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東京ラブストーリー/柴門ふみ

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著者: 柴門ふみ
巻数: 4巻

柴門ふみの新刊
東京ラブストーリーの新刊

最新刊『東京ラブストーリー 4


出版社: 小学館
シリーズ: MYFIRSTカジュアル


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

manga_rank_bot 第69位『東京ラブストーリー』柴門ふみ作 全4巻 設定16 展開16 キャラ18 作画14 読後感17 合計81 ドラマ化されて超有名になった原作。原作の方がより現実的。ヒロインのキャラがとにかく秀逸だが、意外とこんな人現実にも居る気が。こんな恋愛嫌だけどちょっとしてみたい作品。
mj_chikanao RT @nariyamada: 失恋ショコラティエ 漫画を読んでる時は気づかなかったけど、恋愛関係の描き方って、実は『東京ラブストーリー』と『ノルウェイの森』と同じなんだな。リカと緑がえれなで、関口さとみと直子が、サエコ+薫子で。だから水原希子がえれなを演じてるんだろうな。
you1xo RT @kariyaisamu_bot: (格調高く)愛する2人の、結婚の名言シリーズ。「東京ラブストーリー」や「あすなろ白書」でお馴染み、漫画家の柴門ふみ先生のお言葉です…『「言葉にしなくても愛は伝わるはず」は思い上がりと言うものです』う〜ん、わかる!でもわかってて言葉にでき…
thetimelines 東京ラブストーリー(1): 1 (ビッグコミックス) / 柴門ふみ http://t.co/6eyVFGfZ4S
hazuma え RT @abbsan 東京ラブストーリー RT @hazuma 知らんw だれかー RT @obanajun 「魔法使いじゃないけれど、魔法なら使える」って言ってキスする――みたいな展開のドラマか漫画かアニメかあったと思うんだけど思い出せなくて気持ち悪い。誰か助けて。

東京ラブストーリーの既刊

名前発売年月
東京ラブストーリー 1 2002-09
東京ラブストーリー 2 2002-09
東京ラブストーリー 3 2002-09
東京ラブストーリー 4 2002-09

東京ラブストーリー』(とうきょうラブストーリー)は、柴門ふみによる日本の漫画、また同作を原作としたテレビドラマ。略称は東ラブ

概要

から小学館『ビッグコミックスピリッツ』で連載された。1月7日から3月18日にフジテレビ系で放送されたテレビドラマが、大人気となった。

キャッチコピーは、「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」。

ストーリー(原作)

愛媛から東京の広告代理店に就職した永尾完治と、完治の幼馴染で東京の私立医科大に通う三上健一は久しぶりに再会した。

東京に溶け込んでいる三上に対し、東京の生活に馴染めない完治。会社では上司の和賀夏樹に説教され、同僚でアフリカ 育ちの赤名リカに「カンチ」と呼ばれ振り回される日々。

三上は大学にも真面目に通わず、周囲からも浮いていた。長崎尚子はそんな三上を毛嫌いするが、なぜか冷たくもできない。

そんなある日、高校時代に思い続けていた関口さとみと再会した完治は…。

登場人物

永尾完治
広告代理店「和賀事務所」に勤務する会社員。東京での生活に戸惑う。リカからはカンチと呼ばれる。リカと付き合っていたが破局し、最終的にはさとみと結婚、息子を儲ける。
赤名リカ
完治の同僚。アフリカ・ジンバブエ育ちで自由奔放に生きる。人から愛されることに慣れていない。破局するまで完治を愛していたが、結局和賀との息子を身篭る。
三上健一
完治の高校時代の同級生。私立医科大学の学生。父親に嫌われて、愛情に飢えている。さとみとは同棲していたが結局別れ、最終的には尚子と結婚する。
関口さとみ
完治、健一の高校時代の同級生。保育士。完治の初恋の女性。後に完治と結婚する。
長崎尚子
健一と同じゼミ生。許婚持ちのお嬢様であるも、結局破談になり、最終的には健一と結婚する。
和賀夏樹
完治とリカの上司。和賀事務所社長。かつてリカと恋愛関係であったが、そのため家族と別居する。
田々井アズサ
完治、健一、さとみの高校時代の同級生。完治に振られた翌日、教室の黒板に「みんな大嫌い」と残して投身自殺する。完治曰く「雰囲気がリカに似ている」。

書誌情報

単行本

小学館ビッグコミックススペシャル
  • 『東京ラブストーリー』1巻 1990年4月12日刊行 ISBN 4-09-181851-X
第1話 - 朝を待ちながら
第2話 - 放たれた鳥のように
第3話 - 調教ごっこ
第4話 - 遠い日をせめないで
第5話 - とまどいは瞳の中
第6話 - 泣かないで
第7話 - 傘がひしい
第8話 - この街を離れるまで
第9話 - 失恋の定義
第10話 - あなたをさがして
第11話 - なぜ彼らは…
第12話 - WA・HA・HA

  • 『東京ラブストーリー』2巻 1990年7月13日刊行 ISBN 4-09-181852-8
第1話 - 愛と呼ぶには…
第2話 - 愛の始まり…
第3話 - 激しい雨
第4話 - 愛の贈り物
第5話 - いつも思い出して
第6話 - とまどいは隠せない
第7話 - 微笑をもう一度
第8話 - 心はダイヤモンド
第9話 - パーティーの夜
第10話 - あなたを呼ぶ声
第11話 - 絶望のこちら側

  • 『東京ラブストーリー』3巻 1990年10月12日刊行 ISBN 4-09-181853-6
第1話 - 誰のせいでもなく
第2話 - ひと月ののち
第3話 - 素直になれなくて
第4話 - 不安のきざし
第5話 - 言葉にならなくて
第6話 - 橋の途中で
第7話 - バレンタイン・ストーリー
第8話 - 涙が止まらない
第9話 - あの空を飛べたら
第10話 - コンサートの夜
第11話 - あの頃に戻りたい

  • 『東京ラブストーリー』4巻 1990年12月12日刊行 ISBN 4-09-181854-4
第1話 - あなたに合う靴
第2話 - 終わりが始まり
第3話 - 待つ時間
第4話 - 別れてのち
第5話 - 選ばれた愛
第6話 - 別れの瀬戸際
第7話 - 奇妙な夢
第8話 - 遠い約束
第9話 - 最終通告
第10話 - エヒメ・ラブストーリー
第11話 - 再び東京へ!!
第12話 - 時の彼方に

文庫本

小学館文庫
  • 第1巻 1995年10月17日刊行 ISBN 4-09-192091-8
  • 第2巻 1995年10月17日刊行 ISBN 4-09-192092-6
  • 第3巻 1995年10月17日刊行 ISBN 4-09-192093-4
文春文庫
  • 上 2010年4月10日刊行 ISBN 978-4-16-757905-0
  • 下 2010年4月10日刊行 ISBN 978-4-16-757906-7

テレビドラマ

フジテレビ月9ドラマ初期の代表作。1991年1月~3月放映。鈴木保奈美、織田裕二が主演。原作では主に完治の視点を中心に展開したが、ドラマではリカを中心にすえ、彼女の心情を描いた。プロデューサーの大多亮によると、主演が決まっていた鈴木に自分が演じる役をさとみとリカから選ばせたところ、リカと即答したという。また、リカの性格や行動は原作とは大きく違う点も多い。また、企画段階では完治、三上役には緒形直人、本木雅弘が予定されていたが諸般の事情で織田、江口に変更となった。

同級生の完治、三上、さとみ。完治を「カンチ!」と呼ぶ帰国子女のリカは自由気ままに生き、まっすぐに恋をする。最初は戸惑っていたカンチもそのまっすぐなリカに惹かれるが、やがてその恋は思わぬ方向に向かう。

「月曜日の夜に街から女性が消えた」と言われるほど当時は若い女性に支持された。タイトルバックは、大都会を象徴するような場所(駅、交差点など)で、出演者が人ごみの中で様々な日常生活を営む光景を切り取ったもので、「登場人物は特別な人間ではなく都会に生きるたくさんの人々のひとりに過ぎない」という物語の視点を説明する演出となっている。

平均視聴率は22.9%、最高視聴率は最終話の32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。主題歌は小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」。ドラマのストーリーと非常にマッチした楽曲で、シングル売上は270万枚。当時の日本におけるシングルCDで最大のヒットとなった。

鈴木や織田は本作を経て、ドラマの主演級としての評価を確立した。一方でさとみ役の有森也実はリカのサバサバした気性とは対照的なその役柄から女性視聴者から嫌われ、所属事務所に脅迫状まで届いた、と後に本人が語っている。

1991年にポニーキャニオンからVHSでソフト化され、2001年にフジテレビからDVD-BOXが発売された。

2006年、ニューヨークのチャンネル63で毎週土曜日夜10時から再放送が英字幕なしで放映されていた。

サブタイトル

各話放送日サブタイトル脚本演出視聴率
第1話1991年1月7日出会いと再会坂元裕二永山耕三20.7%
第2話1991年1月14日愛ってやつは20.8%
第3話1991年1月21日二人の始まり本間欧彦19.9%
第4話1991年1月28日君の翼になる17.1%
第5話1991年2月4日いつも思い出して永山耕三19.9%
第6話1991年2月11日赤い糸に結ばれて本間欧彦20.1%
第7話1991年2月18日愛は待たない永山耕三22.4%
第8話1991年2月25日この恋を信じたい本間欧彦22.9%
第9話1991年3月4日行かないで永山耕三26.3%
第10話1991年3月11日約束本間欧彦29.3%
最終話1991年3月18日さよなら永山耕三32.3%
特別編1993年2月12日 - 永山耕三29.9%
平均視聴率(第1話~最終話)22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

特別編

『金曜ドラマシアター・バレンタインスペシャル』として放送。シリーズの総集編的な内容であったが、鈴木保奈美、筒井道隆が出演した15分ほどの新撮影部分が追加された。数年後という設定で後輩社員と出張のため愛媛に来たリカの姿が描かれている。

ドラマ版の登場人物

  • 赤名リカ : 鈴木保奈美
スポーツ用品メーカー「ハートスポーツ」の事業部勤務。
  • 永尾完治 : 織田裕二
愛媛県から就職するために上京し、ハートスポーツの営業部に勤務。
  • 関口さとみ : 有森也実
永尾の高校(愛媛東高校)の同級生。元麻布幼稚園に勤務。
  • 三上健一 : 江口洋介
永尾の同級生。文京大学医学部の学生。
  • 長崎尚子 : 千堂あきほ
三上の医大の同級生。
  • 和賀夏樹 : 西岡徳馬
永尾の上司。ハートスポーツの営業部長。
  • 渡辺 : 中山秀征
永尾の同僚。ハートスポーツの営業部員。
  • ときこ : 水島かおり
関口の同僚。西麻布幼稚園の保母。
  • みどり : 五島悦子
リカの同僚。ハートスポーツの事業部員。
  • 大滝新太郎 : 筒井道隆
特別編オリジナルキャラクター。
  • その他のキャスト : 伊藤美紀、前田賀奈子、松永博史、潮哲也、武野功雄、青木和代、冨家規政、野村信次、芦沢孝子、矢田稔、小川麻衣子 ほか

スタッフ

  • 脚本 : 坂元裕二
  • プロデュース : 大多亮
  • 美術 : 荒川淳彦
  • 技術 : 島方春樹
  • 撮影 : 久坂 保
  • 照明 : 為貝幸宏
  • 音声 : 吉田 勉
  • 映像 : 松田年世
  • 録画 : 今村信男
  • 編集 : 石井和男
  • VTR編集 : 高橋 努
  • 美術プロデュース : 上村正三
  • 美術進行 : 柴田慎一郎
  • 大道具 : 徳丸貴文
  • 装飾 : 望月富夫
  • 持道具 : 若林一也
  • 視覚効果 : 北條光昭
  • タイオル : 山形憲一
  • 衣裳 : 高津勝仁
  • スタイリスト : 棚橋公子
  • メイク : 斉藤和子
  • 広報 : 石田卓子
  • スチール : 瀬井美明
  • CG : 大村 卓
  • 音響効果 : 大貫悦男
  • 音楽 : 日向敏文(アルファレコード)
  • 演出補 : 林徹、中江功
  • 制作主任 : 山崎康生
  • 記録 : 喜多麗子
  • 企画 : 山田良明
  • プロデュース : 大多亮
  • 演出 : 永山耕三(1・2・5・7・9・11)、本間欧彦(3・4・6・8・10)

音楽

主題歌

  • 小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」(ファンハウス)
フジテレビで後日放送されたバラエティ番組によると、最初の主題歌候補曲が不採用となったため、再度作られたのが本曲であるという。NGとなった候補曲は「FAR EAST CLUB BAND SONG」と改題され、小田のオリジナルアルバムに収録されている。

サウンドトラック

  • 日向敏文『東京ラブストーリー オリジナル・サウンドトラック』(アルファレコード)
テレビドラマのサントラが発売されるのは当時では極めて珍しいケースであった。このアルバムは好調な売り上げを記録し、以後人気ドラマのサントラが発売されるのが恒例となった。
収録曲
  • ココ・アンド・ジャスミン
  • グッド・イヴニング、ハートエイク
  • ソー・ファー・アウェイ
  • クレイジー・フォー・ユー
  • テンダリー~リカズ・テーマ
  • プロミス
  • パッション・フラワー
  • オータム
  • イフ・ユー・ノウ
  • ゼルダ
  • オーヴァー・ザ・スターズ
  • アローン・イン・ザ・ストリート
  • エンド・タイトル

挿入曲

  • 崎谷健次郎「もう一度夜を止めて」(ポニーキャニオン)

ロケ地

東京都内

  • 一の橋公園(港区東麻布) - オープニングに登場する公園。さとみが三上のボタンを捨てた公園。
  • 芝公園・東京タワー(港区芝公園) - 完治や三上とさとみが三人で遊びに行った場所。
  • 神泉交差点(渋谷区南平台町) - 劇中に何度も登場する交差点。
  • 西郷山公園(目黒区青葉台) - 劇中に何度か登場し、三上が完治にさとみのことで話した公園。
  • 教育の森公園・文京スポーツセンター(文京区大塚) - 三上の通う文京大学医学部の設定。
  • 首都高速高井戸入口(杉並区)- オープニングカットで登場する首都高の看板。
第一話
  • 羽田空港旧国内線ターミナル(大田区羽田空港) - 愛媛から上京した完治とリカが始めて出会った場所。
  • 芝浦倉庫(港区海岸通) - リカと完治が商品を受け取りに行った倉庫。当時建設途中のレインボーブリッジ橋脚部分が見える。
  • 弁慶橋のたもと(港区元赤坂) - 高校の同窓会の後に完治と三上が水切りをして遊んだ川。
  • 花の館(港区北青山) - リカがサボテンを買った花屋。
  • 渋谷東急プラザ(渋谷区道玄坂) - 完治や三上が同窓会の後でみんなと別れた歩道。
  • 全労済ホールスペースZERO(渋谷区代々木) - 新作発表会が行われた会場。
  • 鉢山町交差点(渋谷区鉢山町) - 完治が道に迷った場所。
  • 表参道駅(渋谷区表参道) - 完治とリカが待ち合わせの場所に行く時に使った駅。
  • 三菱石油ガソリンスタンド(渋谷区神宮前) - ラストにリカが石油缶を蹴っ飛ばしたガソリンスタンド現在は取り壊されて跡地にはマンションが建設
第二話
  • 恵比寿駅東口(渋谷区恵比寿南) - 完治とさとみが待ち合わせをした駅前。
第三話
  • アムラックス池袋(豊島区池袋) - ハートスポーツがイベントを行った会場。イベントのディスプレイとして赤いセリカコンバーチブルが使われた。
  • 第三台場(港区台場) - 三上がさとみに告白した公園。
  • 白金桟道橋(品川区上大崎)- ラストでリカが完治に「セックスしよ」と言った橋。
第四話
  • 駒場東大前駅(目黒区駒場) - リカと完治が電車に乗ろうとした駅。(京王電鉄井の頭線の駅)
  • 東池袋中央公園(豊島区東池袋) - ラストでリカが完治にキスした公園。サンシャインシティの中にある。
第五話
  • 表参道(渋谷区表参道) - 完治がリカにペンダントを買った場所。最終回にリカと完治が再開した場所。
  • 富ヶ谷公園(渋谷区富ヶ谷) - ジャングルジムのある公園。
第七話
  • 晴海埠頭公園(中央区晴海) - さとみが三上に別れを切り出した場所。
最終話
  • 代々木公園(渋谷区神南)- リカが完治と再会後、お互いに背を向けて別れた場所。
  • 日本青年館(新宿区霞ヶ丘)- エンディングでリカが東京を望むビルの屋上。

水上ロケ

第五話
  • 水上山荘(群馬県みなかみ町) - 完治らが温泉旅行に行った時に泊まった旅館。

松山ロケ

第十一話、最終話
  • 松山空港旧旅客ターミナル(愛媛県松山市)
  • 梅津寺駅(愛媛県松山市) - リカが完治と最後に待ち合わせをして「バイバイカンチ」のハンカチが海側のホームの欄干に結ばれていた駅。海側のホームは高浜方面行きの乗り場であり、梅津寺駅の隣の駅である高浜駅が終点である。放送終了してから20年近く経過するのにいまだにホームの柵へはハンカチが結ばれている。(伊予鉄道高浜線の駅
  • 梅津寺パーク(愛媛県松山市) - リカが完治と話をした海沿いの公園。
  • 久万町立久万中学校(愛媛県久万高原町(旧・久万町)) - リカが完治との相合傘を彫った完治の出身校。リカを探しに故郷へ帰り校庭で再開する。1999年、新校舎の建築に伴い旧校舎は取り壊される。校舎の柱は、2000年に同じ久万高原町に開館したふるさと旅行村に移設、展示されている。
  • 大洲神社(愛媛県大洲市) - リカと完治が行った完治の地元の神社。
  • おはなはん通り(愛媛県大洲市) - リカと完治が歩いた街並。
  • 肱川河川敷(愛媛県大洲市) - リカと完治が歩いた河原。
  • 油屋旅館(愛媛県大洲市) - 完治がリカを探した時に入った旅館。
  • 国道379号線(愛媛県伊予郡砥部町) - 完治がリカを探して走り、トラクターの走っていた道路。

File:Ichinohashi-kouen.JPG|一の橋公園 File:Saigoyama park meguro.JPG|西郷山公園 File:AMLUX 01.JPG|アムラックス池袋 File:Shirokane sando bridge.jpg|白金桟道橋 File:Inokashirasen-komabatoudaimae-eki-3.jpg|駒場東大前駅 File:Omotesando 2007 a.JPG|表参道 File:Nihon_seinenkan.jpg|日本青年館 File:Baishinji Station 2.JPG|梅津寺駅駅舎 File:BAISHINJI01.JPG|梅津寺駅ホーム File:BAISHINJI02.JPG|梅津寺駅ホームのロケ地表記

原作との相違点

  • 原作は完治が主人公だが、ドラマではリカがメイン。また田々井アズサは登場しない。
  • 原作では完治、リカは和賀が社長である広告代理店「和賀事務所」で働いているが、ドラマではスポーツ用品メーカー「ハートスポーツ」勤務という設定になっており、和賀の役職は部長である。
  • 原作ではリカはアフリカのジンバブエの出身だが、ドラマではアメリカロサンゼルスからの帰国子女という設定になっている。
  • 原作ではリカが完治のもとを去ったのは和賀の子供を妊娠したからであり、愛媛での完治との再会もお腹が大きな状態だが、ドラマでは完治とさとみの事を思い、自ら身を引いたためであり、妊娠のくだりは一切無い。
  • 原作では完治が結婚した後にリカと再会することは無いが、ドラマでは三上の結婚式後にリカと再会している。

その他

  • ドラマ化にあたって原作者が提示した希望キャスティングは「リカ→『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダル」、「カンチ→マイケル・J・フォックス」、「三上→ロブ・ロウ」、「さとみ→ダイアン・レイン」だった。より現実的な希望として「カンチ→内村光良」、「リカ→小泉今日子」という案を出したが、まったく相手にされなかったという(角川書店刊/月刊カドカワ1991年5月号「柴門ふみスペシャル/本人自身による全作品解説」より)。
  • トヨタ・スープラ - トヨタ自動車がスポンサーであったため、オープニングでは江口洋介が演じる三上の紹介場面では70系のワインレッドが登場したり、劇中でも三上の愛車として70系のホワイトの輸出仕様車、ライトブルーなどが登場した。なお「特別編」ではスポンサーが日産自動車だったため、オープニングの三上の紹介場面はスープラの運転シーンから車に乗っていない三上の映像に差し替えられている。
  • 踊る大捜査線 - 『秋の犯罪撲滅スペシャル』で、織田裕二扮する青島俊作が調べているビデオのひとつとして本作が登場。感情移入して見入る面々を横目に、青島は「何だかはっきりしない男ッスよね」と感想を漏らす。
  • あすなろ白書 - 柴門ふみ原作。特別編に出演していた筒井道隆が主人公を演じた。第2話で石田ひかり扮するヒロインがカラオケで「ラブ・ストーリーは突然に」を歌っている。
  • ラストクリスマス - 織田裕二が演じる主人公(完治とは別人)の勤務先として「ハートスポーツ」が登場する。
  • ロス:タイム:ライフ - 第8節「部長編」で真木よう子が演じる主人公の勤務先として「ハートスポーツ」が登場する。

関連書籍

ドラマシナリオ
  • 柴門ふみ 原作\坂元裕二 脚本『東京ラブストーリー TV版シナリオ集』(小学館、1991年) ISBN 4-09-359041-9
楽譜
  • 『東京ラブストーリーピアノアルバム』(全音楽譜出版社) ISBN 4-11-179040-2
  • ドレミ楽譜編集部 編『日向敏文/東京ラブストーリー』(ドレミ楽譜出版社) ISBN 4-8108-1677-X

関連項目

  • ビッグコミックスピリッツ
  • フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
  • トレンディドラマ
  • カンチ (小惑星)
  • リカ (小惑星)

脚注

外部リンク

ko:도쿄러브스토리 wuu:东京爱情故事