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神はサイコロを振らない/竹内元紀

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著者: 竹内元紀
巻数: 2巻

竹内元紀の新刊
神はサイコロを振らないの新刊

最新刊『神はサイコロを振らない 2



神はサイコロを振らないの既刊

名前発売年月
神はサイコロを振らない 1 2009-11
神はサイコロを振らない 2 2010-05

神はサイコロを振らない』(かみはさいころをふらない)は、竹内元紀による日本のギャグ漫画作品。『月刊少年エース』(角川書店)にて連載された。

概念

『月刊少年エース』に竹内元紀の漫画が掲載されるのは『シスター・ルカは祈らないで!!』の最終回よりおよそ半年ぶり、かつ作者4作目となる『月刊少年エース』連載の漫画作品。今までの作者の作品のルーツが一新されたが、特有の下ネタは健在である。

ストーリー

この世界には、6つ集めると願いが叶うというサイコロ「キャラメル・ダイス(以下、C・D)」が存在する。新任教師・紫明奏羽(しめい かなう)は、学者だった父親の「可愛い娘を小さいままにしてほしい」というC・Dの願いのせいで、大人となった今も幼児体型。そのことを知り、C・Dを集め、本来の姿へと戻るべくC・Dを集めることに。

登場人物

紫明奏羽(しめい かなう)
本作の主人公。23歳独身。父親の願いにより大人となった今でも幼児体型。C・Dを使い元の体を取り戻そうとする。職業は高校の国語教師で、丸川先生という人が産休を取ったため代理で四条のクラスに赴任している。
四条望(しじょう のぞむ)
奏羽のクラスの生徒で、学級委員。眼鏡をかけている。本作の準主人公のようなポジション。第一話のあるコマを境にずっと女性ものの下着を頭にかぶり、エプロンをつけている。モザイク消し機が欲しいらしい。「ラビット団」の名付け親。
ミカゲ: 奏羽の父親が超古代デアゴ○ティー二の「週刊サポートロボをつくろう」というものから作ったロボット。若い女性の容姿をしている。奏羽が未来で困った時にと前述の父親が残した。アンテナがあり、それでC・Dのありかを捜し当てられるほか、様々なものを感知できる。
今出川祈理(いまでがわ いのり)/ラビット団のリーダー
奏羽の同僚の教師だが、実はC・Dを集めることを悲願としている泥棒一族の末裔。目的はさっさとC・Dを集めて自分につきまとう牛若兄弟と縁を切ること。ある一件から望に惚れ、ウサミミをつけるようになる。
牛若兄弟(うしわかきょうだい)
今出川のサポートを行っている[老人の兄弟。学校ではそれぞれ校長・教頭として潜伏。
兄・牛若一漏(うしわか いちろう)
表の肩書は奏羽達の学校の校長。モヒカンが特徴の老人。変態。
弟・牛若二漏(うしわか じろう)
表の肩書は奏羽達の学校の教頭。兄とは違いモヒカンが2つの老人。彼もまた変態。
奏羽の父親
故人。考古学者であり、C・Dを発掘したのも彼。自分の様々な不安から、娘・奏羽を小さいままにと願った張本人。娘が辟易するほどの変態。
新町雫(しんまち しずく)
表向きは奏羽のクラスの転校生。「~ッス」が口癖。
カシワ(かしわ)
雫のペットで、しゃべる鳥。
姉小路(あねこうじ)
雫の本業での先輩。

用語

キャラメル・ダイス
6つ集めると願いが叶うらしい。うち一つは四条の祖父が所有していた。

関連項目

  • シスター・ルカは祈らないで!! - 作者の前作。
  • サイコロ
  • アルベルト・アインシュタイン
  • 不確定性原理