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神のみぞ知るセカイ/若木民喜

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著者: 若木民喜
巻数: 18巻

若木民喜の新刊
神のみぞ知るセカイの新刊

最新刊『神のみぞ知るセカイ 18


出版社: 小学館
シリーズ: 少年サンデーコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

yuu_yuya 【定期:好きな漫画】サンデー系 ハヤテのごとく!/名探偵コナン/國崎出雲の事情/神のみぞ知るセカイ/史上最強の弟子ケンイチ/ハレルヤオーバードライブ!です!気が合いそうな人フォローして下さいww
tinkonameru SKET DANCE 銀魂 バクマン ToLOVEる 神のみぞ知るセカイ ハヤテのごとく! 生徒会役員共 みつどもえ D.Gray-man CLAYMORE 鋼の錬金術師 いちご100% ニセコイ 好きな漫画があったらRT♪ #RTした人全員フォローする
kaminomi_birth [定期] 若木民喜先生作「神のみぞ知るセカイ」に登場するキャラクターの誕生日をつぶやく非公式 botです。つぶやく時間は日付が変わった直後です。
KitanohakaseBot 『神のみぞ知るセカイ』で知られる漫画家の若木民喜は北野高校の出身じゃぞ。ちなみに京都大学の卒業なのじゃ。
nowa_ru7 RT @TOWER_Anime: 明けて本日2/20は、お誕生日の方多数! まずは、美内すずえさん、『ガラスの仮面』北島マヤさん、『家庭教師ヒットマンREBORN!』ラル・ミルチさん、『ブラック・クローバー』グレイさん、『NARUTO -ナルト-』小南さん、『神のみぞ知るセカイ…

神のみぞ知るセカイ』(かみのみぞしるセカイ、The World God Only Knows)は、若木民喜による日本のラブコメディ漫画作品。ならびにその派生作品。『週刊少年サンデー』(小学館)2008年19号より連載中。話数のカウントは「FLAG●」。公式愛称は「神のみ」単行本の絵より。ネット上では他にも「神しる」「神知る」「神汁」「みそしる」などの愛称が使われている。。10巻までの累計240万部。

概要

いわゆるギャルゲーをモチーフとしており、主人公が次々と様々なタイプの女性を口説き、相手を恋に落としていくというコンセプトを持つ作品。

本作は『週刊少年サンデー』2007年32号に掲載された読み切り作品『恋して!? 神様!!』が原型となっており、一部の設定を変更した後に連載化されたものである。

状況に応じて桂馬やエルシィの顔がデフォルメされ名作古典漫画のタッチになる例えばピーナッツや植田まさし作品などが挙げられる。アニメ化発表の際にはエイケン調の絵柄になった。果てはわたせせいぞうのタッチまで使われた事もある。なお、同様の表現手法をとる漫画としては『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜』などが挙げられる。など、随所にちょっとしたパロディが盛り込まれている。

2010年4月に連載2周年を迎え、その際にテレビアニメ化が発表された。同年10月より放送中。

あらすじ

舞島学園高校に通う桂木桂馬は恋愛シミュレーションゲーム、いわゆる「ギャルゲー」が好きな高校生。その腕前から「落とし神」と称されている彼は、ギャルゲーの登場人物である2Dの女をこよなく愛している。

そんなある日、桂馬のもとに「攻略してほしい女がいる」というメールが届く。「無理なら返信しないように」という挑発的な文面に憤慨し返事をした途端、彼の目の前に空から1人の少女が舞い降りる。その少女の名はエルシィ。地獄からはるばるやってきた悪魔だという彼女は、桂馬に「駆け魂」の捕獲を依頼する。その方法は、取り付かれた人間を恋に落とし、心のスキマを埋めること。現実の女性とは関わり合いにすらなりたくも無い桂馬は当然断るが、先のメールに返事をしたことで悪魔との契約が成立していること、この契約に自ら(とエルシィ)の命がかかっていることを知ると渋々承諾する。

こうして、ギャルゲー界の「落とし神」桂木桂馬の3D女性攻略が始まった。

登場人物

メインキャラクター

桂木 桂馬(かつらぎ けいま)
声 - 下野紘
【誕生日:6月6日 / 性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:174cm / 体重:53kg】
ギャルゲーをこよなく愛する高校生。類まれな容貌(美生や楠の言動から察するに、可愛いらしい)と頭脳を持ち、大抵の事は初めてでも並以上にこなす天才肌だが、その才能はもっぱらギャルゲーのスピード攻略のために浪費されている。また日頃の行いの悪さ(学校の教室では授業中・休み時間関係なく一日中ゲームをプレイする、傲岸不遜で現実を無視した態度)から校内一の変人として知られ、クラスメイトからは「オタメガネ」「オタメガ」のあだ名で呼ばれ軽蔑されており友人はいない。しかし、何者に日和見することなく頑なに自らの決めた生き様を貫くその姿は、天理から「強い」と評されている。右利き。
一方でギャルゲーに対する非常に独特な考え方や、攻略速度の速さなどからネット上ではまさしく神の如く崇められており「落とし神」の異名を持つ。これまでに10000人以上ものヒロインを攻略しており、プレイしたソフトの数も5000タイトルに上る。
ゲーム全般に関して非常に能力が高い。特にギャルゲーについては「落とし神モード」に入るとADVゲームなら12本、それ以外のジャンルのゲームでも6本のゲームを同時プレイすることができる。その際、同時進行しながらもそれぞれに感情移入するなどきちんとプレイしている。しかし1時間のモード発動につき自身の寿命が3年間縮む(ような気がするほど疲れる)らしい。ギャルゲー以外のゲームでは、楠編でエビをたたくことで得点をつけるゲーム(ワニワニパニックのパロディ)で表示最高点である999点を叩き出している。愛用ゲーム機はPFP(プレイ・フィールド・パーソナル)単行本第3巻カバー下より。で、インターネットやメールにも使用している。これを常に手元に置き、自分の身体よりも大切にしているが、エルシィによって水洗いされる、かのんにスタンガンでセーブデータを飛ばされまたは勝手にサインを書かれる、ちひろ攻略時に雨に濡らす、など幾度も憂き目を見ている。
エルシィが来るまではギャルゲーに登場する二次元の女性を「完璧で理想的な存在」とこよなく愛しているのに対して、現実の女性を「低次元」「理不尽な奴ら」などと毛嫌いして自ら係わり合おうとしなかった。しかし「落とし神」の噂を聞きつけたドクロウのメールで契約して、「駆け魂」を捕獲するための「協力者(バディー)」になってしまう。協力しないと首を落とされる(その際にはエルシィも死ぬ)と脅され、ギャルゲーで培った知識や経験を生かして駆け魂を捕獲すべくエルシィと共に奮闘している。
早く駆け魂狩りから解放されて、ギャルゲー三昧な元の日常に回帰したいという不平をたびたびエルシィにぶつけており、攻略対象に関しても一部の例外を除いて不満ばかり垂れる。だが、いざ攻略となると時間や手間、労力はまったく惜しまない(朝夕自転車で送り迎えする、女子空手部に入部し雑用係をする、二階堂に酷使される、ラーメン屋でアルバイトをする等)。決め台詞は「エンディングは見えた」。こうなれば劣勢に見えても見事挽回して攻略(告白とキス)に結びつけている。ゲームの為ならば生命維持すら怠り、とことんリアル(=現実)を否定しながらも、駆け魂騒動を通して徐々に現実へも向き合い始めているようである。
高校生とは思えないほど大量のゲームソフトと多数のゲーム機本体さらにAV機器を所有しているが、本人曰く費用の出所は「M資金」とのこと。また、弱点と呼べるものもいくつか劇中で見られ、甘いものがキライ、絵が下手(エルシィにすら笑われていた)。また基本的に引きこもりのため体力にはやや難がある。
名前「桂馬」の由来はゲーマーから。なお作者は彼のことを、「自分の考えをゴリ押しで何だか正しいこと言ってるように導いていく狂人」と評している。
エリュシア・デ・ルート・イーマ
声 - 伊藤かな恵
【誕生日:3月14日 / 性別:女 / 血液型:?(O型的性格) / 年齢:300歳以上(外見程度は15、16歳) / 身長:159cm(まげつき) / 体重:44kg / スリーサイズ:B83 W58 H84 / ジョブ:家事専用悪魔 / 出典:2008年6月26日のブログ
地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の1人である「新悪魔」。階級は三等公務魔。愛称は「エルシィ」であり、人間界では桂馬の同年齢の妹(詳細は後述)として「桂木エルシィ」を名乗っている。そのため、ちひろたちからは「エリー」とさらに略されて呼ばれている。後述の出自・性格および行動から桂馬からは「バグ魔」と呼ばれポンコツ悪魔扱いされている。
落ちこぼれで、駆け魂隊になる前は300年ほど地獄の掃除係をしていた。人材難から駆け魂隊に回され、ドクロウの命令で人間界へとやってきた。見た目は悪魔というより天女に近い(ちなみに彼女の普段着は地獄の掃除係の制服である)。優秀な姉がおり憧れを抱いている。左利き。
性格は基本的に脳天気で、かつ天然でドジな泣き虫。桂馬のことを現実の女性を難なく落とすことのできる「落とし神」だと勘違いし駆け魂討伐に巻き込んでしまった。桂馬の性格を理解するようになってからは冷ややかに対応することやスルーすることも多くなる。桂馬を「神様」、「神にーさま」(もしくは「にーさま」)と呼ぶ。桂馬には好意を持っているが、まったく理解されておらず空回りしている。
桂馬との行動が容易になるようにというドクロウの計らいで桂馬の父親の隠し子(つまり桂馬の異母妹)ということになり桂馬と同居しており、学校にも編入して同じクラスに所属している。家事能力が高いため麻里には重宝され、「カフェ・グランパ」も手伝っている。可愛く人当たりも良いことから、学校でも店でも人気者。
常に持ち歩いているホウキは298年もの付き合いであり、使い方次第では周辺一帯を一掃できるほどの破壊力を持つ。300年掃除係をしていただけあって掃除がとても得意。また自らは「料理も得意」と語るが、作る料理は「地獄の材料」を使用した「地獄の料理」であるため、人間には不向きである(味は普通だが、しばらくすると食べた者になんらかの異常が起こる)。また「生きた素材」そのものが原因で騒動となることも多い。結局、桂馬からはそうした長所をまったく認めてもらえず「私から料理と掃除を取ったら何が残るの?」と悲痛な嘆きを上げた事がある。絵は桂馬よりも上手。
テレビのアイドルを好きになると自分もそのアイドルの真似をして頭にリボンを付けるなど、ミーハーな一面を覗かせることも多い。また、栞編以降では消防車が大好きになる(消防車マニア状態)。
ちひろ編終了後、ちひろの始めたバンドに参加している。担当はベースで、譲り受けた右利き用のベースを左で弾いている。
桂馬と狩り集めた駆け魂の数は期間の割りに多く、駆け魂隊でも成績優秀とされる。ただし、エルシィはセンサーによる索敵と攻略対象の情報収集、羽衣での物質的支援及び駆け魂捕獲などのサポートが主な役目である。その一方で桂馬に駆け魂や地獄に関する情報すらロクに与えておらずあまり貢献していない。叙勲の候補に挙がった際の審査ではあまりにもマイペースでのんびりした生活実態が明らかとなり、逆に2か月間の減俸処分となった。
ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム
【誕生日:4月24日 / 性別:女 / 血液型:?(A型的性格) / 年齢:300歳以上 / 身長:162cm / 体重:46kg / スリーサイズ:B80 W56 H83 / ジョブ:ドメスティック・ジーニアス / 出典:単行本第4巻オマケより
地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の討伐隊極東支部第32地区長。一等公務魔。エルシィの学生時代の同期生で親友。
同期で首席を取るほどの天才で、学生時代の成績は常にトップ。持っている大鎌は悪魔学校を首席卒業した証の「証の鎌」である。学生時代はいつも落ちこぼれのエルシィの面倒を見ていたこともあり、エルシィにとっては誰よりも尊敬する同期でもある。地上でエルシィと再会してからも、エルシィに飛行中の止まり方を教えたり、エルシィには出来ない羽衣の複数制御や過去視スクリーンとしての使い方を見せた。
天才とは言うが、それはあくまで本人の努力の成果の賜物であり、最終的に自らの努力の成果に自分で追い詰められるという、かなり皮肉な状態と化す。さらに駆け魂隊の一員となってからは学校で学んだ知識と実践のギャップに苛まれ、人間界に来てからは成果に乏しく、エルシィと再会するまで一匹も駆け魂を捕縛できなかった。ようやく1匹の駆け魂を心のスキマから追い出すも捕縛できず逃がしてしまい、それを追っている最中にエルシィと再会する。
前述のギャップや落ちこぼれのエルシィが成績を上げている現実に対するショックが彼女の心のスキマを顕在化させ、そこを駆け魂に付け込まれて操られてしまう。最終的にはエルシィの彼女を想う心から出た、桂馬を真似した言葉が、彼女を駆け魂から開放する。桂馬やエルシィが気になるらしく、その後はちょくちょく桂木家に遊びに来ている。
エルシィとは違い、地獄や駆け魂に関する詳細で正確な情報を持つために桂馬から頼りにされている。一方で「理論や知識だけで実践が伴っていない」マニュアル人間であることも桂馬に見抜かれている。
雪枝が「協力者」であるが、マイペースで中々成果が上がらないのでいつもイライラしており、その存在が明らかになる前は「協力者はいない」とまで言っていた。右利き。
アニメではFLAG. 4.0における次回(FLAG. 5.0)の予告イラストに描かれており、本編よりも一足早い初登場となっている。
鮎川 天理(あゆかわ てんり)
【誕生日:1月3日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:157cm / 体重:47kg / スリーサイズ:B84 W57 H84 / ジョブ:一方通行幼なじみ / 出典:単行本第7巻オマケより
桂馬の幼馴染(桂馬本人は「幼馴染属性の条件を満たしていない」と主張)。舞島市立美里東高校の2年生。
極度の引っ込み思案で、いつもプチプチつぶしをしている。友達はおらず、特技は手品。ちなみに将棋も強いらしい。
昔は近所(桂木家の斜め横の家)に住んでいたが、10年前の地震で両家周辺が倒壊したため、遠くに引っ越した。(エルシィのせいで)桂木家隣が空き家になったため、そこに引っ越してきた。おそらく右利き。(鏡を右手で投げている)
桂馬は小学校1年生のときのクラスメイトで、自分にはない「強さ」を持つ彼をその時から好いていた。その年の校内キャンプで、桂馬と共に船で遭難。その時入った洞窟の中で大量の駆け魂に襲われ、桂馬を助けるためにディアナをその身に宿すことになる。
どこか達観した部分を持ち、桂馬との仲が一向に進展しないことにも嘆くことなく、家が隣り合い、時々話が可能なだけという現状を「幸せ」と語っている。
なお彼女はディアナに取り憑かれているため、他の女性の攻略に深く関わってもその記憶が消えない。
下の名前の由来は近鉄天理線の天理駅。
ディアナ
天理に宿る「ユピテルの姉妹」の一人。「アルマゲマキナ」と呼ばれる新悪魔と古悪魔(ヴァイス)の戦いこれをモチーフにしたと考えられる同名のボードゲームがあり、ハクアが愛好している。において新悪魔に協力し、人柱となって古悪魔=駆け魂を他の姉妹と共に過去の地獄もろとも封印した。本体のシルエットは女性で、羽衣らしきものを巻いているが実際は身に付けられていた駆け魂(羽衣らしきものに目と口と思われるものがある)だと思われる。
性格は基本的には真面目だが、モデルのアルテミス同様直情的な面もあり、引っ込み思案の天理の代わりに桂馬を押し倒すなど多少強引な手も使う。しかし、天理が眠っているときなどに桂馬と二人きりになると極端に動揺するなど、実は男性に対する免疫があまり強くない節が見られる。
10年前、桂馬と天理が大量の駆け魂に襲われるところを助け、それ以来天理の中にいる。鏡の中の天理の姿で他人とも会話できるが、周囲に鏡がない・実力行使するなどの場合は天理の体を借りる。彼女が表に出た場合、瞳が赤く輝き、目付きが鋭くなる。
また、将棋などの「読み」を必要とするゲームに極端に強い(本人曰く「一応神なので人間には負けない」)。
天理の桂馬とのキスで愛が増大したことから、天使の輪が顕現するまで力を回復している。天理の愛をさらに増大させるため桂馬と結婚させようと目論むが、天理自身は彼女の強引さに少し辟易している。その為、桂馬が駆け魂に憑かれた女性を恋に落とし、駆け魂を出す方法には否定的で、エルシィから初めてその方法を聞いたときは、憤激して桂馬を激しく痛めつけたほどである。

攻略対象

攻略対象の女の子の名前は、近鉄の駅名が由来になっている。2010年1月12日のブログなど
なおWikipedia内での攻略対象のカウントは、

  • 高原歩美から生駒みなみまでをそれぞれ1~9人目とする。
  • ハクアおよび鮎川天理の2名は攻略対象にカウントしない。
  • 日永梨枝子は攻略が行われたわけではないが、サンデー誌上などで同様に扱われるためここに表記する。
  • 上本スミレ以降をそれぞれ10人目~とする。
高原 歩美(たかはら あゆみ)
声 - 竹達彩奈
【誕生日:5月2日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:158cm / 体重:50kg / スリーサイズ:B84 W60 H85 / ジョブ:陸上女子 / 出典:単行本第1巻オマケより
私立舞島学園高校2年B組に在籍する女子高生。桂馬の現実世界の1人目の攻略相手で、クラスメイトでもある。ちひろとは友達。右利き。
明るく活発な女の子で陸上部に所属しており、種目はハードル走。本気で走る際には競技前に髪をくくる。偶然先生の前でいいタイムが出た(と本人は思っている)ために選手に選ばれたが、その後タイムが伸びず思い悩んでいたところを駆け魂にとり憑かれてしまう。
作者から「舞高の非誘導陸上ミサイル・歩美ちゃん」と呼ばれる弾丸娘で、なにかにつけて全力で走ってはブレーキが利かず人や壁に激突している。
クラスメイトという立場柄攻略後も登場回数が多く、ちひろとともに準レギュラーとなっている。
ちひろ編終了後、ちひろの始めたバンドに参加している。担当はギター(SG)。
名前の由来はおそらく奈良市周辺の大和高原又は近鉄京都線の高の原駅。
青山 美生(あおやま みお)
声 - 悠木碧
【誕生日:1月2日 / 年齢:16歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:149cm / 体重:38kg / スリーサイズ:B74 W54 H77 / ジョブ:元セレブ / 出典:
私立舞島学園高校2年A組雑誌掲載時はC組。単行本で変更。に在籍。桂馬の現実世界の2人目の攻略相手。
「青山中央産業」の社長令嬢として知られており、桂馬たち他の生徒のことを「庶民」と呼んでいる。
社長令嬢として振舞ってはいるが、1年前に父親(声 - 中村秀利)が死んだことで会社も他人の手に渡ったため、現在は貧乏な生活を送っている。社長令嬢として振舞っているのは、死んだ父を忘れないように、父の教えである「社長の娘としての誇りを忘れない」ことを守り続けているためである。
桂馬による攻略後は考えを改め、商店街のパン屋でアルバイトをして家計を助けている。右利き。
桂馬曰く「猫目、明るい髪色のツインテール、おでこが出ている、背が低いなど典型的なツンデレキャラ」。
名前の由来は近鉄大阪線の青山町駅。
中川 かのん(なかがわ かのん)作者のブログや雑誌掲載時での姓は「西原(にしはら)」。単行本で変更。この「西原」は伊賀鉄道伊賀線(旧近鉄伊賀線)の西原駅と考えられる。
声 - 東山奈央
【誕生日:3月3日 / 年齢:16歳 / 性別:女 / 血液型:AB型 / 身長:161cm / 体重:45kg / スリーサイズ:B86 W58 H85 / ジョブ:ローラーコースターアイドル / 出典:単行本第2巻オマケより
私立舞島学園高校2年B組に在籍しており、現役の新人アイドル。桂馬の現実世界の3人目の攻略相手。アイドルの仕事が多忙で滅多に登校できないが、その時は大勢の生徒がカメラなどを用意して待っていることからかなりの人気がうかがえる。学校やプライベートでは眼鏡を使用。
始めは3人アイドルユニット「Citron」の端メンバーとしてデビューしたが、眼鏡を取った事で容姿の魅力がハッキリして真ん中になり、髪を切った事で魅力が倍増してソロとなっている。
昔は外見も性格も地味で目立たず、周囲から忘れられていたことがトラウマになっている。そのため、普段の明るい表情や性格とは裏腹に非常にネガティブな思考の持ち主で些細なことですぐに落ち込み、トップアイドルになったにもかかわらず自分のことを知らない人がいると情緒不安定になりスタンガンで攻撃してくる。駆け魂の影響により、落ち込むと体が透けていってしまう。そのような過去から、常に「無視される事」「他者にとって透明な存在となる事」を恐れており、これこそが彼女の「心のスキマ」である。
かつては目立たなかったため、現在ではトップアイドルとして他者が近寄り難い存在となってしまったため、学校での(同年代での)友人は皆無。桂馬がほぼ初めての友人となったため、それまでの孤独からの反動から、画面を「ヨロシクネ」で埋め尽くされたメールを送る、1日に36回もメールするなど、かなり人間関係に関して「イタいヒト」と化す。そのため連載中は読者から「病んでるアイドル」略して「ヤンドル」と評価されていた
ペットとして「キタロー」という名の小さい亀を飼っている。泳げない。右利き。
2B PENCILSが部室を手に入れるために行った、桂馬による英語の勉強会に飛び入りで参加した。その際、周囲の人が見ても気づくほど、桂馬を直視していた。その後行われた英語のテストでは見事100点を取った。
名前の由来は近鉄大阪線の伊勢中川駅。
汐宮 栞(しおみや しおり)
声 - 花澤香菜
【誕生日:12月26日 / 年齢:16歳 / 性別:女 / 血液型:B型 / 身長:157cm / 体重:41kg / スリーサイズ:B78 W54 H80 / ジョブ:雄弁図書委員 / 出典:
私立舞島学園高校2年C組の図書委員。桂馬の現実世界の4人目の攻略相手。
図書館と本を好み、自分で「現実の喧騒から守ってくれる紙の砦」とも言っている。
図書館の本を全て読んだことがあり、エルシィのために消防車が関係している本458冊全てを図書館から集めるなど通常では考えられない能力を駆け魂により発現させている。
無口でほとんど話さないが、常に頭の中では色々なことを考えており、それを上手く口にして伝えたいと思っている。しかしなかなか上手くいかず、それが本人の「心のスキマ」となっている。
駆け魂から解放されてからは話が出来るようになった。右利き。
名前の由来は近鉄長野線の汐ノ宮駅。
春日 楠(かすが くすのき)
【誕生日:4月10日 / 年齢:18歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:175cm / 体重:55kg / スリーサイズ:B89 W60 H90 / ジョブ:ファンシー拳法家 / 出典:単行本第3巻オマケより
私立舞島学園高校3年A組、古式武術春日流羅新活殺術の伝承者。桂馬の現実世界の5人目の攻略相手。
流派は違うが、女子空手部の主将もやっている。女子空手部は、楠が主将になってから2日で部員が0になったらしい。不良を3人相手にしても全く苦戦しない程強い。口では「軟弱なものが嫌い」と言っているが、本当はかわいいものが好き。春日流の当主だから女を捨てて強くならなくてはいけないという思いと、本来の女らしい心との葛藤が「心のスキマ」となる。駆け魂は取り憑いた人間に、「心のスキマ」に関連した特殊な能力を発揮させることがあるが、楠の場合は抑え込もうとした女としての心が分裂して、別の肉体を持って現れた。
檜という放蕩な姉がいる。おそらく右利き(デート中にやったゲームでハンマーを右手に持っている)。
桂馬による攻略後は、攻略中に校内で見つけた猫を道場を兼ねる自宅に引き取り、飼っている。
作者曰く、「嫁にすると優しい人選手権」ぶっちぎり2009年4月24日のブログ
名前の由来は、苗字はおそらく春日大社とその一帯の地名・春日、名前は近鉄名古屋線の北楠駅又は楠駅。
小阪 ちひろ(こさか ちひろ)
声 - 阿澄佳奈
【誕生日:12月3日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:158cm / 体重:50kg / スリーサイズ:B82 W61 H85 / ジョブ:ふつーの人 / 出典:
私立舞島学園高校2年B組に在籍する女子高生。桂馬の現実世界の6人目の攻略相手でクラスメイトでもある。歩美とは友達。エルシィのことを「エリー」と呼ぶ。右利き。
桂馬曰く、「現実(リアル)女の中の現実女」「ギャルゲーならモブキャラ」。どこにでもいるような女の子であり、特に秀でた能力も、人生で目指すものもないふつーの人。ただし桂馬に対する悪口はSランク。
基本的に恋多く適当に生きているが、それは自分に自信がないため、真剣になれないからである。
攻略後、バンドを始める。担当はボーカル兼ギター(ムスタング)。
エルシィ、歩美、京とともに軽音楽部を設立し、秋の舞高祭のために練習に励む。
名前の由来は近鉄奈良線の河内小阪駅。
長瀬 純(ながせ じゅん)
【誕生日:7月18日 / 年齢:21歳 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:162cm / 体重:49kg / スリーサイズ:B88 W59 H85 / ジョブ:王道プロレス教育実習生 / 出典:単行本第5巻オマケより
鳴沢教大学4年の大学生。教育実習で、母校の舞島学園高校に来る。桂馬の現実世界の7人目の攻略相手。今までの攻略相手の最年長。
プロレス大好きの熱血教師。尊敬する人はジャンボ鶴馬。おそらく右利き(バーコードスキャナを右手で持っている)。
理想を追い求めるあまり他人にもその理想を押し付けてしまう傾向があり、そのせいで周囲の人間が離れていってしまう。そういった理想と現実のギャップに苛まれ、心のスキマが出来てしまう。
二階堂の後輩で、学生時代はバスケ部に所属していた。
登場した当初は駆け魂が憑依しておらず、駆け魂が憑依する場面が作中で描かれた珍しい例である。
名前の由来は近鉄大阪線の長瀬駅。
九条 月夜(くじょう つきよ)
【誕生日:7月22日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:142cm / 体重:35kg / スリーサイズ:B69 W51 H70 / ジョブ:美意識過剰天文部員 / 出典:
私立舞島学園高校2年A組の天文部部長。桂馬の現実世界の8人目の攻略相手。
友達はおらず、授業も休みがち。屋上で望遠鏡を覗いていつも月を見ている。いつも持ち歩いている人形の名前は「ルナ」。「美しいものしか認めない」と豪語する。おそらく左利き。(カップを左手で持っている)
家族間の不和から醜い現実世界を嫌い、美しいルナのようになりたいという願望がある。駆け魂の影響で、人形サイズに体が縮む。
名前の由来は近鉄橿原線の九条駅。
生駒 みなみ(いこま みなみ)作者のブログや雑誌掲載時での姓は「井駒(読みは同じ)」。単行本で変更。
【誕生日:2月20日 / 年齢:15歳 / 性別:女 / 血液型:B型 / 身長:151cm / 体重:41kg / スリーサイズ:B78 W56 H80 / ジョブ:アンチキューティクル水泳部員 / 出典:単行本第6巻オマケより
私立舞島学園高校中等部3年C組の水泳部員。桂馬の現実世界の9人目の攻略相手。今までの攻略相手の最年少。
女子水泳部所属だが、実力は補欠。中学最後の大会も第3補欠で引退。塩素で髪が茶色くボサボサに傷んでしまい、本人も気にしている。プールと教室の間くらいしか移動していない、というくらいに水泳に熱中していた。
中学3年間を懸けた水泳が低い成績で終わってしまう悔しさや寂しさが心のスキマとなる。
プールで奇麗に泳いでいた桂馬を見かけて以来、高校まで様子を見に行ったり、桂馬に弁当を渡すエルシィに嫉妬したりと気にかける。
七夕祭りの話題の際に「行きたい人」で桂馬を思い浮かべ、偶然(を装った)桂馬に祭りに誘われ、恋を自覚する。
ボウズ頭の弟を「ハゲ弟」と呼び、弟から「バード(鳥の巣の様な髪の毛から)」と呼ばれている。
中学生らしく、エルシィですら大人っぽく感じるらしい。右利き。攻略相手では最年少。
名前の由来は近鉄奈良線の生駒駅又は近鉄生駒線の南生駒駅。
日永 梨枝子(ひなが りえこ)
【誕生日:6月21日 / 年齢:不明 / 性別:女 / 血液型:不明 / 身長:不明 / 体重:不明 / スリーサイズ:不明 / ジョブ:おばあちゃん / 出典:単行本第8巻オマケより
桂馬の祖父・伝馬の近所に住む老婆。厳密に言うと攻略対象ではないが、サンデー誌上などで同様に扱われることが多いためここに表記する。
桂馬達とは彼らの帰省の際、孫・愛梨がきっかけとなって知り合う。
幼いころは目だけがやたら大きい少し不気味な風貌だったが(そのため友達からは「ギョロ」と呼ばれていた)、十代後半の時には美しい女性となっていた。現在は小柄で穏やかな雰囲気のお婆ちゃんとなっている。
友人や知人等、自分の知っている人がどんどん居なくなっていく寂しさが「心のスキマ」となっているが、仕方が無い事だと割り切っている。
彼女の駆け魂は、高齢の女性は子供を産めないことを理由にエルシィが駆け魂そのものを直接説得し、取り出すことが出来た。なお駆け魂に取り付かれているときは、過去の自分が生霊のような姿となって夜な夜な墓場を徘徊していた。
名前の由来は近鉄内部・八王子線の日永駅又は南日永駅。
上本 スミレ(うえもと すみれ)
【誕生日:5月19日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:157cm / 体重:49kg / スリーサイズ:B87 W58 H87 / ジョブ:闘将!!拉麺娘 / 出典:単行本第8巻オマケより
鳴沢市立第3高校2年2組。鳴沢市にある小さなラーメン屋「上本屋」の一人娘。桂馬の現実世界の10人目の攻略相手。
職人気質の父との対立により母が家を出てしまい、父と2人で店を切り盛りしている。右利き。
有名ラーメン店が客を奪う中なにもしない父に嫌気がさし、他の流行っているラーメン屋を食べ歩き研究している最中に桂馬たちと出会う。
父に認めてもらい店を継ぐため「甘い味」にこだわったオリジナルのラーメンを開発しようとしている。実験段階だったとはいえ極度に甘いそのラーメンは、甘いものが苦手なのに味見役となってしまった桂馬を撃沈させた。
当初、桂馬のことを「豚の骨」「トンコツ」と呼んでいた。
攻略後、「すみれや」と改名したラーメン屋の店主となり、甘いラーメンで名物店となっている。
名前の由来は近鉄大阪線の大阪上本町駅。
榛原 七香(はいばら ななか)
【誕生日:2月6日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:B型 / 身長:151cm / 体重:40kg / スリーサイズ:B77 W56 H78 / ジョブ:ネバーサレンダースレンダー娘 / 出典:単行本第9巻オマケより
舞島市立美里東高校2年生で、天理のクラスメイト。桂馬の現実世界の11人目の攻略相手。
根っからの将棋少女で、その実力は、県大会2連覇の実績を持ち奨励会員を倒したこともある舞校将棋部の部長をも上回る。自身も奨励会に入りプロ棋士になるのが目標。
自分の腕には絶対的な自信を持っていたが、いつも馬鹿にしていた天理(の中にいるディアナ)に敗北したことによって「心のスキマ」が出来てしまう。そのため、天理にリベンジするため彼女に付きまとうようになる。
また、クォーター(母方の祖父がフランスの軍人)であるらしい。関西弁で話す。右利き。
名前の由来は近鉄大阪線の榛原駅。
五位堂 結(ごいどう ゆい)
【誕生日:10月10日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:AB型 /身長:160cm / 体重:50kg / スリーサイズ:B85 W59 H87 / ジョブ:ドラムスメ / 出典:単行本第10巻オマケより
私立舞島学園高校2年D組に在籍する女子高生。桂馬の現実世界の12人目の攻略相手。
旧家の次女で、いわゆる箱入り娘。自宅等では和服を着ている。母親からは学校生活にまで干渉されるなど過保護に扱われているが、本人は自分のすることを選べないことに不満を感じている。
それまで所属していた吹奏楽部(担当はパーカッション)を意に反してやめることになってしまい落ち込んでいたが、攻略を開始したことで接触してきた桂馬に強い印象を与えられ、彼のことを考えていたところ、駆け魂の影響により桂馬とお互いの体の中身が入れ替わってしまう(結果、入れ替わった桂馬は駆け魂の影響により、乙女ゲームにのめり込むようになってしまった)。
攻略後は数日間桂馬として生活した影響により男子用制服を着た明るいボク少女へと変貌し、ちひろのバンドにドラムスとして加入する。
名前の由来は近鉄大阪線の五位堂駅。

駆け魂隊と協力者

ドクロウ・スカール
声 - くじら
地獄の冥界法治省極東支局亡霊対策室長で、エルシィらの直属の上司。髑髏のような顔をしている。
エルシィの仕事の成果を公正に評価している数少ない人物の一人で、勲章授与の審査で落とされてしまったエルシィに「室長賞」を用意するなど、いまいち頼りない彼女のことを何かと気にかけている。また、ビリーズブートキャンプで痩せようとするようなお茶目な一面もある。
丸井 雪枝(まるい ゆきえ)
【誕生日:9月7日 / 年齢:54歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:不明 / 体重:不明 / スリーサイズ:不明 / ジョブ:ゴクルトバディ / 出典:なお、不明なのはキャラ紹介で雪枝が適当にはぐらかしている為。
ハクアの「協力者」。名前どおり丸々とした顔の輪郭のおばちゃん。性格もいかにも人のいいおばちゃん。趣味は太極拳。職業はゴクルトを配るセールスレディ。ハクアのことを「はっちゃん」と呼ぶ。
ゴクルトを配りながら「駆け魂」に取り付かれた人間に会いつつ回収をするという方法をとっている(桂馬曰く古典的攻略法)ため、時間は掛かるものの同時にたくさんの「駆け魂」を回収することが可能である(15人同時に攻略し、しばらく「会う」の作業を繰り返した後、1週間で4つの「駆け魂」を回収など)。ただし、あまりにも地道な作業なので、ハクアには「ゴクルトを配るばかりで何もしていない」と思われている。またこの方法の欠点として攻略に時間がかかり、その間に駆け魂が育ってしまう可能性がある。右利き。
また、桂馬が身内以外で敬称付き(さん付け)で名前を呼ぶ数少ない人物でもある。
ちなみにゴクルトの元ネタはヤクルト。
ノーラ・フロリアン・レオリア
【誕生日:8月27日 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:167cm / 体重:56kg / スリーサイズ:B92 W59 H90 / ジョブ:お邪魔女さん / 出典:
地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の1人である悪魔で、エルシィ達より10年先輩。高飛車な性格で、エルシィやハクアをバカにしたような態度をとる。半期で7匹の駆け魂を出し、悪魔重勲章を受賞している(ハクアは子分の悪魔の分の駆け魂も加算したのではないかと疑っている)。後にエルシィの担当地区の地区長となっている。
スピード解決で有名で、半日で駆け魂を出したこともある。駆け魂を出す方法は、心のスキマを何倍も大きな欲望で埋め、スキマを溢れさせて駆け魂を出すというもの。だが失敗も多く、駆け魂を余計に成長させたこともあるらしい。
駆け魂隊の悪魔は基本「協力者」のサポートに回るのが原則だが、下記のように協力者が頼りなさすぎるため、彼女はそれを無視し自身が率先して攻略を行っている。また(地獄の契約によってエルシィが桂馬と一蓮托生なのを承知の上で)駆け魂を追い出すために桂馬を殺害しようとしたこともあり、目的のためなら手段を選ばない。
亮曰く、「人を痛めつけるのが好き」。また、固有の能力として羽衣に人の心を写すことができる。地獄の名家旧家の出身であるため、本来は前線の隊員に知らされることの無いような情報も入ってくるらしい。左利き。
浅間 亮(あさま りょう)
【誕生日:8月3日 / 性別:男 / 血液型:B型 / 身長:176cm / 体重:61kg / ジョブ:のび犬バディ / 出典:2009年8月11日のブログ
ノーラの「協力者」。桂馬とは別の私立高校の3年生。金髪の美青年。
致命的に頭が悪く、漢字もろくに読めず自分の名前さえ書き間違える、攻略対象に話しかける際にはカンニングペーパーが不可欠、いちいちノーラを頼るなど、協力者としての能力はかなり低い。そのためノーラに「無能」呼ばわりされている。通称、禿(自分の名前「亮」の字をこの字と間違えたことに由来)。右利き。
名前の由来は近鉄鳥羽線の朝熊駅。
メグ
【性別:女】
駆け魂隊の隊員。エルシィとハクアの同期。
アンジェ
【性別:女】
駆け魂隊の隊員。メグと同じくエルシィらの同期。
カムリ
【性別:女】
駆け魂隊の隊員。ノーラの取り巻きの一人で、黒髪の方。
クレスタ
【性別:女】
駆け魂隊の隊員。ノーラの取り巻きの一人で、長髪の方。
シャリア・フレイ・アモン
【性別:女】
通称「シャリィ」。駆け魂隊の隊員。FLAG98から(名前はFLAG74から)登場するエルシィの担当地区の前地区長。地区が再編され、ノーラが地区長に就任したことに伴い隣の地区へ異動になったらしい。男言葉で話す。

桂木家の人々

桂木 麻里(かつらぎ まり)
声 - 柚木涼香
【誕生日:5月25日 / 性別:女 / 血液型:AB型 / 身長:168cm / 体重:49kg / スリーサイズ:B89 W56 H86 / 趣味:ドラマ見ること、押しつけられた喫茶店のやる気ない経営 / ジョブ:桂馬の母ちゃん / 出典:2008年4月17日のブログ
桂馬の母親。自宅を兼ねた喫茶店「カフェ・グランパ」を経営している。
現在は非常に朗らかな性格であるが、かつては「峠の雪女」と呼ばれた元暴走族。それゆえか一度キレるとかつての凶暴な一面を垣間見せることがある。普段は髪をアップに結い眼鏡をかけているが、キレると髪留めと眼鏡をはずす癖がある。
夫(桂馬の父親)は職業ただし、明確な描写はなくどのような職業であるかは不明。柄取材で日本国外へ出張することが多く、ドクロウの入魂のニセ手紙のせいでエルシィを夫の隠し子だと信じ切ってしまい、夫とは離婚する構えを取っている。右利き。
愛車はカワサキ・GPZ400R。
桂木 桂一(かつらぎ けいいち)
【性別:男】
桂馬の父。今のところは名前のみの登場。仕事が忙しく現在は日本国外へ出張中。身に覚えのない隠し子(エルシィ)により麻里から離婚を迫られるなど不幸な人。それでもちゃんと妻の誕生日を覚えているあたりは桂馬の父親らしい。
桂木 伝馬(かつらぎ でんま)
【性別:男】
桂馬の父方の祖父。高名な陶芸家。奥山県山口村に妻(桂馬の祖母)と2人で暮らしている。桂馬を溺愛しており、桂馬のためにゲームキャラ入りの茶碗を焼くほど(余計なことをしたせいで、かなりイタいグッズと化してしまった)。息子の嫁である麻里とは折り合いが悪い。
元々は舞島市に住んでいたが、息子夫婦に家を譲ったため先祖伝来の地に引っ越した。「カフェ・グランパ」の名称は元々は伝馬の家だったことから。桂馬が自宅に置ききれないゲームや特典は伝馬宅の倉庫に置かせて貰っている。
家のすぐ近くに墓地がある。

舞島学園の生徒・教員

寺田 京(てらだ みやこ)
声 - 近村望実
【性別:女】
私立舞島学園高校2年B組に在籍する陸上部員、専門競技は400m走。
歩美やちひろの友人。長髪でそばかすがある。
ちひろ編終了後、ちひろの始めたバンドに参加している。担当はキーボード(コルグX50)。
右利き。
名前の由来は近鉄京都線の寺田駅。
石切 いづみ(いしきり - )
声 - 牧口真幸
【性別:女】
私立舞島学園高校の陸上部員。
同じ部員の歩美や京と仲がいい。髪形はベリーショート。
名前の由来は近鉄奈良線の石切駅。
藤井寺(ふじいでら)
【性別:女】
私立舞島学園高校の図書委員長。
眼鏡で、三つ編みのおさげをしている。栞編に登場。
名前の由来は近鉄南大阪線の藤井寺駅。
二階堂 由梨(にかいどう ゆり)2010年10月29日 07:01:52のツイート
声 - 田中敦子
【性別:女】
私立舞島学園高校2-B(桂馬・エルシィらのクラス)担任。右利き。担当科目は国語。学生時代は女子バスケ部に所属しており長瀬の先輩。二階堂と長瀬の代では全国制覇を成し遂げている。
桂馬の更生については絶望視しているが体罰上等で腕っ節が強く、よく桂馬や不良をボコボコにしている。長瀬の情報を欲しがる桂馬に取引として自分のテストを採点させたり、更生を迫るなど非常にしたたか。
名前の由来は近鉄天理線の二階堂駅。
児玉 一郎(こだま いちろう)2010年10月29日 07:05:40のツイート
声 - 中尾隆聖
【性別:男】
私立舞島学園高校の英語教師。3-D担任。
授業中にゲームをする桂馬をよく思っていないが、成績優秀を理由に逃れられている(しかし、両方を両立してみせると断言し、有言実行している桂馬を認めているような節もある)。性格は陰湿だが、言っていることのほとんどは正論である。たった一度だけ桂馬が100点ではなくて99点を取ったとき、その答案を額縁に入れて飾るほど喜んだ。右利き。
木村(きむら)
【性別:男】
舞島学園の体育教師。
桂馬のゲーム中毒には辟易しており、一切の無視を決め込んでいる。
森田(もりた)
声 - 樫井笙人
【性別:男】
美生専属の運転手。
元は美生の亡父のドライバーで、その縁で美生の世話をしている。一時、意地を張って令嬢のように振舞う美生に愛想を尽かしたが、後に復帰している。攻略時の記憶をなくている美生は、攻略の際に心の隙間を満たしたのは森田であると認識している。
美生と一緒にいない時は、タクシーの運転手をしている模様。2010年2月22日のブログアニメでは『個人(タクシー)』の看板を車の上に設置する描写があった。
桜井 ひより(さくらい ひより)
【誕生日:7月27日 / 年齢:17歳 / 性別:女】
『週刊少年サンデー』2008年38号のカラートピックスの双六『神のみぞ知るセカイ〜ひと夏の体験〜』に登場。若木民喜による描き下ろしのオリジナルヒロインである。本編でも、みなみ編で一瞬だけ登場した。
名前の由来は近鉄大阪線の桜井駅。
リョーくん
私立舞島学園高校の生徒で、仲間の一人からは「リョーくん」と呼ばれる不良。常に三人組で行動している。
制服を着崩して徘徊し、何かと他人に因縁をつけては絡むというステレオタイプの不良で、バタフライナイフまで携行しているというかなり危険な人物。
しかしその登場の度、仲間と共に楠や檜、ハクア等に絡んでは簡単にヤラれているという典型的なザコキャラでもある。
桂馬曰く「絵に描いたような脇役=パセリ」。
ちなみに作者の前作、『聖結晶アルバトロス』にもまったく同じ容姿・役割のキャラ武道家に絡んでいって撃退されるシチュエーションまで同じ。こちらではヒロインにぶつかられてコーヒーをこぼす描写が目立ったが、本作内においてもエルシィによって一度引き起こされている。がいた。

その他

ネコ(ねこ)
舞島学園の校舎内を徘徊する野良(?)ネコ。首にリボンをつけている。楠によるとオスらしい。
楠編で初登場し、その後、楠の自宅兼道場で飼われている。楠がかわいい名前を思いつかないことから、終始「ネコ」とのみ呼ばれている。
コージー田所(コージーたどころ)
【性別:男】
ドキュメンタリーバラエティ番組『クロノスの夜明け』のナビゲーター。
同番組によって桂馬の運営するサイト『落とし神』がピックアップされた。
MASARU(マサル)
【年齢:36歳 / 性別:男】
ギャルゲー製作メーカー「レベルアイ」代表取締役。
ギャルゲー衰退期に絶望していたが、桂馬の運営する『落とし神』に触発されて奮起。現在となっては一切の妥協を許さない作品作りを心がけている。
石上 裕行(いしがみ ひろゆき)
【性別:男】
ゲーム好きな男子高校生。
毎週木曜日にゲームショップに通っている。落とし神こと桂馬のゲームスピードには感嘆している。
名前の由来は近鉄天理線の天理駅近くにある石上神宮と思われる。
愛梨(あいり)
【性別:女】
梨枝子の孫。苗字は不明。容姿は梨枝子の子供の頃と瓜二つ。
傍若無人な性格で、人の目を気にしない奇矯な行動が目立つため友達がいない。エルシィは桂馬に似ていると評している。桂馬のことが気に入ったようで、おまけ四コマでは彼に手紙を書いていた(ムチャクチャな住所を書いたらしいが、なぜか地獄のドクロウの所に届いていた)。右利き。

ゲーム上のキャラクター

羽鳥 ゆう(はとり -)
声 - 小林ゆう
【性別:女】
第1話で桂馬がプレイしていたギャルゲーのヒロイン。ツンデレ的な性格。このキャラクターが桂馬が攻略した10000人目のヒロインとなった。
飛鳥 空(あすか そら)
声 - 櫻井智
【誕生日:8月11日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:B型 / 身長:160cm / 体重:50kg / スリーサイズ:B85 W60 H88 / ジョブ:螺旋系美術部員 / 出典:2008年8月7日のブログ
後に「伝説のクソゲー」と呼ばれることになるPFPのゲーム「くれよん 空の芸術」単行本第3巻20ページより、読みは『そらのげいじゅつ』ではなく、『そらのあーと』である。なお、制作したゲーム会社は「アトリエりりす」という。に登場するヒロイン。
発売が23回も延期され、2枚組大作と銘打っていたが、実際は2枚目は修正ファイル。3回に1回しか起動せず、しかもセーブするとPFPが壊れてしまう。他にも選択肢の永久ループや文字化けなど、致命的なバグが無数に存在。しかも修正パッチ(有料)でもそれらは回復されず、メーカーも夜逃げしてしまい、攻略は不可能とされた。
しかし桂馬は「悪いのはゲームであって、ヒロインではない」との持論から、選択肢の総当りでなんとか攻略を目指したが結局桂馬が彼女のエンディングを見れたのかどうかは神のみぞ知る。
名前の由来は近鉄吉野線の飛鳥駅。
杉本 四葉(すぎもと よつば)
【性別:女】
月夜編から登場するようになった、桂馬が一押しするゲーム名称は不明。ちなみに200本しか売れていないらしい。に登場するヒロイン。通称「よっきゅん」。
桂馬が「運命の出会い」と言うほどのお気に入りのキャラクターなのだが、いかんせん致命的に作画が崩壊しているためその愛を理解されることは(いつもに増して)少ない。月夜は彼女のビジュアルを「落書き」と評している。
なおその衝撃的なキャラデザのせいか妙に人気があり、月夜編終了後もたびたび登場している。
作者曰く「(この作品の)メインヒロイン」とのこと。
ちなみに、名前の杉本は近鉄の駅ではなくJR阪和線に杉本町駅がある。あるいは近鉄天理線の前栽駅周辺の地名である杉本町というのも存在する。

小説オリジナルキャラクター

有沢まみずによるノベライズ作品に登場。

天美 透(あまみ とおる)
【誕生日:10月7日 / 性別:女 / 血液型:AB型 / 身長:158cm / 体重:48kg / スリーサイズ:B86 W59 H82 / ジョブ:お花畑の住人 / 出典:『神と悪魔と天使』ヒロインメモより。
桂馬が喫茶店の火災で助けられた、天使のコスプレをした少女。
言動はいわゆる「電波系」(桂馬はお花畑タイプと称する)のものであり、「星巡りのクエスト」と称してネオンサインの輝く店舗を巡ったり、「永遠のプラス」なるものを探していると言うなど、掴みどころが無い。スタイルがよく、また勘が鋭い。たまに冷静な表情を見せる事がある。
実家は名家・資産家であり、豪邸に暮らす令嬢である。徹底的な管理教育・英才教育を施されており、通う学校もお嬢様学園。そのために自分の時間などは極端に少なく、趣味なども制限されており、また家庭の方針で、「マイナスチェック」と呼ばれる減点制度が科せられており、よくないと思われる事に対して減点、その累積によって罰が科せられてきた。その窮屈な生活に抑圧され、架空の物語を想像したり、反動で度々エキセントリックな行動をとるようになってしまっている。
名前の由来は、おそらく近鉄南大阪線の河内天美駅。
吉野 麻美(よしの あさみ)
【誕生日:6月6日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:156cm / 体重:47kg / スリーサイズ:B83 W58 H81 / ジョブ:茶道部部員 / 出典:
私立舞島学園高校2年B組に在籍する茶道部員。
性格は大人しく、教室では一人読書をしていたりと積極的に交流を深めないタイプの少女。優等生然としており、協調性が無いわけではない。当初より桂馬に興味があるようで、よく桂馬の事を眺めている。
妹の郁美とは相対的に人間付き合いが極端に苦手であり、克服しようと茶道部に入部したりクラスの行事には必ず参加してはいるものの、上手く行っていない。郁美などの家族とは普通に会話ができる。
名前の由来は、おそらく近鉄吉野線の吉野駅、吉野口駅、吉野神宮駅。
吉野 郁美(よしの いくみ)
【誕生日:6月6日 / 年齢:17歳 / 性別:女】
麻美の双子の妹。
麻美とは通う学校が違うため、舞島学園に知り合いはいない。性格は姉とは正反対で人懐っこく、非常にアクティブ。また姉想いな性格で、麻美が興味を示していた桂馬の前に、麻美を装って接近した。
阿倉川 紫埜(あくらがわ しの)
【誕生日:1月2日 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:174cm / 体重:52kg / スリーサイズ:B94 W61 H92 / ジョブ:悪霊退治 / 出典:『祈りと呪いとキセキ』ヒロインメモより。
宇留山豊星神社の巫女。
年齢は20代半ば。大人びた美貌の持ち主だが、本人はあまり意識していない。武士のような仰々しい口調をしており、一人称はわし。凛としており非常に真面目な性格だが、取っ付き難い所はなく面倒見もいい。家事などもそつなくこなすが、その一方で非常にドジを踏みやすいという欠点がある。
巫女として結界を張るなどの不思議な能力を持っており、最上が解き放ってしまった“あくおに”と呼ばれる怨霊を追っている。
名前の由来は、近鉄名古屋線の阿倉川駅。
最上 武(もがみ たけし)
【性別:男】
故人。10年以上前に活動していたギャルゲーのシナリオライター、プログラマー、原画家。
代表作は『退廃へと導く日常』『初めての虐殺』『西恩灯籠』の三部作。当時としては非常に画期的な作品を制作する事で一部ユーザーから支持を得たと言われている。そのゲーム作りへの情熱は計り知れず、究極の恐怖をゲームに実装するため、豊星神社に封印されていた“あくおに”を解き放って『西恩灯籠』に組み込む事でそれを成し遂げた。なお『西恩灯籠』は発売間もなく回収される騒ぎを起こしている。
後藤(ごとう)
【性別:男】
健康飲料・ゴクルトを配達する会社のセンター長。
雪江の上司にあたる。雪江の長年の実績や後輩の面倒見の良さを評価しており、何かと便宜を図っている。
風瀬 青葉(ふせ あおば)
【誕生日:5月18日 / 年齢:17歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:153cm / 体重:42kg / スリーサイズ:B81 W54 H79 / ジョブ:天才少女員 / 出典:
私立舞島学園高校に通う生徒。
他人どころか自分にすら関心がなく、ほとんど感情を表に出さない。しかし苦手なものはなく、文武問わずやる気になればそのほとんどにおいて優秀な成績を残すだけの才能を持っており、桂馬をして「天才」と言わしめた。それゆえか本心から興味のあるものは皆無で、それが「心のスキマ」となっていた。
桂馬による攻略後はその経緯によって出会ったギャルゲーにはまり込み、『舞姫』の異名でもってギャルゲー界で知られるようになる。
名前の由来は、漢字が違うが、