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娚の一生/西炯子

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著者: 西炯子
巻数: 全3巻

西炯子の新刊
娚の一生の新刊

最新刊『娚の一生 3



娚の一生へのコメント

こんなかっこいい50代とこんなかわいい30代の管理職はいないw おもしろいけど。 ★★★★★ (ktat )

twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

tit_osn やべぇ先輩から貸してもらった「娚の一生」って漫画ガチで面白いwwこれ買うわwww
hikarock 盲腸で手術した友が予想外に動きが遅い。あんなで週末に退院できるのだろか。お見舞いマンガは『いつもポケットにショパン』『この世界に片隅に』『娚の一生』。最後のやつはもう読んでた。『虫と歌』か三好銀とかにすればよかった!! お腹を手術した人にはおもしろマンガを贈れないのが残念です。

娚の一生の既刊

名前発売年月
娚の一生 1 2009-03
娚の一生 2 2009-10
娚の一生 3 2010-03

娚の一生』(おとこのいっしょう)は、西炯子による日本の漫画作品。

『月刊flowers』(小学館)にて2008年9月号から2010年2月号まで連載された。単行本は全3巻。「このマンガを読め!2010」で第5位となる。flowers増刊号の『凛花』(同)にてスピンオフ作品が掲載される。

あらすじ

東京の大手電機メーカーに勤める堂薗つぐみは、田舎の祖母の家で長期休暇を過ごす。入院していた祖母は間もなく亡くなり、つぐみは仕事を在宅勤務に切り替え、そのまま祖母の家で暮らすことにする。翌朝家にいたのは、見知らぬ壮年の男性。祖母の教え子で、祖母から離れの鍵をもらっていたと言う。彼と祖母との関係がよく分からないまま、つぐみとの奇妙な同居生活が始まる。

登場人物

物語の舞台は、角島(かどしま)県鶴水市。

堂薗 つぐみ(どうぞの つぐみ)
東京の大手電機メーカー「四つ葉電気」の原子力事業部プロジェクト管理課長。発電所建設などの仕事に関る。30代半ば、独身。初めて取った長期休暇を気兼ねなく過ごすために祖母の家へ身を寄せた。仕事一筋に生きてきたが、大きなプロジェクトに関わる気力も体力もなくなり、在宅勤務に切り替える。恋愛下手で、かつて妻子のある人と付き合っていた。弟が2人(2人とも既婚者)いる。
海江田 醇(かいえだ じゅん)
東京の女子大学で哲学の講師をしていた。51歳。病気療養する友人の代理で角島大学で教鞭を取ることになり、十和の家が大学から新幹線で30分程度の距離なので、離れに住むことにする。自身が大学生だった時に十和と知り合い、十和の染色作品を見て想いを寄せるが、片思いに終わった。十和の葬式で十和の孫だとは知らずにつぐみに一目ぼれする。
下屋敷 十和(しもやしき とわ)
つぐみの祖母。染色家として数々の仕事をこなしていた。染色家として東京の大学に教えに行っていた時に、学生だった海江田と知り合う。死ぬ1ヵ月ほど前に海江田に離れの鍵を送っていた。
秋本 岬(あきもと みさき)
つぐみの会社の同僚で友人。同じ部署の係長だった。恋人(つぐみと同期入社)との結婚が決まり、退職する。
園田 哲志(そのだ てつし)
鶴水市の市議会議員。父親も現役の議員の、ボンクラ二世議員。小さい頃、手下を引き連れてつぐみに意地悪をしていた。つぐみのことが好きだったようだが、その後西園寺とつきあう。
川原 信司(かわはら しんじ)
市役所の土木課に勤める男性。
友生 貴広(ともの たかひろ)
郵便配達員。20歳。
西園寺 真保(さいおんじ まほ)
海江田の秘書。以前海江田が勤めていた大学の学長の娘。派手な容姿だが仕事は出来る。海江田のことが好きだったが拒否され、さらには解雇されかかる。哲志と交際を始めてからはつぐみを海江田の「妻」として認める。

書誌情報

西炯子 『娚の一生』 小学館〈フラワーコミックスα〉 全3巻

  1. 2009年3月10日発売、ISBN 978-4-09-132269-2
  2. 2009年10月9日発売、ISBN 978-4-09-132638-6
  3. 2010年3月10日発売、ISBN 978-4-09-133027-7