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唐傘の才媛/緋鍵龍彦

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著者: 緋鍵龍彦
巻数: 2巻

緋鍵龍彦の新刊
唐傘の才媛の新刊

最新刊『唐傘の才媛 2


出版社: アスキー
シリーズ: DC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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唐傘の才媛の既刊

名前発売年月
唐傘の才媛 1 2009-04
唐傘の才媛 2 2010-08

唐傘の才媛』(からかさのさいえん)は、緋鍵龍彦による日本の漫画作品。『電撃黒「マ)王』(メディアワークス発行)にて2007年12月19日発売のVol.2から2010年6月19日発売のVol.12まで連載されていた。

概要

ふとした理由でとある旅館に居つくハメになった主人公と、異能の才媛達との出来事を描いたホラー・ラブコメディ。

あらすじ

大学生の揖宿六助は、とある出来事の末に『細縁亭』という旅館に辿り着く。しかし、そこは女将の水落紅を始め、異能の才媛達が経営する旅館であった。六助は、なし崩しに『細縁亭』へ居つくハメとなった。

登場人物

主要人物

揖宿 六助(いぶすき ろくすけ)
本作の主人公。20代の数学論の博士だが、自分本位な性格のため、周りからはあまり評価されていなかった。乙女とのドライブ中に彼女の猟奇癖に恐れをなして逃げ、ガス欠で彷徨った末に細縁亭に辿り着いた。しかしそこでも紅の魔法を見るなど色々な目に遭い、乙女の「人体解剖」を受けた末、療養のため細縁亭に居つく事となった。作中、紅の母親が残した契約書を勝手に書き換えたため、「真・細縁亭」の連帯保証人となった。
水落 紅(みずおち べに)
本作のヒロイン。細縁亭の雇われ女将。和服姿の美女だが、実は魔女で人外。唐傘を触媒に異形の化け物を召喚する等、様々な魔法が使える。無銭で旅館に泊まろうとした六助を地獄へ引きずり込もうとする等、金銭にがめつい。不死に近い身体を持ち、脳天にメスが深々と刺さっても平気。作中、紅の母親が残した契約書を六助が勝手に書き換えた為、「真・細縁亭」の契約者となった。
華房 乙女(はなぶさ おとめ)
六助の後輩で、父親は大病院の院長。普段は大人しい性格だが、気に入ったものを見ると『中身を知りたくなる』衝動に駆られ、普段から携帯している医療用のメスで切り裂く猟奇癖がある。所謂ヤンデレ。衝動に駆られた時の運動能力は紅を凌駕するほど。六助の事が好きで、一時は彼を人体解剖しそうになる。紅の考案でその願いは叶えられ、六助が完治するまでの間、細縁亭で仲居として働く事にした。
九重(ここのえ)
細縁亭の仲居で、猫又の少女。普段は人間の少女の格好をしているが、時として巨大な猫の姿に戻り紅を乗せる事がある。
マリー・ハンキントン
細縁亭のオーナー。褐色の肌と銀髪を持つ女神。それまで蔵の外見をした教会の中で眠っていたが、紅の素行を快く思っていない乙女と九重により長い眠りから覚めた。
九重曰く「天下無双の超ニート」で、普段は歩くのも面倒臭がって車椅子に乗り、人に押させて移動している。兜をかぶった巨躯に翼の生えた『神の兵隊』を召喚でき、誰であろうと問答無用で攻撃する。

その他

乙女の父親
大病院の院長で、一人娘の乙女のために今まで数人の男性をお見合いをさせてきたが、その全員を『行方不明』にさせている。唯一『行方不明』にならずに済んでいる六助を、『大病院』と『社会的地位』を条件として乙女との縁談を成立させた。
紅の母親
先代の「真・細縁亭」の契約者で、マリーとは古い仲。真・細縁亭を地下に封印しその上に細縁亭(仮)を建造した後、紅に女将の座を譲り旅に出ている。契約書を読んだ六助曰く「フランクな性格」。
秘書
乙女の父親の秘書で、有能な女性。大学の指令で六助と乙女を迎えに来た。六助に協力したため超常現象に遭うが無事に帰還を果たす。

用語

細縁亭(さいえんてい)
山奥にひっそりと佇む純和風旅館。オーナーはマリー、女将は紅。仲居は九重などの少女達で(猫又なのかは不明)、六助の療養中は乙女もバイトとして入っている。松・竹・梅・桜の4コースがあり、宿泊費は、松コースで1泊14,000円。作中、直下型の大地震(震度8)で崩壊したが、紅の母親が残した契約書を六助が勝手に書き換えたため、長らく地下に封印されていた「真・細縁亭」が地上に出てきた。
元々は最縁亭のある地域は水害の多い場所で、水害を鎮め、豊穣を祝うべく建てられた神社であり、当時たまたまこの地を訪れていたマリーが奉られ、「信仰心」で得た力でこの地を長年守ってきた。時代と共に治水技術が発達、マリーも信仰心を補うべく旅館に改築した。

単行本

電撃コミックスより発売。

  1. (2009年4月27日発売) ISBN 978-4-04-867711-0
  2. (2010年8月27日発売) ISBN 978-4-04-868806-2