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ロケットスターター/深山和香

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著者: 深山和香
巻数: 4巻

深山和香の新刊
ロケットスターターの新刊

最新刊『ロケットスターター 3


出版社: 講談社
シリーズ: アフタヌーンKC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

the4reviewer RT @the4_ch: ★3/7発売★good! (グッド) アフタヌーン 第21号 2012年 04月号:好評連載中!「たおれて尊し!」尾玉なみえ、「巨娘」木村紺、「赤い空 白い海」野中英次、「ロケットスターター」深山和香 http://t.co/vYg6ujn0
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you_amayarih_2 ロケットスターター 3 深山和香 ママン、モテモテすなぁ。まぁわからんでもないが。35歳インテリメガネにバツイチ子持ち、これは通にはたまりませんなぁ。しかも親子丼狙いもいけちゃう、熟女好きからロリまで手広くカバーできる超優良物件じゃないですかーって、そこだけかよ! #manga
the4reviewer RT @the4_ch: ★1/7発売★good! (グッド) アフタヌーン 第20号 2012年 02月号:好評連載中!「巨娘」木村紺、「赤い空 白い海」野中英次、「ロケットスターター」深山和香、「ビリオネアガール」桂明日香、「くりーくん」ハグキ http://t.co ...

ロケットスターターの既刊

名前発売年月
ロケットスターター 1 2010-02
ロケットスターター 2 2010-07
ロケットスターター 3 2011-11

ロケットスターター』(ROCKET★STARTER)は、深山和香による日本の漫画作品。『good!アフタヌーン』(講談社)において02号(2009年)から連載中。単行本既刊1巻(2010年2月5日現在)。題名は同人誌時代の作品や、新人賞応募作でも使われたとのこと単行本第1巻「あとがきまんが」より。。また作者は登場人物の1人も着ている「タイツ」が好きな模様で「タイツマンガ」とまで書いている。単行本第1巻のキャッチコピーは「この島で出逢えて、よかった。」。また「気鋭のイラストレーター 深山和香 初のオリジナルコミック!!」と銘打たれている。

あらすじ

南の島にある研究所の博士の娘・タケルは、島の森でマリンテスラという兄弟と知り合う。マリンの家で楽しい時を過ごしたタケルは、島の住民に「魔女」と呼ばれ、また「ユーティリティ」とも呼ばれるこの不思議な兄弟と親しくなってゆく。

登場人物

宮前 タケル(みやまえ タケル)
本作品の主人公にしてヒロイン。島の小学校に通う10歳。研究所に勤める母と一緒に住む。
ショートカットにTシャツ・短パンという少年っぽい見た目のため、島の子供たちから「男女」と呼ばれ、いじめられている。
マサらにより島の奥にある「白い魔女」が出現するという森に連れて行かれ、反抗して殴られているところをマリンに助けられる。タケル自身も驚いて逃げ出し、崖から落ちてしまうが、空を飛んだマリンに助けられる。空を飛んだことからマリンを「魔女」の仲間だと思い、「私を男の子にして下さい!」という願いを告げる。
マリンに連れられその家に行き、「白い魔女」の正体であるマリンの兄、テスラを紹介される。マリン宅で過ごした時間が楽しく、また会いたいと思う。
後日街に出向いてきたマリンが何故か女装していたため、街にある店の人にはタケルが男子、マリンが女子と間違えられ、少し落ち込む。またマリン宅で「女の子の服」を巡って喧嘩になってしまうも、テスラのおかげで仲直り出来た。
虎と戦うテスラの変化には最初驚くも、すぐに「格好いい」と思う。テスラの変化に慌てて言い訳をしていたマリンは、それを聞いて安堵した。
名の「タケル」は神の名である「尊」の意味で、「もっと強い人間になって欲しい」という母の思いから付けられた。男の子になりたいというのは本心ではなく、母の思いに応えたいからであった。実際には花やリボンが好きで、可愛い服に憧れる普通の女の子である。だが後にマスターの店で着せられたメイド服に対しては、ミニスカートであることなどからかなり恥ずかしがり、キリエに呆れられた。
マリン
本作品のもう1人の主人公。森に住む元気な少年。空を飛ぶことが出来る。
森でいじめられていたタケルを助け、親しくなる。「白い魔女」に間違われたことから、会わせてやると自分の家に連れて行く。
がじゅまるの木の根元に造られた家に住む。家の中には南洋系の仮面や置物、また大量の本が雑多に置いてある。また畑で野菜を自給自足している。「メカジキサンド」という料理が得意である。
タケルに会いに村に来た時には、「変装」のために何故かミニスカートのドレスを着て来た。マサと遭遇した時に馬鹿にされたときには「俺は女男だ」と反撃した。後にマスターの店でメイド服を着せられた時にも最初こそ怒るがすぐに平気になるなど、嫌だと言いつつ女装に抵抗は無い模様。
テスラの命でタケルの髪に花を飾る。似合うと言ったテスラに同意を求められた時には赤面した。
テスラ
マリンの兄。島の住人に目撃された「白い魔女」の正体。白い全身タイツ姿で、初めて見たタケルは「変なオッサン」と言ってしまった。
タケルに、自分たちが「魔女」の呼び名のほかに、最近では「ユーティリティ」と呼ばれている、と説明するが、その意味は知らない。
タケルが自分の思いを封印し、悩んでいることに気付き、優しくアドバイスする。
研究所のサイレンが鳴った時には、表情が険しくなり、森の奥に入って行った。マリンによると「サイレンが鳴ると、いつも一人で夜の森に入って行く」らしい。今回はマリンとタケルの前でサイレンが鳴ったため、2人はテスラの後を追うが、その目前に牙の付いた虎が現れる。助けに来たテスラは、虎の牙に貫かれるという大怪我を負うがすぐに治癒し、さらに右腕が刀のような形に変化して虎と格闘した。
タケルの母、宮前博士とは面識があるらしい。
宮前(みやまえ)
タケルの母。名前は不明。島にある研究所に勤務する博士。眼鏡を掛けた喫煙者。有能な研究者であるらしいが、生活態度においては片付けが出来なく、下着姿のまま机で寝たりとだらしない所がある。
島については信頼していなようで、タケルに対し街へ買い物には行かないように、などと言い付けている。また、「この島の夜はとてもおそろしい」と忠告する。
「ユーティリティ」について、メモを記載しており、タケルはそれを見付けている。「ユーティリティ」の研究が職務の1つである模様。
マスター
名前は不明。客からは「マスター」、マリンからは「じいさん」「じじい」、キリエからは「おじいちゃん」と呼ばれる。島でカフェと思われる店を営んでいる。
テスラと虎との戦いの場から逃げる途中、海に落ちたマリンが頼った人物。マリンとは以前からの知り合いで、得意料理である「メカジキサンド」のレシピ考案者である。
2人に働いてもらう際にキリエと謀ってメイド服を着せる。コスプレ好きのようで「次はこの衣装で」と言いセーラー服を取り出した。
キリエ
マスターの営む店にいる少女。マリンとは憎まれ口を利く仲である。
マリンの得意料理である「メカジキサンド」の発案者である。ほかにも奇妙な食材を使った料理を考えるのが得意な模様。
「助けてあげた」代償に2人を店で働かせる。この日は「メイドっ子が2人に増えた」という電話を連絡網として回した結果、大繁盛した。
マサ
タケルをいじめる集団のリーダー。体格は良いが小心で、マリンからは「ビビリっ子」と呼ばれる。

用語

ユーティリティ(Utility)
マリンとテスラの兄弟が呼ばれている呼び名。人間だが空を飛んだり、腕が刀のように変化する。また胸に丸くて柔らかい部分があり、怪我をしたときにはそこが輝き患部を治癒する。腕が変化する際には体に模様が浮かぶ。
宮前博士が記した「ヒト」「未来」「=進化」の記載と体に浮かぶ模様、そして「Aboddon」「奈落の王」と書かれていたメモがあるが、詳細はまだ明らかになっていない。

書誌情報

深山和香 『ロケットスターター』 講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊1巻(2010年2月5日現在)

  • 第1巻、2010年2月5日初版発行、ISBN 978-4-06-310626-8 - 描き下ろし「おまけ4コマ」「あとがきまんが」あり。

関連項目

  • good!アフタヌーン

脚注

外部リンク