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天才料理少年味の助/宗田豪

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著者: 宗田豪
巻数: 5巻

宗田豪の新刊
天才料理少年味の助の新刊

最新刊『天才料理少年味の助 5


出版社: 講談社
シリーズ: 講談社コミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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Manga_Z_ RT @octopusfoot: これはあの幼女に肉汁顔射漫画!まさかまた見かけることになるとは・・・  Jコミ | 天才料理少年味の助 #Ajinosuke #jcomi http://t.co/Gmtiiffb

天才料理少年味の助の既刊

名前発売年月
天才料理少年味の助 1 2004-03
天才料理少年味の助 2 2004-04
天才料理少年味の助 3 2004-06
天才料理少年味の助 4 2004-08
天才料理少年味の助 5 2004-10

天才料理少年 味の助』は宗田豪による漫画作品。「週刊少年マガジン」に2003年47号から2004年38号まで39回にわたって連載された。

概要

中学生でありながら抜群のセンスを持ち、「百舌」と呼ばれた伝説の料理人を祖父に持つ少年「味の助」が、料理を通して様々な人と触れ合い、成長していく物語。

登場人物

徳川 味の助(とくがわ あじのすけ)
14歳の中学2年生。伝説の料理人の孫。伝説の料理人の遺伝子が受け継がれており、調理実習において題目がオムレツだったのにもかかわらずカニ玉を作るほどの腕前。アイデアが思いつかなかったり窮地に立たされると泣きながらパンを口いっぱいほおばる、エビを獲ろうと泳げないのにもかかわらず嵐の中浮き輪ひとつで海に飛び込む、熱した鉄板の上で焼かれているハンバーグに手を置くなどの行動に出ていた。
徳川 優作(とくがわ ゆうさく)
味の助の祖父で、「百舌」と呼ばれた伝説の料理人。味の助が幼少の頃他界している。
味の助の母親
味の助の母親。洋食屋「mama」を経営しているが、料理がまったくできないため代わりに味の助が料理を作っている。なお、洋食屋にもかかわらず「mama」を訪れる客は中華料理であるカニ玉を注文している。
沢渡 萌乃香(さわたり ほのか)
味の助の同級生であり、幼馴染でもある。料理に没頭して学校に来ない味の助を心配する一方で、テストで赤点を取ったという理由で不登校になったが、味の助の料理で再び学校へ通うようになる。
中村(なかむら)
味の助の通う学校の家庭科の先生。オムレツ作りに失敗した生徒を罵っていた一方で、題目を無視した味の助に対しては何も指摘しない。
神宮寺 徹(じんぐうじ とおる)
「料理界の番人」と呼ばれるほどの料理評論家。味の助の店が洋食屋なのにもかかわらず丼物を頼み、出されたカツ丼を不味いと酷評する。新たな味覚として「あたたか味」を提唱している。
斉藤 和良(さいとう かずよし)
味の助のクラスメートであるが味の助より1つ年上の15歳であるため、中学生にもかかわらず1年間留年している中学校は義務教育のため、特殊な例を除き留年することはない。このため設定ミスの可能性が高い。。学校では「伝説の武闘派」と呼ばれるなど恐れられているが、一方で母親思いの一面があり、味の助に美味いコロッケを作って母親の経営する精肉店を助けて欲しいと懇願する。中学生でありながら暴走族のリーダーであり、メンバーがエプロンを着用して応援に駆けつけるほど信頼が厚い。
おり絵
誰も食べようとしなかった味の助のコロッケを一番に試食した少女。コロッケからピュピュッと飛び出た肉汁が口の周りを汚すも「こんなの初めて」と喜んだ。それに対する描写もネット上などで話題になった。
平山 かおり(ひらやま かおり)
味の助の学校に通う天才水泳少女。スランプになり、同時に大好きなスパゲティすら食べられないほどの拒食症に陥ってしまう。味の助の作った蟹ミソのパスタで元気を取り戻すが、スランプおよび拒食症の原因が両親の離婚により1人で食事を取ることになり、それが寂しかったからとのこと。蟹ミソのパスタの匂いにつられてかおりの家に不法侵入した群集に対し「こんなにさびしくない楽しい食事、ほんとに久し振り」と喜んでいた。
青山 光(あおやま ひかる)
かおりが拒食症になったため雇われた料理人。女性に受ける料理を作るのが得意。かおりに自分の料理を食べてもらえなかったのにもかかわらず、味の助に対して「こんな中学生に何が作れるのか」と罵っていた。
渚(なぎさ)
函館の小島函館周辺には小島は存在しないが、陸繋島として函館山が存在する。にある旅館の娘。函館を訪れた味の助とぶつかり、スカートの中を見られたという理由でバイト先の定食を注文させるが、出されたカニ汁の隠し味を当てたという理由で実家の旅館へ招待した。なお、渚の働いている定食屋では客が平然とわいせつを行なっている。
渚の祖父
「伝説の漁師」と呼ばれるほどの名漁師。味の助が渚の旅館に訪れた時に倒れ一時危篤状態に陥り、味の助が作ったエビの味がする寿司を食べて息を引き取るが、次の日に蘇生した。以前一度自殺を考えたとき、たまたま近くで野宿をしていた味の助の祖父・優作と出会い、優作の作った寿司を食べて思いとどまったことを語っている。
京極 一(きょうごく はじめ)
味の助の祖父・優作と対となすほどの料理人であった京極健吾の孫であり、味の助と同じ年の少年。中学2年生にもかかわらず高級レストランで働いており、味の助との勝負の日取りがの前日に決まったのにもかかわらず、勝負の日に3日間煮込んだ牛すじの煮込みを出したほどの天才。3歳の時から腕とフライパンを包帯で巻いて振る特訓をしている。
上村 まどか(うえむら まどか)
アイドル女優で、神宮寺徹の娘。味の助と京極の料理対決の審査員をし、京極の海鮮中華おこげや味の助の作った蕎麦を食べて服を脱いでいた。また、味の助の作った餃子を食べたときの描写が話題を呼ぶ。なお、判定は「私には決められない」として群集を呼んで決めさせていた。
池田(いけだ)
味の助の同級生のサッカー少年でパン屋の息子。父親の経営する移動式ハンバーガー屋が経営難に陥ったため、味の助に助けを求める。なお、優衣という妹がいる。
ハンバーガーモンスターの店長
カウボーイ風のアメリカ人で、池田の父親が経営するハンバーガー屋の隣に店を開き、客を根こそぎ奪っていた。挑発にキレて襲いかかった池田を逆に投げ飛ばして顔面を踏みつけて負傷させるというれっきとした暴行致傷行為や、池田のパン屋の看板を破壊する器物破損行為などを行なっているが、警察に通報された形跡はない。ハンバーガー勝負に敗れると潔く謝罪した。
Mr.マグワイア
彼のつける星で店の評判が変わるとまで言われているアメリカナンバーワンの料理評論家。たまたま味の助のところの商店街を訪れ、ハンバーガー勝負の審査を行なった。
天堂(てんどう)
若手ナンバー1と呼ばれるフレンチの料理人で、ホテルグランシアス内のフランス料理店総料理長。神宮寺の紹介で働くことになった味の助に対し「2世料理人が大嫌い味の助は優作の孫なので3世。」と言い放ち、さらに優作をインチキ料理人と罵っていた。一方で味の助の実力を確かめるため、レストランの新メニュー考案審査会にて姿をくらませて、味の助一人にフルコースを作らせた。優作を嫌っていた理由は以前優作の弟子であったが、修行途中で優作が死んでしまったためであったことを味の助ら告げ、優作から貰った包丁を味の助に託した。
橘 美鈴(たちばな みすず)
天堂の店で働くウエイトレス。萌乃香に似ている。
百田 栗太郎(ももた くりたろう)
天堂の店で12歳から働く料理人見習い。搾りたての牛乳を容器に入れて振ると一瞬でバターに変える事が出来る。味の助と丼物対決を行ない、その後味の助の能力を認めてタッグを組む。
春風 理菜(はるかぜ りな)
天堂の店を訪れ、味の助と百田の料理対決の審査員をすることになったグラビアアイドル。丼物を4杯食べて平然としていた。
大河原(おおかわら)
次期内閣総理大臣候補と言われるほどの大物政治家。ステーキを注文するが、肉の焼き方を指定しなかったのにもかかわらず肉の中が赤いと怒り出し、肉を運んだ美鈴に暴言を吐くなど行為を行なう。その一方で、ハムサンドやネギトロ巻きなどフレンチとはかけ離れた料理にご満悦していた。
熊田(くまだ)
天堂の店の副料理長。肉料理が得意であり、彼の作るスペアリブを楽しみにしている客もいる。鬼軍曹と呼ばれるなど店員には恐れられているが、車に撥ねられて絶対安静だったのにもかかわらず正太のために病院を抜け出してスペアリブを作ろうとするほど客を大事にする一面を持つ。
正太(しょうた)
月に1回熊田のスペアリブを食べに店を訪れる病弱な少年。味の助の作ったスペアリブを食べるときの描写が話題を呼ぶ。
前田 基比呂(まえだ もとひろ)
ホテルグランシアス内の日本料理店総料理長。辛い料理が苦手であり、新メニュー考案審査会にて味の助が出した料理に火を噴いていた。
宋 太郎(そう たろう)
ホテルグランシアス内の中華料理店総料理長。常にオーラを放っており、激昂すると気合で自分の服を破き、中国語らしき言葉を発する。
ドン・アジータ
ホテルグランシアス内のイタリア料理店総料理長。かわいい娘には目がなく、美鈴にうちで働かないかと誘っていた。
野田 亜希子(のだ あきこ)
若くしてホテルグランシアスのオーナーを務めている。味の助に対してやたら興味を持っていたため、そっちの気がある可能性がある。

単行本

  • 第1巻 ISBN 978-4063633535
  • 第2巻 ISBN 978-4063633641
  • 第3巻 ISBN 978-4063633948
  • 第4巻 ISBN 978-4063634198
  • 第5巻 ISBN 978-4063634426

脚注

関連項目

  • 料理・グルメ漫画
  • 格闘料理人ムサシ