HOME > コミック > 終わりと始まりのマイルス > 1の詳細
終わりと始まりのマイルス 1
共有
『終わりと始まりのマイルス』(おわりとはじまりのマイルス)は、鬼頭莫宏による日本のファンタジー漫画作品。架空の世界「オービスワーヌス」を舞台としている。
概要
2006年、『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)vol.46より連載されている。作者の独特な世界観が生かされた作品である。
あらすじ
「オービスワーヌス」と呼ばれる世界で、炁祷師(きとうし)として生業とする「マイルス・エランクストン」と、マイルスと共に暮らす「ギカク」。炁(き)と人の繋がりなど、物語は続いていく。
登場人物
- マイルス・エランクストン
- 甲級の炁祷師。ギカクと共に暮らし、ギカクを調伏し癒している。
- ギカク
- 炁が実体化した神。本体は大日本帝国海軍の戦艦長門(最終状態)である。戦時中の乗員たちの情念により、かなりの色欲魔である。本体は原則稼働禁止であり、普段はフラブラ号(水上戦闘機強風)を操って移動したり戦ったりする。本気をだし本体で戦闘するときは顔の模様が旭日旗になる。
- キオノナ・ソノナ
- マイルスと同じ炁祷師。
- アラクモ
- YF-23戦闘機から権化した神。民間フェリーを襲撃しようとするも、元が試作機であるためミサイルを発射できず失敗に終わる。そのままではギカクと戦えないためソマソマに戦闘機の調達を依頼するが、米国製であるにもかかわらずソ連製のポリカルポフを使用することになってしまう。
- クダクル
- ガーウィア市の炁物課の担当者。
- スクロ
- 炁物課に配属されたばかりの新人。クダクルの部下に当たる。
- ソマソマ
- 炁物を回収する業者の一人。アラクモに近づき、支援をする。アラクモから戦闘機の調達を依頼されるが、「(アラクモと同じ)星がついている」「強そう」「オシャレ」という理由で、元が米国製であるアラクモに赤い星つきのソ連製ポリカルポフを持ってきてしまう。