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共鳴せよ!私立轟高校図書委員会/D・キッサン

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著者: D・キッサン
巻数: 4巻

D・キッサンの新刊
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会の新刊

最新刊『共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 4



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

a_shirai ③共鳴せよ!私立轟高校図書委員会/D・キッサン 轟高校の図書委員会のメンバーを中心とした日常系4コマ。日常系なので内容とかそういうのは特にないけれども絵も丁寧で非常に面白いのに、何故4巻で終わらせてしまったのか謎だよ一迅社。正直再開して欲しい続き読みたい単行本買う。
mizunamit #好きな漫画10冊晒して全部被ったら結婚 Landreaall ヒカルの碁 鋼の錬金術師 花よりも花の如く 封神演義 乙嫁語り 日出処の天子 MASTER KEATON 共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 ダイの大冒険 思わずいや別に結婚はもごもご・・・。
asariyositotter RT @wamanaua: 宇宙家族カールビンソン、血界戦線、共鳴せよ!私立轟高校図書委員会……最後のは友だちにゴリ押しで読ませたなぁ。 #周りに読んでるひとがいないけど好きな漫画

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会』(きょうめいせよ!しりつとどろきこうこうとしょいいんかい)は、月刊『コミックZERO-SUM』(一迅社)連載の、D・キッサンによる4コマ漫画作品。月刊『コミックZERO-SUM』誌上初の4コマ漫画連載作品である。全4巻。2009年には誌上販売にてドラマCD化もされている。

作品概要

私立轟高校図書委員会に所属する高校生の日常を描いた作品。

主な登場人物

登場人物の名前はそれぞれ、実在する書店名をモチーフにしていると思われる。 キャストはドラマCD版のもの。

轟高校図書委員会

福家 亮平(ふくや りょうへい)
声 - 吉野裕行
轟高校2年1組。図書委員会委員長。
陽気でハイテンションな性格で、学校でも一年中ブレザーを着ずシャツ一枚で過ごしている。図書委員長とは名ばかりで、仕事もせずに居眠りしたり遊んでいることが多く、三村によく怒られている。しかし、普段の反動からか1年に1日だけ勤勉で真面目になるらしく、その姿に図書委員会のメンバーも驚いていた。成績はよくなく、頻繁に追試を受けているようである。
両親はオンラインゲームで知り合っており、自身もインターネット中毒で、パソコンが壊れたときはひどく落ち込んでいた。青山や須藤に本人には内緒でGPSを付けている。
名前の由来は福家書店。
三村 真亜子(みむら まあこ)
声 - 沢城みゆき
轟高校図書委員会副委員長。
成績優秀な優等生。誰からも図書委員長になると思われていたが、「気持ちよく仕事をするために責任から解放されたい」という理由から、一番扱いやすそうな福家を推薦し委員長に仕立て上げていた。実質図書委員会の仕事を仕切っているため、生徒も先生も三村が図書委員長だと思い込んでいる。
小学校6年生の時にテレビのクイズ番組に出場し、当時チャンピオンだった原を破り優勝している。黒田の同人誌制作を手伝っている。
名前の由来はAmazon.com。
由島 凛(ゆしま りん)
声 - 伊藤かな恵
轟高校図書委員会会計。
重度のゲーマーで、試験前にも関わらず徹夜でプレイすることもある。プレイステーション3の発売日には学校を休んでまで購入し、ニュースのインタビューを受けていた。新長文庫のマスコットキャラの「よんダラ」がお気に入り。
弟が1人おり、彼もゲーム好きのようである。
名前の由来は有隣堂。
青山 憲司(あおやま けんじ)
声 - 柿原徹也
轟高校図書委員会書記。
真面目で堅物だが友達思い。普段はかけていないが、時々眼鏡をかけている。ややムキになりやすく、ギャル二人組に対抗意識を燃やしている。
詩を考えるのが趣味で、一度雑誌の掲載されたこともある。
「番外編3。」では善場先生のチベット土産の人形に呪われ、次々と災難に見舞われた。
名前の由来は青山ブックセンター。
黒田 蝶子(くろだ ちょうこ)
声 - 高垣彩陽
轟高校図書委員。
文武両道、容姿端麗、周囲の信頼も厚いという非の打ち所のない才女だが、重度の腐女子でオタク。普段優等生を演じていることに疲れを感じているが、オタクを辞める気は一切ない。家に大量の同人誌を所有しており、自身も同人活動をしている。
「番外偏6。」では、中学生の頃に漫画のセリフをアフレコしたテープを盾に生徒会に入ることを要求された。
名前の由来は黒田書店。
木下 久仁也(きのした くにや)
声 - 杉田智和
轟高校図書委員。
長身でコワモテだが心優しい人物。普段はあまり喋らず、よくどもっているが、たまに薀蓄ある格言を言う。
家は木下財閥という名家で、中学校までは名門私立に通っていたが、一般的な高校生活を送ってみたいと思い轟高校に入学した。自宅は寝殿造で非常に広大。よく重要文化財と間違えて入ってくる人が後を絶たないようである。また、プライベートビーチも所有している。久仁也自身も電話一本で企業の株を6倍に跳ね上げたことがある。
ただ一人の書道部員だが、理事長により例外的に認可されている。
名前の由来は紀伊國屋書店。
須藤 慶文(すどう けいぶん)
声 - 鳥海浩輔
轟高校図書委員。
平均的な高校生。スポーツテストの結果が全国平均とほぼ一緒だったり、筆記テストの点数も平均点と同じだったりという極めて普通な人物。クラスメイトの女子に名前を忘れられていたこともある。
推理小説が好きで、とりわけ「田津川警部シリーズ」が好きな様子。図書委員の中では最も(というよりほぼ唯一)恋愛に積極的だが、いつもフラれてばかりいる。「番外編7。」でも神田小夜子に恋をするも、あえなく失恋した。
名前の由来は啓文堂書店。

轟高校職員

クドー三世
声 - 高瀬右光
轟高校の英語教師。生徒からは「クドさん」と呼ばれている。
英語の素晴らしさを伝えるために英語教師をしている。本人は生徒思いだが、行動は空回っていることが多い。ノーチャイム運動を知らなかったり、テスト範囲がいつまでたっても終わらなかったりとややいい加減な面もある。片言だが日本語を話せるが、困ると日本語が通じないふりをする。
日曜日には学校に内緒でモデルのバイトをしており、現場での評価は上々。教師であることを秘密にし、「国の未来に関わる重要な仕事をしている」としか伝えていないため、スタッフからは「国家レベルの密命を帯びている」と勘違いされている。
あまりいい生活をしていないようで、よく学校からトイレットペーパーを盗んだり図書室の本を勝手に売り払って生計を立てている。好物は魚肉ソーセージで、夕方5時からのタイムサービスに行くのを欠かさない。
名前の由来は三省堂書店・ジュンク堂書店。
猪熊 佐和子(いのくま さわこ)
声 - 大黒優美子
轟高校図書委員会OBで、轟高校の校務員。
そばかすが特徴。見かけによらず怪力の持ち主で、本を入れたまま一人で書架を移動させることができる。性格Sで理事長と気が合う。またテレビや雑誌などで紹介されている流行りものに惹かれやすい。
本当は用務員には別の人が採用されるはずだったが、理事長の気まぐれで採用された。
名前の由来はくまざわ書店。
善場 葵(ぜんば あおい)
声 - 安達まり
轟高校の司書。年齢不詳。
趣味は自分探しで、しょっちゅう外国に旅行に行っている。元アイドルで元ホステスという経歴を持つ謎の多い人物。お水時代を書いた著書を出版しており、すでに映画化、舞台化、アニメ化、CD化が決定している。
お水時代の経験からか巧みな話術で人を丸め込むのが得意で、振り込め詐欺を逆に騙し返したこともある。
名前の由来はあおい書店。
常盤 有的(ときわ ゆうてき)
声 - 中博史
轟高校理事長。
轟高校の最高権力者だが、式に出るのが苦手のため生徒にあまり知られていない。一方で彼自身は、生徒の両親が稼いだお金が自分に入ってくるという理由から生徒の名前を一人一人把握している。ちなみに部員が久仁也1名の書道部を認可しているのも、「木下財閥と懇意にしたい」という理由から。
蔵書マニアだが、単に本に囲まれるのが好きなだけで読むことはない。そのため図書室に寝泊りしたり、一方的に本を増やしている。
クドー先生がトイレットペーパーを盗んだり、モデルのバイトをしていることを知っているが、面白いからという理由で黙っており、時折そのことでいじっている。また、モモが学校内に出入りしているのも彼が許可しているようである。
名前の由来はときわ書房と丸善の創業者・早矢仕有的(はやしゆうてき)。

その他の登場人物

モモ
声 - 田中理恵
年齢、本名不明。ただし本人によれば熟女とのこと。
木下家使用人の一人で、久仁也の世話役。おかっぱ頭で常に着物を着て、日本刀を帯刀している。
久仁也を溺愛しており、彼を思うあまり頻繁に轟高校に出入りしている。時にロッカーの中などに潜んでいることもあり、久仁也に危害を加える者がいると即座に斬りかかろうとする。また女子が近づくと激しい嫉妬心を露にする。
ギャル2人組
本名不明。青山が電車の中で遭遇した女子高生2人組。見た目はギャルそのものだが、政治経済や株に精通したり、アブドゥル王族(おそらく中東のどこかの国の王族と思われる)から結婚を申し込まれたりと謎が多い。青山は彼女らを一方的にライバル視している。久仁也とは顔見知り。
ウラのエイユウ
「番外編1。」に登場。黒田がテレビゲーム『ファイナルクエストⅠ』のプレイ中に呼び出してしまったゲームの主人公。本来の熱血な性格とは異なる中途半端にネガティブなもう一人の主人公。ある特定の場面で特定のコマンドを入力すると現れるとごく一部のファンから実しやかに噂されていた。実は由島が7歳の頃にも一度呼び出しており、その時と同様に彼女の協力によってゲームの世界に戻っていった。
彼がゲームから抜け出した際には、現実世界がゲームのようになっていた。
岩波 アヤ(いわなみ あや)
「番外編2。」に登場。聖心女子中学校に通う中学2年生の少女。ギャル2人組に絡まれていたところを助けた久仁也を「王子さま」と思い轟高校に押しかけ、モモと「久仁也と交換日記をする権利」をかけて熾烈な勝負を繰り広げた。
名前の由来は岩波書店。
原 太良(はら たいら)
「番外編4。」に登場。轟高校1年生で、クイズ研究会部長。小学生の時はテレビのクイズ番組でチャンピオンとして持てはやされていたが、三村に敗北。彼女にリベンジすべく校内クイズ大会を開催したが、決勝戦で敗北。その後アメリカにクイズ留学に行った。
名前の由来ははらたいら。
菊田、琴根、小野寺
「番外編6。」に登場。轟高校生徒会役員で、それぞれ生徒会長、副会長、書記。存在感の薄い生徒会の存在をアピールすべく、テープを盾に黒田に生徒会に入るよう要求した。
神田 小夜子(かんだ さよこ)
「番外編7。」に登場。曙高校の1年生。須藤と駅で出会い、田津川シリーズの話題で親しくなった。実は田津川シリーズの原作者、神田心房の末娘で、極度のお父さんっ子。
名前の由来は神田書店。

単行本

  1. 第1巻(2006年11月15日初版発行) ISBN 4-7580-5250-6
  2. 第2巻(2007年11月15日初版発行) ISBN 978-4-7580-5314-3
  3. 第3巻(2008年10月25日初版発行) ISBN 978-4758053723
  4. 第4巻(2009年11月5日初版発行) ISBN 978-4-7580-5450-8