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赤龍王/本宮ひろ志

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著者: 本宮ひろ志
巻数: 5巻

本宮ひろ志の新刊
赤龍王の新刊

最新刊『赤龍王 5


出版社: 集英社
シリーズ: 集英社文庫コミック版


赤龍王の既刊

名前発売年月
赤龍王 1 2001-11
赤龍王 2 2001-11
赤龍王 3 2002-01
赤龍王 4 2002-01
赤龍王 5 2002-01

赤龍王』(せきりゅうおう)は、本宮ひろ志の漫画作品。

概要

1986年13号より『週刊少年ジャンプ』に連載。秦末期から楚漢戦争終結までを描いているが、同じく古代中国の歴史を題材にした『天地を喰らう』よりも史実に近い内容になっている。作品オリジナルの要素として、虞美人が秦の後宮に入る前の一時期に劉邦の妻となっている。

ジャンプ本誌での連載は項羽が宋義を斬ったところで終了(1987年12号)。創刊直後の『スーパージャンプ』に移籍となったが、そこでの連載も2話にとどまった(劉邦の関中入りまで)。一方、単行本と並行して総集編(B5判の増刊号)が刊行されており、5巻と6巻は描き下ろしで刊行(ジャンプ・コミックスの7巻以降)、やや駆け足ながらも楚漢戦争の顛末が描かれた。

本宮の『週刊少年ジャンプ』における最後の連載作品。ちなみに読切は1992年9号掲載の『父の耳-オンザティー-』(原作:高橋三千綱)が最後である。

単行本は集英社ジャンプ・コミックスより全9巻。全5巻で文庫化もされている。

1989年2月には、サンソフトよりファミリーコンピュータ用アドベンチャーゲーム『赤龍王』が発売された。 こちらはファミコンソフトで容量が小さいという事もあり、原作と異なり、歴史上の有名な逸話であろうと省略されたり、虞美人と劉邦との恋愛などのオリジナル要素が有るなど、原作以上に駆け足かつ史実に不忠実といった側面が強い。