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少年羽狩人/喜久田ゆい
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著者: 喜久田ゆい
巻数: 4巻
最新刊『少年羽狩人 4』
『少年羽狩人』(しょうねんはかりゅうど)は、喜久田ゆいによる日本の漫画作品。ファンタジー漫画。『コミックZERO-SUM』(一迅社)にて連載された。2008年10月号では誌上にてドラマCDが販売される。
あらすじ
見目麗しく、美しい羽を持つ希少な種族「妖精族(ようせいぞく)」。その羽を手に入れたものは幸せになれるという。それゆえに「狩人(ハンター)」に命を狙われる妖精(ニンフィ)を守るため人間が設立した「保護団体」がある。最愛の人を殺すため狩人になったレンと、保護団体のシエルが出会ったとき、新たな物語が生まれる……。
登場人物
声はドラマCDにおいてのキャスティング。
妖精(ニンフィ)
- レン・ラフィー
- 声:石田彰
- 主人公。妖精にして狩人でもある。透明の羽をもって生まれたため「不吉な羽」と言われたが、イーアに助けられる。彼を非常にしたっており、彼に付いて花国亭へ行ったこともある。その後、村へ帰ると村は狩人に襲われていた。自身も狩られそうになるが「下がれ」という声に救われる。その声の持ち主はイーアだった。裏切られた、と彼を激しく憎み狩人になる。そのときに彼からもらった髪飾りをつけている。
- その後、船の上で保護団体のシエルに出会い、一緒に旅をすることになる。保護団体の施設にいたが、また旅を始めた。イーアのことで裏切りには過剰に反応し、人を信じることができずにいたが、シエルと出会い少しずつ変わってきている。
- 料理は苦手で、いつもシエルに作ってもらっている。よく女に間違われる。
- イーア
- 声:岸尾だいすけ
- 妖精だが、狩人と通じレンたちの村を滅ぼした。花国亭でハンターが自分達の村を襲うことを知って長に知らせたが、反対に牢屋へ閉じ込められてしまう。そこへ来たレンと「一緒に逃げよう」と約束をし、それを支えとしていた。しかし、レンは成人の儀にでており、深い絶望を味わう。その後、村を出て狩人と通じ今に至る。
- 黒い羽を持っており、レンと同じく珍しい羽である。レンに渡した髪飾りは、前長からもらった形見だった。面倒見がよく、レンの剣も彼が教えた。レンは彼に裏切られたと思っているが、イーアは「先に君が裏切った」と告げる。
- 悠路を事故に見せかけて殺すなど、自分の邪魔になるのなら人を殺すこともいとわない。レンと彼に関わる人を憎んでいるらしい。妖精の世界を壊す者になろうとしている。
- ヒナ
- 声:森永理科
- 子供の妖精。見世物小屋でビスという動物に幻影を使って変化しているときに、レンたちと出会う。ハルハートに襲われたところをレンに助けられ、その後行動を共にする。村はもうなく、「レンと一緒なら」という条件つきで保護団体へ行く。レンは大好きだが、シエルのことは嫌い。
- スン
- ジル
- レンやイーアと同じ村に住んでいた。レンたちと仲が良かったが、イーアの連れてきた狩人たちに殺される。
保護団体
- シエル
- 声:小野大輔
- 16歳頃までの記憶がない。美桐に助けられ、保護団体に入る。保護団体の人間は文武両道だが、彼もそれに漏れず短剣の使い手。美桐とは恋人どうしだったが、妹を助けるために狩人になろうとする彼女を止めることができなかった。
- レンと出会い一緒に旅をするが、途中で美桐と出会い狩人の組織のことを聞き、ヒナを連れて先に保護団体へ行ってしまう。追いついたレンに撃たれるが、命に別状はなかった。
- 美桐
- 声:田中理恵
その他
- ハルート
- 声:子安武人
- カルーア・サチ
- 声:野中藍
- サクラ=悠路
- 加音
- ルーディ
単行本
- 2008年1月25日 ISBN 9784758053327
- 2008年8月25日 ISBN 9784758053662
- 2009年6月25日 ISBN 9784758054188