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月光の囁き/喜国雅彦

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著者: 喜国雅彦
巻数: 6巻

喜国雅彦の新刊
月光の囁きの新刊

最新刊『月光の囁き 6


出版社: 小学館
シリーズ: 小学館文庫


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

kannka 月光の囁き に★をつけました! http://t.co/dtJyMya1 #comicab #comic #manga
kannka 月光の囁き を全巻読みました! http://t.co/dtJyMya1 #comicab #comic #manga
m503angel 春琴抄オマージュの喜国雅彦「月光の囁き」は名作
_YAMAY_ 惡の華3巻に、影響を受けた漫画が書いて有ったけど、被った(笑) 月光の囁きも、さくらの唄も大好き。奥さんに最初に貸したのは、ジョージ秋山作品とさくらの唄だった。

月光の囁きの既刊

名前発売年月
月光の囁き 1 1999-05
月光の囁き 2 1999-07
月光の囁き 3 1999-09
月光の囁き 4 1999-10
月光の囁き 5 1996-10
月光の囁き 6 1997-03

月光の囁き』(げっこうのささやき)は、週刊ヤングサンデーで連載されていた喜国雅彦による漫画作品。また、それを原作とした実写映画。

ストーリー

同じ剣道部に籍を置く高校生の日高拓也と北原紗月。それまで、互いに好意を持ちつつ仲のよい友だちとして振舞っていた二人だったが、ふとしたきっかけでようやく恋人に発展。自転車二人乗りでの登校、図書室でのデートといった交際に喜びを感じていた紗月に対し、拓也はそうした普通の恋愛では満たされない想いがあった……。

ある日紗月は拓也の部屋から、自分の写真やトイレで用を足している音を録音しているテープを発見してしまう。それ以降恋人関係からマゾ的嗜好を持つ拓也とそれに嫌悪しつつも離れられない紗月との異様な関係が始まる。拓也の先輩である植松との性行為を、押入れに閉じ込めた拓也に見せ付けたりと、紗月のサド行為もエスカレートしていく。

その後、植松に紗月と拓也との関係の顛末を伝え、紗月は拓也に「滝に飛び込んで死んで」と言い、拓也は本当に滝に飛び込んでしまう。一命は取り留めたが大怪我をした拓也は、川の堤防にいる紗月の隣に座り、紗月は「ギプスが取れたら海でもいこか」と囁くのであった。マゾ的嗜好の男とサド的嗜好の女との異色の青春ラブ・ストーリー。

登場人物

  • 日高拓也(演:水橋研二)
  • 北原紗月(演:つぐみ)
  • 丸山健吾(演:関野吉記)
  • 北原静香(演:井上晴美)
  • 植松正一(演:草野康太)
  • 利香(演:藤村ちか)
  • 和美(演:相沢しの)

映画版

  • 1999年10月23日に公開された。

スタッフ

  • 監督:塩田明彦
  • 製作:日活
  • 製作総指揮:中村雅哉
  • プロデューサー:根岸洋之、中村聡
  • ラインプロデューサー:大里俊博
  • 脚色:塩田明彦、西山洋一
  • 企画:吉田達、莟宣次
  • 撮影:小松原茂
  • 音楽:本多信介
  • 音楽プロデューサー:石川光
  • 美術:安宅紀史
  • 編集:菅野善雄
  • 衣装(デザイン):丹下愛
  • 装飾:天野竜哉
  • 録音:坂上賢治
  • スクリプター:外間伸子
  • スチル:長浜谷晋
  • 音響効果:柴崎憲治
  • 整音:安藤邦男
  • 制作担当:梶川信幸
  • 助監督:久保朝洋
  • 配給:ビターズ・エンド
  • 撮影場所:千葉県佐原市(現・香取市)※原作舞台の街並みと似た街並みをしていることから撮影場所となった。

主題歌

  • 「運命の人」(歌:スピッツ)

この映画の支持者

  • 綿矢りさ……『愛と追憶の日々』などとともに、好きな映画に本作を挙げた。
  • 町山広美……本作の映画評を書いたことがある。
  • レスリー・キャロン……映画祭で監督本人に賛辞を送った。

受賞

  • 第14回高崎映画祭 最優秀新人女優賞(つぐみ)

関連項目

  • 寝取られマゾ