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執念の刑事/業田良家

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著者: 業田良家
巻数: 3巻

業田良家の新刊
執念の刑事の新刊

最新刊『執念の刑事 3


出版社: 竹書房
シリーズ: 竹書房文庫


執念の刑事の既刊

名前発売年月
執念の刑事 1 2006-05
執念の刑事 3 2006-05

執念の刑事』(しゅうねんのでか)は、業田良家による日本の漫画作品。

概要

メロンパンをこよなく愛し、寡黙で執念深い山脇執念巡査長を巡る出来事を綴った4コマ漫画である。

月刊『まんがくらぶ』(竹書房)に連載されていた。

単行本

竹書房バンブーコミックスから全3巻が刊行されたが、絶版。

2006年に竹書房文庫から上下巻が刊行されている。

  • 上巻 ISBN 978-4-8124-2692-0
  • 下巻 ISBN 978-4-8124-2691-3

登場人物

山脇 執念(やまわき しゅうねん)
東武東上線沿線97分署に勤務する巡査長。張り込みを得意とする。天候、状況を問わず、ターゲットとした犯人は何ヶ月であろうと監視を続けるという、名前の通り執念深い捜査を行う。
主人公でありながら、セリフを一切持たないという特殊なキャラクターを演じる。メロンパンが好物で、危機的状況はメロンパンを以て解決することが多々ある。なお、執念が愛用するメロンパンは、特定のパン屋のものに限定される。
山脇 一徹(やまわき いってつ)
執念の父。肩書きは元警察庁長官。本人は亡くなっているのだが、仏壇となって直接行動するという奇っ怪なキャラクター。
子供時代の執念には非常に厳しかった模様。現在の執念にはやたら手助けしようとするが、かえって迷惑になることが多い。
吉田刑事(よしだけいじ)
執念の同僚。寡黙な執念に対し、セリフを話すという代弁者的な位置づけにある。ただ、執念に振り回される事も多く、あまりいい境遇にはない。
マリリン・ウーマン
執念を色仕掛けであらゆる方法で誘惑するが、一切相手にされない。
チュー太郎
執念を影から手助けしようとするこそ泥。ただし、手助けとして執念に渡すアイテムは偽物、あるいはトラップであることが多い。
首領
ギャングのボス。娘である世界子の要望を実現するため、どんな悪事でも働く人物。
世界子
世間知らずでプライドだけ高い幼稚園児。世の中の価値観を知らないため、無謀な要求を首領に押しつける。