも守れる。
梅坂大輔(響介)(うめざか だいすけ(きょうすけ))
プロ野球チーム「東京ゼブラスターズ」のエース。「ビッグ野球アイス」で当たりを出し、特別入団テストに合格したという。実は権藤株造の正体で、ここ数年低迷しているチームのためにプロ入団テストを開催した。最終テストでは連三郎から「ど真中のストレート」のみで投げるハンデをつけられた。自分もここまで勝ち残った2人を見て「ホームランを打たれたらチームを出て行く」という条件で勝負した。結局不滅に負けたものの、不滅のおかげで新入団選手としてチームに迎え入れられた。第22話では下の名前は「大輔」だったが、第29話では「響介」になっていた。

その他

権藤株造(ごんどう かぶぞう)
ゼブラスターズの全権を握る、シマウマ製菓社員。名前の通り金儲け主義で、プロ野球行きの素質を見抜く冷酷な男。入団テストの主催者であり、外見は普通の企業人であるが、プロ野球選手並みの速球を投げるなど驚異の能力を誇る。正体は梅坂大輔。
マフラーの男
帽子を被り、奥が見えない眼鏡とマフラーで顔を隠し、コートを着ている謎の男。不滅に三四郎の友人だと言い、彼から預かったという偽の手紙を渡して動揺させるも、結局失敗に終わる。その後、出てくる度に野球部を廃部しようと企んでいる。正体は校長だった。
神様
宮本茂雄とは将棋で仲がいい。将棋で一手待つ代わりに不滅に一日一球だけ不滅ボールが投げられるようにした。

関連項目

  • 野球
  • コロコロコミック