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ヨリが跳ぶ/ヒラマツ・ミノル
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著者: ヒラマツ・ミノル
巻数: 20巻
最新刊『ヨリが跳ぶ 20』
ヨリが跳ぶ(よりがとぶ)とはバレーボールをテーマとしたヒラマツ・ミノル作の漫画作品。 モーニング1994年51号から1999年40号まで連載された。単行本は全20巻。
あらすじ
ちょっと天然ボケの高校生大久保ヨリが日本のエースアタッカーになるまでを描いた漫画。ストーリーは実業団リーグを舞台にした第1部(単行本1巻~15巻)と、Vリーグ昇格以降を扱った第2部(16巻~20巻)に分けられる(ただし、連載自体は継続)。 第1部は、ヨリが無名の女子高からオグリ製菓へ就職し、チームメートと実業団リーグで優勝するまでが描かれており、第2部では全日本メンバー入りするまでが描かれている。
時代設定
試合は15ポイント制5セットマッチ。5セット目のみラリーポイント制で行われている。話中ではサーブブロックの禁止が言及されている一方、リベロは登場しておらず、また、腰から下での打球が反則にとられていないことから作品が連載された1995年~1997年のルールを用いていると想定される。 Vリーグの試合方式は1996年~1997年と一致している。
主な登場人物とチーム
オグリ製菓・オグリポピンズ
創部6年目。実業団リーグで優勝し、Vリーグではオグリポピンズというチーム名になる。ここでは一括して扱う。
- 大久保ヨリ(おおくぼより)
- 183cm、69kg、セッター対角(チーム事情で一時はセンター)。愛称はヨリ。沼里(ぬまり)女子高校卒。高校生の時はインターハイ決勝で敗れ、全国大会未出場。卒業時、国舞に打ち屋としての採用を認められるが断り、オグリ製菓に入社する。Vリーグで才能を開花させ、ヒロコ級のスパイクを打つようになる。
- 沢田理佳子(さわだりかこ)
- 181cm、63kg、エース。愛称はリカコ。優れたバレーセンスの持ち主であり、国舞の内定候補になるも、髪型(もしくは茶髪)が国舞の社風にふさわしくないと判断された。
- 阿久津明美(あくつあけみ)
- 175cm、61kg、エース。愛称はキャプテン。オグリのキャプテン。ヨリの加入により胃痛が耐えない。加代子が去った後、セッターとなる。
- 加納加代子(かのうかよこ)
- 170cm、セッター。Vリーグ昇格時に妊娠。チームを一時去る。地味にチームの要。
- 小山恵(こやまめぐみ)
- 172cm、エース。
- 観音寺忍(かんおんじしのぶ)
- 179cm、64kg。センター。清華女子大学卒。全日本ユニバではレギュラー。
- カトリーナ・マーシャル
- 190cm、センター。元アメリカナショナルチームにも選ばれた選手。ナショナルチーム時代の友人であるガリーナ・チーホノワの紹介で第2部で加入。
- 岸アキ子、西村
- 控え選手
- 高崎恭三(たかさききょうぞう)
- 飄々とした風貌だが、勝負勘や戦力分析に優れた監督。
- 相原邦彦
- コーチ(Vリーグ以降)。明美に惚れている。
モンテル・ジャパン
- 鳴海蘭(なるみらん)
- 175cm、エース。キャプテン
- 鳴海ユリ(なるみゆり)
- 足利福祉大学中退。
- 有田由香
- 182cm、エース。チームのポイントゲッター
- 淡路桜子
- 176cm、セッター対角
- 九重晴美
- 180cm、センター
- 山口唯
- 179cm、センター
- 石渡咲
- 167cm、セッター
- 神月なびき(こうづき)
- オグリキラー
- 桐島達郎
- 監督
- 木原和代
- 臨時特別コーチ。モントリオール五輪金メダル(ただし控え選手)
明和生命
- 門野真理
- 171cm、58kg、ライト。
- 内藤ひかる
- 181cm、70kg、エース。故障、ケガ、交通事故、盲腸などで4年目にして実業団リーグ初出場
- 安田香織(キャプテン)、谷口美和、須田悦子、田代友恵、畑田紀子、内田
- 選手
- 福沢花子
- 158cm、52kg、セッター。監督兼任
- 村田考造
- 総監督
アベノ引越社
- ガリーナ・チーホノワ(Galin Tikhonova)
- 192cm、77kg。旧ソ連ナショナルチームセンター。ウクライナのナショナルチームのコーチ兼選手。
- アレクサンドラ・ポドゴルナヤ(Aleksandra Podgornaya)
- 196cm、82kg。
兼通レイニーズ
実業団リーグ。日本リーグ優勝3回。故障者が多く、Vリーグから陥落。
- 藤木明日香
- 元全日本。ヒロコとエース対角を組む
- 田畑輝子(キャプテン)、見吉珠美、遠野
- 選手
- 大下正文
- 監督
国舞リップス
母体は国舞化粧品。日本女子バレー界の名門。全日本のレギュラー中3人が属している。モデルは全盛期の日立と思われる。
- 梶容子(かじひろこ)
- 通称ヒロコ。高校2年生で全日本に入った日本女子バレー界の女王。全日本男子以上のスパイクを打つ。ヨリの才能を早くから認めていた。Vリーグ決勝、ヨリが自分を超えたのを確認して試合後失踪。
- 大滝満里子
- サウスポー、国舞リップスのキャプテン。全日本ビッグスリーの一人。
- 風間亜紀
- 190cm。全日本ビッグスリーの一人。
- 伏見晴子
- 控えセッター。元全日本ジュニアのエース
- kon(漢字表記不明)
- セッター。レギュラー。
- kitano、kon、kagawa、kita、kazama、片岡、中原、uno、yoshida
- 選手。
- 橋口(監督)
- 高校生だったヨリを打ち屋として採用を検討した。最後まで打ち屋として認識していた。
- 小川(マネージャー)
その他人物
- 大久保ハナ
- ヨリの姉
- 武田伸介
- 沼里女子高校顧問。オグリ製菓の高崎の大学時代1年先輩。
- 今井美津子
- セッター対角。ノエル石油(地域リーグ)所属。東八天寺高校卒。ヨリの幼馴染
- 藤崎裕二
- 193cm。興陽大学中退。スピードだけならヒロコ以上のスパイクを打つ。
その他のチーム
- 京立電機
- 実業団リーグ。地域リーグから上がってきたばかり
- ヨシムラ薬品、新田交通
- 実業団リーグ。
- 大堂レシーバーズ、リタックスバスターズ、タザワカップス、イセハマパールス、五星ブレーカーズ、フジオーマックス
- Vリーグ。