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打姫オバカミーコ/片山まさゆき

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著者: 片山まさゆき
巻数: 15巻

片山まさゆきの新刊
打姫オバカミーコの新刊

最新刊『打姫オバカミーコ 15


出版社: 竹書房
シリーズ: 近代麻雀コミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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打姫オバカミーコの既刊

名前発売年月
打姫オバカミーコ 12 2009-02
打姫オバカミーコ 13 2009-06
打姫オバカミーコ 14 2009-10
打姫オバカミーコ 15 2010-02

打姫オバカミーコ』(うたひめおばかみーこ)は片山まさゆき作の麻雀漫画。近代麻雀にて2004年から2010年まで連載。

概要

プロ競技麻雀の世界で、初心者同然の駆け出し女流プロ雀士が、一度は転落しかけた元王者との交流を通じてプロとして成長してゆく様を描く物語。意図的にほぼ毎回必ず、麻雀の戦略上重要なポイントを詳しく解説する場面が描かれており、初級者・中級者のための上達指南書としても作られている。

登場人物

丘葉 未唯子(おかば みいこ)
「JMP」(日本麻雀プロフェッショナル)所属のプロ雀士。最初はアマチュアにも劣る麻雀の腕であったが、偶然出逢った波溜に強引に弟子入りし、その指導を仰ぐようになる。素直で逆境に負けない明るい性格で波溜の教えを吸収して徐々に腕を上げていき、第8期女流風王位および大麻王の二冠、さらに馬杉を下して第10期女流風王位に輝くまでになる。同時に最初は敬遠されていた周囲の女子プロたちを魅了していき、仲間を増やし、プロの世界を戦い抜く。精神的に追い込まれるとポストを抱いて泣く。通称(オバカ)ミーコ。
波溜 晴(なみだめ はる)
プロリーグ「風王戦」元王者。実力的には我鷹と並んで麻雀界で1・2を争うものであり、若くして頂点を極めるが、麻雀に没頭しすぎた結果妻に逃げられ、ショックで一度は麻雀を辞める。しかし前向きなミーコに影響され、再出発。我鷹の強い妨害に会いつつもミーコと二人三脚で上を目指していく。指導理論は極めて論理的でミーコを超一流の打ち手にしたほどだが、自身は「バリバリのアナログ派(本人談)」。JMP一時離脱以来タイトルに恵まれなかったが最終話でついに「風王位」に返り咲く。パチンコも非常に強い。
我鷹 愁(がたか しゅう)
「JMP」所属のプロ雀士で実力NO1である。と同時に事実上「JMP」の実権を全て握っており、全ての大会で自分だけ特別シードとするなどやりたい放題である。支配欲の強い独裁者で、特に女流雀士を全て自分の弟子にしようと目論む。自分と激しく争って獲得した「風王位」を波溜が投げ出して辞めてしまったことに対して強い怒りを感じており、波溜およびミーコに対してことあるごとに妨害を繰り返している。「殺すぞ」が口癖。華のある打ち手で、基本を押さえた上で、かつここぞの大技を使いこなす強豪。
馬杉 寧香(うますぎ ねいか)
名前のとおり誰もが認める女流NO1。非常に冷淡な性格で感情を表に表すことはほとんど無い。打ち筋も性格と同じで現実主義である。元はアイドル志望であったが、その性格のためにまったく売れず、アイドル時代の我鷹との縁から麻雀プロとなった。自分を受け入れてくれた我鷹と麻雀界に対しては深い感謝の念を抱いており、それを侮辱した存在館に対しては珍しく強い怒りを見せた。総じて勝率が高く、誰と打っても相手を意識する事なく自分のリアル打法を貫くスタイルだが、ミーコの「セレブぶち」にだけは反応する。さりげなく胸が小さい事を気にしている。
今井 恭子(いまい きょうこ)
JMP所属の女流プロ雀士。一見おとなしそうに見えるがどんな状況であろうとも正しいことは正しい・間違いは間違いと言い切る強い性格である。プロ試験は筆記トップ通過、実戦最下位で我鷹の一存により合格。守備力に優れ、優等生麻雀といわれている。ミーコとはプライベートでも仲がよい。プロ試験を受ける前の学生時代から、第3期女流風王位決勝にコマを進めた頃までの過去の話が掲載されている。第7期女流風王位。
反田 猟子(はんだ りょうこ)
JMP所属の女流プロ雀士。鋭い観察眼と柔軟かつ攻撃的な打牌を持ち味とする。女子プロに入りたての頃は「業が深い麻雀」と言われる程、打点追求のスタイルだった。存在館が仕組んだ女子プロ撲滅対局における、女子プロ最後の生き残りにして勝者。当初はミーコに対して強い敵愾心を抱いていたが、女子プロ撲滅対局で和解し、我の強い性格はそのままだが周囲ともそれなりにうまくやっていくようになった。打ち筋は我鷹に似たタイプだが、存在館が興味を抱く程に業が深い。上の者からの評価も高く、馬杉・更科と並んで「実力派」とみなされている。
宝生 れいら(ほうしょう れいら)
JMP女流プロのリーダー的存在。我鷹の一番弟子を自認している。タイトルには縁がないものの要所要所で活躍しており、女流の間では一定の尊敬を集めている。自分の店を持っている。
更科 香月(さらしな かづき)
JMP所属の女流プロ雀士。実践的で打点の高い超攻撃型。雀荘ネバギバ出身。新人一年目・二年目共に女流風王位決勝戦にコマを進めている。誰もが認める実力派だが、本人は馬杉に苦手意識を抱いている。
鈴鳴 未里(すずなり みり)
JMP所属の女流プロ雀士。本業は声優で濃い固定ファンを持つ。先手速攻リーチをお家芸とするが、本当の持ち味は弱肉強食の声優界で培った、誰より強い精神力かも?二足のわらじ状態であることから猟子に嫌われており、何かときつく当たられるが、2人の対決は作中の定番イベント。ユニット“満面摸(マンメンモー)”の一員。初登場時は普通の身長だったが、二年目からチビっ子キャラになった。
蒼尻 つぼみ(あおじり つぼみ)
JMP所属の女流プロ雀士。ミーコに憧れてプロ麻雀の世界に飛び込んできた。ミーコを師匠と仰ぐ。ミーコに弟子入り志願して以降出番が多いが、打ち筋は未熟かつ、最悪の状況で最悪の打ち方をしたりする。しかしそれでも尚、ミーコが波溜に弟子入りした時点の状態と比べれば、数段マシな打ち手である。
犬吠崎 春菜(いぬぼうざき はるな)
JMP所属の女流プロ雀士。「東風少女」という肩書きでJMPが売り出し始めた。女流プロには珍しい鳴いてアガるのを得意とする速攻派の打ち手。
柚木 リサ(ゆずき りさ)
JMP所属の女流プロ雀士。ミーコ曰く癒し系らしい。女子プロ撲滅対局のメンバー。登場頻度が高い。
出島美結(でじま みゆう)
JMP所属の女流プロ雀士。通称「デジタルミューズ」。ネット麻雀「ウテウテ」の全国ランキングトップ。プロに合格するまで実際の牌で麻雀をしたことが無い。攻守や打点において非常にバランスの良い打ち手であるが、己のフォームへの過信から攻撃が単調になり、その延長でレアケースへの対応が疎かになった為に敗北する。
赤井ひとみ(あかい ひとみ)
JMP所属の女流プロ雀士。通称「レッドアイ」。出島と共にデジタルチームの一員としてアナログチームと対決した。「ウテウテ」で数回出島と対局したことがあり、その縁から出島のフォローに回ることが多い。
若菜 まりな(わかな まりな)
JMP所属の女流プロ雀士。一度陥落したが、茂葉入の説得でプロ試験を受け直して復帰している苦労人。全編を通じて登場頻度はかなり高く、一時期戦線離脱しているものの名物プレーヤーである。波溜の元妻に顔が似ている。
松本 アイラ(まつもと あいら)
JMP所属の女流プロ雀士。初期から登場しているベテラン。馬杉に勝ち、女流キルロワイヤルの決勝に進出したこともある。
木下 千夏(きのした ちなつ)
JMP所属の女流プロ雀士。急病で倒れる事が多く、ミーコに代役を任せる役回りが多かった。
広尾 瀬名(ひろお せな)
JMP所属の女流プロ雀士。初期から登場している。霜降と付き合っている事が噂されている。
藤木 はるか(ふじき はるか)
JMP所属の女流プロ雀士。闘牌シーンは少ないが、終盤まで登場している。猟子の同期生。
井上 美晴(いのうえ みはる)
JMP所属の女流プロ雀士。猟子の同期生。
原(はら)
JMP所属の女流プロ雀士。Dリーグだけに行われた技能テストにて、ミーコとともに最後まで居残りだった。猟子の同期生。
存在館 有人(そんざいかん ありと)
俳優。芸能会No.1の呼び名が高い。女子プロを嫌っており、TVを利用して「女子プロ撲滅企画」を実行する。芸能界の打ち手とともに女子プロを撲滅させようとしていたが、猟子の優勝によって阻止された。
五条 豊(ごじょう ゆたか)
JMP所属のプロ雀士。将来我鷹のポジションに自分が座ると豪語する野心家。ミーコの事を「子猫ちゃん」と呼ぶ。ミーコがプロを辞めた際の波溜と我鷹の果し合いでは、波溜とのコンビを自ら志願し、チームの勝利に貢献する。以降出番が少ない。
江戸木 映像(えどき えいぞう)
JMP所属のプロ雀士。我鷹の子飼いで、事あるごとに波溜やミーコの前に立ちはだかっては撃退される。我鷹に八つ当たり・責任転嫁されることもままあるかわいそうな男。
枕木(まくらぎ)
JMP代表を務めるJMP本部の職員。登場頻度は高い。
茂葉入(もばいる)
枕木とセットで登場する事が多いJMP本部の職員。まりなと付き合っている事が噂されている。
霜降(しもふり)
JMP所属のプロ雀士。嫌味な性格と下品な立居振舞で仲間にも嫌われている。主にやられ役。きのこが嫌い。
本場七(ほんばなな)
ミーコを雇った雀荘のオーナー。隙あらばミーコをホテルに連れ込もうとするが、毎回それを阻止しようとするミーコによって大怪我を負う。古い定石に拘る。
揚羽(あげは)
気味の悪い笑い声が特徴の「麻雀ダイジェスト」の記者。「大麻王」予選での波溜の手を得意げに批判するも、波溜には「結果論信者」と一蹴された。また女流風王位となったミーコには霜降、本場七と共に「大麻王」予選で完膚なきまでにやられた。
篠倉(しのくら)
JMP所属のプロ雀士。ミーコの後輩であるが、ミーコの事を「ちゃん」付けて呼ぶ。猟子と付き合っていた時期がある。
鯣(するめ)
JMP所属のAリーグプロ雀士。場況と展開読みにリーグ随一の能力を持ち、我鷹の信頼を得ている。雀荘ダバダ専属。波溜に勝ち大麻王を獲得した後にミーコと対局しているが、我鷹側の人間でありながらミーコの打ち筋を認めている。Dリーグだけに行われた技能テストでぎりぎり落ちそうになったミーコに模範解答のミスを指摘する等、どちらかといえば中立に近い立場を取っている。
北上(きたかみ)
JMP所属のプロ雀士。議長や司会進行役での登場が多い。もと大麻王。
九段下(くだんした)
JMP所属の元Aリーグプロ雀士。ミーコが決勝に進出したタイトル戦「ポンチークラシコ」にて優勝している。
涌水(わきみず)
TVプロデューサー。「女子プロ撲滅企画」や、「デジタルチームVSアナログチーム」での番組を担当していた。

テレビドラマ

2006年にテレビドラマ化され、MONDO21で放送された。

出演は、小向美奈子、岸本祐二、デビット伊東、竹之内ゆりあ、蛭子能収、坂上忍など。 

外部リンク