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死と彼女とぼくゆかり/川口まどか

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著者: 川口まどか
巻数: 9巻

川口まどかの新刊
死と彼女とぼくゆかりの新刊

最新刊『死と彼女とぼくゆかり 9


死と彼女とぼく』(しとかのじょとぼく、The Death, Her and Me.)は、月刊少女フレンド増刊・サスペンス&ホラー、One more Kiss(講談社)で掲載されていた川口まどかの漫画作品。読切シリーズの形態で描かれており、現在も『死と彼女とぼく めぐる』の題名でKiss PLUSにてシリーズ続行中。

あらすじ

死者の姿を見る能力を持つ少女・ゆかりと、死者や動植物などの心の声を聞く力を持つ少年・優作。そんな彼らを頼って、さまざまな死者たちが今日も訪れる……。

登場人物

時野ゆかり(ときの ゆかり)
幼少時に大病を患ったのがきっかけで、死者の姿を見る能力を得る。その能力が死者を呼び寄せてしまうため、友達をつくれず孤独に耐える日々を過ごしてきた。高校2年の夏に、同じような能力を持つ優作と出会い、徐々に心の傷を癒していく。
松実優作(まつみ ゆうさく)
死者や動植物など、ありとあらゆる魂の心の声を聞く能力を持つ。幼い頃から、遠くから助けを求める誰かの声を聞き続けていたが、ある時、その声の主がゆかりであることを知り、彼女が通う城東西高校に転入する。3歳の時に死別した母も彼と同じ能力を持ち、父は死者をはねとばす力を持っている(本人は全く気付いていない)。優作もまた、ゆかりと出会うことで心の傷を癒されている。
泉原杏子(いずみはら きょうこ)
優作の母。中学生の時に死者の姿を見る能力を得る。それが原因で家族や周囲の人間と不和になり苦悩するが、とある死者との出会いと別れがきっかけで立ち直り、姉と同じ看護師を目指すようになる。看護師として働いていた大学病院で松実建一郎と出会い、彼と結婚。優作を出産した後も看護師として働いていたが、不治の病に倒れ亡くなってしまった。死者となった後もこの世に留まり続けているが、あえて息子の前に姿を見せることはせず、遠くから彼を見守っている(夫の建一郎とは夢を通して何度も逢瀬を繰り返している)。
松実建一郎(まつみ けんいちろう)
優作の父。職業は医者。死者をはねとばす力を持っているが、本人は全く気付いていない。研修医として派遣された大学病院で杏子と出会い、彼女の強さと優しさに惹かれていく。杏子の能力を知ってなお、伴侶として共に生きることを選んだ。
ミーシャ
松実家の愛猫(オスの白猫)。松実家の縁の下で暮らしていた野良猫の忘れ形見。非常に強い霊力の持ち主であり、時には優作たちの危機を救うこともある。
トシとヒロ
松実家の愛犬(双子の兄弟)。ミーシャとほぼ同時期に松実家で飼われるようになる。ミーシャのように強い霊力は持っていないが、死者の姿を見ることができる。

シリーズ一覧

  • 『死と彼女とぼく』全5巻(講談社漫画文庫)/全10巻(講談社ふれんどほらーKC)
  • 『死と彼女とぼく ゆかり』全10巻(講談社KISSKC)
  • 『死と彼女とぼく めぐる』2巻(講談社KISSKC、以下続刊)

ドラマCD

  • 発売:2004年2月25日
  • 品番:FCCC-0015
  • 値段:税込3150円
  • 発売元:株式会社フロンティアワークス

キャスト

  • 松実優作:子安武人
  • 時野ゆかり:野田順子
  • チューリップ王子:井上倫宏
  • ウザトカゲ:森田成一
  • ミーシャ:犬山イヌコ