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謎の彼女X/植芝理一

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著者: 植芝理一
巻数: 8巻

植芝理一の新刊
謎の彼女Xの新刊

最新刊『謎の彼女X v.8


出版社: 講談社
シリーズ: アフタヌーンKC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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yamadax0731 【漫画】Aチャンネル/咲/テラフォーマーズ/亜人/謎の彼女X/僕らはみんな河合荘/東京喰種/弱虫ペダル/空が灰色だから/狂乱家族日記/屍鬼/よつばと/+チック姉さん日常/ゆるゆり /けいおん/アラクニド/ローゼンメイデン/WORKING etc
tyome_tyome_D 【定期Post】<好きな漫画アニメ2>地獄先生ぬ~べ~、GTO、しろくまカフェ、School Days、ストップ!!ひばりくん!、それでも町は廻っている、どげせん、となりの関くん、D-LIVE!!、とらドラ!、謎の彼女X、日常、化物語

謎の彼女Xの既刊

名前発売年月
謎の彼女X v.1 2006-08
謎の彼女X v.2 2007-06
謎の彼女X v.3 2008-02
謎の彼女X v.4 2008-11
謎の彼女X vol.5 2009-08
謎の彼女X 6 2010-06
謎の彼女X v.7 2011-02
謎の彼女X v.8 2012-02

謎の彼女X』(なぞのかのじょ エックス)は、植芝理一による日本の恋愛漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)に2004年10月号に掲載された読切作品『謎の彼女X』を第0話として、2006年5月号より連載されている。2010年6月現在、単行本は6巻まで刊行されている。

概要

よだれで感情を伝達する特殊な能力を持ち、ハサミが趣味という変わった高校2年生「謎の彼女X」と主人公の恋愛を描く。意図的か否かは別にして、この作品世界では主人公たちはストーリーの時間の経過を無視するかのように高校2年生、17歳である第0話「謎の彼女X」は高2の夏6月だが、第14話「謎の雨宿り」は高2の5月(衣替前)に戻っている第6話「謎の夏休み」では最初のデートを8月31日としているが、第16話「謎の海水浴」では夏休みの卜部の帰省後に2人で海水浴に出かけている。また、第27話「謎の暑中見舞い」では夏休みの椿の帰省後に2人で花火大会に出かけている。なお、第27話現在で物語世界は3回目の高2の夏を描いている。

タイトルの「X」は、ヒロインの持つハサミの形から来ている謎の彼女X 1(ISBN 4063144240)のカバー下表紙の記載

本作品の重要なキーコンセプトである「よだれ」による心理状態の伝達で、主人公がヒロインのよだれを舐めたり、女性同士でよだれを舐めさせたりする点や、ヒロインがパンツの右腰部に安全バサミを常に隠し持っている点、本編中のエピソードでヒロインがスカートの下に何も穿かずに学校で過ごす点など、作品中に男性のフェティッシュがちりばめられている。

作品については作者のこれまでの路線と違いオカルト的な要素が無く、高校生の恋愛を主題に日常の表現に重きを置いた作品になっている。当初『夢使い』の次回作のとして構想された作品は『古事記』に記されている古代の不思議な一族の血筋を継ぐ少女と、その少女に恋する少年との伝奇的恋愛ものだったが、編集部から「少年と少女が出会う物語で『古事記』の伝説のようなオカルト的要素は必要なのか?思春期の少年にとって、少女とは、少女であるということだけで神秘的で、とてつもなく謎めいた存在なのではないか?」とのクレームがつき、悪戦苦闘、紆余曲折の末に第0話「謎の彼女X」が生まれている謎の彼女X 3(ISBN 4063144909)巻末著者2008年2月某日の記述より

あらすじ

普通の高校生の椿明と、クラスに転校してきた「謎」の少女卜部美琴との恋愛を描いた学園恋愛漫画。よだれを介して心情を伝える能力を持つ美琴が教室で転寝したときに机に残されたよだれを、明が舐めたことで数日後、原因不明の高熱を発し5日間学校を休み続ける。明がよだれを介して禁断症状に陥ったことを察した美琴が明の家を見舞い、直後に美琴のよだれを舐めさせることで治療に成功する。未知の細菌が原因ではないかと困惑する明の問いに、この高熱の原因を美琴は「恋の病」と伝え、髪の奥の素顔を見せて「私のこと好きになったんじゃない」と応じた。そのことをきっかけに、後日、明が独創的な方法で美琴にアプローチをし、交際が始まる。美琴は、明が初めての性体験の相手になる予定であり、ゆくゆくは明の「謎」の妻になりたいという言動をする一方で、普通に手をつなぐことや肩を抱かれることを拒否するなど男女関係には慎重。明は美琴の頑迷さに戸惑うが、禁断症状を予防するために美琴のよだれを毎日のように舐めるうちに、明は美琴の考え方を受け入れるようになってゆく。また、明の親友である上野公平と付き合っている丘歩子に美琴が心を開くようになってからは、美琴も歩子のよだれを通じて恋愛感情を受容するようになり、明との男女関係もそれなりに進展していく。作品のテーマは17歳という微妙な年齢の男女関係の不安定さや、男性から見た女性の情動の不可解さであり、それを象徴するように各話のサブタイトル全てに「謎の」が含まれている。

主な登場人物

椿明(つばき あきら)
都立風見台高校2年A組。一人称語りでの主人公。ネーミングは「よだれ」を意味する「唾」の訓読みに由来。
自発的に、居眠りしていた美琴の残したよだれを舐めたことがきっかけで、美琴と交際している。それ以来、定期的に彼女のよだれを摂取して恋の病の禁断症状を予防している(作品中では日課と呼ばれている)が、その際、キスをせず敢えて指先を介している理由は、ファースト・キスを回避するという明快かつ清純な理由であり、明が美琴の指先を舐める行為はこの作品においてシンボライズ的な行動にもなっている。また、明が美琴のよだれを舐める事により、彼女の心理や情動が伝わることもあり、この現象がこの作品の展開において重要な役割を果たしている。
いかにも普通の男子高校生といった風情であり、親友の上野によると「運動神経も成績も並だけど、根はイイ奴」らしい。映画研究部に所属するが、幽霊部員となっている。普段は禁断症状防止のための日課のため帰宅途中の橋のところで美琴と待ち合わせをして帰宅している。
告白シーンで美琴に尋ねられて「童貞」と答えている。
幼い頃に母親と死別しており、7歳年上の姉が母親代わり。本人に母親の記憶は殆ど無い。そのため母親と死別した時のことも覚えおらず、悲しみも抱いていないようだ。しかし美琴の涎の能力によって、幼い頃には悲しんでいたらしいということを伝えられる。なお、父親は健在である。
椿陽子(つばき ようこ)
明の姉。24歳。幼少の頃に他界した母の代わりに、椿家の家事を取り仕切っている。しっかり屋さん。明にとっての母代わりとなっている。そのため、明は姉に頭が上がらない。また、明が就職するまでは結婚しないと宣言している。
風見台高校の出身で偶然、街で挨拶をしてきた美琴を喫茶店に誘い、明も知らないような高校時代の淡い男女交際の思い出話をする。このとき、陽子は美琴と明の関係には気づいておらず、明に付き合っていそうな女の子はいないか、美琴に好きな男の子はいないかなど美琴に尋ねる。
卜部美琴(うらべ みこと)
風見台高校2年A組に転校してきたミステリアスで無愛想な高校2年生。本作のヒロインであり、「謎の彼女」本人である。毛先が不揃いのショートカットで、前髪が鼻までかかっておりいつもは表情が伺えないが、印象的なシーンでは前髪から目(主に左目)をのぞかせた表情が描かれる。
私生活、家族構成、生い立ちなど、全てが謎に包まれている。内面には普通の女の子としての一面もある様子だが、普通や一般的なことをそのまま単純には受け入れない理詰めの頑固さもある。恋愛関係に関しては極めて古風な一面を見せる。
明からの告白シーンで「処女」と告げている。
転校初日の授業中に明をふと見たときに誰かの声により「椿明が生まれて初めてSEXする相手である」と告げられた。その時、美琴は突然、教室で授業中に転げまわるほど大笑いした上、「極めて個人的なことで説明ができない」と断りながらも笑い続け、クラスメイトから「ヘンな奴」とレッテルを貼られている。
美琴は、よだれによって自らの心情を他人に伝達することができる。伝達できる相手は個人差があるようで、まったく伝わらない人もいる一方で肉体的な痛みや傷などまで伝わる相手もいる。美琴のよだれは、明によると「甘い」味がするらしい。本作中では、明や歩子に対しては感情に加えて肉体的な損傷までも伝わってしまうようで、歩子とは互いの男女交際についてよだれを通じて情報交換している。椿明に対しては心象風景や細かな感情まで伝達されるようであり、さらに、汗を介して自己の水着姿が明に伝達されている。
趣味はハサミであり、常に先の丸まった安全ハサミをパンツに挟んで身につけている。明の求めに応じて初めてのパンツ・ハサミでツバキをモチーフにした切絵を作った際、明から男性の前でハサミを取り出す際にパンツが見えるとの指摘を受けるが、明には見られても大丈夫だからと答えている。冬にはストッキングではなく、ハサミをパンツに挟むためにガーターベルトとタイツを着用している。
明が意味もなく接触してくると、強い攻撃力を備えたパンツ・ハサミが発動する。なぜ、ハサミ捌きが上手いのかについては「私はそういう人だから」と答えている。
運動神経は良く、父方の田舎が海に近いことから水泳が得意であり、さらに脚力は陸上部でインターハイにも通用しそうな素質を持つが、そうしたことにはまったく興味はなく、明との帰宅部生活を楽しんでいる。
学校において休み時間は寝て過ごすなどクラスメイトと距離を置いている。美琴は涎を通して感情を共有できる明以外との関係はいらないと思っているが、丘歩子とは友達になったようである。幸い、この作品世界では「いじめ」の要素は今のところ存在しておらず、マイペースの高校生ライフを送っているようである。
単行本の最終ページに「居眠りしながらよだれ垂らしてる女の子ってかわいいと思いませんか。まあ、そんな女の子が主人公のマンガです。」というキャッチコピーとともに描かれている。
上野公平(うえの こうへい)
風見台高校2年A組。明のクラスメイトで親友。風貌、成績ともにあまり冴えないようだが、1年生の冬からクラスが別だった歩子と男女交際している。その事はクラスには秘密にしていたが、ある日、明に放課後の教室でのキスを目撃され、明と美琴には知られるようになる。ただし、付き合い始めたきっかけについては、本作品の美琴の能力と並ぶ謎とされ、明らかにされていない。
今のところ、主に丘歩子の男女交際の相手として描かれており、明の親友としては唯一秘密を共有していることからノロケ話を聞かされる程度である。丘によると上野が丘にメロメロであることが上野と交際する動機になっており、丘の方が今のところ一枚上手である。明と美琴の関係については気づいていない。
丘歩子(おか あゆこ)
風見台高校2年A組。身長143センチときわめて小柄ながらグラマーな体型を持つ「謎の彼女X 2号」である謎の彼女X 3(ISBN 4063144909)のカバー下表紙の記載。裸眼視力が右0.1、左0.2と強度の近視なため大きな眼鏡をかけている。髪形はショートカット。クラスの保健委員で成績は優秀で公平の家庭教師役を務めたりもする。しっかり屋で男女関係では公平をリードするしたたかな一面を持つ。
明と同様、美琴のよだれに対して強い感応性があり、美琴が体育の授業で右ヒザを怪我した際に保健室で治療のあと、美琴にジュースを差し出したときに返された容器に付いた美琴のよだれに反応して自身の右ヒザに同じ怪我を負ったことをきっかけに、美琴の特殊な能力に気づく。
ある日、明と美琴が校外で日課をしているところを目撃し、美琴の友達になろうと機会をうかがっていた。得意なことの一つに料理があり、昼食を摂らない主義だった美琴に自らの手弁当を食べさせ、互いに昼休みに弁当を一緒に分けて食べる程度に打ち解けることに成功する。弁当の後の「デザート」と称して公平との恋仲を思い出した「甘いよだれ」を美琴に与えたり、美琴の口からよだれを強引に奪ってそのときの美琴の気持ちを知ろうとするなど、よだれの応用の仕方も器用である。
詮索好きで、恋愛の先輩として美琴に男女関係をレクチャーしたり、美琴の知られたくない心情をよだれを通じて察知することで読者に伝達させるなど作品では重要な役割を担っているなお、第18話「謎の試験勉強」は丘と上野メインの話で、この回のみ単行本のサブタイトルに使われるアイコンが異なる。(通常は美琴を象徴するハサミだが、この回は眼鏡になっている)
早川愛香(はやかわ あいか)
星の瞳(ほしのめ)高校2年。明の中学生時代のクラスメイトにして、初恋の女性。明とは中学時代の3年間、同じクラスで同じ委員をやっていた。
作品初期の明から美琴への告白シーンで重要な役割を果たす。
第28話に髪を切った姿で再登場。椿との再会では、付き合っていた彼氏に振られたこと、また椿の自分への想いを「知っていた」ことを明かす。椿の「出来心」による発言が元で、「椿の彼女=卜部」の存在を知ることになった早川は、卜部の前に姿を現わし、自校の文化祭へ来て欲しいと告げる。謎の台詞「その日は椿くんも来ることになるからです」と共に。
早川は「一日だけ彼氏のふりをして欲しい」と、椿を文化祭へ呼び出すことに成功。そこで「自分か卜部かどちらかを選んで欲しい」と、自分のよだれを舐めるよう椿に迫る。しかし早川の行動を察知し、校内に潜入していた卜部がその場に乱入。2人とも全裸になり、目隠しをした椿にそれぞれのよだれを舐めさせ、絆の有無を確かめることを提案。かくて、椿を巡る2人の戦いは、意外な結末へ…。
今井百夏(いまい ももか)
最近売り出し中のアイドル。第24話「謎の偶像」で初登場。ただし当初は「写真集」という形であり、それ以後も雑誌の表紙や看板など、本人がストーリーに絡む描写はしばらく無かった。
容姿は美琴そっくりだが、茶髪で体形は美琴よりもスレンダー、明るく人付き合いの良い性格らしい第4巻特典「とらのあな」限定・作者書き下ろしメッセージペーパーより
百夏について知った明は、本屋で彼女の写真集を購入。しかしその写真集は「私に似たアイドルなんか好きになる必要はない」と言う卜部に、パンツ・ハサミで切り刻まれる。
キャラクターとしての登場は第37話「謎のハイキック」から。髪を黒く染め、卜部と全く見分けのつかない容姿で現われた作者によると「主人公を陽とすれば、陰となるライバルキャラ」「ブラック卜部」という位置づけらしい(『月刊アフタヌーン』2009年10月号「アメゾ・ザ・ボイス」の記述から)。
得意技は、相手の側頭部に決めるハイキック。第37話冒頭、彼女に痴漢行為をした(らしい)サラリーマンと、卜部と間違ってよだれを舐めようとした椿を一撃で気絶させている。また、ハイキックを抑える為と思われる「拘束具」を装着しており、キック発動の際はこれを外す動作を行う。いちいち動作がオーバ-アクション。
尾形(おがた)
風見台高校2年A組。サッカー部のレギュラーで、ルックスも良く、女子に人気が高いだろうと明に思わせる男子。
美琴の神秘的な雰囲気に惹かれ交際を申し込むが、よだれへの感応度の余りの低さを原因に美琴に断られる。
松沢(まつざわ)
風見台高校1年。明の映画研究部の女子の後輩でボブカットの髪型をしている。映画の趣味が偏っている方向で明と共通項を見出し、明に対してアプローチとしか思えない行動を仕掛けてくる。
矢島(やじま)
風見台高校2年A組。女子で陸上部に所属。短距離走の都大会で上位の実力を持ち、美琴の脚力を見込んで陸上部への勧誘を行う。
中島(なかじま)
風見台高校2年A組。男子、写真部所属。美琴が丘にヘアスタイルを変えられたときの写真を隠し撮りしクラスの男子に買わないかと誘う。明と上野を除くほとんどの男子が、美琴がアイドル・今井百夏に似ていることから買っていった。
瀬尾(せお)
早川愛香の元彼氏。第34話で登場。別れの原因は「以前に付き合っていた子のことを今でも好き」に違いないという、早川の思い込み。だが、文化祭終了間際に、早川の前に現われた瀬尾は「今では早川の方がずっと好き」と告げる。そんな瀬尾に早川は自分のよだれを舐めさせ、絆の存在を確かめる。

謎の夢の世界

明がときどき見る夢で、混沌とした東洋的な不思議な雰囲気の都市が舞台となっている。本作品では明がこの夢を見ることにより新たなストーリーが進展する。

卜部の必殺技

「謎の彼女X」は必殺技のある恋愛漫画であると、第4巻の巻末にて作者が語っている。作者は新作の構想をしている最中、「物語のヒロインに普通の女の子とは違った特徴、ヒロインがヒロインであることの証明のような特技を持たせたい。」と苦慮していたらしい。「よだれを彼氏に舐めさせる」という行為以外のサプライズな特徴を求めていた作者が閃いたのが、「この女の子は必殺技を持っている」という設定。以下が本作品のヒロイン卜部美琴の必殺技である。

パンツ・ハサミ
パンツの右足側に装着された先の丸い安全ハサミによる高速の斬撃。身の危険を感じた時や、何か不愉快な物を発見した時に発動される。その破壊力は金属製の看板を粉々にするほど。正確な指の動きと機敏な体捌きで連なった椿の花の切り絵を作ったり、看板を人型にくり抜く、街路樹を人型に切り整えるという神業も可能。ハサミをパンツから抜き取る時とパンツに収める時に、さながら西部劇のガンマンのようにハサミを指先で回転させる。予め2本のハサミをパンツに仕込んでおくことで威力を2倍にすることも可能。
大怪笑
TPOを無視して発動される拡散型必殺技。突然高らかに爆笑することによって、周囲の人間を「こいつとは関わらない方がいい」という心理状態に陥れる。
卜部・メデューサ・アイ
険しい目つきで睨み付ける事により、対象者を行動不能にさせる。ただし「丘歩子」には通用しない。
卜部・ザ・トルネード
全身を高速回転させる。その後よだれを、よだれによって繋がっている相手に舐めさせることで、舐めた相手はその晩不思議な夢を見る。ちなみにどんなに高速回転してもパンツはギリギリ見えない。
卜部・マウス・ウォーター
卜部のよだれ。特定の相手に舐めさせることで、自分の感情や身体状況を伝達することが可能。その特定の相手のよだれを舐めることで、卜部自身も相手の感情を読み取ることが出来る。卜部や相手が体に怪我を負っている時に行うと、その負傷をお互いに共有することになる。
マウス・ウォーター・クラッシュ
卜部の「嬉しい」という感情が最高潮に達した時に発動。大量のよだれを一気に放出することで相手をパニック状態に陥れる。

単行本

  • 謎の彼女X 1(ISBN 4063144240)
  • 謎の彼女X 2(ISBN 4063144577)
  • 謎の彼女X 3(ISBN 4063144909)
  • 謎の彼女X 4(ISBN 4063145395)
  • 謎の彼女X 5(ISBN 4063145832)
  • 謎の彼女X 6(ISBN 406310673X)

出典