新・コータローまかりとおる! : 柔道編/蛭田達也

『新・コータローまかりとおる! 柔道編』（しん コータローまかりとおる じゅうどうへん）は、蛭田達也による日本の漫画作品。1994年から2000年まで『週刊少年マガジン』（講談社）で連載。『コータローまかりとおる!』の続編で「コータローシリーズ」の第2作目。続編に『コータローまかりとおる! L』がある。

概要

『旧』（コータローまかりとおる!）に引き続き、『週刊少年マガジン』（講談社）において1994年38号から2000年まで掲載された、第8部に当たる作品。単行本はKCマガジンコミックより全27巻。

『コータロー』ではない新連載用に準備していたアイデアを、作者が功太郎というキャラクターにやらせてみたくなった為に続編とした経緯がある。このためか他のシリーズ作との関わりが少なく『新』の中だけで物語がほぼ完結しており、単独で楽しめる作品となっている。

前作に引き続き、主人公は功太郎だが、気が弱いため実力を発揮できずにいる西郷三四郎の成長物語としての側面も強く、彼がもう一人の主人公と言える。

柔道編と銘打っており、物語の中心及び核心はもちろん柔道ではあるが、柔道のルール内での様々な格闘技による異種格闘技戦が多い。

あらすじ

功太郎と第一柔道部、そして美杉留美子のいざこざから、極端流空手道部道場跡地に建てる新設道場を景品とした、柔道の学内予選が開かれる事に。いつもの面々に、空手を知る為に極端流に入部した柔道少女三船久三、第一柔道部を首になってしまった柔道少年西郷三四郎、柔術家の父に反発する鮫島春樹を加え、極端流柔道部が始動する。

登場人物

「コータローまかりとおる!の登場人物」の項を参照。

パロディの元ネタ

当時の『マガジン』連載作品をはじめ、様々な作品をパロディ化してギャグとしている。

元ネタとなった作品

• あしたのジョー
• 金田一少年の事件簿
• 古畑任三郎
• サイコメトラーEIJI
• 新世紀エヴァンゲリオン
• 哲也-雀聖と呼ばれた男
• 真・中華一番!
• だんご3兄弟
• 踊る大捜査線

脚注

ko:신 공태랑 나가신다! 유도편