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京洛れぎおん/浅野りん

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著者: 浅野りん
巻数: 3巻

浅野りんの新刊
京洛れぎおんの新刊

最新刊『京洛れぎおん 3



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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京洛れぎおんの既刊

名前発売年月
京洛れぎおん 1 2010-03
京洛れぎおん 2 2011-08
京洛れぎおん 3 2012-04

京洛れぎおん』(きょうらくれぎおん)は、浅野りんによる日本の漫画作品。

作品概要

『コミックブレイドブラウニー』(マッグガーデン)に第1話掲載後、第2話から『コミックブレイド』(同)へと移籍し、現在不定期(ほぼ隔月)連載中。単行本は2010年6月現在まで、第1巻まで発売されている。京都を舞台に、異次元から現れる謎の化け物を退治する力を持つ「戦女(いくさめ)」と呼ばれる小学生の少女を、主人公の男子高校生がサポートし、協力することで退治していくバトルコメディ。舞台が京都地方であるため、登場人物たちは京言葉で喋り、京都市内の実在の場所が頻繁に登場する。

あらすじ

ゲーム好きの少年、神足鉄汰は、高校受験のために来た京都市内で、あらゆるものを食う化け物と遭遇する。それらを倒すための「戦女」のパートナーに適性があるとして、無理やり任命された鉄汰だったが…?

登場人物

戦女とそのパートナー

神足鉄汰(こうたり てった)
作品の主人公。京都の綾部出身。五光山高校の受験の際に正体不明の化け物と遭遇。遭遇時の記憶を残していたことから、「戦女」の一人・千鳥のパートナーに選ばれる。
当初は化け物の存在を不信に思っていたが、紀ノ川の説得と千鳥の責任感、和助と椛という仲間を通じて、現在は化け物退治に積極的に参加している。千鳥とはケンカをしながらも、徐々に信頼を深めている。
性格は現代の男子高校生らしく、ゲーム好き。作中のツッコミキャラの一人。
「モンスタークルセイド」(以下モンクル)の古参プレイヤー。「KUROGANE」という名前でプレイしており、同じメンバーの一人「TSUKUNE」からは「先生」と呼ばれ、慕われている。
千鳥(ちどり)
もう一人の主人公。「戦女」と呼ばれる少女の一人で、化け物と戦う力を持つ。五光山小学校に通う。まだ小学生であるものの、化け物と戦うことに強い使命感を持っており、当初は鉄汰のことを認めず独断行動に出ることもあったが、内心は鉄汰のことを認めているようだ。
性格は基本的に強気で、年上でパートナーの鉄汰に対しても遠慮がなく、口のみならず手も足も出す。しかしそれはパートナーが中々できずにいたため、すぐに変わっても落胆しないための予防線を張っていた反動もあるようで、紫里にはようやくパートナーができて嬉しいことを話していたようだ。
「モンクル」のプレイヤー。プレイヤー名は不明。モンクル愛好者らしくルールを守ってプレイしているため、ルール違反を犯すプレイヤーのことは許せないらしい。
戦いの際には紅白の巫女服のようなものを着用し、一本角の鬼を模した仮面をかぶる。武器は刀。
車折和助(くるまざき わすけ)
鉄汰と同じ「戦女」である椛のパートナー。京都の嵐山出身。たくましい体躯をしており、出会い頭に鉄汰のことを突き飛ばしてしまう。大食漢で、何か食べないと力が出ない。いつ空腹になってもいいように、常に好物のバナナを持ち歩く。乗り物にひどく弱いらしい。
人懐っこく、同じ寮生と判明した鉄汰とすぐに意気投合。鉄太のことを「てったん」と呼ぶ。
椛(もみじ)
千鳥と同じ「戦女」で、和助とペアを組む少女。千鳥と同じ五光山小学校に通う。無口だが、たまに発する一言には長い意味があり、それがわかるのは長年の付き合いがある者のみ。髪が短く、物静かなためか、鉄汰は椛が女の子とは気付かなかった。
戦いの際には千鳥と同じく巫女服のようなものを着用するが、彼女の場合は袴はズボンになっており、仮面には角が2つ。武器は拳。

戦女たちの関係者

紀ノ川(きのかわ)
鉄汰達、化け物と戦うことのできる者達に化け物の出現位置を報告するサポーター。化け物のことに関して長年関わっているようで、千鳥たちとも知り合い。
基本的に情報収集等が主な任務のためか、戦いには参加せず、鉄太達の戦いぶりをモニターから見ているのみ。甘党で、異常に巨大なお菓子を食べていることが多い。

五光山と西園寮の関係者

西園紫里(さいおん ゆかり)
鉄汰達同じ五光山高校の学生で、鉄汰と和助が世話になっている西園寮の管理人の娘。化け物に関する記憶は残るが、戦うスキルがないため、戦闘には参加できない。化け物に関する深い事情はわからないらしい。
明るく元気な性格だが、おちゃめな一面もあり、後ろから鉄汰に膝かっくんを食らわせたこともある。鉄汰ことも紀ノ川や千鳥から聞いていたようで、初対面から仲良くなった。
西園婦人(さいおんふじん)
西園寮の管理人で、紫里の母。自宅の一部を五光山高校と契約して、寮として貸し出している。おっとりとした人で虫が苦手。天道虫もダメらしいが、ゴキブリ発見時は素早く退治する。千鳥達の事情をある程度知っているようだが、詳細は不明。
千坂先輩(ちさか)
西園寮の寮生で、五光山高校2年生。千鳥達の事情をある程度知っている風だが、詳細は不明。寮長曰く「頭がかたい」。
小和田一豊(こわだ かずとよ)
西園寮の寮長で、五光山高校の生徒会長。若干ひげが生えている。千坂と同じく千鳥達の事情をある程度知っているようだが、詳細は不明。
時武カナデ(ときたて カナデ)
五光山高校の女子学生。ポニーテールで眼鏡をかけている。鉄汰とは本屋で出会ったのが最初で、鉄汰とは出会う度にぶつかっている。
小野先生(おのせんせい)
五光山高校の女教師。白衣をまとった妖艶な美女。現在詳細は不明。
白数(しらす)
千鳥と椛の通う五光山小学校の男子生徒。

用語

戦女(いくさめ)
千鳥、椛のように、正体不明の化け物と直接戦うことのできる少女のこと。巫女服のような紅白の衣装をまとい、鬼を模した仮面を被って戦う。第二現出と呼ぶ大きな化け物を退治するには、弱点となる光る箇所を見ることのできるサポーターの協力が不可欠であるため、基本二人一組で行動する。
サポーター
千鳥達「戦女」をサポートする人物のこと。作中の名称が不明のため、このように表記する。
化け物と直接戦う戦女に後方から指示を出し、化け物の攻撃を回避させたり、戦女の受ける衝撃を代わりに引き受け、第二現出の化け物の弱点である光る箇所を伝えるのが戦闘中の役目。モニター、バングル、武器を装備して戦い、モニターには戦女の視点が映り込むので、自分と相手の視点を見ながら指示を出す。バングルは支給された武器で第一現出の雑魚敵を倒せるよう機能させる役割を持つ。それゆえ、いつ化け物が出現してもいいようにバングルを常時持ち歩いていなければならない。
化け物
現在までに名称は不明。異次元から不定期に現れる存在。三つ目がついた、大きなスライムのような不定形な姿をしている。何でも食い尽くしてしまう存在だが、姿を消すと、一部の人間以外はその時の記憶がなくなってしまうため彼らの存在を認識できない。また、銃もミサイルも通用せず、倒せるのは戦女とその波長の合うサポーターのみ。
第一現出と第二現出という2種類の出現があり、第一現出は街中に小さな化け物が多数出現し、町のあらゆるものを食べてしまうが、サポーターでもすぐに倒せる雑魚。第二現出は、戦女の力なしには倒せない存在だが、修復能力を持っており、弱点となる光る箇所を穿たねば倒せない。この箇所は戦女自身には見えないもので(モニターの戦女視点では判別可能)、それを発見し、戦女に伝えるのが、サポーターの役目である。
五光山(ごこうざん)高校・五光山(ごこうざん)小学校
鉄汰や和助達が通う高校と、千鳥と椛が通う小学校。小学校にも制服があることから、どうやら私立らしい。高校の裏手に小学校があるため、土地の一部が共用になっている箇所がある。
モンクル
正式名は「MONSTER CRUSADE(モンスタークルセイド)」。命名は作者の担当。鉄汰、千鳥のような若年層を中心に流行している架空のゲームで、携帯ゲーム機でプレイする。モチーフは『モンスターハンター』だが、それとは異なり小学生も普通にプレイしている全年齢対象ゲームである。
オフライン・オンラインで最大4人でパーティを組んで、ミッションをこなすことが可能。モンスターを狩りにフィールドへ出かけて入手したアイテムで装備、武器を造り、強化してミッションをこなしていく。マイク付きイヤホンを使用すればボイスチャットも可能。ボイスチェンジャー機能も搭載されており、声色を変えることができる。
気の合う者同士で集まったグループは「クラン」と呼ばれており、公式サイトではパソコン、モバイルでのアクセスが可能のクラン専用ページを作り、コミュニケーションを取れる場所が設けられている。アクセスするにはページの作成者が設定したパスワードが必要となる。クランを作ったり、仲間に加入すると、「バッジ」を入手し、使用すれば仲間との連絡、チャットが可能となる。

単行本

  1. 2010年3月25日発売 ISBN 978-4-86127-712-2