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屍活師/杜野亜希

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著者: 杜野亜希
巻数: 1巻

杜野亜希の新刊
屍活師の新刊

最新刊『屍活師 1


出版社: 講談社
シリーズ: ビーラブKC


屍活師 女王の法医学』(しかつし じょおうのほういがく)は、杜野亜希による日本の漫画作品。

概要

「屍は生ける師なり」、声無き死体から法医学で死者の最期の声を聞くミステリー作品。

『BE・LOVE』(講談社)にて2010年3号より不定期に連載されている。単行本は2010年9月現在既刊1巻。

作中のH大学は作者の母校がモデルで、作者は医学部薬学科を卒業し薬剤師の免許も持つ。

登場人物

桐山 ユキ(きりやま ゆき)
H大学法医学教室の准教授。検死時には「匂い」も死因の手がかりとなるため化粧はほとんどしていない。「屍は生ける師なり」をモットーに掲げ、解剖する遺体に話しかけ、立会いの警官に気味悪がられることもある。解剖中、死者のイメージが立体的に見える不思議な力があり、それが真の死因に気づく手がかりとなる。
犬飼 一(いぬかい はじめ)
H大学医学部4年生。実習で法医学研究室配属になった。学費のためにバイトを掛け持ちしているため成績は芳しくなく、実習の第一希望だった外科も成績が理由で定員からはじき出された。名前の「犬」と「一=ワン」であることから、ユキからは「ワンコ」と呼ばれる。ユキと同じように死者のイメージが見える。
高校生の時、H大学附属病院の医師に父親の命を助けられて以来、その人のような医者になりたいと医学を志すようになった。
村上(むらかみ)
刑事。亡くなった兄がユキと同じように死者のイメージを見る力を持っていた。兄はユキに殺されたと思っている。

書誌情報

杜野亜希 『屍活師 女王の法医学』 講談社〈KC BE・LOVE〉 既刊1巻(2010年9月現在)

  1. 2010年9月13日発売、ISBN 978-4-06-319295-7