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極道めし/土山しげる

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著者: 土山しげる
巻数: 9巻

土山しげるの新刊
極道めしの新刊

最新刊『極道めし 9


出版社: 双葉社
シリーズ: アクションコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

chikatsu_ags RT @igi: 極道めし番外編・堀暮らしのアリエッティ(作画:土山しげる)

極道めしの既刊

名前発売年月
極道めし 4 2009-04
極道めし 5 2009-10
極道めし 6 2010-07
極道めし 7 2011-02
極道めし 8 2011-09
極道めし 9 2012-05

極道めし』(ごくどうめし)は、土山しげる(協力・大西祥平)による日本の漫画作品。

概要

料理・グルメ漫画では定評のある作者が、『喰いしん坊!』と並行して、『漫画アクション』(双葉社)2006年6月20日号より連載を開始したグルメ漫画である。『喰いしん坊!』で大食いを主題にして好評を得たが、今回は、料理・グルメ漫画にもかかわらず、登場人物たちは、その勝負においては料理はおろか食事すらしない。実際に展開されるのは、刑務所に収監されている受刑者たちによって語られる食に対するエピソードである。

あらすじ

正月まであと1ヶ月となった浪速南刑務所・雑居房204号室では、正月になると特別に出るおせち料理の話で盛り上がる。そこで、部屋の長老格である八戸伍三郎の提案により、今年もおせち料理の争奪戦が開催されることになった。その闘いに勝利すると、部屋の各人のおせちから好きなものを1種類ずつ取れるというもの。その勝負とは、今までに一番旨かった食い物の話をする、その中で一番旨そうな話をした者を勝者とするというもの。クリスマスイブの夜、勝負が始まった。

登場人物

204号房

相田俊介(あいだ しゅんすけ)
ホストクラブを6軒経営する大学生。ホストへの暴行、客の女性を監禁するなどの容疑で逮捕され、浪速南刑務所に収監された。懲役3年。
野沢正彦(のざわ まさひこ)
33歳。未成年の頃から少年院に収容され、そこでも脱走をするなどしていた。懲役3年。
坂井直次(さかい なおつぐ)
前科10犯を持つ詐欺グループのリーダー。懲役4年。幼い頃、親の借金が元で和歌山の田舎に住む祖母の元へ預けられていた。
小津弘(おづ ひろし)
とあるメーカーの営業マン。フィリピンパブにはまり、会社から1億円を横領した罪で服役している。懲役2年。
南真太(みなみ しんた)
福井県出身。パチンコで闇金に借金を作り、遠洋漁船に乗せられたという過去を持つ。懲役5年。
荒木健作(あらき けんさく)
ヤクザ。中学校を卒業後、家出中にスカウトされて16歳で極道の道へ入った。懲役5年。
八戸伍三郎(はちのへ ごさぶろう)
204号房最年長の受刑者。懲役6年。戦争を経験しており、時折戦時中の体験談を語る。おせち争奪戦では直接参加せず、進行役を務めている。
片岡洋(かたおか ひろし)
愛知県出身の中学校教師。裏口入学の口利き、積立金の横領などを行っていた。懲役2年。
御子柴丈治(みこしば じょうじ)
闇金融屋。元は刑事だったが、上層部の罪を被せられ退職に追いやられた過去を持つ。その後闇金融の世界でのし上がって行ったが、やり過ぎたために摘発され、収監された。懲役4年。

備考

  • 2010年11月1日放送の『深イイ話』(漫画・アニメSPの回)で普段、漫画に興味のない番組司会者・島田紳助氏にゲストが読んでもらいたい作品を紹介し、その中から紳助氏が読んでみたいと思わせる漫画を選んでもらうコーナーにおいてゲストである精神科医の名越康文氏が本作を紹介したところ、紳助氏が最も関心を抱いた作品として第1位に選ばれる。※ちなみに第2位は新撰組リアン・関氏紹介『聖☆おにいさん』、第3位は道端アンジェリカ氏紹介『君に届け』