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新宇宙戦艦ヤマト/松本零士

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著者: 松本零士
巻数: 2巻

松本零士の新刊
新宇宙戦艦ヤマトの新刊

最新刊『新宇宙戦艦ヤマト 2


出版社: 小学館
シリーズ: ガッタコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

simakazu 室田さんとはやりたいですねぇ RT @akiman7: 番組内「島本和彦の漫画チックに行こう!」が復活して新宇宙戦艦ヤマトはこうあるべき!!とかゲストの室田さんとのエロい読み合わせがあると喜びます!!無くても喜びますが! RT @simakazu: アニメソングかけまくり
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新宇宙戦艦ヤマトの既刊

名前発売年月
新宇宙戦艦ヤマト 1 2001-03
新宇宙戦艦ヤマト 2 2001-08

新 宇宙戦艦ヤマト』(しん・うちゅうせんかんヤマト)は、松本零士原作の漫画作品で、90年代以降に『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの続編・新シリーズとして発表された作品のうちの1つである。

概要

各話リスト

小学館の月刊誌『コミックGOTTA』の2000年4月号から連載された。同誌が2001年7月号で休刊(廃刊)となったため、そのまま連載終了となった。

単行本第1巻(ISBN 4-09-158101-3)収録分
  • 第1話『恐怖来襲』 2000年04月号掲載
  • 第2話『シグナル』 5月号掲載
  • 第3話『1000年の戦士』 6月号掲載
  • 第4話『大氷底海』 7月号掲載
  • 第5話『虎は目覚めた』 8月号掲載
  • 第6話『時は満ちた…』 9月号掲載
  • 第7話『無限(アルティメイト)への旅立ち・1』 10月号掲載
  • 第8話『無限(アルティメイト)への旅立ち・2』 11月号掲載
単行本第2巻(ISBN 4-09-158102-1)収録分
  • 第9話『生命(いのち)宿る時』 12月号掲載
  • 第10話『友との再会』 2001年1月号掲載
  • 第11話『スターシア』 2月号掲載
  • 第12話『発進』 3月号掲載
  • 第13話『ヤマトは…』 4月号掲載
  • 第14話『会合』 5月号掲載
  • 第15話『僚艦・まほろば』 6月号掲載
  • 第16話『回帰時空砲』 7月号掲載(単行本収録にあたって書き下ろしエピソードが追加されている)
単行本未収録分

あらすじ

「宇宙戦艦ヤマト」が地球の危機を救ってから1000年の時が過ぎた。地球人類は高等生命体同士が争うことはもう無いと信じ、銀河全域へとその生存圏を拡大させていった。大型戦闘艦の戦いの時代は終わりを告げ、ヤマトの存在もまた人々の記憶から薄れ、消えつつあった。そんな時、突如として正体不明の移動性ブラックホールが多数出現。古代進32世(かつてのヤマトシリーズの主人公、古代進の32代目の子孫)が乗る戦艦「雪風」をはじめとする船団を飲み込む。「雪風」だけが寸前でワープして逃れ、地球へ帰還するも、古代以外の乗員は全員消滅していた。そしてそれは謎の生命体の、地球への侵略の序曲に過ぎなかった。

この恐るべき事態を前にしても、地球軍の上層部は誰も危機感を抱かなかった。そんな中1000年前のヤマト乗組員の子孫達のもとにメッセージが届く。「ヤマトへ来たれ」。今でもヤマトは存在し、この1000年に1度あるか無いかの危機に備えるための眠りについていた。そしてこの危機に際し、遂に伝説は目覚めた。時に西暦3199年、宇宙戦艦ヤマトはよみがえった。

旧シリーズとの関連性

『さらば』以降のかつてのヤマトシリーズの続編作品とのストーリー上の繋がりについては、松本零士の独自の発送であり、本来の『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを踏襲するものではなかった。『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの原作者である西﨑義展の許諾を得ておらず、著作権者である東北新社の許諾も得ていなった。

なおグレートヤマト艦橋に沖田艦長が乗り込んでいるが、古代が「32世」と名乗っているなど他のキャラクターがかつてのヤマトの戦士の子孫であることが明確であるのに対し、作中でそう語っている場面が無いため、1000年前の沖田艦長本人である可能性もある。ちなみにヤマトシリーズ第1作で、沖田には息子がいたがガミラス帝国軍との戦いで戦死しているという設定となっていた。

アニメ化構想

連載開始以前の時期より本作を原作とするアニメ作品を製作する構想があり、作家で当初製作に参加していた石川好が産経新聞社の月刊誌『正論』1999年12月号に寄稿した手記『特報!いま再び飛び立つ「宇宙戦艦ヤマト」』にて製作構想の発表の他、大まかなストーリー原案などが公開されていたが、それは松本が制作した漫画とは全くと言っていいほど大きく異なっていた。この企画は諸事情でOVA『大YAMATO零号』へと大幅な企画変更を余儀無くされており、主役の宇宙戦艦のデザインが本作に登場するグレートヤマトに酷似しており、登場キャラクターもヤマトシリーズのそれに酷似したものとなっている。

なお、現在「新宇宙戦艦ヤマト」の商標は、ヤマトシリーズの原作者・プロデューサーである西崎義展の関係者と思われる「西崎隆二郎」なる人物の名義で登録されている(商標登録番号 第4588650号)。

音楽

また、2000年9月にはイメージアルバムとして『ETERNAL EDITION File No.0 交響組曲 新宇宙戦艦ヤマト』が日本コロムビアより発売された。大半は宮川泰作曲のヤマトシリーズBGMを宮川泰・彬良親子が再編曲し、録音されたもので、、新曲として『移動性ブラックホールの驚異』『メタノイド』『ダークイーン』『羽黒妖』の各曲が制作された。このうち『移動性ブラックホールの驚異』は先述のOVA『大YAMATO零号』においてメタイノドラッケン登場シーンのBGMとして流用されている。なお、『No.1』以降は音源をデジタルリマスター化された過去のヤマトシリーズの各アニメ作品の主題歌やBGMの楽曲が収録されていた。

新宇宙戦艦ヤマト(グレートヤマト)

北極の大氷底海で1000年間眠っていた伝説の宇宙戦艦。1000年の間に拡大大改装が施され、かつてのヤマトよりもはるかに巨大な戦艦となっている。そのため大(グレート)ヤマトと呼ばれる。装甲に超硬化テクタイト板が使用され、地球上から発射されたビーム兵器をまったく受け付けないほか、武装面も上部の主砲塔が増設され、以前の上部の兵装は下部に移設され第3艦橋周りの強化が施されている。これにあわせ、第3艦橋は完全に第2の戦闘艦橋化されている。またそれらの武装や波動砲には回帰時空砲システムという未知のシステムが搭載されておりそれらを使用した際の威力は移動性ブラックホールを消滅させるほどである。波動エンジンも以前のものより強力な複合双連となり、スピードのアップも図られている。

諸元

  • 全長:不明
  • 重量:178000トン
  • 性能:1000年前のイスカンダル星航海時と比較して10倍との表記あり
  • 主武装
    • 艦首波動砲:1門
    • 3連装主砲塔:上部5基、下部3基
    • 3連装副砲塔:上部2基、下部1基

関連項目

  • 超時空戦艦まほろば(主役の戦艦およびヒロインが本作に登場している)

外部リンク

id:Great Yamato