極楽丸/相川有

『極楽丸』(ごくらくまる)は相川有による漫画作品。

概要

「コミックバーズ」2000年2月号、4月号、8月号から2002年6月号に掲載された。

死にたくなった人の魂を一旦彼岸に移行させて、浄化させた後に魂を本人の元へと返すのが<極楽丸>の役割。16代目極楽丸となった真命は極楽丸としての勤めを果たし続ける。

登場人物

極楽丸真命(-まこと)

男性、中学一年生(1話目時)。女性のような顔にはファンも多いが極度の昆虫マニアなため学校では距離を置かれている。

<極楽丸>の仕事も"しなくてはいけないもの"というきめつけを持っているため使命感は薄いといっていい。

極楽丸陽子(-ようこ)

女性、15代目(先代)極楽丸、真命の母親。

自身の能天気さが災いして極楽丸の使命や起源を上手く息子に説明できないでいる。

前田里(まえだ・さと)

女性、中学一年生(1話目時)。真命と一緒に彼岸へ行けてしまう体質を持つが、理由は終盤にて明らかになる。

真命の極楽丸として苦労を知っているためか、真命の昆虫マニアという一面に理解を示している。

図死王丸安理（ずしおうまる・あんり)

男性、小学生(初登場時)で前田里の妹と同級生。16代目図死王丸。

極楽丸とは異なる起源と使命をもっているため極楽丸を嫌っている。