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桜姫華伝/種村有菜

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著者: 種村有菜
巻数: 10巻

種村有菜の新刊
桜姫華伝の新刊

最新刊『桜姫華伝 10



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

greenricecake 【桜姫華伝 3 (りぼんマスコットコミックス)】を読んだ本に追加 http://book.akahoshitakuya.com/b/4088670213

桜姫華伝の既刊

名前発売年月
桜姫華伝 1 2009-03
桜姫華伝 2 2009-07
桜姫華伝 3 2009-11
桜姫華伝 4 2010-04
桜姫華伝 5 2010-07
桜姫華伝 6 2010-08
桜姫華伝 7 2010-12
桜姫華伝 8 2011-04
桜姫華伝 9 2012-01
桜姫華伝 10 2012-02

桜姫華伝』(さくらひめかでん)は、種村有菜による日本の少女漫画作品。

概要

『りぼん』(集英社)にて2009年1月号より連載中。平安時代を舞台にしたファンタジー作品である。

連載開始と同時に『りぼん』本誌で「桜姫華伝サポーター」を3,000人募集している。単行本は2010年8月現在、集英社のりぼんマスコットコミックスより6巻まで刊行されている。

集英社が運営するインターネットラジオ局S-ラジのコンテンツのひとつ「VOMIC」にてラジオドラマ化、2009年4月3日から24日まで全4回で公開された。

第5巻にはりぼんファンタジー増刊号に掲載された「白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ」が収録されている。

第6巻には、平成22年春のりぼんスペシャルに掲載された「天使の金貨 メイプルローズ」と、平成20年秋のりぼんスペシャルに掲載された「絶対覚醒天使ミストレス☆フォーチュン」の番外編と、「紳士同盟†」の4コマ番外編が収録されている。

ストーリー

「満月の夜だけは空を見てはいけないよ 自分が自分で在り続けたいのなら」

時は平安時代、和泉の国。
両親と兄に先立たれた少女・桜姫は、生まれながらの許婚・王良親王の援助を受け、女房の淡海や友人の朝霧たちと人里離れた山荘でひっそりと暮らしていたある日、王良親王の使者を名乗る男・青葉が山荘を訪れる。親王は桜姫を都に呼び、妃に迎えたいというのだが、好きな人は自分で決めたいと主張する桜姫は、14歳になっても未だに嫁ぐ事を拒んでいた。

桜姫は結婚を嫌がり家出を決行するが、山中で道に迷い、弾みで巫女の白夜と交わした「満月を決して見ない」という約束を破ってしまう。
その時現れたのは、人を喰らう不老不死の妖怪・妖古。

妖古は桜姫を「かぐや姫」と呼んで襲い掛かったが、桜姫は間一髪で救い出され、自らの生い立ちを明かされる。桜姫は月の国の秘剣・血桜を手に妖古を退治した、かぐや姫の血を引く月の住人だったのである。

登場人物

※キャストはVOMICでの配役。

主人公とその周辺の人物

桜(さくら)
声 - 榎本温子
本作の主人公。14歳。命字は「滅」。
心優しい性格と一度決めたらなかなか譲らない強い意志を持っている。自分の主張を通すためには木も登る。一日五食食べないと体がもたない(この時代は一日二食が普通)。
両親は幼い頃亡くなっており、たった一人の兄も都に上った際に流行病で亡くなったと聞かされていた。後に槐と兄・戒が同一人物だったことを知る。
実は、月から来たかぐや姫の孫で、秘剣「血桜」を使い妖古を倒すことができる。不老不死。母親は妖古に取り憑かれたため帝に殺されたとされていた。しかし青葉によると、実際には母親は妖古になって「血桜」に貫かれて亡くなったらしい。
「血桜」を使う時は、普段の単衣姿から月の国特有の衣装に変身し、引きずるほど長い薄茶の髪も腰までの長さの銀髪になる。が、変身しなくても「血桜」を出すことができる。
かぐや姫の孫であることから、満月を通して妖古に居場所が知られてしまうので満月を見ることを禁じられていた。
青葉のことを出会ってから好きになった。
青葉(あおば)/王良親王(おうらしんのう)
声 - 岸尾だいすけ
17歳。本人曰く「口が悪くて雷使いの色男」。命字は「生」。
桜の婚約者・王良親王の使いと名乗って現れたが、後に親王本人である事が判明する。(「青葉」という名前は彼の幼名。)
白夜に習った特殊な術で白い狼になったり、雷を落としたり(「雷呼」という術)することができる。また、狼の特性を持つため嗅覚が鋭い。
幼い頃から何度か、桜と戒を見るため和泉に来ていた。白夜との約束で、桜の心を守る者の1人になることを決意した。未来の帝として育ったため愛国心が強く、当初は月の住人である桜が妖古となって国を滅ぼすのではないかと考え命を狙っていたが、やがて想いを寄せるようになる。
彼が東宮に立てなかったのは、帝が桜を利用する際に、桜が東宮妃であると簡単に外出できないなどの不便があるから。
琥珀・疾風(後述)は、彼が静養のために訪れることがあった忍の里での友人。度々琥珀たちの修行にも交じっていた。
朝霧(あさぎり)
声 - 仙台エリ
桜の友人。(本人としては桜に仕えているつもりらしい。)桜の手に乗るくらいの大きさで、肩先程度の長さの髪に鈴をつけている。命字は「優」。
淡海からは「物の怪」と呼ばれ嫌われていた。桜が幼少の頃、通りがかった人買いから自分の袿と引き替えに譲り受けた女の子で、優しい性格。
その正体は一寸子の血を飲んだ雪女。雪女の村である「雪夜村」の出身だが、村が代々祀ってきた神が妖しであり、村の周囲をうろつく、餓鬼婆(がきばあ)と呼ばれる、眼の見えない老婆が神への生贄にされた雪女だと知ってしまったため、力が暴走してしまい、妖しを倒すも、村が壊滅した。
村の壊滅後は、人買いに利用されており、人のことが信じられなかったが、桜と出会い心を開くようになった。
本来の人間と同じくらいの背格好になることもできるが、その際に雪女の力を使うと、一寸子の血の呪いによって命が削られてしまうらしい。このことは白夜に口止めされているため、桜の目の前で元の姿に戻ることはなかったが(桜が崖から水中に落ちた際、彼女を助けるべく元の姿に戻っているが、桜は意識が朦朧としていたため気づいていない。)、修羅幽玄殿における右京との戦いで、桜の目の前で元の姿に戻り、力を使っている。
白夜(びゃくや)
声 - 京田尚子
老齢の巫女。普段は各地の妖古を封印して回っている。桜の相談相手でもあり、彼女の出自などを当人よりも知っている。朝霧に桜の出自を話し、「姫のそばにいて欲しい」と頼んだ。桜の許嫁として王良親王を選んだ張本人でもある。
ある術を使うことで、巫女装束をまとった美女に変身することが出来、舞々との戦闘の際は、現在桜しか扱えないはずの血桜を呼び出して見せるなど、謎の多い人物である。
淡海(おうみ)
声 - 矢澤喜代美
桜姫のお付きの女房。命字は「信」。
もともとは下級貴族の娘だったが、家族と屋敷を失ってから、遠縁である中納言に引き取られ、青葉の紹介で桜の下へ来た。
両親を妖古に殺された過去から物の怪を激しく嫌っている。(桜と仲の良い朝霧でさえ「物の怪」と呼び嫌悪感を示す。)
青葉との結婚の夜に桜の命字を青葉に持って行くという、桜への裏切りとも思える行動を起こした。
桜の正体を知った時、彼女に「化け物」と言ってしまい、それ以来口を利かなくなる。その後、槐によって妙なモノを飲まされて「死にたくなければ桜を連れて来い」と脅されるが、桜を槐の下へ連れて行くことはなく、彼女に自分の過去を明かし、彼女と和解する。しかしその直後槐が飲ませたモノによって妖古化し、直後現れた槐に崖の下へ落とされた挙句、白夜たちによって火を放たれる。その後も燃え盛る炎の中でかろうじて生きていたが、最後は桜によって斬られることとなった。
琥珀(こはく)
忍の里八代目頭領の娘。語尾に「ござる」がつき、特徴的な笑いかたをする。青葉の事を兄の様に慕っている。
9人兄弟の末っ子だが、兄姉を皆流行病や任務で亡くしたため次期頭領と目されている。忍者としては優秀らしいが、大事なところでしばしばドジを踏む。
当初は幼馴染ともいえる青葉に仕えており、青葉が桜の命を狙っている事を知っていたが、怪我を負った桜と出会い彼女の優しさに心を打たれて以来、青葉を一時裏切ってでも桜の身を護る事を誓った。(後に、青葉も桜を守る道を選んだため、結果的に裏切りにはならなかった。)疾風に思いを寄せる。
疾風、朱里、青葉と、幼馴染が男の子ばかりだったため、桜は初めてできた同性の友人である。
疾風(はやて)
琥珀の幼なじみの忍者。琥珀よりは2歳年上。青葉とは乳兄弟。
幼い頃琥珀に掛けられた術により蛙の姿をしているが、満月の夜にだけ(そこから次の日の夜まで)人間に戻る事が出来る。琥珀曰く、蛙の姿を嫌っており、仲の良い青葉とも再会を躊躇していた。だが、疾風自身は蛙の姿も気に入っている。
蛙ではなかったら次期頭領らしい。
藤紫(ふじむらさき)
東宮。命字は「欲」。
青葉の叔父だが彼とは仲が悪い。いい加減な性格。
その反面、桜の命を狙っていた青葉の本心を見抜く、桜の兄・戒の幽閉場所を突き止めるなど洞察力は鋭い。後に桜に想いを寄せるようになる。

月の国の人物

槐(えんじゅ)/戒(かい)
桜を狙う銀髪の男。実は桜の兄・。人間であったころはたった一人の妹である桜をとても大切に思っていて、帝曰く、美しい顔立ちをしていた。
桜を狙う目的は彼女を月へ返す事で、そのためならば手段を選ばない冷酷な性格の持ち主。
その一方で桜をとても大切にしていて、桜を傷つける者は誰であろうと許さない。中納言と手を組み青葉を殺そうとした時も、中納言が放った蛇が桜に噛みついてしまったのを見て激昂、命字を燃やして仲間であったはずの中納言を殺した。
淡海が蛇を放ったのは中納言だったと知ったため、妙なものを飲ませて「このことを誰かに言ったら今飲んだものが破裂する」と脅し、桜を連れて来させようとしたが失敗、桜の目の前で淡海を妖古に変えた上で重傷を負わせ、桜の怒りを買った。
本来は桜の幸せを望む優しい性格の持ち主だったが、「姫を天涯孤独の身にする」という帝の命で水中に幽閉され永遠にも思える苦しみと絶望を味わう中で、人間を憎むようになった。(桜は「帝の命で都へと上った時、流行り病を患い亡くなった」と聞かされた。)以来、性格が変わり、槐と名乗っている。
桜と同様に人間の血を引いているが、月泉水を飲んで刻石を得ることで、自分の中の人間の部分まで否定した。銀髪なのは、月の者としての力を解放した状態にあるためで、この状態を維持するべく月泉水を飲んだと白夜は推測している。
瑠璃条(るりじょう)
槐の仲間。桜に瓜二つの容貌を持つ女性の人形(ひとかた)。
もとは、人の生気を吸って生きる瑠璃に似た毒の石だったが、槐の術により器となる体を与えられた。その体が桜を模したものであったために、桜を「本物」と呼び、憎んでいる。
全身に模様を入れているが、これは体を形成する楡の葉などが何かの弾みでばらばらになった際、パーツがはぐれてしまうのを防ぐため。また、1日1度は水に全身を浸さないと行動不能に陥る。
舞々(まいまい)
槐の仲間。18歳。可憐な容姿をしている。自分の体にしか興味がないらしい(ただし、ご主人様である槐は例外)。
実は男。舞々という名前も偽名。本当の名は「でん」。生まれて間もないころに顔に負った火傷の跡を「醜い」と言われいじめられていたが、妖古を村にけしかけようとしていた槐に月泉水で傷跡を治療してもらったことで村を捨てて仲間になった。見た目の美しさに対して激しい執着心を持つ。
後に、桜のおかげできれいな心の一部を取り戻す。
右京(うきょう) 
槐の仲間。命字は「真」。
長い黒髪を三つ編みに結っている。雪女の村である「雪夜村」出身の数少ない男性。
朝霧と恋人だったが、裏切られ、その後槐に出会って月泉水を飲み、村を滅ぼした朝霧を追う。
朱里(しゅり)
槐の仲間。帝から命じられた極秘任務の途中で抜け出した、忍の里の抜け忍で琥珀と同い年。疾風と琥珀の幼馴染であり、青葉の知り合いでもある。
同じ任務に就いていた、兄である破斗を殺したとされ実際は、槐らの動向を探っていた際に槐に見つかってしまい、取り入って任務を成功させるため、咄嗟に打ち合わせて破斗が火薬で自害。、抜けたことと合わせて追われていた。が、里を裏切り、月の者に付くこと自体が任務であった。琥珀に想いを寄せていた。
中納言(ちゅうなごん)
青葉の部下。命字は「望」。
実は妖古で、淡海の両親を殺した張本人。青葉とともに桜を殺そうと企むが、後に青葉を裏切り、槐と結託して襲い掛かった。桜と青葉を毒霧で苦戦させるも槐に命字を焼かれて絶命する。

主要人物の過去に関わる人物

まい
舞々の名前の由来となった少女。槐に襲われた村に住んでいた。
村一番とも言われる程の美人だが、顔の美しさというものにこだわらない。またとても優しい心の持ち主で、村でいじめられていた舞々(当時の名前は「でん」)に唯一親切にしていたが、美しい顔立ちのまいが与える優しさに対し疑念を抱いた舞々に裏切られ、槐に村を焼き払われた。
先述の美しさのため、20歳も年上の荘官に愛人として求められていたらしい。
細雪(ほそゆき)
雪夜村の雪女で朝霧のかつての友人。
右京に想いを寄せていたが、朝霧らの前では口に出さなかった。朝霧に嫉妬し、彼女を人身御供に推薦した上で、御神木への道の途中で殺害するつもりだったが……。
霜二(しもに)
雪夜村の長の娘である雪女。
右京に気がある様子だった。細雪に待ち伏せられた朝霧を助け、その後、彼女の悲鳴を聞いて御神木の中に乗り込むが、細雪ともども「神」に生気を吸われ、餓鬼婆となってしまう。

用語

妖古(ようこ)
不老不死の化け物で人間を喰らう。もともとは月の罪人らしい。
妖古を倒せるのは血桜を扱える者だけである。満月を通して、かぐや姫の血を引く桜の居場所を知ることができ、桜の命を狙っている。
月の国の住人
誰もが銀髪。桜と槐(戒)は地上の人間の血を引くため、通常時は普通の人と変わらない髪色だが、月の国の住人としての力を解放した状態になる(桜の場合は変身)と、銀髪に変化する。
命字(みことじ)
生まれた時に一人に一つ与えられた文字。この文字を記された紙は当人の命にも影響を与える。
命字が書かれた紙を燃やしたりすると、その文字の持ち主まで燃やされ、死んでしまう。
その人の運命の全てが記されている。「御紙」という紋が組まれた特別な紙に記されているものはその運命を強める力を持つ。
朝霧の話では、命字と本人の血があれば、呪い殺すことも出来るらしい。
血桜(ちざくら)
妖古を倒せる唯一の剣。斬った妖古を桜の花びらに変える。
普段は桜の体内にあり、呼び出すためには貝紅で「鏡合わせの月」を手のひらに描く必要がある。
元々かぐや姫だけが使える剣で、他者の言うことは聞かないはずだったが、後にかぐや姫の血を分けた桜も使えるようになる。
不老不死(ふろうふし)
一般的に「年をとらず死なないこと」。作中での不老不死は、生命力(ひいては回復力)が高すぎるために起こる。小さな擦り傷程度ならあっという間に治る(治る瞬間だけ痛い)が、大怪我や毒物などによる負傷の場合、普通の人の致死量でも死なない代わりに、回復に時間がかかり、激しい痛みに苦しむこととなる。
月泉水(げっせんすい)
月の国にある泉の水。この泉がある限り月の国の住人は不老不死の加護を受けるが、水が涸れると月の国の住人は何処にいても死ぬという。人間の骨を泉に投げると泉が活性化するという話もある。また、人間が飲むと額に刻石が現れ、妖古の力を得ることが出来る。そのため、元は普通の人間である舞々や朱里といった面々も桜が満月を見た際に反応した。
現在、泉の水は涸れつつあり、槐は「妖古が本能的に人間を喰うのは泉の力が薄れているから」と推測している。
忍の里(しのびのさと)
琥珀・疾風の故郷。牛車では来られない山の中にある。
代々の頭領は「里で一番強い者」とされる掟があるため、第8代頭領の娘である琥珀が次代の頭領に決まっているわけではない。
雪夜村(ゆきやむら)
朝霧・右京の故郷。北にある雪女の村で、住民の8割は女性。男は女たちの世話をし、次代を残すための存在である。そのため、霊力は女性の方が格段に強い。
かつて、峠にある御神木とされる大木に登ろうとした男が燃え死に、それをきっかけに大木を切ろうとした男達も全員燃えて死んだために、村で一番霊力の高い雪女が人身御供となって祟りを鎮めたという昔話がある。そのため毎年、特に信心深い者が1人、人身御供としてその大木に宿る神に捧げられてきた。
そして、朝霧が人身御供に選ばれた年、朝霧は儀式の中で「神」と崇めていたものが、雪女たちの生気を吸って生きている妖魔であること、村の近くをうろうろしている餓鬼婆たちが、元は人身御供となった雪女であることを知ってしまった。その際力が暴発し、「神」を消すとともに、村まで滅ぼしてしまった。
餓鬼婆(がきばあ)
雪夜村の近くをうろうろしている、複数の老婆。眼が見えず、うなるような声しか出せない。雪夜村の雪女たちは、その不気味さ故に近づかないようにしている。
その正体は、代々御神木に人身御供として捧げられてきた雪女だった。

白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ

白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ」(しろばらがくえん-)は、平成21年のりぼんファンタジー増刊号に掲載された読みきり作品。「桜姫華伝」第5巻に併録されている。

幽霊やお化けなどが苦手な少女、架方美羅(かほう みら)と、彼女をしつこく部に勧誘する、オカルト研究部部長の(ひかる)先輩が、オカルト研究部の部員とともに「学園の図書館に棲み、夜な夜な生徒の血を吸う」という吸血鬼ローズを探すことに。

天使の金貨 メイプルローズ

天使の金貨 メイプルローズ」(てんしのきんか -)は、平成22年春の大増刊号 りぼんスペシャルに掲載された読みきり作品。「桜姫華伝」第6巻に併録されている。

長く続く誕生日パーティーに飽きた、9歳になったばかりの天使のお姫様ローズは、同い年の少年天使マカロンと共に、魔女オペラの所を訪れて「3時間人間に変身する薬」を混ぜた金貨型のチョコレート「メイプル」をもらう。それを使い、人間の町に降りてしばしの冒険をするローズ。その中で、マカロンは彼女の小さな成長を見るのだった。

書誌情報

種村有菜 『桜姫華伝』 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉、既刊6巻(2010年10月現在)

  1. 2009年3月13日発売BOOKNAVI | 集英社より(2009年7月16日閲覧)、ISBN 978-4-08-856873-7
  2. 2009年7月15日発売BOOKNAVI | 集英社より(2009年7月16日閲覧)、ISBN 978-4-08-856898-0
  3. 2009年11月13日発売BOOKNAVI | 集英社より(2010年4月3日閲覧)、ISBN 978-4-08-867021-8
  4. 2010年4月15日発売BOOKNAVI | 集英社より(2010年4月16日閲覧)、ISBN 978-4-08-867047-8
  5. 2010年7月15日発売BOOKNAVI | 集英社より(2010年7月29日閲覧)、ISBN 978-4-08-867063-8
  6. 2010年8月12日発売BOOKNAVI | 集英社より(2010年8月16日閲覧)、ISBN 978-4-08-867070-6

脚注

外部リンク