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歪のアマルガム/石山諒
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著者: 石山諒
巻数: 3巻
最新刊『歪のアマルガム 3』
『歪のアマルガム』(いびつのアマルガム)は、石山諒による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2016年45号から2017年12号まで連載された。
ストーリー
主人公、久佐場六道は高校生。幼馴染みの、火野彌生と買い物をするなどの中、彼女に思いを寄せる。とある日、黒水影舟が転校してくる。そしてその日、久佐場は親友のしゃもじに背中を押され、彌生をデートに誘うことにした。放課後、彌生を校舎裏に呼び出し、デートに誘い、翌日公園へいくことを約束した。そして、喜びながら帰路についた。その途中、踏切で子供がひかれそうになるのを見つける。助けるために飛び出す久佐場。そこで意識を失った。気付けば、研究組織「賽」で下半身がなくなって、実験台におかれていた。踏切の子供は、なんとバーチャル映像だったのだ。そして、実験が開始され「妖怪 がしゃどくろ」となった。しかし、自我を取り戻し、「混ざり者、アマルガム」となる。そこから日常を取り戻すため、努力をする。
登場キャラクター
高校生
- 久佐場 六道(くさば ろくみち)
- 高校生。幼馴染みの火野彌生に思いを寄せる。しゃもじという親友がいる。待ち合わせ場所を間違えたり、考えていることを言ってしまったりと、うっかりしたところもある。そして、人を思いやる心が強い。警視庁零課にも所属しており、賽相手に戦っている。
- 社 文治(やしろ ふみはる)
- 久佐場と同じく高校生。彌生に思いを寄せる久佐場の背中を押す。しかし、誘い方が好ましくなかったりなど、空気が読めない一面もある。彌生と久佐場の関係に関して「恋のキューピット」と自称している。
- 火野 彌生(ひの やよい)
- 久佐場の幼馴染みで高校生。買い物を共にするなど、久佐場との仲は悪くない様子。クラスでも人気者で、しゃもじが久佐場に対し、「早く思いを伝えた方がいい」と語っているほど。
零課
- 牛頭 次郎(ごとう じろう)
- 零課の課長。賽のトップの弟である。温厚ではあるが冷静な一面を持っている。高い戦闘力を持つ。片目に傷がある。
- 黒水 影舟(くろみず えいしゅう)
- 午頭の部下。「自分は正義」と語っている。代々「正義」をモットーとしている家庭に生まれ育った。久佐場とは寮の同室で、喧嘩もするが仲は悪くない様子。「久佐場が暴れるときは容赦せず殺す」と語っている。
妖怪を産み出している組織「賽」
- サラ・ヴェーレン
- 妖の木乃伊(ミイラ)の産みの親。実験体を「ベイビー」と呼ぶ。自分自身、不老不死の体で、「他人も自分と同じになれば、辛くなくなる」という思いで実験をしている。
久佐場と同様「混ざり者(アマルガム)」と呼ばれる者
- 尾崎 京(おざき けい)
- 過去たくさんの人を殺した、大量殺害事件の犯人。賽へいき実験体となり、混ざり者となった。零課による拘束後は、久佐場と会話をすることもある。
その他の人物
- 安馬桐(あまぎり)
書誌情報
- 石山諒 『歪のアマルガム』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全3巻
脚注
出典
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。