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怪盗セイント・テール/立川恵

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著者: 立川恵
巻数: 7巻

立川恵の新刊
怪盗セイント・テールの新刊

最新刊『怪盗セイント・テール 7


出版社: 講談社
シリーズ: なかよしKC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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怪盗セイント・テール』(かいとうセイント・テール)は、立川恵による日本の少女漫画作品。『なかよし』(講談社)にて連載された。単行本は全7巻。またそれを原作として製作されたテレビアニメをはじめとする各種メディア作品のメインタイトル。

概要

当初は、数話の短期連載だったが好評だったため、1995年から1996年にかけて長期連載された。立川の代表作であり「マジシャン怪盗とそれを追う探偵の関係」と「恋愛」とを巧妙に組み合わせた、この時期の『なかよし』が送り出した傑作の一つ。

連載期間は1994年10月号から1995年1月号まで短期と、1995年3月号から1996年12月号まで長期。人気を博し、立川の出世作となる。うち1996年11月号・12月号は番外編ストーリーを収録しているため、本編の連載終了は1996年10月号。コミックス7巻目には番外ストーリーを収録している。作者は影響を受けた作品として『ルパン三世』『キャッツ♥アイ』『魔法のスターマジカルエミ』『ピンクの豹』(松田聖子の楽曲)を挙げている。

手品で瞬時に衣装を変える事から、変身ヒロインのジャンルにも位置づけられている。また、盗みを働く理由が奪還を目的とした人助けである事もそれまでの怪盗漫画とは一線を画す内容であった。

各国語に翻訳出版され、日本国外でも人気を博した。特に韓国では『(天使少女 ネティ)』名でのアニメ放映もされた。他の翻訳出版地域は、北米域・台湾・香港・シンガポール・タイなど。

テレビアニメは1995年10月12日から1996年9月12日にかけてトムス・エンタテインメント(放送当時は東京ムービー新社→キョクイチ東京ムービー)および朝日放送製作(ABC)・テレビ朝日系列局(ただしフルネット局のみ)にて19:30~20:00の時間帯で放映され、ポリグラムよりVHSビデオ及びLDがセルビデオ14巻、レンタルビデオ・セルディスク11巻で発売された。また2004年8月22日と11月28日にはバンダイビジュアルより、2008年4月25日と8月29日にはタキコーポレーションよりそれぞれDVD-BOXが全2パック発売された。2006年9月1日より動画配信サイト『@nifty東京ムービーONLINE』にて配信がスタート。全43話。また、2009年5月21日よりチバテレビにて再放送が開始されている。

同作品を原作にセガ主催のファミリーミュージカルが製作され、全国30ヶ所で公演された。またトミー(現・タカラトミー)からセガサターン用、セガからゲームギア用ゲームが発売された。これらの事から解るように、当時のセガグループによる最大のプッシュによって商業戦略が敷かれた作品としても知られる。アニメ版ではアイテムとしてステッキも所持しており、玩具展開もされた。

あらすじ

聖(セント)ポーリア学院に通う羽丘芽美は、マジシャンを父に持つ中学2年生の少女。しかし夜になると自らが住む聖華市に出没する怪盗セイント・テールになって巧妙な詐欺や窃盗で巻き上げられた金品を盗み、本来の持ち主に返す。学院礼拝堂の見習いシスターにして情報アシスト役のパートナーの親友・深森聖良と共に、犯罪被害に遭った「迷える子羊」達の救済に走っている。警察さえ手玉に取るセイント・テールを追うのは、クラスメートの天才少年・アスカ.Jrこと飛鳥大貴。彼は市長より特命を受けた、セイント・テール専任捜査官なのだ。最初は生意気なアスカ.Jrに怒り心頭に発した芽美だったがその想いはやがて微妙なものへと変化していき、徐々に彼がセイント・テールを追う真摯さに心惹かれていく。

登場人物

メインキャラクター

羽丘芽美(はねおか めいみ)/怪盗セイント・テール(かいとうセイント・テール)
声 - 桜井智
本作の主人公。聖ポーリア学院・中等部2年A組に在籍する 明るく元気な普通の女の子。体育が得意(アクロバットもできる)で、運動神経は抜群。苦手な科目は数学。甘いものと可愛いものが大好き。トカゲが大の苦手。しかし夜になると、聖華市を賑やかにさせる 「怪盗セイント・テール」となり、大活躍! 聖良と一緒に迷える子羊たちを救っていく。盗みの手口や手品の腕はかなりのもの。アスカJr.とは口を開けば舌戦になる所謂ケンカ友達のような関係だったが、後に彼との関係に変化が芽生える。原作短期連載時の設定では遠視で授業中は眼鏡をかけていたが、アニメ版と長期連載時にはその設定は削られている。作者の立川曰く、モデルはアイドル時代の麻丘めぐみ。血液型はA型で、誕生日は9月29日。身長152cm。体重43kg。好きな色はブルーサファイア。
深森聖良(みもり せいら)
声 - 井上喜久子
芽美のクラスメートで親友。放課後は学院の礼拝堂で懺悔や相談を受け付ける、見習いシスターとして奉仕活動をしている。大人びた性格で 常に冷静沈着。得意技は主人公を口車にのせること。芽美の正体が分かっている唯一の人物であり セイント・テールが救おうとする「迷える子羊」は、みんな聖良に相談や懺悔を行った人達だ。鬼神の如き情報収集能力を持ち、聖華市について彼女に分からない事などないのではないかと思わせる程の情報網を持つ。それだけではなく必要とあらば芽美と共に現場に乗り込み、セイント・テールのサポートも行う(セイント・テールに変装するとか)。公私心身共に芽美をしっかりと支える良き大親友である。家伝の怪しい香水を調合するのが趣味(原作のみの設定)。血液型はB型で、誕生日は7月3日。身長152cm。体重43.5kg。好きな色はピュアホワイト。趣味は読書。
飛鳥大貴(あすか だいき)/アスカJr.(アスカ ジュニア)
声 - 岡野浩介
芽美のクラスメートの少年。常に学年首席の成績を維持する頭の良さを誇るが、そうとは思わせない気さくさ(子供っぽさ)を持っている。彼の頭脳は折り紙つきで、原作ではセイント・テールに関わる前にも警察に協力して事件を解決した事があるという設定だった。当初は興味と正義感からセイント・テールを一般市民の立場から追っていた。だが、その才能と情熱を市長に認められ「セイント・テール 専任捜査官」の権限を与えられる。互いの「セイント・テール」に対する立場の相違から芽美とはよく舌戦を繰り広げるが、次第に互いの事を気になり始める。頭脳明晰な反面、体力や運動神経は皆無であるにも関わらず猪突猛進型。咄嗟の反応が鈍いためそれが原因となり、毎回セイント・テールを取り逃がしている。ゲームは苦手。愛称の由来は、聖華市警察に勤務する友貴(後述)の息子だから。血液型はAB型で、誕生日は8月12日。身長159cm。体重53kg。好きな色はグリーン。好きな食べ物ははんぺんで、嫌いな食べ物は牛乳。趣味は料理。

レギュラーキャラクター

ルビィ
声 - こおろぎさとみ
芽美が飼っているペットのハリネズミ。性別はおそらくメス。頭にセイント・テールとお揃いの黒いリボンをして「きゅっ」と可愛い声で鳴く。名前の由来は、父が母に贈った結婚指輪がルビーだから。芽美が両親に飼育の許可を得るために意図してつけた名前である。セイント・テールが活動している時は、家で留守番をしていることが多い。そのため、連れて行ってもらえないとふてくされた態度をとる時もある。両親に芽美が家にいるように見せかけるため、偽装工作を手伝ったこともある。原作では長期連載中期初頭の通算第11話より登場。ところがアニメではこの話を放映第2回の第3話として(放映第1回はスペシャルとして2話同時放映)作った。その為に登場人物の心的な繋がりがチグハグになるという、視聴者側としては非常に困った現象が起きる。理由はキャラクター商品(ぬいぐるみ)発売との兼ね合いと考えられる。
高宮リナ(たかみや リナ)
声 - 永島由子
芽美達のクラスにやって来た転校生。アスカJr.に想いを寄せており、芽美の恋敵。背が高くて (アスカより大きい)気が強く勝気で男勝りな性格だが、自分の感情を隠そうとしない点では体当たりで素直と言える。セイント・テールの身軽さに対し、こちらは怪力が特徴であり、著者の初作である『熱烈台風娘』の主人公であるチャキに容姿が酷似(両方とも『怪力』を特徴とするキャラクター)している。また、アニメでは一流の刑事と渡り合うほどの格闘能力を披露している。原作の長期連載開始第2話(通算第6話)より登場。聖華市長の姪。正義感も強く、将来の夢は婦人警官。時折過激な手段を講じる事があり、登場2話目(通算第7話)ではランチャーによる催涙弾を使用。そのためファンの間で「実は武器マニア」との呼び声も高い。後にセイント・テールの正体は芽美ではないかと疑い、彼女の正体を暴こうと様々な策を講じるも失敗に終わる。芽美とアスカJr.の関係が確定して失恋してからは潔く身を引く。同時に佐渡に暴力をふるう癖がついてしまう。誕生日は5月19日。血液型はB型。
佐渡真人(さわたり まなと)
声 - 森川智之
芽美達のクラスメート。新聞部所属。スクープと捏造を好む困ったパパラッチ少年。初登場時(原作通算第12話)セイント・テールに酷い目に遭わされたため、彼女を目の敵にしている。セイント・テールの関係で新聞部の活動を見学した芽美に好意を持ち、以来絶えずアタックするようになる。一応アスカJr.の恋敵で彼のことは自分よりも目立つことが多いことや芽美のこと等があり、あまり良い印象を抱いていない。女子を前にすると笑顔を絶やさぬ好少年に変わるため、女子からの人気は高い。しかし、彼が本来キザな陰謀屋であることを知るクラスメートも多く、一部(一例として高宮リナ)から「サルワタリ」と呼ばれている。後半からは聖良にも好意を持つようになる。芽美とアスカJr.の関係が確定化してからは失恋のショック期間を経て立ち直り、恋愛対象を聖良に切り替える。また、リナから殴られるようになった。原作の第7巻の番外編では、真人と聖良の恋愛ストーリーがあった。誕生日は12月8日。血液型はO型。
恭子(きょうこ)
声 - 岩男潤子
芽美の友人でクラスメート。一見おっとりしているが、実は噂話が好きなかしまし娘。だが、夢見たり恋したりと乙女チックな一面もある。涼子と共に構成している噂話コンビ「Noiseな2人」のブレーキ役だがイマイチ役目を果たしきれておらず、逆にアクセルと化す事も多々ある。苗字不明。
涼子(りょうこ)
声 - こおろぎさとみ
芽美の友人でクラスメート。原作では家が造園屋という設定。活発で多少強気。コギャル言葉(チョベリバ、チョベリグなど)を連発する。噂話が好きで、恭子と共に構成している噂コンビ「Noiseな2人」のアクセル役。どこまでも暴走するが、相方の恭子が逆に暴走すると仕方なくブレーキに回る事も。苗字は不明。
羽丘源一郎(はねおか げんいちろう)
声 - 井上和彦
芽美の父親で、今をときめく一流マジシャン。マジックのみできちんと生計を立て、家も建てている。修行時代に映美と出会い、結婚して芽美が産まれた。とても温厚で優しく、妻子を溺愛する。ちなみに、マジックのタネや仕掛けの一部をセイント・テールが「仕事」に流用している場合がある。誕生日は3月1日。血液型はA型。名前の由来は高橋源一郎からきている(コミックスより、立川談)。
羽丘映美(はねおか えいみ)
声 - 榎本智恵子
芽美の母親で専業主婦。時折、源一郎を手伝うこともある。実は若い頃は自身の運動神経を活かすことを目的に「怪盗ルシファー」として活躍しており、ある日追い詰められて偶然若き日の源一郎が住むアパートに逃げ込みそこで彼に怪我の手合てをしてもらった事から彼と付き合うようになり、怪盗を引退した。尚、娘が怪盗であることを両親は知らない。誕生日は10月27日。血液型はA型。
飛鳥友貴(あすか ともき)
声 - 大塚明夫
アスカJr.(大貴)の父親。聖華市警に勤務する刑事。職務上セイント・テールを追っているが、それに関連して暴かれる悪事の犯人を逮捕することが多い。潜入捜査が得意で、色々な職業の人間に化ける。息子に「ダメ刑事」呼ばわりされる頼りない父親だが、実際はかなり鋭い思考と行動力を持つ名刑事である。実は若き頃に「怪盗ルシファー(映美)」を追いかけていたという、何とも言えない奇妙な因縁がある。
仙道真珠(せんどう まじゅ)
声 - かないみか
ローズマリーの養女。ローズマリーを実の親のように慕っている。性格は実直で、ローズマリーの命令に従い、セイント・テールや飛鳥を苦しめた。年は見掛では芽美たちよりも年下らしい。占いと催眠術の使い手。
仙道椛子(せんどう かばこ)/怪盗ローズマリー(かいとうローズマリー)
声 - 幸田直子
芽美の母親である映美の怪盗時代(怪盗ルシファー)のライバル。本名を気にしており、怪盗ルシファーやセイント・テールが、自分の本名を書いた風船の予告状を出した際、激怒している。可愛いもの好き(真珠談)。

サブキャラクター

森中秀雄(もりなか ひでお)
声 - 中村秀利
聖華市の市長。リナのおじ。アスカ.Jrに「セイント・テール 専任捜査官」の権限を与えた人物。本来、市の支配下には無い警察組織をも動かせることから県か霞ヶ関に太いパイプがあるものと推測される(もしくは本作の世界観ではアメリカのような市警察制度を採用していると考えた方が自然か)。姪には甘く、リナの頼みで彼女をアスカ.Jrの助手につけることもある。
シスター
声 - 野中民美代
芽美達2年A組のクラス担任教師。クセモノ揃いの生徒に囲まれて、心の休まる暇もない人。
千葉(ちば)
声 - 千葉一伸
アスカJr.の友人でクラスメート。靖広とアスカJr.と合わせて、いわゆる「3バカ」トリオとして取り上げられる。恭子と涼子の「Noiseな2人」と違い、影が薄い。名前は不明。
靖広(やすひろ)
声 - 高戸靖広
アスカJr.の友人でクラスメート。千葉とアスカJr.と合わせて、いわゆる「3バカ」トリオとして取り上げられる。真人と合わせて「バカ四天王」かと思われがちだが、彼らが男子からの評判がすこぶる悪い真人と組むことはない。苗字は不明。

単行本

講談社『KCなかよし』刊。

  1. 1995年6月6日発売 ISBN 4-06-178808-6
  2. 1995年10月6日発売 ISBN 4-06-178816-7
  3. 1996年2月6日発売 ISBN 4-06-178824-8
  4. 1996年6月6日発売 ISBN 4-06-178833-7
  5. 1996年9月6日発売 ISBN 4-06-178842-6
  6. 1996年12月6日発売 ISBN 4-06-178850-7
  7. 1997年4月4日発売 ISBN 4-06-178859-0 - 全編番外編

テレビアニメ

製作スタッフ

  • プロデューサー - 依田正和、大野逸雄(ABC)・渡辺哲也(電通)・尾崎穏通(TMS)
  • ストーリーエディター - 飯岡順一
  • 脚本 - 柏原寛司、藤田伸三、日暮裕一、米村正二、大川俊道、利波創造、井上一弘、橋本裕志、横谷昌宏、鈴木やすゆき、いとうなおこ、小沢俊介
  • キャラクターデザイン - 阿部純子
  • デザインディレクター - 菅原浩喜
  • 美術監督 - 小林七郎
  • 背景 - 小林プロダクション、あにまる屋
  • 色彩設計 - 手嶋明美(エムアイ)
  • 撮影監督 - 白尾仁志
  • 撮影 - トムス・フォト、旭プロダクション、トランス・アーツ
  • 編集 - 鶴渕允寿→荻野郷子(JAY FILM)
  • 音楽 - 松尾早人
  • 音楽監修 - すぎやまこういち ※ノンクレジット
  • 音楽監督 - 鈴木清司
  • 音響監督 - 山田悦司(1~24話)、小林克良
  • 効果 - 横山正和
  • 録音調整 - 内山敬章
  • 録音助手 - 大城久典
  • 録音スタジオ - APUスタジオ
  • 録音プロデューサー - 浦上慶子
  • 録音制作 - オーディオ・プランニング・ユー
  • 音楽プロデューサー - 鎌形英一、佐野弘明、佐藤成俊
  • 音楽制作/協力 - ポリグラム、スギヤマ工房
  • 番組宣伝 - 梅村陽子、野寄貴美子(ABC)
  • 製作担当 - 小林辰与(1~24話)→豊田智紀(25~43話)
  • 監督 - 鍋島修
  • 製作協力 - 電通
  • 製作 - ABC、東京ムービー新社→キョクイチ東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)

主題歌・音楽

オープニングテーマ

『時を越えて』 (1~24話)
作詞・歌 - 松雪泰子 / 作曲 - 松本俊明 / 編曲 - 黒羽康司
収録
CDS『時を越えて』PODH-1282(ポリドール)
アルバム『pray』POCH-1548(ポリドール)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST SONGS』TACX-2497(トーラスレコード/販売元:ポリグラム)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)
『明日へと駆け出してゆこう』 (25~最終話)
作詞・歌 - 松田聖子 / 作曲 - 松田聖子・小倉良 / 編曲 - 鳥山雄司
収録
CDS『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』PHDL-1061(マーキュリー・ミュージックエンタテイメント)
アルバム『Vanity Fair』PHCL-5028(マーキュリー・ミュージックエンタテイメント)
アルバム『SEIKO '96~'98』PHCL-5112(マーキュリー・ミュージックエンタテイメント)
アルバム『卒業物語』UMCK-1090(キティMME)
アルバム『SEIKO Smile~SEIKO MATSUDA 25th Anniversary Best Selection~』UMCK-4055(ユニバーサルミュージック)
備考
上記の通り、CDS『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』のカップリング曲である。松田にとっては初のミリオン・シングル。
松田自身が『怪盗セイント・テール』のファンであったために実現したタイアップ。一方で原作者である立川も松田のファンであり、また『怪盗セイント・テール』のモチーフが彼女の楽曲『ピンクの豹』(アルバムStrawberry Timeに収録)に由来するものであったため、「原作者および歌手双方の強い要望」のためこの曲が後期主題歌として採用された。
なお、従来のセイント・テールの劇中歌・主題歌・イメージソングが出演声優や日本ポリグラム(および系列であるポリドールならびにトーラスレコード)の歌手によって歌われたのに対しこの曲のみマーキュリー・ミュージックエンタテイメントの扱いとなっている。そのためセイント・テールの楽曲を収録したベスト版を含む放映当時の各種アルバムには(楽曲管理主体が異なるため)主題歌にもかかわらず、この曲は収録されていない。この事は放映当時において、ファンを大いにがっかりさせる出来事であった。ただし、劇中楽曲を収録したサウンドトラックの2枚目(後述)にはバージョン違いのインストゥルメンタルのみ収録されている。
蛇足になるがその後、日本ポリグラムは親会社の米ポリグラムが米ユニバーサルミュージックへ合併したためユニバーサルミュージックとなっている。また、マーキュリー・ミュージックエンタテイメントも親会社となるフィリップス・レコードがユニバーサル傘下となった影響で日本ユニバーサルミュージックに合流している。そのため(松田がユニバーサルから自らの歌唱楽曲音源を引き上げていなければという条件がつくが)現在、『怪盗セイント・テール』のアルバムを作るとするならばこの曲を含めた「完全版」の文字通り「ベスト・アルバム」を作る事が可能である。

エンディングテーマ

『純心』(1~24話)
作曲・歌 - 井上昌己 / 作詞 - 古賀勝哉 / 編曲 - 京田誠一
収録
CDS『純心』TADX-7420(トーラスレコード/販売元:ポリグラム)
アルバム『SweetII』TACX-2480(トーラスレコード)
アルバム『Up Side Down』TACX-2490(トーラスレコード)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST SONGS』TACX-2497(トーラスレコード/販売元:ポリグラム)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)
アルバム『GOLDEN☆BEST 井上昌己』UICZ-6057(ユニバーサルミュージック)
備考
第1、2話同時放映SPの際のみロング版(全楽曲に近い形)で放映された。
『Up Side Down -永遠の環-』(25~38話) 
作曲・歌 - 井上昌己 / 作詞 - 古賀勝哉 / 編曲 - 森園勝敏
収録
CDS『Up Side Down -永遠の環-』TADX-7430(トーラスレコード/販売元:ポリグラム)
アルバム『Up Side Down』TACX-2490(トーラスレコード)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST SONGS』TACX-2497(トーラスレコード/販売元:ポリグラム)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)
備考
後に12分近くある『完全版』が作られ、井上のアルバム『Up Side Down』に所収となっている。
『夢みるメロディー』(39~最終話)
歌 - 梶谷美由紀 / 作詞 - サエキけんぞう / 作曲・編曲 - 鈴木智文
収録
CDS『夢みるメロディー』TADP-1010(ニュートーラスレコード)
アルバム『HEART & LIGHT』TACP-1005(ニュートーラスレコード)
アルバム『ANIMAX ANIMATION HITS COLLECTION』TACP-1007(ニュートーラスレコード)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)
備考
ラスト5話のみに流された特別楽曲。最終回では最終回専用エンディングアニメが使われた。
歌い出しの歌詞から、曲題を『メロディーを夢みよう』などと誤解されやすい。また『夢るメロディー』と誤変換・誤表記される事が多いが『夢るメロディー』が正式な曲題である。

本編音楽

音楽プロデューサー
堀尾裕樹(ポリグラム)
監修
すぎやまこういち
音楽
松尾早人
収録CD(アルバム)
『怪盗セイント・テール オリジナル・サウンドトラック 1』POCX-1013(ポリグラム)
『怪盗セイント・テール オリジナル・サウンドトラック 2』POCX-1034(ポリグラム)

ストーリータイトル一覧

原作を基本として、タイトルの一覧表を掲載。
  • 原作タイトルの下にある括弧は、通算話数、初出誌と収録巻。
  • アニメタイトルの下にある括弧は放送話数とABCテレビ・テレビ朝日系フルネット局での放映日。
    • 但しテレビ朝日系フルネット局でも広島ホームテレビはプロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継のため、一部は後日(主に金曜または翌週月曜の17:00~17:30)に遅れネットとなる場合があった。九州朝日放送が福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)主催ゲームの中継を同様の対応で行っていたかは不明。

{|class="wikitable sortable" style="margin:0 auto; text-align:center" !原作タイトル!!アニメタイトル |- |01 怪盗セイント・テール登場
(第1話/なかよし1994年10月号/第1巻) |01 登場! キュートな大泥棒!? あなたのハート盗みます。
(第1話、1・2話同時放映スペシャル/1995年10月12日) |- |02 予告状と挑戦状
(第2話/なかよし1994年11月号/第1巻) |02 素敵なライバル! アスカJr.
(第2話、1・2話同時放映スペシャル/1995年10月12日) |- |- アニメオリジナル |02.5 やきいも大追跡
(おまけ劇場、1・2話同時放映スペシャル・映像特典/1995年10月12日) |- |03 女の子の気持ち
(第3話/なかよし1994年12月号/第1巻) |04 ウエディングヴェールは大嫌い
(第4話/1995年10月26日) |- |04 約束
(第4話/なかよし1995年1月号/第1巻) |12 仰天! 大トカゲのサンタ?!
(第12話/1995年12月21日) |- |05 セイント・テールの初デート
(第5話/なかよし1995年3月号/第2巻) |05 幸せ伝説!? 時計台の大騒動!
(第5話/1995年11月2日) |- |06 チェリー・ブラッサム
(第6話/なかよし1995年4月号/第2巻) |06 強敵現わる! 噂の転校生リナ
(第6話/1995年11月9日) |- |07 涙の秘宝展
(第7話/なかよし1995年5月号/第2巻) |07 涙! なみだの初ランデブー!?
(第7話/1995年11月16日) |- |08 大好き
(第8話/なかよし1995年6月号/第2巻) |08 ピンチ! 落し物にご用心
(第8話/1995年11月23日) |- |09 ウエディング・リハーサル
(第9話/なかよし1995年7月号/第2巻) |09 コンテスト会場は大混乱
(第9話/1995年11月30日) |- |10 アスカJr.のいちばん長い日
(第10話/なかよし1995年8月号/第3巻) |10 告白…しちゃった!?
(第10話/1995年12月7日) |- |11 ダイヤと夜空とハリネズミ
(第11話/なかよし1995年9月号/第3巻) |03 芽美の恋人はハリネズミ!?
(第3話/1995年10月19日) |- |12 パートナーチェンジ
(第12話/なかよし1995年10月号/第3巻) |11 スクープ写真で学院祭大騒動
(第11話/1995年12月14日) |- |13 鏡の中の芽美
(第13話/なかよし1995年11月号/第3巻) |13 神秘! ローザ王女の鏡
(第13話/1996年1月11日) |- |- アニメオリジナル |14 愛と涙のプラットホーム
(第14話/1996年1月18日)一部新聞の番組欄では異なるタイトルで載っていたことがあり、番組冒頭でおわびテロップを表記した。 |- |- アニメオリジナル |15 宝石泥棒を追え! 迷犬リトル
(第15話/1996年1月25日) |- |- アニメオリジナル |16 中華の鉄人を盗め!
(第16話/1996年2月1日) |- |- アニメオリジナル |17 バレンタインのハート泥棒!?
(第17話/1996年2月8日) |- |- アニメオリジナル |18 さわると危険! 超電流に仕掛けられた罠
(第18話/1996年2月22日) |- |14 クリスマス・コメット
(第14話/なかよし1995年12月号/第4巻) |19 彗星大接近!地球最後の夜!?
(第19話/1996年2月29日) |- |- アニメオリジナル |20 幻の怪鳥の卵を取り戻せ!
(第20話/1996年3月7日) |- |- アニメオリジナル |21 思い出のハーモニカを盗め!
(第21話/1996年3月14日) |- |- アニメオリジナル |22 UFO現る!? 街は大さわぎ!
(第22話/1996年3月21日) |- |- スノー・ドロップの魔法
(第15話/なかよし1996年1月号/第4巻) |23 ニセ予告状!?秘密の香水の罠
(第23話、2話同時放映スペシャル/1996年3月28日) |- |15 アニメオリジナル |24 許せない!家を壊す悪者たち
(第24話、2話同時放映スペシャル/1996年3月28日) |- |- アニメオリジナル |25 強敵! エリート女刑事と対決
(第25話/1996年4月11日) |- |- アニメオリジナル |26 芽美が大富豪の息子と婚約!?
(第26話/1996年4月18日) |- |16 秘密のバレンタイン
(第16話/なかよし1996年2月号/第4巻) |30 正体がバレる! 芽美危機一髪
(第30話/1996年6月6日) |- |17 アイドルはだれだ!?
(第17話/なかよし1996年3月号/第4巻) |27 美少女アイドルを救え!
(第27話/1996年5月2日) |- |18 ふたりの小夜曲1(前編)
(第18話/なかよし1996年4月号/第5巻) |28 市長の陰謀! 白鳥を盗め(前)
(第28話/1996年5月16日) |- |19 ふたりの小夜曲2(後編)
(第19話/なかよし1996年5月号/第5巻) |29 市長の陰謀! 白鳥を盗め(後)
(第29話/1996年5月16日) |- |- アニメオリジナル |31 月の宝石を盗め!
(第31話/1996年6月13日) |- |- アニメオリジナル |32 女子マラソン選手の靴を盗め!
(第32話/1996年6月20日) |- |- アニメオリジナル |33 少女剣士の願い! 名刀を盗め!
(第33話/1996年6月27日) |- |- アニメオリジナル |34 サラブレッドを取り戻せ!
(第34話/1996年7月4日) |- |- アニメオリジナル |35 幸福の樹"を取り戻せ!
(第35話/1996年7月11日) |- |- アニメオリジナル |36 自然の宝・美しき蝶を守れ!
(第36話/1996年7月18日) |- |- アニメオリジナル |37 幻の名画! 帰ってきた女探偵
(第37話/1996年7月25日) |- |- アニメオリジナル |38 爆笑! ドタバタ探偵団大活躍
(第38話/1996年8月1日) |- |20 海に帰った真珠
(第20話/なかよし1996年6月号/第5巻) |39 "白いイルカ"を海へ帰せ!
(第39話/1996年8月8日) |- |21 宝物は すぐそばに
(第21話/なかよし1996年7月号/第5巻) |40 母の秘密! 女怪盗の復しゅう
(第40話/1996年8月15日) |- |22 パンドラの少女
(第22話/なかよし1996年8月号/第6巻) |41 強敵!? かわいい悪魔のワナ!
(第41話/1996年8月22日) |- |- アニメオリジナル |41.5 ときめきスペシャル
(最終2話直前総集編ダイジェスト/1996年8月30日) |- |23 鏡の中の真実
(第23話/なかよし1996年9月号/第6巻) |42 母の敵! ローズマリーの陰謀
(第42話/1996年9月5日) |- |24 ラスト・マジック
(第24話/本編最終話/なかよし1996年10月号/第6巻) |43 最後の闘い! アスカを救え
(第43話/最終回/1996年9月12日) |- |25 セイント・テール誕生!
(番外編/なかよし1996年11月号/第7巻) |- アニメ化せず |- |26 クリスマスのおくりもの
(番外編/連載最終話/なかよし1996年12月号/第7巻) |- アニメ化せず |- |27 聖良ちゃんと佐渡くん
(番外編/るんるん1997年3月号/第7巻) |- アニメ化せず |}

ゲーム

ゲームギア

1996年3月29日にセガから発売されたゲームギア用ソフト。

セガサターン

1997年7月25日にトミーから発売されたセガサターン用ソフト。

1996年末(アニメ終了およびクリスマス商戦を見越して)の発売であったはずがプログラム上のトラブルが続出し、発売予定日が連続して遅延。結局、ファン心理も沈静化してしまった時期に発売され、ある意味でファンを大いに驚かせた。

基本は平面型のアドベンチャーRPG。ゲーム中、特定の人物に接触する事でストーリーモードに突入する。また「学校の授業」という体裁でミニゲームも楽しめる。

ただし開発当初からトラブル続きのプログラムと言うだけあり、場面転換やスクロール時におけるデータの読み込みが致命的なまでに遅い。読み込み中にバグってサターン自体がフリーズするなどのトラブルも起こし、前述の期を逸した発売もあいまって悪い意味で「伝説のゲーム」と化した感は否めない。

ただし、全編を原作やアニメの一部として捉えても遜色がないゲームオリジナルストーリーで構成。オープニングや変身シーン再現など、キャラクターものゲームとしてはかなり高いクオリティを目指した部分が随所に窺える。またセガサターン用ソフトに入っている「CDプレイヤーにかけないで下さい」というCD音声向けの注釈メッセージが、出演声優の演じる漫才・コント風のミニドラマになっている。そのため、一部(作品そのものや出演声優)のファンの間では「セガサターンを持っていなくても買うべき」との声も根強い。

主題歌

『E夢、見よう!』
歌 - 芽美&聖良(CV:桜井智 & 井上喜久子) / 作詞 - 有森聡美 / 作曲・編曲 - 松尾早人
収録
CDS『E夢、見よう!』PODX-1008(ポリグラム)
アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)

セガサターン版あらすじ

セイント・テールが活躍する聖華市。その経済に新たな企業が参入してきた。近年、急成長を遂げている宇崎コンツェルン。しかしこの企業、裏ではかなり強引な商いを行うことでも知られていた。人の心を踏みにじり、成長を続ける宇崎コンツェルン。一方で人の心を守り、踏みにじられんとする思いを奪還するセイント・テール。そして彼女を捕まえんとするアスカJr.。それぞれの戦いのはてにある物は果たして……。

サターン版オリジナル登場人物

原作をはじめとする各メディアに共通して登場する人物は除く。なおプレイヤーキャラは芽美(セイント・テール)のみである。

宇崎玲佳(うざき れいか)
声:百々麻子
両親の仕事の都合で聖華市にやってきた少女。聖ポーリア学院に転入し、芽美たちのクラスメートになる。強引な開発により近年急成長を果たした宇崎コンツェルンの社長の娘で、高飛車で高慢ちきなお嬢様。特技は高笑い。リナと微妙にキャラクターがカブるため、彼女とは相性がいいのか悪いのか微妙な関係。素は父親思いの素直な少女。また自家の所有する豪華客船にクラス全員を招待したり、条件を満たせばアイテムをくれたりと妙に気前のいい一面を持つ。

ミュージカル

セガ・ファミリーミュージカルとして1996年7月26日より桜井がメイン所属している劇団「朝倉薫演劇団」によって全国ツアー公演された。

内容は原作の1~2話(アニメ放映1回目)の内容をアレンジしたもの。

メディア

映像メディア化はされていないが、ミュージカル音楽が収録されているサウンドトラックのCDは発売された。

  • 『ミュージカル 怪盗セイント・テール オリジナルサウンドトラック』POCX-1046(ポリグラム)

キャスト

  • 羽丘芽美(怪盗セイント・テール) - 桜井智
  • 飛鳥大貴(アスカJr.) - 岡野浩介
  • 深森聖良 - 前田倫子
  • 羽丘源一郎(パパ) - 山形ユキオ / 稲木雄二(ダブルキャスト)
  • 飛鳥友貴(飛鳥刑事) - 佐藤義昭
  • エガミ - 岩瀬裕二
  • 秘書 - 竹中伸一

他、朝倉薫演劇団 総出演

スタッフ

  • 原作 - 立川恵
  • 企画 - 安達由美子
  • 脚本・演出 - 朝倉薫
  • 音楽 - 神津博之
  • 振付 - 前田倫子
  • 照明 - ニュースタッフ
  • 音響 - ケネック・ノック
  • 美術 - 朝倉薫演劇団
  • 装置 - 村上舞台
  • 舞台監督 - 犬飼克彦
  • 製作デスク - 橋本遊
  • 宣伝 - 鈴木万博
  • 音楽製作 - ポリグラム
  • 製作 - エルスタッフプロモーション / プラムブロッサムプロモーション
  • 協力 - 講談社

関連書籍

テレビ絵本

講談社のテレビ絵本シリーズにおいて『怪盗セイント・テール』のタイトルで発刊されたシリーズ。ページ数と低年齢対象の都合から、中身のストーリーおよびシチュエーションが非常に簡略化されている。メインタイトルは全巻『怪盗セイント・テール』で共通のため、ここでは巻数とサブタイトルのみ表記。

  1. めいみのひみつ ISBN 4-06-309841-9
  2. ぬすまれた え ISBN 4-06-309846-X
  3. ウエディングドレスコンテスト ISBN 4-06-309849-4
  4. ふしぎなかがみ ISBN 4-06-309853-2
  5. こっくさんは いただきよ ISBN 4-06-309858-3
  6. ハーモニカを かえして ISBN 4-06-309866-4
  7. パーティーは おおさわぎ ISBN 4-06-309874-5
  8. ふたつのオルゴール ISBN 4-06-309892-3
  9. にせものの よこくじょう ISBN 4-06-309910-5
  10. いるかを たすけて! ISBN 4-06-309910-5(最終巻)

ムック

双方ともに講談社『なかよしメディアブックス』レーベルで刊行された。編者は「なかよし編集部」となっている。

  • なかよしメディアブックス 35 『怪盗セイント・テール 公式ファンブック』 ISBN 4-06-324585-3
    • 低年齢層向けのムック。人物紹介、声優コメント、ミュージカル記事、各種ストーリーファイルなど。
  • なかよしメディアブックス 49 『怪盗セイント・テール』 ISBN 4-06-324599-3
    • 高年齢層向けのムック。ポスター、イラスト集、設定資料集、放映リスト、ストーリーファイル(完全版)など。

その他

  • 怪盗セイントテール―シールであそぼう!(講談社おともだちニューシールブック 27) 1996年1月発行 ISBN 4-06-327227-3
  • にんきもの かみしばい絵本 4(講談社) 『怪盗セイント・テール(1) バレンタインのハートどろぼう!』 ISBN 4-06-333104-0
  • 楽しいバイエル併用 『怪盗セイント・テール』ピアノソロアルバム(著:日名子紀代 / ドレミ音楽出版) ISBN 4-8108-2674-0
  • とびだすえほん・ゴールド版『怪盗セイント・テール』(販売:ショウワワコー / 製造:ショウワノート)ISBN 4-88348-010-0

補足

  • 朝日放送制作のアニメは1996年3月の木曜19時前半枠消滅に引き続き、同年10月以降から本作を最後にゴールデンタイムの放送から撤退した。この番組を最後に、制作枠を2年ぶりにテレビ朝日に返上する。後番組からは3年ぶりにバラエティ枠となる。
  • 以後は東映アニメーションとの全国ネットによる日曜8:30枠(プリキュアシリーズ)と一部地域での散発的な深夜アニメの放送のみとなっている。

脚注

関連項目

アニメ・マンガ史上において影響下にあるとされる作品

  • 神風怪盗ジャンヌ(作:種村有菜)
    • 本作より後の作品であり、少女怪盗ものとして比較されることが多い。事実上『美少女戦士セーラームーン』の美少女戦士要素の強い作品であり、作者も立川と近い世代であり、本作同様『キャッツアイ』の影響下にあると考える方が妥当ではある。
  • 盗んでリ・リ・ス(盗んで♥リ・リ・ス。作:てぃんくる)
    • この作品が当作の影響を受けているとされる理由の一つに「沙綾」の名を冠したキャラクターの登場がある。このキャラクターは立川の初期読み切り作品『あさがおのポートレート』の主役からその名をとられたとされており、同作は当作単行本1巻に同時収録されている。
  • 井上よしひさ作品群
    • 『おじいちゃんは少年探偵』など。執筆作には必ずポニーテールの少女が登場する。
    • 井上は本作の熱烈なファンである事を公言しており「業界一のポニーテールフェチ」とまで呼ばれている。

外部リンク

ko:괴도 세인트 테일