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ランペイジ/吉永裕ノ介

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著者: 吉永裕ノ介
巻数: 1巻

吉永裕ノ介の新刊
ランペイジの新刊

最新刊『ランペイジ 1



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

pspsmovie RT @LABBIT_REM: ランペイジ、ドウェインジョンソンがゴリラと親友ってだけで絶対観たいのにジェフリーDモーガンとマンガニエロさんも出てくるとかいろいろとホルモン過多 https://t.co/3qhVp0a8C1
wore RT @R_R_station: 【秋葉原】ホビージャパンアナログゲーム例会の真っ最中! これは『ランペイジ』をセットしてるところです。ビルをたおせー。車をなげろー。 http://t.co/KtgCtQ55LO

ランペイジ』(RAMPAGE)は吉永裕ノ介の漫画作品。三国志を題材としている。一度は吉永裕介のペンネームで、2004年に『ヤングマガジンアッパーズ』(講談社)で連載開始したが、『ヤングマガジンアッパーズ』の休刊に伴い連載を中断。その後、ウェブコミック誌『FlexComixブラッド』(フレックスコミックス)への再録を経て2008年7月より『FlexComixネクスト』で新エピソードへ移行し連載を再開するも新章2回分掲載された後、同作者のブレイク・ブレイド劇場版製作決定などで多忙なのか連載は停止状態。     (新章2話(20話)末尾に通常通り新章3話(21話)掲載を予告していたが、新章3話(21話)以降の掲載時期や執筆中止、延期といった告知も一切無く1年以上放置されている)

コミックスもソフトバンククリエイティブより新装版が発売された。

あらすじ

時は、後漢末。漢王朝はかつての権威を失い、戦乱の世に入ろうとしていた。そんな中、張飛は黄巾の残党に襲われている少女を助けようとするが、反対に殺されてしまう。しかし、張飛は謎の蛇矛の力でよみがえり、神仙大戦にまきこまれていく。

登場人物

張飛(ちょうひ)
本作の主人公。字は益徳。一般的な三国志の張飛像とは違って、身長は普通で、虎髭をはやしているわけではないし、体格も平均レベルを越えるものではない。さらに性格においても勇猛とは言いがたく、ヘタレである。
物語冒頭において、黄巾の残党におそわれる英鈴を助けるが、自身は黄巾の残党(のちに呂布と判明)に殺される。しかし、死に際に北斗と南斗に会って、蛇矛の力によって復活、闇の継承者になった。以降は神仙戦争に巻き込まれ(講談社版)、体の支配を蛇矛に渡すことで、超人的な身体能力を発揮できるようになった。のちのちにおいては、蛇矛に体の支配を渡さなくとも、ある程度の戦闘能力を身に付ける。劉備・関羽らと出会い、一度は反発もしたが劉備軍とともに黄巾の乱の平定に尽力した。
劉備(りゅうび)
南華老仙のもとで仙術を学び、女性ながら義勇軍を率いている。ただし、劉備が女性だと知っているのは関羽、簡雍らごく一部の人間だけ。直接的な戦闘能力はないが、「絶対魅了」といった特殊能力があり、紅真珠を構えた状態で眼を合わせた人物を停止させたりすることができる。
関羽(かんう)
劉備の義弟。9尺以上の身長を誇る偉丈夫。戦闘能力においては卓越したものがあり、たった一騎で5千の敵に飛び込み、大将首をあげることができる。初期は矛に操られたとはいえ、劉備の命を狙った張飛をよく思っていなかったが、徐々に張飛を認め始めた。
趙雲 (ちょううん)
初登場の時点では黄巾側について劉備軍と対立。しかし、劉備の絶対魅了によって戦闘不能になる。もともと、過去に女性に関するトラウマがあるらしく、劉備の一件以降、よりいっそう女性嫌いに拍車がかかったようである。黄巾の乱平定後は劉備軍に誘われる。しかし、張宝に操られていた村人を殺した張飛・劉備に不信を抱き、これを拒絶した。
簡雍
劉備軍の武将。小太りでドジョウヒゲをはやしているが、女言葉で喋るオカマである。劉備の正体を知る数少ない人物であることから、かなりの信頼をもたれているようである。戦闘では活躍する様子は見られないが、軍資金の管理などを任されている。
英鈴(えいりん)
夏侯淵の姪。父母は物語冒頭で殺害されてしまったが、のちには夏侯淵の養女となる。張飛に命を救われて以来、張飛を「兄さん」と慕っている。本人は張飛と結婚する気らしい。
張角 (ちょうかく)
黄巾族の首領。劉備と供に南華老仙のもとで仙術を修行、さらに左慈によって身体改造を施され、南華老仙すら得ることができなかった絶対硬化の術を会得した。この絶対硬化がかかっている間は刃物などで体にダメージを与えることができない。しかし、術を使うには精神を集中させることが必要であり、効かぬとはいえ殴られ続ければアザくらいはできる。関羽・張飛との戦闘中に寿命で死亡した。新装版では絶対硬化は張角の持つ杖(仙人の作った道具)の力と設定されている。
呂布 (りょふ)
物語冒頭で黄巾賊として張飛を殺害した男。このころは良質の筋肉を持ってはいたが、いかんせん小柄であまり強くなかった。のち、張飛と再会した時に腕を切り落とされて死に掛けているところを北斗によって救われ、同時に身体改造を受け、脅威の身体能力を得る。
左慈 (さじ)
物語の鍵となる仙女。隻眼なのかは不明だが、右目を包帯で隠している。張角に身体改造をしたり、張宝に妖術のかかった杖を与えるなど黄巾に協力していた。張角には憧れていたらしく、彼の死には涙を流していた。

アイテム

蛇矛(だぼう)
死の淵から復活した張飛が山の中で見つけた武器。自らの意思を持っており、張飛とは会話可能。味方という訳ではなく、隙あらば張飛の体をのっとろうとしている。また、張飛ら仙人の作った武器のたぐいを所持するものは、その武器を破壊されると体が腐って死亡するというリスクを負っている。ただ、鄧茂との戦いで入ったヒビが何時の間にか直っていることから、自己復元能力のようなものがあると見られる。
紅真珠(くれないしんじゅ)
劉備の持つ首飾り。なにやら不思議な作用があるようであり、絶対魅了を使用する際にはこれを手にかざす必要があるようである。なお、張飛の蛇矛にも紅真珠に似た装飾がついている。

既刊一覧

講談社より刊行。

1. 2004年5月7日発売 ISBN 4063462447, ISBN 978-4063462449
2. 2004年9月9日発売 ISBN 4063462552, ISBN 978-4063462555
3. 2004年12月9日発売 ISBN 4063462706, ISBN 978-4063462708

外部リンク