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臨死!!江古田ちゃん/瀧波ユカリ

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著者: 瀧波ユカリ
巻数: 3巻

瀧波ユカリの新刊
臨死!!江古田ちゃんの新刊

最新刊『臨死!!江古田ちゃん 3


出版社: 講談社
シリーズ: アフタヌーンKC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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臨死!!江古田ちゃんの既刊

名前発売年月
臨死!!江古田ちゃん 1 2006-04
臨死!!江古田ちゃん 2 2007-04
臨死!!江古田ちゃん 3 2008-05

臨死!!江古田ちゃん』(りんし!!えこだちゃん)は、瀧波ユカリによる日本の4コマ漫画作品。作者のデビュー作。

2004年冬の四季賞にて大賞を受賞し、『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2005年4月号より連載を開始。単行本既刊5巻(2010年8月23日現在)。

概要

東京都練馬区にある江古田駅(西武池袋線)近隣に在住のフリーター、江古田ちゃんを主人公とし、主人公とその周辺の人々の日常を描く。

日常で出会った場面、友人との会話・行動、アルバイト先のパブや派遣先での出来事、異性(同性を含む場合もある)に受けのよい女性(作中では「猛禽」と呼ばれる)への考察、主人公の奔放な異性関係などを、主人公のモノローグを中心に紹介する。

青年誌の連載ながら女性の本音を赤裸々に描いた作風が注目され、『an・an』などの女性誌でも紹介されている。2007年には女性誌『kiss』『Hanako』、2009年には女性誌『Numero TOKYO』、『Meets Regional 東京通本』に出張掲載された。

また、作者がパーソナリティとして出演した2009年11月20日放送のラジオ番組『一青窈と江古田ちゃんのオールナイトニッポンR』において『臨死!!江古田ちゃんinオールナイトニッポン』の題名でラジオドラマ化された。11月25日からオールナイトニッポンモバイルにて有料配信もされている。

主な登場人物

江古田ちゃん
声 - 長沢美樹
主人公。北海道(釧路近郊と思われる)出身、東京都練馬区にある江古田駅(西武池袋線)近隣に在住。家の中では全裸がポリシー。昼は派遣社員として働いている。ヌードモデルにも従事。一時はクレジットカードの角を丸くする仕事にも興味を持ったが断念している。連載当初は新宿のクラブにホステスとして勤務していたが、厄介な客から屈辱を受け、同時にノルマの厳しさもあって退職している。その他にも、中華レストランのウェイターをしてみるもメニューが覚えられず退職するなど、仕事が長続きしない傾向がある。その後、フィリピンパブでホステスをしていたが、勤務先が閉店したため、ヌードモデル仲間からトップレスショークラブの仕事を紹介された。趣味の一環で舞踏を習いにいっているが、当初はエアロビクスに通うつもりであった。また、ブログを執筆している。
恋愛には積極的であるが、本命の男性に対しては様々な策を弄するも報われず、どうでもいい男とばかり寝てしまう。作中で「猛禽」と呼ばれる、異性受け(場合によっては同性受けも)のよい女に敵意を抱いている。また、子供に好かれない。
友人M
主人公の友人。主人公とは対照的に身持ちが固く、恋愛経験は豊富ではないようである。Vネックの服を好んで着用している。比較的常識人であるが、主人公と腹を割って話し過ぎるあまり、周囲の人間に引かれたり、大ゲンカになったりすることが間々ある。眼鏡をかけた男性が好みである。
マーくん
声 - 杉田智和
主人公の本命。主人公と肉体関係を持っているが、遠距離恋愛中の彼女をはじめ肉体関係を持つ女性が何人もいる浮気男。
お姉ちゃん
主人公の一歳年上の姉。関西在住の短大学生(看護系)だが、カリスマおっかけで全国を飛び回っている。元ヤン。高校時代は新しい彼氏ができる度にサボテンを購入しては枯らしていた。ヘビースモーカー。なお、現在の彼氏は回転寿司店に勤務しているようである。
リンダ
主人公が勤務していたフィリピンパブのホステス。主人公を教師代わりにし、熱心に日本語を習っていたが、パブの閉店に伴い帰国。介護福祉士の資格を取って日本に戻ることを希望しているらしい。
猛禽
主人公と友人Mの一方的なライバルにあたる女性の総称。名称の由来は猛禽類のように狙った獲物(=男)は決して逃さないことから。代表的な猛禽は巨乳で天然ボケなドジっ娘。話の聞き分けが良く、どの仕種も可愛らしく異性から、場合によっては同性からも受けが良い。妹猛禽、かくれ猛禽などのパターンもある。
江古田ちゃんの母
主人公と、主人公の姉の母親。ダラダラな娘たちとは違ってテキパキこなす性格。多少行動が強引で唯我独尊的な性格。
信者くん
主人公に好意を寄せている男性。主人公のかりそめの人格に惚れている。愛すれば愛されると思い込んでいる。
モッさん
モハメドさん。日本語が流暢なイラン人。優しいので女の子によく相談されている。ざっくばらんな一面もあるが、本質を突いた発言をすることが多い。
サム
主人公の元彼のアメリカ人。日本の様々な物事に疑問を投げかけ難癖をつけるが、自分が間違っているとは露にも思わず、日本では歓迎されないようなアメリカの風習を平気で持ち込むことも。主人公は単なるカルチャーショックだけでなく本人の人格にも問題があるとみている。
ラミーちゃん
主人公のヌードモデル仲間。SMサロンの女王様やトップレスショークラブのダンサーでもある。女性器を「まんまんちゃま」「アネモネ」と呼ぶ。
オタっ子ちゃん
いわゆるオタクの女性。だがその妙なノリが一般男性に受け入れられたり、実は彼氏がいたり、隙を見て非処女なのをアピールしたりと、主人公たちにとってあなどれない存在。
隠れ猛禽
一見さばさばしていて見た目もさほど可愛くないのに、猛禽でも落とすのに苦労するようなレベルの男子をちゃっかりゲットしている。

書誌情報

瀧波ユカリ 『臨死!! 江古田ちゃん』 講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊5巻(2010年8月23日現在)

  • 第1巻 2006年4月21日初版発行、ISBN 978-4-06-314413-0
  • 第2巻 2007年4月23日初版発行、ISBN 978-4-06-314448-2
  • 第3巻 2008年5月23日初版発行、ISBN 978-4-06-314506-9
  • 第4巻 2009年8月21日初版発行、ISBN 978-4-06-314576-2
    • 第4巻 MANGART BEAMS T コラボTシャツ付き限定版 2009年8月20日初版発行、ISBN 978-4-06-358305-2
      • 瀧波ユカリプロデュースのTシャツ付き
  • 第5巻 2010年8月23日初版発行、ISBN 978-4-06-310686-2

ラジオドラマ

  • 臨死!!江古田ちゃんinオールナイトニッポン
    • 2009年11月20日放送、ニッポン放送『一青窈と江古田ちゃんのオールナイトニッポンR』内
    • 全8話。配信は以下の3ファイルに分割されている。
  1. その1 江古田ちゃんとは?
  2. その2 猛禽、その3 夜の江古田ちゃん、その4 江古田ちゃんの友人M、その5 全裸生活
  3. その6 猛禽と男たち、その7 キャッチセールス、その8 母と姉