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弱虫ペダル/渡辺航

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著者: 渡辺航
巻数: 23巻

渡辺航の新刊
弱虫ペダルの新刊

最新刊『弱虫ペダル 23



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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弱虫ペダル』(よわむしペダル)は、渡辺航による日本の学園自転車漫画作品。秋田書店の『週刊少年チャンピオン』に2008年第12号から連載され、同社の少年チャンピオン・コミックスレーベルによる単行本が刊行されている。2010年10月現在、14巻まで刊行されている。

物語

千葉県立総北高等学校の新入生、小野田坂道はアニメやゲームや秋葉原を愛するオタクである。中学時代にオタクの友達ができなかった彼は高校でアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知り意気消沈する。一方、同じく新入生で、中学時代に自転車競技で活躍していた今泉俊輔はトレーニング中、学校の裏に有る斜度20%を超える激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂する小野田坂道を目撃する……。

登場人物

総北高校自転車競技部

1年生

小野田坂道(おのだ さかみち)
この作品の主人公。オタク。気が小さく、他人と話すのが不得意。オタク仲間を作ることを夢見ている。必要以上に元気のある体育会系の人を嫌い、スポーツにも興味がない。小学生の時分から、学校から45キロ以上離れた秋葉原へ自転車で通い続けていたため、初心者にもかかわらず相当なポテンシャルを秘めている。
自転車競技部に入部してからは「身軽な体躯」「目標に一途なメンタル」「軽いギアでもぶれない高回転ペダリング」など、クライマーとしての資質を見出される。坂道を登坂する時、笑顔になる癖がある。インターハイでのゼッケン番号は176。愛車はメーカ不明のママチャリとクロモリロードレーサー。
今泉俊輔(いまいずみ しゅんすけ)
総北高校1年生。中学の頃は県内屈指の自転車レーサー。非常にクールな性格で、冷静な計算に基づくライディングを売りにしているが、根は勝負事に熱くなるタイプで極度の負けず嫌い。ある大会で1位に大差をつけられ準優勝で終わったが、それをバネとし高校入学後もさらに厳しいトレーニングを積み続けている。目標は世界最速。山岳、平地にかかわらず力を発揮するオールラウンダータイプ。同じく負けず嫌いで、ライバル関係にある鳴子とは言い争いが絶えない。インターハイでのゼッケン番号は175。愛車はスコット。
鳴子章吉(なるこ しょうきち)
高校1年生。「浪花のスピードマン」の異名を持つ、関西から転校してきた有力なレーサー。派手好きな性格だが、家族や友達思いの人情家。秋葉原で坂道と出会い友達になった。坂道の素質を見抜いて一緒に自転車部に入ることを勧めた。目立つ事が信条で、「速いのが一番目立つ」という理由でスピードを求めるスプリンタータイプ。反面、山岳は苦手だが「勝たなければ目立たない」という事で山岳対策も行ったり、合宿中の取材依頼に対しても「余計なこと考えたら(1000km)走りきれない」と断るなど、単純に目立てばなんでもいいというわけではなく、あくまでレースで勝って目立つ事が目的。インターハイでのゼッケン番号は174。愛車はピナレロ。
寒咲幹(かんざき みき)
坂道の隣のクラスの女子生徒で、総北高校自転車競技部のマネージャー。大の自転車オタクで、自転車の話になると目の色が変わる。今泉とは幼少時からの顔見知りである。自転車で秋葉原まで行くという坂道に興味をもつ。実家は自転車販売店で、兄は部のOB。その関係で、実家の店ごと部のイベントをバックアップしている。
杉元照文(すぎもと てるふみ)
坂道のクラスメイトで、中学時代から趣味でロードレーサーに乗っていた。鳴子と坂道が自転車部に入るのを知り、一緒に入部することになる。「ボクは経験者だから」が口癖の自慢屋だが、根は親切。得意分野はロングライド。自転車に一心不乱に没頭する坂道や今泉、鳴子らとはやや温度差がある。合宿には出席したものの、ノルマを達成できず途中棄権した。愛車はコルナゴ。
桜井剛(さくらい つよし)
坂道より先に入部していた部員。中学時代は野球部のレギュラーだった。合宿は風邪のため出席せず。

2年生

古賀(こが)
用具の手入れをしていることが多い、眼鏡をかけた優しそうな先輩部員。見かけによらない体力バカ。合宿はそのノルマの過酷さゆえに出席を辞退した。
手嶋純太(てしま じゅんた)
パーマが特徴の先輩部員。自転車の才能は今ひとつだが、頭のよく回る策士。自らを凡人と称しコンプレックスを抱いているが、青八木と組み、互いの短所を補うことで、2人揃ってのインターハイ出場を目指す。田所を尊敬しており、田所と共にインターハイに出場することを目指していたが出場をかけた合宿で1年生三人に敗北する。愛車はキャノンデール。
その後、プラペダルを踏み折ってしまい合宿のノルマを達成出来なくなる寸前だった坂道に、自らのペダルと競技用シューズを渡して復活させた。
青八木一(あおやぎ はじめ)
無口で暗そうな外見の部員。ここぞというところの走りに定評はあるが、マネジメントが下手で芽が出ないタイプ。手嶋と2人でインターハイに出場するのが夢。田所を尊敬しており、手嶋と共に揃ってインターハイに出場することを目指していたが、出場をかけた合宿で1年生三人に敗北する。愛車はコラテック。

3年生

金城真護(きんじょう しんご)
2年生時からエースを張る、総北高校自転車競技部主将。無口で厳しい性格だが、あえて過酷な試練を与えることで坂道ら後輩の素質を引き出そうとしている。どんな逆境でも決して勝負を諦めない精神力の持ち主であり、「石道の蛇」の異名を持つ。インターハイでのゼッケン番号は171。愛車はトレック。
田所迅(たどころ じん)
巨漢でその筋力を生かしてド迫力の走りを見せるスプリンター。その容姿から「暴走の肉弾頭」の異名を持ち、先頭になってチームを引っ張るときは「肉弾列車」などと呼ばれている。豪快な性格だが意外と細やかに気を配ることもでき、一・二年の後輩に対する面倒見も良い。アナログ派で現在でも録画にビデオテープを使用する。インターハイでのゼッケン番号は172。愛車はスペシャライズド。
巻島裕介(まきしま ゆうすけ)
「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」の異名をとるクライマー。長い手足を生かして自ら編み出した独特のダンシング走法を身につけている。口癖は「~ショ」。タマ虫色と形容される緑を主体とし赤や青が所々にちりばめられた奇抜な髪の色をしている。気を遣ったり会話を繋いだりするのが苦手だが、坂道に対しては同じクライマーとして手本になれるように努力している。家が金持ちで豪邸に住んでいる。インターハイでのゼッケン番号は173。愛車はタイム。

箱根学園

真波山岳(まなみ さんがく)
箱根学園1年生。選手層の厚い箱根学園で1年生にしてレギュラーを勝ち取る実力を持つ。坂道が合宿へ向かう途中で出会う。坂道と同様でクライマータイプ。自転車で山道を登るのが好き。ゆるい性格で、気が向かないことは参加せずにさぼっては自転車で山道へ繰り出して眼鏡の委員長に怒られているらしい。坂道の実力を認め、インターハイでの再会を宣言する。インターハイでのゼッケン番号は6。愛車は白のLOOK。
福富寿一(ふくとみ じゅいち)
箱根学園主将にしてエース。ロードレーサーの家系に生まれたサラブレッド。前年度のインターハイで金城と競り合った際、見下していた筈の金城の闘志と実力に次第に圧倒され、抜かれた瞬間思わず金城のジャージを掴んでしまい、共に落車してしまった。「最強のチームを作り上げて正々堂々と勝負し、勝つ」ことこそが贖罪になると考え、最強のメンバーを束ねて再びのインターハイに挑む。インターハイでのゼッケン番号は1。愛車はジャイアント。
荒北靖友(あらきた やすとも)
箱根学園3年生。2年の秋から主将福富のエースアシストを努めている。三白眼で目つきが悪い。福富の代わりにメンバーに指示を出す事もある。普段は何事にも冷めた態度を取る皮肉屋だが、隠れた獣性を併せ持つ。特に大一番での追走の際には、研ぎ澄まされた反射神経により落車ギリギリの荒々しいライディングを見せる。その一方で予想外の事態に動揺する脆さも持つ。インターハイでのゼッケン番号は2。愛車はビアンキ。
東堂尽八(とうどう じんぱち)
箱根学園3年生。箱根学園のエースクライマー。ナルシスト・ポジティブな性格でカチューシャを頭に着用している。巻島と初めて遭遇したレースでは悪い印象しかなかったが、数々のレースで競う内にお互いを認める好敵手となる。勝負をすることに気を配るあまり、わざわざレース前に電話で巻島の体調を気遣うことも。お互い3年最後のインターハイでの山岳勝負を最終決戦と位置づけ、(チーム総北のトラブルというハンデはあったものの)わずかの差で東堂が勝利した。音も無く加速するスリーピングクライムを得意とし、「山神」の異名を持つ。インターハイでのゼッケン番号は3。愛車はリドレー。
新開隼人(しんかい はやと)
箱根学園3年生。箱根学園のエーススプリンター。唇の厚さが特徴。主将の福富とは中学時代からの同級生で、中学では自転車競技部の部長と副部長の関係であった。激しい主張をせず、どこか飄々とした雰囲気を漂わせる。「箱根の直線鬼」の異名を持ち、2年生にしてインターハイのメンバーに福富と共に選ばれるも、出場を辞退している。補給食としてパワーバーを携帯している。インターハイでのゼッケン番号は4。愛車はサーベロ。
泉田塔一郎(いずみだ とういちろう)
箱根学園2年生。スプリンター。「神奈川の最速屋」と呼ばれる。インターハイがピークになるよう厳しい筋トレでコンディションを調整していた。自分の大胸筋にアンディ(右)、フランク(左)という名前をつけている。インターハイファーストリザルトを田所・鳴子と競ったが、風に煽られたカラーコーンが進路の邪魔をした際僅かにスピードを緩めたため、転倒の危険も構わずに突っ切った二人に遅れをとった。口癖は腹筋を意味する「アブ」。インターハイでのゼッケン番号は5。愛車はBH。
アンディ(あんでぃ)
泉田の右大胸筋。攻撃的で排他的。
フランク(ふらんく)
泉田の左大胸筋。慎重かつ大胆。痙攣して泉田に危機を知らせる。
黒田(くろだ)
箱根学園2年生。インターハイメンバーを決める組別トーナメントの決勝で真波に敗れた。

京都伏見高校

御堂筋翔(みどうすじ あきら)
京都伏見高校1年生。1年生ながらエースを張り、戦略など状況全てを計算する頭も切れる実力者。中学時代に今泉が大敗した因縁の相手。
インターハイ開会式では前年度優勝校箱根学園に宣戦布告、今泉と再会した際には「弱泉くんや」と言い放つなど不遜な態度を見せ、自身の所属する自転車競技部員に"自分を君付けで呼ばせる・部員同士は番号か苗字で呼び合う"等の行為を強制し、その仲間である部員の事をザクと呼んだりとあまり穏やかではない性格。風貌・行動ともに個性的で、"勝利"に異常なほどの執着心を抱いている。
坂道の実力を見抜き、『量産型ではない』と訝しんでいた。インターハイでのゼッケン番号は91。愛車は小さめのフレームサイズに、長めのシートポストとステムをセッティングしたデ・ローザ。
石垣光太郎(いしがき こうたろう)
京都伏見高校3年生。3年生であるが、部のイニシアチブは1年の御堂筋が握っていて、「御堂筋君」と呼ばされている。インターハイ一日目、御堂筋と坂道が競うのを見て坂道の実力を認識した。今の所、京都伏見自転車競技部で唯一御堂筋の行動を咎めたりと一般的な考え方を持っており、他の部員が御堂筋の教えについていく事に戸惑いのある描写も見られる。ボトルを落とした坂道に親切に接したりと普段は温厚な性格である事が窺える。インターハイでのゼッケン番号は92。
水田(みずた)
京都伏見高校2年生。歯列矯正器具(ブラケット)を着けている。前年度インターハイで暑さにより体調を崩しリタイアした経験から、田所の不調を見抜く。御堂筋を妄信しており、愛称は"ノブ"であるが、御堂筋が来てからは「部員同士は苗字か番号で呼び合う」という彼の方針に従っている為、愛称で呼ばれる事を拒否している。インターハイでのゼッケン番号は95。

その他の自転車競技部

柴田康之(しばた やすゆき)
石川県代表・金沢三崎工業高校のスプリンター。「北陸の疾風」の異名をとる。細面でロードバイク用のサングラスを着用している。インターハイファーストリザルトを狙うも、田所・鳴子にアタックを潰され4位に終わる。インターハイでのゼッケン番号は112。
館林元成(たてばやし もとなり)
長野県代表・長野中央工業高校のクライマー。「アルプスの山守」「鉄壁の館(たて)」の異名をとる。インターハイの山岳リザルトを狙い一度はトップになるも、巻島・東堂に抜き返され3位に終わった。インターハイでのゼッケン番号は61。
大粒健士(だいつぶ たけし)
奈良県代表・奈良山理学園のスプリンター。奈良最速の灼熱のスプリンター。「仏のカオも3度までだ」が口癖。

その他の登場人物

寒咲通司(かんざき とおじ)
総北高校自転車競技部OB。実家の寒咲自転車店に勤務する。移動用車両の運転等、総北高校自転車競技部のさまざまなサポートをしている。幹の兄。田所が1年生で苦しんでいた時に主将を務めており、アドバイスをしていた。20歳。
坂道の母
坂道の母。相手の話をしっかりと理解しないまま思い込むままにまくし立てる。鳴子曰く「台風みたいなオカン」。坂道が小学生の時に自転車で遠出をしないようにと自転車店に坂道のママチャリをスピードが出ないように改造を依頼。結果として坂道がハイケイデンスタイプとなることになった。
川田拓也(かわだ たくや)
元・総北高校自転車競技部所属。1年生ウェルカムレースのあと退部し、中学の時に所属していたテニス部に転向した。愛車はジャイアント。
ピエール
総北高校自転車競技部監督。外人。英語教師をしている。陽気な性格。
アヤ
幹の友人であり、いつも行動を共にする。体育会系の性格で気が短く、オタクを見るや、すぐ鉄拳を振るう。

単行本

  • 第1巻 ISBN 9784253214513 (2008年8月10日初版発行、7月8日発売)
  • 第2巻 ISBN 9784253214520 (2008年9月20日初版発行、9月8日発売)
  • 第3巻 ISBN 9784253214537 (2008年11月20日初版発行、11月7日発売)
  • 第4巻 ISBN 9784253214544 (2009年1月20日初版発行、1月8日発売)
  • 第5巻 ISBN 9784253214551 (2009年3月20日初版発行、3月6日発売)
  • 第6巻 ISBN 9784253214568 (2009年6月20日初版発行、6月8日発売)
  • 第7巻 ISBN 9784253214575 (2009年8月20日初版発行、8月7日発売)
  • 第8巻 ISBN 9784253214582 (2009年11月20日初版発行、11月6日発売)
  • 第9巻 ISBN 9784253214599 (2009年12月20日初版発行、12月8日発売)
  • 第10巻 ISBN 9784253214605 (2010年3月20日初版発行、3月8日発売)
  • 第11巻 ISBN 9784253214636 (2010年4月20日初版発行、4月8日発売)
  • 第12巻 ISBN 9784253214643 (2010年6月20日初版発行、6月8日発売)
  • 第13巻 ISBN 9784253214650 (2010年8月20日初版発行、8月6日発売)
  • 第14巻 ISBN 9784253214667 (2010年10月20日初版発行、10月8日発売

外部リンク