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怪体真書0/険持ちよ

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著者: 険持ちよ
巻数: 2巻

険持ちよの新刊
怪体真書0の新刊

最新刊『怪体真書0 4


出版社: 小学館
シリーズ: 少年サンデーコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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怪体真書0の既刊

名前発売年月
怪体真書0 1 2010-07
怪体真書0 2 2010-10
怪体真書0 3 2011-01
怪体真書0 4 2011-03

怪体真書Ø』(かいたいしんしょぜろ、かいたいしんしょ・零)は、険持ちよによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)2008年40号に読切として掲載された「解体真書0」をベースにして『週刊少年サンデー』にて2010年14号から連載中。話数のカウントは「第●話」。

概要

ファンタジーと医療の融合を謳ったメディカルファンタジーバトル漫画。剣をメスとして扱い、呪術師によって作りだされた化けもの「病魔」と闘う闇医者の活躍を描いている。作者が「宗太郎と桃が生まれたのはもう、3年ほど前です。Vol.2/2010年3月3日より」と語るように主人公の鳴滝宗太郎と出雲桃は読切版から変わらない形で登場しており、一貫して愛情を注いできたことがうかがえる。

あらすじ

呪術師が作り出した化け物「病魔」が存在した。そして、それらと戦うのは「怪体真書」を持つ闇医師である。闇医師の少年鳴滝宗太郎と彼をサポートする看護師出雲桃は病魔と戦いながら、怪体真書Ø巻を探す旅を続けていた・・・。

登場人物

闇医者

鳴滝 宗太郎(なるたき そうたろう)
主人公。病魔を倒せる対病魔用医療器具と怪体真書を持つ闇医者。
本が大好きで有り金を全て叩いてまで買い漁るほど(その為よく桃のお仕置きを受ける)。
また甘いものが好物で尋常ではない量の団子や饅頭などをよく頬張っている。
しかしいざ病魔との闘いになれば本から得た知識や凄まじい太刀筋で病魔を滅する実力の持ち主。椿はこれを「見た事のない太刀筋」と評している。視力も桁外れに良く、動体視力も優れ、また判断力も充実している。
名の通った殺し屋一族:鳴滝家の出身。幼い頃、父や兄たちによって、親友の零を殺してしまった。その経験からか医者として命を救う事だけは忘れない。
出雲 桃(いずも もも)
宗太郎をサポートする看護師。天然な一面がある。身長の何倍もあるたい岩も持ち上げる怪力の持ち主。その力は受け止めた刀を片腕一本で折るほど。宗太郎の事を「センセー」と呼んでいる。
病魔については余り詳しくない。しかし病魔との闘いにおいては宗太郎の指示に忠実に従い、彼に医療道具を渡したり、患者の治療をするなどサポート面は抜群。
宗太郎にベタボレしている(本人は否定しているが、周りからは認知されている)。宗太郎とは幼馴染らしい。
宗太郎がよく本を買い漁るなどで旅費を使い込むと容赦なく鉄拳制裁を下すが、彼の事を信頼している。
スタイルもよく、椿からはその事でよく身体接触を求められる。因みに背丈も宗太郎より高いため、彼の姉と見られる事もある。これに対して作者は彼女を斜め後ろに歩かせて調節するなどをしている。
また作者によれば当初桃は存在せず、担当の一言で誕生したと言う。
立花 椿(たちばな つばき)
桃の従姉で、闇医師一族の研究員。18歳。女性だが、一人称は「オレ」で男言葉で話す。貧乳。
研究員として宗太郎に興味を持つ。とある病魔の一件では一時宗太郎や桃を「能ナシコンビ」と評したがその後の病魔の浄化で一転、宗太郎を認めるようになる。
式神を虫として操る事ができる。この虫は物から情報を読み取り、椿の持つ怪体真書に戻る事で文字となる。逆に書き込んだ情報で虫を具現化させ、道案内させる事もできる。
杉田玄楽
宗太郎の師であり、闇医師へと導いた人物。桃の婚約者。名前の由来は杉田玄白。
華岡五陸
闇医師で薬剤師。病魔に取り憑かれた少女達を隔離していた。その病魔に取り憑かれた姉を救えず罪悪感を持ち、少女達を実験台のように扱った闇医師達に不信感を持ち、追い出した。その後は感覚をなくし死を引き伸ばす薬を作り、病魔の進行が進んだ少女は感染を防ぐために殺していた。宗太郎の協力もあり、過去に踏ん切りをつけ、桃の手術に成功する。名前の由来は華岡清洲。
銀助
銀色の毛をしたリスみたいな生き物で五陸から渡された。病魔をみつけることができる。
前野良菊
闇医師で五陸の師。逢坂のある場所に身を隠しており、怪体真書0巻について何かを知っているらしい。
名前の由来は前野良沢。

謎の三人組

朱炎
謎の三人組の一人。目を布で覆っている。相当な荒くれ者で口も悪く、力で解決しようとする好戦的な性格。そう言った態度から仲間である琥雷らとは不仲である。
改造された病魔「蚤飛飛蝗」を取り込んでおり、それにより岩をも砕く力や凄まじい瞬発力を誇る。
宗太郎らの持つ怪体真書に興味を持ち、奪い取ろうとする。当初はその身体能力で圧倒していたものの、宗太郎の奥義に打ちのめされる。その時、宗太郎が鳴滝家の人間である事を知り怪体真書を使用したが、拒絶反応が起きて爆発に巻き込まれる。
琥雷
左目に傷を負った、隻眼の少年。怪体真書を持っている。
好戦的な朱炎とは折り合いが悪いが、彼の拳をも避けてみせる瞬発力がある。
包帯の人物
詳しい名称は未だ不明。全身に包帯を巻いている。

鳴滝家

暗殺者の頂点に立つ家系で、朱炎曰く「金さえ払えば誰であれ殺害する」との事。 太刀筋に関しても、見たら忘れられないほど凄まじいものらしい。

医療器具

医療器具
怪体真書から取り出される様々な道具。対病魔用の兵器から果ては病魔を閉じ込める物まで用途によって様々な種類がある。
手術室(オペしつ)
先に玉の突いた太い針のようなもので病魔を閉じ込める結界を展開する。
第十八項 月雲(つきぐも)
宗太郎が最も良く使用するメス。美しい長身の刀。長さは宗太郎の身長並みに長い。
治療薬
主に桃が使用。病魔に感染した患者の傷ついた部分に塗る事で傷口が塞がっていく効果がある。
第八項 欄蛇帯(らんじゃたい)
長い経文で病魔に取り付かれ、暴れだした患者の動きを止める。
しかし、病魔の進行によっては長時間拘束しておくのは不可能である。
破邪の針(はじゃのはり)
ツボに向かって針を刺し、精神を刺激する。主に病魔に意識を支配されかけた患者に使用。
第二十六項 蟒の桐壺(うわばみのきりつぼ)
患者から切り離した病魔を吸引し、閉じ込める。
第三十四項 式神・蜻蛉(しきがみ・トンボ)
椿が使用。蜻蛉を大量に召喚し、物に触れて情報を集めさせる。この蜻蛉は怪体真書に戻る事で文字となる。また逆に書き込んだ情報を蜻蛉として具現化させ、道案内させるなどもできる。
第二十項 星時雨(ほししぐれ)
その名の通り美しいナイフで、何十本もある。かなり鋭利で多くの対象に対する投擲の他、小さい標的或いは狭い場所で真価を発揮する。
第二十八項 赤柔衣(せきじゅうい)
赤い手術服で、これを着込むと手術室と同じ能力を身に纏える。そのため対人用結界や病魔の感染も防げる。
第十二項 十式(じゅっしき)
薬の弾丸を打ち出す銃。主に五陸が使用する。患者を傷つけず体内から治療出来、使い手によっては極小な部分も狙える。

用語

病魔(びょうま)
呪術師が人を病気に見せかけて作られた化け物。人間に取り憑いて、その人間や周りの人間の命を吸って生きる。
最近は人の手によって改造が加えられたものが蔓延しつつある。
闇医師(やみいし)
病魔を倒すことを目的とした医師。
怪体真書(かいたいしんしょ)
闇医師が持つ医術書。病魔の情報が記載されている。ページにある対病魔用医療器具を取り出せる。第一巻には病魔の治療法が載っており、第Ø巻には病魔を根絶させる方法が載っている。人間一人に血の契約を交わした者しか使えない。それ以外の人間が使うと、拒絶反応が起き、爆発してしまう。

脚注

外部リンク