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星の瞳のシルエット/柊あおい

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著者: 柊あおい
巻数: 6巻

柊あおいの新刊
星の瞳のシルエットの新刊

最新刊『星の瞳のシルエット 6


出版社: 集英社
シリーズ: 集英社文庫コミック版


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

fucksuke RT @nomrin2: #このタグを見た人はすきなりぼんの漫画を言う ママレードボーイ 星の瞳のシルエット 有閑倶楽部 おっさんですが 当時の彼女の家で読んだなー 青春のおもひで
Kano_at_biwaco #このタグを見た人はすきなりぼんの漫画を言う 星の瞳のシルエット
flag2ttlmj 星の瞳のシルエット、ママレードボーイ、イ・オ・ン 、無敵のヴィーナス、ひよ恋 #好きなりぼん漫画5つ挙げる …5つといわれて泣く泣く切った作品多数(苦笑)。
natorollFF 今買おうとしている昔読んだ少女漫画 ワンモアジャンプ(確) 天使なんかじゃない ハンサムな彼女 星の瞳のシルエット 少女革命ウテナ 姫ちゃんのりぼん ミラクルガールズ(文庫版ない?!) ぼくの地球を守って ふしぎ遊戯(朱雀) どれにしようかな!!!!
comicBUNKO RT @priponyo: 星の瞳のシルエットコミック文庫版刊行始まったのってときめきトゥナイトコミック文庫版5、6巻の時か。中に入ってたチラシから。 http://t.co/VYc5TgqBlq

星の瞳のシルエット』(ほしのひとみのしるえっと)は、柊あおいの少女漫画作品。

概要

少女漫画雑誌「りぼん」に1985年12月号から1989年5月号にかけて連載された。全42話。

本編の他に番外編として、コメディ短編「お稲荷さん大パニック」と本編完結後に執筆し、香澄・久住・啓子の大学に進学した後の姿を描いた「ENGAGE」・「ENGAGE II」も存在する。

同じ時期の人気漫画では池野恋『ときめきトゥナイト』が不動の人気だったが、これを追い抜いた水沢めぐみ『ポニーテール白書』もすぐ追い抜き、連載終了まで同誌人気No.1の座を誇った。連載中の『200万乙女のバイブル』とのキャッチフレーズも、この連載で読者がさらに増加、当時の公称部数が250万に増加した。

あらすじ

香澄は幼い頃に見知らぬ「すすき野原の男の子」からもらった「星のかけら」という石をいつも持ち歩き、その思い出を大切に思っている。ある日真理子から好きな人がいると聞かされ、弓道部の久住を教えられる。部活中の久住を一目見てどきっとした香澄は、真理子に悪いと思いつつも、久住に惹かれて行く。真理子にも沙樹にも打ち明けられず、もどかしい日々を過ごして行くが……。

登場人物

レギュラーキャラ

沢渡 香澄(さわたり かすみ)
主人公。連載開始当初は中学2年生。ボブカットにヘアピンを止めている髪型だったが、連載が進むにつれてロングヘアになっていった。ただし高校に進学した時、一度ボブカットに戻している。初恋の相手は小学生の時に蛍狩りで出会った男の子。彼から「星のかけら(水晶)」をプレゼントされ、ずっと大切に持ち続けることを約束した。真理子が久住を好きだと知り、真理子を応援するものの自分も次第に久住を好きになってしまい、友情を壊したくなくて誰にも打ち明けられなくなる。久住・白石と共に名門である青陵高校に入学している。落ち込んだ時は鏡に向かって「沢渡香澄、強い子、良い子、元気な子!」と檄を飛ばしている。誕生日は5月18日。高校卒業後は啓子と同じ大学に進学、心理学を専攻する。
久住 智史(くずみ さとし)
弓道部所属で女子から人気があり成績も優秀。文武両道の少年である。母親を早くに亡くし、父と二人暮らし。そのためか家事(特に料理)が得意。天文学に興味があり、高校では天文部に所属している。好物はメロンパン。高校卒業後は仙台の大学に進学する。
森下 真理子(もりした まりこ)
香澄の親友。小柄で天然パーマ。ケーキが好物。何かあればすぐ話したりする隠し事のない性格。久住のことが好きで、表現方法がやや露骨なところがある。
泉 沙樹(いずみ さき)
香澄の親友。一番のしっかり者だが、素直さが足りず強情な性格でもある。メガネでショートカット。司とは隣同士に住む幼なじみ。久住を好きな香澄と真理子の間で中立的な態度をとる。将来の夢は弁護士。
白石 司(しらいし つかさ)
沙樹の幼なじみ。久住とは同じ弓道部で友人。俗に言うプレイボーイで女子にモテる。実はかなりの努力家(本人談)。香澄のことが気になり、香澄のフォローを色々している。

高校編からのレギュラー

吉祥寺 啓子(きちじょうじ けいこ)
青陵高校で香澄が仲良くなった友人。ニックネームはおケイ。美人でスタイルが良く、積極的で少々気性が激しい。勘も鋭い。久住に目を付け、嫌がる香澄を無理やり引き連れて共に天文部へ入部した。一方さっぱりとした性格でもあり、香澄の気持ちを知った後は身を引き彼女を応援する。その後は司を好きになり追いかけ回す。
日野 誠(ひの まこと)
青陵高校の天文部員で久住と同じクラス。素朴で地味だが優しい。駅で出会った真理子に一目惚れをする。

※高校からのキャラの苗字は全て、JR中央線の駅名から命名されている。(天文部員に豊田、中野、荻窪、立川など)

レギュラーの家族

久住 孝史(くずみ たかし)
久住の父親。地質学専攻の大学教授。お茶目な一面があり、息子にちょっとしたいたずらを仕掛けたこともあった。
香澄の母(かすみのはは)
主に娘を注意するシーンで出演。初めは声だけの出演だったが、物語が進むうちに後ろ姿も出るようになった。いつも長い髪をひとつに束ねている。最後まで素顔を見せずじまいだった。
真理子の姉(まりこのあね)
妹思いの優しいお姉さん。氏名・年齢不明。髪型は真理子とほぼ同じ。

その他

菅野 久美子(すがの くみこ)
香澄がいつも聞くCRCラジオ『ミュージックJOY』のアナウンサーでありDJ。「すすき野原」の男の子のハガキを見せてもらった時にお世話になる。栃木放送在籍のアナウンサーであった菅谷由美子という実在人物がモデル。
二階堂 平助(にかいどう へいすけ)
香澄の中学でクラスは別だが同学年の真面目一直線な男子。メガネをかけている。ラブレターを香澄に渡し、図書室に呼び出して告白をしたが見事に振られる。二階堂は、2年の時委員会が同じだった香澄と喋ったらしいが、当の香澄は全く記憶になかった。

作品の舞台

青陵高校(せいりょうこうこう)
高校編の舞台となる香澄、久住、白石が入学した高校。名門高校で、入学する為の偏差値は高い。制服はブレザー服。作者の弟の通っていた、栃木県立宇都宮清陵高等学校がモチーフとされている。

イメージアルバム

星の瞳のシルエット イメージアルバム(ワーナーパイオニア・1987年)
  • イメージカプセルシリーズの1つとして発売。
  • 本編に登場する曲であり、ストーリーの根本に関わっている太田裕美の『星がたり』が、最終トラックに収録されている。初回特典に「柊あおいメッセージフォノシート」が付いていた。現在廃盤のため入手困難。
  • イメージカプセルは制作スタッフが同じである事から、起用される作曲家や歌手、構成(最初に序章、二曲目にオープニング相当の歌、A面の最後に漫画家の協力した曲、B面の最初はBGM風…)などもよく似ている。特にドラマを収録した作品では、同じイメージカプセルの他作品の曲をBGMとして(場合によっては歌入りの曲から歌を抜いて)流用する例が多い。当作のアルバムにはドラマは収録されていないが、ゆうきまさみ『究極超人あ~る』、あろひろし『優&魅衣』のドラマには、当作の曲がBGMとして使われている。

関連項目

  • 太田裕美