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元祖!浦安鉄筋家族/浜岡賢次

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著者: 浜岡賢次
巻数: 全27巻

浜岡賢次の新刊
元祖!浦安鉄筋家族の新刊

最新刊『元祖!浦安鉄筋家族 28



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

chlim_ya 漫画の『浦安鉄筋家族』(無印)から、リニューアルで 『元祖!浦安鉄筋家族』に変わったとき、 主要キャラの性格がだいぶ変わった。   バカでいじめっ子で口の汚かった主人公の小鉄は、 いじめっ子の要素が無くなって 悪意ある悪口も言わなくなった。   これは前者のキャラ変。
spiritsofficial 【夢のコラボ雑誌】韓国には『隔週刊ジャンプ』というマンガ誌がある。この雑誌には日本の作品も掲載されているが、『名探偵コナン』『ヒカルの碁』『元祖!浦安鉄筋家族』などが同時に載っているという、会社の垣根を越えた編成。作品単位の契約のため実現している。
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元祖!浦安鉄筋家族』(がんそ!うらやすてっきんかぞく)は、浜岡賢次による日本のギャグ漫画作品。『浦安鉄筋家族』の続編。

概要

  • 前作『浦安鉄筋家族』をリニューアルし、週刊少年チャンピオン2002年17号よりタイトルを新たに連載を開始、2010年48号まで連載された。その後も引き続き「チャンピオン」にて『毎度!浦安鉄筋家族』と再びタイトルを変え連載を開始する。コミックスは全28巻となる予定。
  • あかねを豪邸からアパート住まいにさせる、担任を奈々子先生に変える、小鉄らを3年に進級させ仁・花子のクラスを入れ替える、新たなキャラクターとして金子先生を登場させるなど、設定のマイナーチェンジがはかられた。ただし、ギャグ漫画の内容としては「浦安鉄筋家族」時代のテンションを引き継いでいる。
  • 下ネタは圧倒的に減少したものの、暴力的描写(歯や手足が折れる、窒息する、重量物に潰される、爆発に巻き込まれる、血を吐いて痙攣し動かなくなる等、脳や脊髄を損傷していると思わせる描写を含む)は健在であり、さらにリアルな描写になった、但し近年では暴力ネタも減りつつある。
  • 金子先生などに代表される「クラスで地味な生徒」を扱ったネタが増え、鋭い人間描写が見られる。
  • 話数カウントは「~固め」であり、リセットして1から数え直している。
  • 単行本2巻からは中崎タツヤ風の自伝漫画「はまけん」が連載中(この作品は『月刊少年チャンピオン』にも読切として掲載されたことがある)。
  • 7巻では100固めを記念して、単行本初のオールカラー漫画を収録。
  • 2008年の21・22合併号において、「特大!『浦鉄祭』!!」と題して(前作からの)連載15周年記念の特集が組まれた。
  • 前作からストーリーの最後のコマに頻繁に出ていた、「終」などの終わりをあらわす一文字もしくは、数文字が「元祖!」では初期など一部の話を除き事実上廃止となった。

前作からの登場人物

人名は五十音順で表記。

青田君
19巻に掲載の「ママー、おやつー」の回から、身長が裕太と同じくらいになり髪が生えるようになり、また服装も裕太が通っている幼稚園の制服に酷似した服になった。
稲川 ジューン(いながわ ジューン)
自宅に空き巣に入られ、それを「この土地は戦前まで墓地だった。いるはずのない男がタンスの前に立っていた」などと警察に言い張る始末。離婚した妻との間に淳子という娘がいることが判明し、座敷童のように育てている。超高速心霊筋肉を使い、俊敏さと平常心が一つになった時に生まれる「稲川流心霊高速接触拳」という、バレないように人に触って霊の仕業にしてしまう技を開発(但し、手が常に線香の匂いがするのですぐにバレる)。
上田 信彦(うえだ のぶひこ、あだ名・ノブ)
仲間の中で唯一学習塾に通っており、塾の生真面目な生徒から勉強と遊びを両立しているとして慕われている。ジャージくん登場回では、たまたま風邪で欠席しておりテストの成績が近かったため、ジャージくんの正体ではないかとあかねに勘違いされた。
梅星 涙 (うめぼし なみだ)
常に小鉄らと行動を共にするようになる。相変わらず熱烈なパリーグ支持者のロッテファンであるが、父がサッカーファンに鞍替えしたため板挟みに陥っている。また手作りの涙球場は、市長に頼み込み球場前にバス停まで作って貰った。しかし、巨大マンションが建てられ閉鎖したが、大沢木家の裏にある空き地が新たな涙球場となった。友達に永遠にキャッチボールをさせることがあるが、小鉄たちからは迷惑がられている。
大沢木 金鉄(おおさわぎ きんてつ)
腰痛持ちの高齢でありながら、とっさにとんでもない運動神経を発揮するようになる(112固め他)。花丸木を「らむ君」と呼んでいることが明らかになるが、金鉄にボケが入っているのか、「年下からのいじめ」の概念がないのか不明だが、第三者から見ても明らかにいじめなのに花丸木が小鉄たちと遊んでいると思い込んでおり、その為21巻掲載の「忘れ物」の回で「小鉄の友人か?」と発言している(その台詞と一緒に花丸木と小鉄、仁、のり子の3人組が出てくる回想があるがどう見ても明らかにいじめである)。
大沢木 小鉄(おおさわぎ こてつ)
小3になると海水パンツしか履かなくなる(前作の終盤でもその姿が見られる)。ただし体育の時間は体育着を着用。16巻でGパンを初めて履く。乳児の頃からおむつを履くことを嫌い、常に裸でいることを好んでいてかなりの冒険好きであった、初期に比べてまともな性格になってきているが根本的な部分はあまり変わらず。
大沢木 桜(おおさわぎ さくら)
彼氏である花丸木の脱衣に手際よく対応できるようになっているが、キレて暴行することも増えた。
大沢木 順子(おおさわぎ じゅんこ)
近所の奥さんとの付き合いが増えた。大鉄による臭害や金銭的圧迫に悩まされつつも、煙の匂いをかいだだけで銘柄を言い当てるなど、タバコ慣れしてきている。常識人ではあるが、破天荒な行動をすることもしばしば増えてきている。
大沢木 大鉄(おおさわぎ だいてつ)
指を鳴らして火を起こす、家や街中に隠しタバコをストックするなど、タバコジャンキーぶりはエスカレート。また、同じくタバコ好きのタクシードライバー仲間3人のリーダーとして行動を共にするようになる。相変わらずの面倒くさがりのぐうたらだが、妻・順子には頭が上がらない様子で、蛍光灯のお使いにでかけるなどしている。順子の誕生日には、順子を風邪で寝込ませて自ら進んで家事を手伝う(ただし、この風邪は大鉄が風邪気味の浅野に頼んで順子にうつしたものなので、それを知った順子に怒られた)など、妻孝行な一面も見せた。人とすれちがっただけで着火してしまったり、物をひったくってしまうなど、特異体質が現われはじめ、鈍感さがエスカレートする。適当な性格で運転は荒っぽいが、ラジコンの運転やタバコの扱いには人並外れた器用さを見せる(45固め)。特にタバコの煙では変装したり有る筈の無い壁を作るなどの超人技ができる。ハゲの他、中年太りが進行(179固め)。
一時的に花丸木と打ち解けるものの、桜に花丸木もろ共ぶっ飛ばされた(155固め)。「元祖!」から服装が統一され真夏でも緩めたネクタイをつけたワイシャツを着るようになった(ただし連載初期など、一部を除く)、また22巻掲載の「賛成の反対」では頭を打って真面目な性格になったが映画館に行く際に彼の安全運転の遅さに怒った家族にぶっ飛ばされて、また頭を打ち元の性格に戻ってしまう。
また一時期は喫煙本数を減らそうとする順子の努力や行きつけのタバコ屋とコンビニの閉店などにより12箱(240本)に減ったこともあったが結局逆戻りして喫煙本数2カートン(箱の数にすると20箱、本数にすると400本吸っている)分に、逆戻りしてしまい、結局順子の努力は元の木阿弥になってしまった。
大沢木 晴郎(おおさわぎ はるお)
扱いが浪人生から無職になった。ただし地区の防犯パトロールやサンタクロースを引き受けている。また肥満の状態も悪化。2時間の食べ放題で異常なほど太って帰宅したり、走っただけで別人のようにやせ細るなど(225固め)、異常体質がエスカレートしている。余りにも太りすぎたため2階に上がることもできず、一時小鉄と部屋を入替えた(218固め)。宮崎危機に好かれ付きまとわれているが、あまりに粗暴な危機を嫌い逃げ回り、さらには弓矢を放ち落とし穴をしかけるなど反撃にも転じている。
大沢木 裕太(おおさわぎ ゆうた)
保育園児になり行動力が増えただけでなく大掛かりなプロレス技を覚えた。大鉄を「とーちゃん」と呼び、順子を「ママ」と呼ぶ(ただし「パパ」と呼ぶこともある)ほか晴郎のことは「晴兄ちゃん」と呼ぶ。賢さも前作より上がっている。
最近は晴郎から演技指導を受けており、その演技力は高い。
菊池 あかね(きくち あかね)
自宅の豪邸が欠陥住宅で倒壊した為アパートに引っ越す。さらにはそのアパートを買い取ってしまい、母が「コーポあかね」と名前をつけた。リーダーシップへの意欲が強くなり、体力派の小鉄とは対照的に頭脳派な為に小鉄軍団では参謀的な役割を果たしている、春巻が担任に戻ってきて以来、担任代行のような形が続いており、生徒でありながら放課後の職員会議にも出席する。一方でその立場を利用して、自分の成績表の体育欄を「5」にしたり、やり忘れていた朝顔観察の宿題をなかったことにするなど、したたかな一面も見せる他、のり子に対して「のり子って、たしかにつまんないかも…」と言う等きつい一面も持つ。初期に比べて大人し目になってきているが、新たに魔女アッパー、魔女X固め等の技を開発した。前作では小鉄を嫌っていたが元祖に入ってからはそれが和らいだ様であり、お互いの悩みを相談したり小鉄を心配する等、少しずつであるが関係が良くなってきている、しかしまだ一線を越えてはいない様子である。それとは逆に赤門進が大嫌いである。
菊池おさむ(きくちおさむ)
登場回数が減ったが、全裸癖は相変わらず、しかし登場シーンを見るとサンダルを履いたり、また自宅の庭でスフィンクスやピラミッドを作るなど、少しはまともになってきているらしい。
行徳のブロンソン(ぎょうとくのブロンソン)
晴郎達がチャールズ・ブロンソンの葬式ごっこをしたときには本人の代わりに棺桶に入った。
コジャック
菊池家がアパートに移ってからは、階段の下の小さい犬小屋で暮らしており反抗的になる。
国会議員(こっかいぎいん)
三つ子の兄である教頭(彼自身は三つ子の2番目)が登場して、登場機会は減った。巨大ウンコの治療のためマニラで心霊手術を受けたが、完治には到っていない(215固め)。ガスパーという犬を飼う。
佐茂飯 禁子(さもはん きんこ)
マンションに引越しした際髪型を変えた。姉の大福星子と比べると善人なので順子と仲がいい。
仁ママ(じんママ)
眉毛が消えた。トラックに自ら飛びこんで轢かれても怪我一つしなかった(131固め)など超人的になっている。グレートジャンボゴリラと闘う予定だった直腸太を倒し、浦安最強市民決定トーナメントに乱入した。
鈴木 フグオ(すずき フグオ)
大食いは相変わらずだが山上ハイジ子には負ける。甘いもの好きは相変わらずで、これが高じてカルピスの原液を鼻・目に垂らすほどである。
十三階段 ベム(じゅうさんかいだん ベム)
新人漫画家山羊野のアシスタントや本屋のアルバイトなど、地道に活動を続けている。
大巨人(だいきょじん)
「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場したが、一回戦の鳥野ねぎまとの対決で記憶が戻って帰ってしまったため不戦敗。
大福 星子(だいふく せいこ)
酒が入ると手のつけられないほどの戦闘能力を発揮するが、順子には負けている。息子の大福Aと同じくジャッキー・チェンのパロディ。
田中(たなか)
存在感のなさは健在だが、小鉄のグループに頻繁に加わるようになり、発言が目立ちはじめる。剣道が得意で、散髪・パーマネントのセンスがある(97固め)。前シリーズでは花子とは一番の友人として描かれていたが、「元祖」では嫌悪感を示すようになり、巨人を操って花子をKOして以来関係は悪化している。基本的には人の言いつけに従うおとなしい性格だが、連絡網を執拗にまわしてくる奈々子先生を陥れるなど、ダークな一面も出てきた(49固め)。黒魔術に凝っている。ハチ図鑑を持ち歩きハチの生態に詳しい。涙に永遠のキャッチボールをやらされていたが、嘘の消える魔球(ボールを投げていない)を使って撃退した。自宅が平屋であることが判明した。多くの登場人物から田中ではなく中田とよばれている。
敵烈 藤男(てきれつ ふじお)
かなり愛嬌のある顔になっており、目が大きくなって頬がこけていない。
土井津 仁(どいつ じん)
小学3年から小鉄たちと同じクラスになった。小鉄の一番の親友で、殆どの時間を一緒に過ごしている。母親が働かないため、ご近所やあかね相手のお手伝いで小銭を稼ぎ、家賃を支払っている(160固め)。
鳥野 ねぎま(とりの ねぎま)
「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場しており、一回戦で大巨人と戦ったのだが、大巨人の記憶が戻って帰ってしまったので、代わりに市長と戦うことになる。市民に手を出せないと悩む市長だったが、東京女囚刑務所を脱獄して浦安にいるので実は東京都民である事を家族から教えられ、市長によって見事に倒されて敗北。
長崎屋 奈々子(ながさきや ななこ)
住んでいるアパートが「大脱荘」から「コーポ ポーゴ」となり、部屋番号も201号室と判明。片付けや整理整頓が大の苦手で自宅アパートはゴミで埋もれており、無理やり扉を開けるとゴミの雪崩が起こる。そのため窓を出入り口にして梯子を使って入室する。自宅と同様に職員室の自身の机の上などに物が散乱していて汚い。
小鉄の3年進学とともに小鉄のクラスの担任となる。学級崩壊寸前のクラスを立て直し、参観日でその見事な教師ぶりを保護者達に絶賛されたが、春巻が担当していた1年のクラスを立て直す為に担任を春巻と交代するよう学年主任の沼田に依頼される。その後1年のクラスを見事に立て直す。
中村 タケシ(なかむら タケシ)
デパートのダンボールを独占して持ち帰り戦車ごっこに興じるなど、学年が上がるのと反比例に幼稚化に拍車がかかる。タイガー軍団自体は存続中。女子にも呼び捨てにされるなど、年上としての威厳が無くなってきている。
西川 のり子(にしかわ のりこ)
髪型(前髪)が微妙に変わった。柔道着を着ると柔道の達人になる。ラップの芯で耳に息を吹きかけられることを嫌がり、指の骨の鳴る音に嫌悪感を示すなど苦手なものが増えた。涙にティッシュ投げのコーチをした他、涙がサッカーのユニフォームで登校した際には、一目惚れしたかのような描写がなされた。
花子(はなこ)
『元祖!』開始に伴い、小鉄達の中で1人だけ隣のクラスへ移った。しかし春巻が小鉄のクラスの担任に復帰したことに伴い、同じクラスに戻っている。前シリーズでは比較的小鉄と互角に描かれていたが、「元祖」では花子の凶暴ぶりに拍車がかかり完全に小鉄を圧倒している。しかし春巻の気まぐれな席替えでフグオと隣席になってからは、性格的にも角がとれる。
花園 垣(はなぞの がき)
チャンピオン増刊号「外伝 ガキ」にて生誕時の秘話が綴られた。それによると垣は鬼母・勇花の胎内にいた時点で既に規格外の成長を遂げており、勇花と「出産前に親子喧嘩」をした直後に誕生。産まれてすぐに2本足で産院を後にし、直接、勇花と共に市役所へ出生届けに行ったとのことだ。自分が産まれた感想を勇花から求められた時には「最高ッス、鬼母~」と会話すら出来る程であった。勇花は「垣」という名を、当初「餓鬼」という名にしようとしていた。
花園 勇花(はなぞの ゆうか)
唯一苦手なものはゴキブリと判明(後に克服)。背中の筋肉が、笑っているウサギのような形をしているが、そのことについては禁句。また、あかねの石頭により初めて膝を地についた。312固めでは運転免許を取った様子で、レンタカーを借りて(実際は従業員を脅して強奪してきた)垣や小鉄軍団と共に海へ連れて行こうとしたが、その時点で垣に「バランス力を鍛える試練」を与える為にレンタカーの中の椅子を全て抜き取って捨てた。レンタカーの最高速度よりも、自力で走った方がかなり速い。
花丸木(はなまるき)
一時期、大鉄と仲良くなって大鉄諸共桜にぶっ飛ばされた。金鉄から「らむ君」と呼ばれている。マネキンと間違われたこともあり、自分がショーウィンドウに飾られているのに気付かないなどボケが強力になっている。小鉄軍団を物凄く嫌っていて「デビルキッズ!」と呼んでおり、のり子は勿論の事、突っ込みなどを除いて彼に対して肉体的暴力はおろか精神的暴力を行わないあかねすらも毛嫌いしている。
春巻 龍(はるまき りゅう)
1年1組の担任になったが児童が野生化、教室がジャングル化するといった学級崩壊を起こす。しかし担任を長崎屋奈々子と交代したため、再び小鉄達のいるクラスの担任に。また前作では語られなかった出来事として、授業参観であるにもかかわらず担任放棄をして保護者一同の怒りを買ったことが明らかになっている。ローラースケートを履いた弾みでカスピ海まで流されるなど遭難癖は相変わらずで、失踪者捜索番組でも取り上げられた(120固め)。度々あかねやあかねの母親の世話になるが、それをいいことに金銭を要求などしている(110固め)。財布を落とす癖や極貧生活ぶりは変わらないが、99円車や超大型テレビを衝動買いしたり、ニャパネットで二段ベッドを購入するなど、やや金銭的な余裕が出てきた様子である。住んでいたアパートを自分の部屋の中での焚火で焼いてしまったり、自分と良く似た議員候補者・森トム(後述)を偶発的トラブルとはいえ落選させるなど相変わらずの疫病神ぶりを発揮している。
ヒゲじーさん
現在はもう引退しているらしい。このヒゲじーさんは2代目で、3代目には小鉄が選ばれている。
ボギー愛子(ボギー あいこ)
15周年記念作品である464固めに登場。『浦鉄』連載開始当初のあかねの未来を予想し、怯えて逃げてしまう。
ポセイドン笠原(ポセイドン かさはら)
眉毛が前に比べて短くなった、狛犬を破壊した花園親子に激怒する。
宮崎 危機(みやざき きき)
前作でかなりの不思議っ子ぶりを見せていたが、本作では更にエスカレートしている。

新しい登場人物

小学生

金子 翼(かねこ つばさ、あだ名・金子先生)
親父顔の少年で、「金子先生」というあだ名で呼ばれる。小鉄に憧れており、小鉄に気に入られるためにはなんでもするが、やりすぎてしまい逆に気持ち悪がられることが多い。小鉄のカンニングを助けるために学習塾に行き成績を伸ばしたり、壁にわざわざ穴を開けて隣のクラスから小鉄に答を教えるなど、過剰なほどの行動力で小鉄に献身する。幼少の頃には火災被害を経験しており、小鉄が火事を甘く見ていると知るや彼の為に「リアル避難訓練」と称して大沢木家に放火したことがある。また、数少ない小鉄との会話の機会のためにネタ帳を持ち歩いている。地味であるが性格は生真面目かつ神経質で、日直の前日には予行演習を行った。
家が学校のすぐ目の前に位置し、下校時の友達との会話や寄り道に憧れている。こうしたことから友達は少なく、母も息子の友達の少なさを憂いて、たまに友達を招かれるとあの手この手で接待する。いつもUMAという文字がプリントされたTシャツを着ている。307固めでは万引きのおばさんを何度も目撃して従業員に伝えようとしたが、自身も気付かないうちに何度もガムを万引きしていた為事務所に連れて行かれた。
NYA
小鉄達のクラスの中で一番静かなグループ
根本 和江(ねもと かずえ)
席替えで小鉄が最後列に移動したことで被害を受けるようになり、小鉄を毛嫌いする。フェンシングとバッティングが上手い。「ネモッチ」とあだ名で呼ばれると喜ぶ。
山崎 民子(やまさき たみこ)
和江同様小鉄を嫌っている。「タミちゃん」とあだ名で呼ばれると喜ぶ。
淡口 静香(あわぐち しずか)
他のNYAのメンバーと違い、小鉄に好意を持っているが、唯一「NYA」の中で小鉄にあだ名はおろか名前すら呼ばれたことがない。
赤門 進(あかもん すすむ)
クラスでもあかねと肩を並べる優等生の肥満体のガリ勉少年。しかしその実態は自分の机に手の込んだ仕掛けを組み込んでカンニングしているだけだった…かと思われたが、普通にテストを受けても満点を取れる実力の持ち主。それでもカンニングをするのは、咎めたあかねに暴力を振るわれるのが快感だからであり、その為にはクラスメイトや春巻をもガムで買収する。容姿のモデルは『週刊少年チャンピオン』現編集長の沢考史。
野村幸子(のむら さちこ)
小鉄のクラスの女子児童の一人。通称「ノムさん」。かなりの痩せの大食いで、いつも山盛りに給食を盛る。しかし本人にはその自覚は全く無く、周囲から大食いだと言われているのに困惑していたが。後に「大食い姫」と呼ばれるようになり、大食いをしないようにしようとするが結果的に大食いをしてしまう。309固めで大森としぶしぶ大食い対決をして勝ち、大森にU18大食いチャンピオンのベルトを渡された(しかし本人は嫌がっていた)。単行本では18巻で初登場したが、読者からの人気が高く、20巻では新キャラにもかかわらず早くも表紙を飾った。「ロッテ」つながりで野球の話題をお菓子の話題と勘違いすることがある。名前の由来は野村克也と野村沙知代。
安藤 勇(あんどう いさむ)
固太りの体型で顔も中年っぽく、顎が割れている。基本的に目立たないキャラで、いつも和男とつるんでいる。全く喋らない。あかねからは「ストーカーくそコンビ」の一人として見られている。ランドセルが異常に重い。5巻に特別読みきりにのみ登場。
安藤 和男(あんどう かずお)
勇とは違って痩せた体型。小鉄を嫌っている。彼も目立たないキャラだが、腹黒いことばかり考えている。しかし正々堂々と相手には言う性格ではなく、勇のみに陰口をもらす。あかねのことが好きだが勇同様「ストーカーくそコンビ」の一人としか思われていない。5巻に特別読みきりにのみ登場。
山上 ハイジ子(やまがみ ハイジこ)
長野県から小鉄たちのクラスに転校した女の子。大食いでフグオに勝ったことがあり、遂には全生徒の給食を平らげるほどの大食いを見せた。いつも沢山の山羊を連れている(ハイジ子曰く「勝手に着いて来る」らしい)。トラックを運転出来る。『アルプスの少女ハイジ』の主人公ハイジのパロディだが、キャラが立たなかったため1回だけの登場。
阿部姉妹(あべ しまい)
阿部あみ、阿部まみの双子姉妹だが実は四つ子姉妹。あみは勉強を、まみは体育を得意としている(他の教科は全くダメ)。四つ子姉妹の他の2人のうち1人は音楽を、もう1人は図工を得意としている。1回だけ出演(モブとしては登場している)。
シャツ男(しゃつお)
英語で「APPO」と描かれたシャツを頭から被っていて顔を全く見せない男。1回だけ出演。あかねをストーカーしている。
ジャージくん
頭頂部以外全身スッポリとジャージで覆い、全く顔を見せない男。シャツ男と同一人物疑惑あり。成績はわりと優秀。しゃべり方や態度からあかねから嫌われている。あだ名は小鉄が命名。
小池 鉄郎(こいけ てつろう)
小鉄のそっくりさん。ナレーションには「ダーク小鉄」と呼ばれた。性格は小鉄とは全然違い、常に一人でいることを好みかなり気弱な性格。走るのはかなり遅い。読書が趣味で図書館の児童書コーナーを2日で読み切るほど。
マッキー
噂が好きな女子でいつもポッキーと行動している。
ポッキー
マッキーと同様に噂が好きでマッキーと共に行動をしている。
大森(おおもり)
3年3組に転校してきた小学生。3年生にしてはかなり背が高く、声が低い。U18大食いチャンピオンでその実力は1クラス分の給食を食べきるほど。しかしノムさんとの大食い対決では敵わずチャンピオンベルトを渡した。キャラクター像はジャイアント白田のパロディ、名前の由来は「大盛り」から。

小学校の職員

校長
『元祖!浦安鉄筋家族』になってからの校長。背がとても高く優しい教師。甘い物に目がない。葉巻が好き。大巨人との関係は不明。大巨人とともにジャイアント馬場がモデル。
沼田先生(ぬまたせんせい)
3年生の学年主任。自称「片付けのプロ」「おせっかいオバサン」。片付けができない長崎屋奈々子を心配して家を訪れるがそこで恐怖体験をし、長崎屋奈々子の家のことについてはいっさい口を開かない。
蚤もんたん(のみ もんたん)
花子がかつて在籍していた3年2組の担任。健康(主に食事療法)に関するクイズを主題し、答えを間違えた生徒には厳しい罰ゲームを行う。また、彼が持つ「○×カード」が無いと彼の前で出題は出来ない。モデルはみのもんた。
晴美先生(はるみせんせい)
蚤もんたんの後の3年2組の担任。
ジャックさん
アメリカから小鉄の小学校にやってきた英語教師。行動する時間がなぜか24に関係している。40歳。キーファー・サザーランドが演じる『24 -TWENTY FOUR-』の主人公、ジャック・バウアーがモデル。
芥川 将(あくたがわ しょう)
図書室の担当。47歳。図書室の中では言うべき事も黒板に書くなど無口だが、一旦外に出ると溜まっているものを噴出するかのごとく饒舌かつ凶暴となり、図書室で乱暴狼藉を働いていた小鉄や仁を成敗した。「本が好き」というが、凶暴化している時はその本すら平気で凶器にする。必殺技は芥川キック(普通の飛び蹴り)、芥川スピンシュート(腕を軸にして地面を回転しながら蹴り)羅生門ブックサンダー(本棚に衝撃波を送り本を意のままに吹き飛ばす)など。名前の由来は芥川賞で、モデルは勿論芥川龍之介。
東増 英二尊(とうます えいじそん)
客員の理科教師。72歳。自称・天才発明家だが、それは殆どパントマイムと思われるものばかり。トーマス・エジソンがモデル。
権藤 総一郎(通称:カルロス 権藤)
春巻の代理で小鉄たちのクラスの担任になった教師。何か新しいことをしようとするものの全てピントが外れている。一にクラス全員を腐った魚と呼び、二学期終了後までに通信簿全員オール5にすると断言、二に小鉄を学級委員長に(学級委員長に任命された小鉄は仁を副委員長に、涙を副々委員長に任命した)、三に体育の授業をセレブ風に紅茶を飲み、授業終了後、教室でステーキを食べていた。モデルはカルロス・ゴーン。

タクシードライバー

大鉄の仕事仲間、友達で、全員大鉄ほどではないがレストラン「ベーやん」の灰皿を吸殻の山にしてしまうほどの超ヘビースモーカー。長時間禁煙すると大鉄同様、貧乏ゆすりをするだけで阪神大震災クラスの地震を起こす禁断症状が起きる。

浅野(あさの)
一年中半袖のTシャツを着ており長屋に住んでいる、大鉄同様やる気が無いが、「道を譲ったほうがいいらしいぞ」と大鉄に注意するなど大鉄より社会常識がある一面も。あだ名は「生ハゲ」(ハゲているから)。5代目スカイライン(通称ジャパン)をタクシーとして使っている。大鉄と一緒にゴロゴロしたりするなど、大鉄の友人の中では登場回数が最も多い。
井上(いのうえ)
初代のホンダZ(ただし、エピソード「続・4名様」では所有している車が、3代目スカイラインになっており、逆に宇野の所有している車がホンダZになっているシーンがある)をタクシーとして使っている、いつもトラッド系のワイシャツを着ており、眼鏡をかけている。髪型は大鉄同様七三分けだが櫛は反対(ただし初登場時は大鉄と同じ櫛だった)。
宇野(うの)
無口。あだ名は「宇野ちゃん」。順子は「ホープさん」と呼んでいる(HOPEと描かれた帽子をいつもかぶっているから)。一時期、行方不明だったらしい。3代目スカイライン(通称ハコスカ)をタクシーとして使っている。

その他

麻岡 ゆみ(あさおか ゆみ)
大鉄ほかタクシードライバーの面々が「憩いの場」として利用しているファミリーレストラン「べーやん浦安店(店名は実在するが、2009年10月現在、浦安には出店していない)」の店長。当初は店内喫煙可能な店であったが、健康増進法の改正に伴う受動喫煙防止措置の為と、大鉄ほかの面々の喫煙量が毎回あまりにも常軌を逸しすぎるために全面禁煙とした。大鉄たちの事を「アホヤニーズ」と呼んではいるが、そんな大鉄達はタバコを店の外で吸うなどしながらも店を利用し続け、べーやんの売上が芳しくないと聞くと一念発起して売上向上に協力するなど、お互い良好な関係を結んでいるようである。352固めでは大鉄たちの事を「TBS(タバコ馬鹿スペシャル)の人」と新たな名称で呼んでいた。
犬男(いぬお)
春巻龍の飼い犬のブルドッグ。しかし飼い主の春巻を外に追い出して自身が部屋の中で生活をしたりしている。
ガスパー
国会議員が飼っているプードル。見た目は可愛らしいが飼い主同様、驚異的なウンコたれである。散歩を押し付けられたあかねや花丸木が酷い目に遭っている。
金子翼の母(かねこ つばさの はは)
金子翼の母。頑張る息子を影から応援している。とても優しい。
市長(しちょう)
本名は末崎(まつざき)。浦安市の市長。浦安市で最大の権限を持つ人。変装が得意で、市民に成り切って市政への苦情を聞き出すなど、市や市民のためなら体を張って何でもする。事故で曲がった標識の支柱を素手で曲げて元に戻したり、警察無線を傍受できるよう改造した愛車で引ったくり犯を追いかけ逮捕するなど腕っ節も強い。生の教育現場を観察するため春巻になりすまし小鉄のクラスを一日受け持ったことがあるが、あかねが春巻に扮した彼に借金の返済の要求をしてきたのを恐喝と勘違いしてあかねを殴ってしまい、結果春巻の身代わりとなって小鉄らの暴力の洗礼を受け、教育現場の荒廃ぶりに愕然とする。また市民のボランティア行動には感動しやすい性格で、見返りとして涙球場前や鈴木青果店前にバス停を誘致したことがある。『浦安鉄筋家族』の「浦安市民最強を決める格闘技大会」の司会者兼出場者でもある。浦安市民には優しく、他県民には容赦しない。前市長の「橋本トランヴィスキー」と容姿が似ている。モデルは本物の浦安市市長である松崎秀樹。
ジムじーさん
町外れにある日本一のパン工場に住む老人。金鉄には借りがあるらしい。一度フグオを一生消えない味つき指、甘指にした。フグオがその指をしゃぶると全ての歯が虫歯になった。毎年バレンタインデーにペロちゃんにスペシャルチョコレート(半径300m以内に存在するアリと甘党人間達を魅了してしまう恐るべきジムじーさん特製激甘チョコ)を渡している。『アンパンマン』のジャムおじさんがモデル。甘指は、『バキ』の登場人物、柳龍光の毒手のパロディ。
大福 A(だいふく エー)
大福星子の息子。1歳。母にとても顔が似ている。母親同様、高いところから落ちても死なない他、酒により超人的な才能を発揮できる。ジャッキー・チェンのパロディ。名前の由来はチェンの主演映画『プロジェクトA』。
花梨(はななし)
中華料理屋「電光飯店」に勤める主婦。幼稚園に通う息子がいる。弱々しい声で地味な面。だが、仁の母から出前の食器を取り返すときはかなりいい動きをしている。皿回しのセンスあり。
花バァさん(はなバァさん)
金鉄の友人で、浦安老人会一の不良ばあさん。特技は相手の杖を自分の杖で倒して座らせる「極楽椅子送り」。負けず嫌い。優先席を見ると座ってしまう癖がある。
妙典のマックイーン
晴郎の映画仲間。モデルはスティーブ・マックイーン。
浦安コブラ会
第13巻にのみ登場。東栄にある。
猪子(いのこ)
第13巻にのみ登場。すぐ人を裏切る、意味もなくスクワットをやらす、借りた金は返さない、突然暴力を振るうなど会長らしくない性格。アントニオ猪木がモデル。
力美(りきみ)
浦安コブラ界の会員。猪子から顔面パンチを喰らい、スーパーでバナナを買ってくるよう命じられる。バナナの形が猪子の顔に似ていることから、バナナに怒りをぶつけ、たまたまそこにいた順子と知り合う。順子に猪子への怒りを打ち明けた後、順子の家を出るが、そこで猪子と遭遇。またもや暴行を受け、ひるむ。それから数日後に順子と再会するが、同会員の辰美と順子の手を持って「順子軍団旗揚げ」と称し、猪子にラリアットを喰らわすが、運悪くも後ろにいた順子にヒット。その後、猪子にあいさつをし、最後は順子に猪子もろともラリアットの餌食にされた。モデルは長州力。
辰美(たつみ)
第13巻にのみ登場。浦安コブラ界の会員。会長の猪子がいない間は力美(りきみ)との会話を楽しんでいたが、猪子の登場と共に顔色を変えて猪子の後ろに立つ。力美の強引な誘いで、順子軍団に加入するが猪子を裏切るのが恐かったらしく、すぐに脱退した。モデルは藤波辰爾。
チャーリー
順子が通販で「チャーリーズボディキャンプ」(ビリーズブートキャンプのパロディ)を頼んだときに商品と一緒に付いてきた。来た一日目は順子が困るほどテンションが高く、45分のエクササイズをコーチしたが、実はかなりのめんどくさがりで日に日にやる時間が減っていき、最後にはたった3分になっていた。初めは7日間限定ということで居候していたが、大沢木家の食事と居心地が気に入り最後にはエクササイズもせず1ヶ月居座って、晴男のように太ってしまった。モデルはビリー・ブランクス。
チャパネット高田(チャパネットたかた)
ジャパネットたかたの社長・高田明がモデル。ニャパチネット高田と表記されている回あるが、その人物とは一応別人であるらしいのこと。
闇崎家
闇崎 駿(やみざき はやお)
自然をこよなく愛するヘビースモーカー。自分の子供を無理矢理野性的に育てようとするが、最終的には裏目に出て子供に仕返しされる。腹黒い性格。前作で一回登場しているが、この時は宮崎危機が彼の車を盗むため、ひざエルボーを食らわされている。モデルは宮崎駿。
闇崎 固軟(やみざき こなん)
闇崎駿の息子。温泉好きな内気で内向的な少年。腹黒い。『未来少年コナン』の主人公、コナンのパロディ。
闇崎 マキ(やみざき マキ)
闇崎駿の娘。産まれてすぐに野生の猿に連れ去られ、野人として育てられたため、人並み外れた身体能力を誇る。猿語を話すことができ、スタスキーと意思の疎通も可能。急所攻撃が得意でキムチが苦手。『となりのトトロ』の草壁サツキのパロディ。
洋田ババア(ようだババア)
109歳になる浦安最長寿。数十年前まで何かの道場を開いていたらしい。年の割りに動きが俊敏で、かくれんぼや杖を使ったバッティングがもの凄く上手い。雹から小鉄たちを救ったこともある。『スターウォーズ』のヨーダのパロディ。
渡辺さん(わたなべさん)
小鉄たちの小学校に隣接した家の主婦。
森 トム(もり トム)
春巻にそっくりな顔立ちの浦安市議。特徴は左目許のほくろ。若手ナンバー1で女性有権者からの人気も高かったが、偶発的トラブルから選挙カーに乗ってしまった春巻の数々の所業が彼のものと勘違いされてしまう。さらに腹痛を治すため公園のトイレに来た大鉄のタクシーに突撃され、その直後に選挙用の看板が公園に突撃した大鉄の車に乗っかり、それも選挙カーと勘違いされ、次の選挙で落選するハメに。選挙ポスターでの明記は「もりとむ」。
桜米助(さくら よねすけ)
自分の家のお隣さんの家の食事を勝手に食べては批評する事が好きな男性。美味しいご飯の家を探して各地を放浪しており、これまでお隣さんの食事しか食べてないと言う。批評に関しては非常に厳しく、ダメだと思ったら即刻引っ越すほど。家ごと移動できるようになっており、のり子の家の隣に引っ越して来たが、のり子の料理に満足できず再び放浪の旅に出た。58歳。モデルはヨネスケ。
星 仙一(ほし せんいち)
浦安市内の少年野球チームの監督。笑顔が印象的だが非常に短気。しかし子供好き。モデルは星野仙一。
田淵 幸二(たぶち こうじ)
浦安市内の少年野球チームのヘッドコーチ。とても温厚。「授業参観の親か」と言われるほど甘い。モデルは田淵幸一。
稲川 淳子(いながわ じゅんこ)
稲川ジューンの娘。ゲゲゲの鬼太郎のパロディ。幽霊走りをする。
ロジャー・ボンド
浦安に上陸した謎の英国秘密諜報部員。ジェームズ・ボンドのパロディ。
ヤワラ
金メダルをこよなく愛する柔道の天才。穏やかな性格だが、小鉄たちが勝手に彼女の金メダルで遊んでいた際ブチ切れたことがある。モデルは谷亮子。
ホラ吹き爺さん(ホラふきじいさん)
本名不明。小鉄らからは「ホラ吹きジジイ」とも呼ばれる。嘘の作り話で子供たちを騙すのが好きで、口から発する言葉のほとんどが嘘である。しかし、その知識はきわめて広範囲にわたり、小鉄らが話す会話の全ての話題に即座に対応することができる。また、話術も巧みで、嘘だと分かっていても自分の興味のある話題の時には信じ込ませる力がある。顔のモデルは大滝秀治。
20本吸いのニコ(にじゅっぽんずいのニコ)
69固めに登場した、ヘビースモーカーであだ名はその名の通り、いつも口に20本タバコを吸っていることから来ている。大鉄が煙草代が値上げされた際、浦安中のタバコを大量に買った後に、大鉄が5箱の煙草のダンボールを買おうとした直後に登場。煙草をめぐり、大鉄と煙草の速吸いと煙草の煙技で勝負するが、大鉄の煙草技で吹っ飛ばされ、煙草のダンボールを取られてしまってる、1日で吸う煙草の本数は、69箱(1380本)と言う69固めの時の大鉄の最大喫煙数26箱(460本)を上回るタバコジャンキーぶりで、「血のタンを吐く時がある」と豪語するほど。好きな煙草の銘柄は大鉄と大鉄の友人であるタクシードライバーの3人同様ERキャストマイルドを好んでる、352固で大鉄と親しい仲になったらしく、それと同時に大鉄の発言から出身地が初めて群馬だと判明した。
大沢木 鶴子(おおさわぎ つるこ)
『元祖!浦安鉄筋家族 爆笑プレイングブック』のコミック未収録作品にのみ登場。本編とは一切関わりが無く、大沢木一家にも含まれていない。

小鉄軍団

主に、小鉄をリーダーとした集団の通称(周りからそう呼ばれている、花丸木からはデビルキッズと呼ばれている)。主なメンバーは仁、あかね、のり子、ノブ、フグ夫、花子、田中(中田)、涙である。他にも金子や江戸五郎や星や米異や野村幸子等がいる。

主に遊びを目的として集まっている。遊びは殆ど野球だが、時にはお互いの家に行ってゲーム等をして遊んだりしている。時々、浦安フジに行ってダンボーラーをしている事もある。主に小鉄、あかね、のり子、ノブ、仁が様々な案を出し行動し、最終的には小鉄が決める。

遊んでばかりの様に見えるが、仁の家を建て替えや庭の手入れ等、人助けをする事もある。時にはイタズラをしたりして面白がっているが、最終的には自分等が被害を受ける事が多い。

タイガー軍団やNYAに目をつけられていて、特にNYAからはかなり嫌われている。小鉄達は嫌われている事を知らない為、彼らに普通に話しかける事が多い。タイガー軍団からは色々と絡まれたり喧嘩を売られたりするが、最終的にはタケシがバカな行動を起こして結果的に小鉄軍団が勝っている。花丸木からも嫌われているが、単に小鉄達は花丸木と遊びたいだけの様である。

チームの団結力は強いが、クラス全体の団結力も強く、玉子山に張り手をされて重傷を負った中田の仇を取るため全員で玉子山に襲い掛かった事、ノブのお見舞いを全員で行く等である。気弱でいじめられっ子だった米異やテキレツを励ましたり、鍛えさせたり等、弱い者を助けた事がある。

関連項目

  • 浦安鉄筋家族

脚注