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烏丸響子の事件簿/広井王子 コザキユースケ

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著者: 広井王子 コザキユースケ
巻数: 9巻

広井王子の新刊
コザキユースケの新刊
烏丸響子の事件簿の新刊

最新刊『烏丸響子の事件簿 9


出版社: 幻冬舎
シリーズ: バーズコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

anikyubotchan 代表作に『烏丸響子の事件簿』 『どーにゃつ』がある漫画家 コザキユースケ
kymg RT @libro_jp: 吉祥寺店サイン本コミックフェア、本日は【幻冬舎】「烏丸響子の事件簿10」(コザキユースケ)が追加で入荷いたしました。皆様のご来店を、心よりお待ちしております。(吉祥寺店K)
mangapoll_concl 「烏丸響子の事件簿」(広井王子、コザキユースケ)が全10巻で完結しました。 http://t.co/fQONrR9o #マンガ #漫画 #コミック #comic
ume_nanminchamp RT @Books_Ryobundo: 【コミック新刊!】幻冬舎・バーズC最新刊入荷!今月は「大東京トイボックス(8)」「インセクツR(2)」など7点発売中!なお、「おとめ妖怪ざくろ(7)」→4/24「烏丸響子の事件簿(10)(完)」右3/30と、それぞれ発売が延期になっ ...
aniseiyu コミック情報:「2012/03/24 烏丸響子の事件簿 (10) (バーズコミックス)」がアマゾンでタイトルが変更になりました。http://t.co/0Cz1TKTV #広井王子 #amazon #comic #comics #コミック #マンガ #漫画

烏丸響子の事件簿』(からすまきょうこのじけんぼ)は、原作:広井王子・作画:コザキユースケによる日本のサスペンスアクション漫画。『コミックバーズ』(幻冬舎コミックス)にて連載中。

概要

サクラ大戦シリーズで有名な広井王子と、様々なアニメ作品に携っているコザキユースケによる漫画。

あらすじ

時代は近未来の日本。浅草署・保安課(後の凶悪犯罪対策本部)に所属している烏丸響子は続々と増えている異端の出現、そしてそれに伴い増える事件を公表しない上層部に苛立ちを覚えていた。より深く異端について調べていくうちに響子はある事実に突き当たることになる。

登場人物

警察関係者

烏丸 響子(からすま きょうこ)
16歳にして浅草署に務める警察官。物語中に誕生日を迎えて17歳となる。類稀なる身体能力を持つが、その正体は有力な鬼の一族『烏丸一族』の末裔。浅草の者の記憶に幼少の頃の響子がいることから、浅草で育ったと考えられるが、3歳の頃は三田村に連れられて石川県の農村にいたという話もしており未だ明確ではない。石川県にいた頃に知り合った女の子の友達を鬼に生贄として食われており、そのことが鬼を異端として憎む原因となった。しかし自らに流れる鬼の血にも気がついており、その葛藤に苦しんでいる。
ネット犯罪課の押収品を用いて、政府のデータベースにハッキングを試みたりしていることから、行動力はあると考えられる。
使用武器はかつては獣穴(ししあな)というノズルの非常に長い銃だったが、後に内田に破壊されたことで現在は獣又鬼(ししまたぎ)という銃に短剣がついた形状の武器を使用している。
三田村 浩三(みたむら こうぞう)
凶悪犯罪対策本部部長並びにO・O・Oの部長であり、かつてのマルキの創設メンバーであり、リーダーであった。レイモンドと組んでいたことがある。白髪・メガネが特徴で、常にコートを着用している。持っている杖は仕込刀。戦いの場を離れて14年経つがその腕は衰えておらず、内田と対した時も彼を圧倒した。しかし加納の暴走を止める際に独走をし、事件後警職法違反で逮捕され、坊主になる。非常に頭の回転も速く、加納の計画にいち早く気がついた。
マルキ活動の際に響子を鬼の子と知りながら殺さず、その後マルキを脱退する。響子の出生の秘密を握っている人物。
レイモンド 熊野(レイモンド くまの)
金髪隻眼で鬼にも劣らない恐るべき力を持つ男。響子からはレイと呼ばれている。眼帯の下に隠している目は、実はレイモンドの部下・石野を食い殺したヒトイヌの元上司京元のもの。京元を殺害するために腕力を著しく向上させる薬を飲んでいたが、その副作用で京元を殺害した後は廃人になってしまう。過去に暴力沙汰を起こし、三田村に拾われて、その後三田村と組んでいた(本人曰く「いいコンビ」だった)。
過去に京元の部下であったときは、行動の荒々しさを多くの警察職員から疎まれていた。
伊勢 章一(いせ しょういち)
大学出の警察官。大学出であることをからかわれたり、年下の響子に一蹴されたりぞんざいに扱われることが多い。実戦に出ることはなく、業務内容はお茶入れなど事務的(雑用的)なこと一辺倒だが、入れるお茶は決まってぬるい。絵の才能は皆無で、犬を描いたのに響子には猫と言われてしまう。
水谷(みずたに)
警視庁警視正。かつてマルキに所属していた。三田村とも交流が深く、お互い敬語を使わずに話す仲。異端についての見識も深く、それに対する武装警察の組織も辞さない考えの持ち主(その後武装警察は本当に組織される)。
杉浦 美樹(すぎうら みき)
第22SAS連隊所属。警視庁の要請を受けて、新宿で鬼が暴れた際に初めて異端排除の戦いに身を投じる。現在27歳。SASに所属しているので、「Who Dares Wins(勇気あるものが勝つ)」というSASのモットーが口癖。かなり勝気な性格で武装警察設立の際に質問をした桂木を自ら「質問があるか」と尋ねたのにも関わらず頬を突っぱねたり、響子と二度目に会ったときにいきなりネクラ呼ばわりしたりした。しかし彼女の年齢はは烏丸と10歳離れている。父親は日本で生まれているが、彼女は日本が黄金でできていると思っていた。そのことに加えて、感情的になると英語を発したりするため、育ちは海外であると考えられる。ボリスという大男を連れている。
柴田 國男(しばた くにお)
マルキの元メンバー。マルキ解散後は政府に戸籍を奪われて代々木公園で浮浪者同然の生活をしていたが、O・O・O設立を機に復帰する。元マルキだけあって、鬼に対し武器も持たずに倒したり、内田一族の縁のものである五百蔵をあと一歩のところまで追い詰めるなど身体能力は未だ衰えていない。それと同時に様々な体技を会得しており、戦いの度に戦術を変えている。

鬼関係者

内田 桐雄(うちだ きりお)
烏丸一族と並ぶ有力な鬼の一族である内田一族の正当跡取り。身体能力は響子を大きく凌ぎ、響子を翻弄する速さで動いても息が上がらない。髪の毛も肌も白くアルビノを思わせる容貌をしている。イザナイという鬼をつれており、様々なところに出没する(東京はもちろん、東北にまで現れた)。京都の鬼とも繋がりがあるようで、京都の老人と会話をしている場面が散見される。響子に特別な思いを持っているようで、いきなり接吻をしたり東北まで追いかけたりしている。
使用武器は源満仲が戸隠で鬼を斬ったという鬼斬丸(おにきりまる)。それまで鬼斬丸を手にした者は正気を失っていたが、内田には何の変化も現れなかった。

用語

単行本

  1. 2003年9月24日発売 ISBN 978-4-3448-0286-5
  2. 2004年8月24日発売 ISBN 978-4-3448-0441-8
  3. 2005年4月23日発売 ISBN 978-4-3448-0548-4
  4. 2005年12月24日発売 ISBN 978-4-3448-0674-0
  5. 2006年12月22日発売 ISBN 978-4-3448-0883-6
  6. 2007年12月22日発売 ISBN 978-4-3448-1162-1
  7. 2008年12月24日発売 ISBN 978-4-3448-1504-9
  8. 2009年12月24日発売 ISBN 978-4-3448-1799-9

外部リンク

cs:Případy Kjóko Karasumy