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長門有希ちゃんの消失/ぷよ

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著者: ぷよ
巻数: 1巻

ぷよの新刊
長門有希ちゃんの消失の新刊

最新刊『長門有希ちゃんの消失 1



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

SagamiNoriaki RT @asaist: 細かく言えばスピンオフのスピンオフの長門有希ちゃんの消失も2016年8月まで連載続いてるけれど(それ以降はハルヒちゃんが唯一継続してるハルヒコンテンツになる。)、2013年くらいからぷよ先生が一人でメディアミックスを毎月継続してくれているのは頭が下がるし…
kinmeshion ナイス(@maori_sk)【長門有希ちゃんの消失 (2) (角川コミックス・エース 203-7)/ぷよ】朝倉さんがいちばん青春してるような。 http://t.co/j0FXGfVlrT #bookmeter
noizy110 【のいぢ】Kindle版 / 長門有希ちゃんの消失(1) (角川コミックス・エース) / http://t.co/ymqALhQPWZ / KADOKAWA / 角川書店 / 谷川 流・ぷよ・いとう のいぢ
noizy110 【のいぢ】Kindle版 ・ 長門有希ちゃんの消失(2) (角川コミックス・エース) ・ http://t.co/PTHewa9Nnf ・ 谷川 流・ぷよ・いとう のいぢ ・ KADOKAWA / 角川書店
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長門有希ちゃんの消失』(ながとゆきちゃんのしょうしつ)は、ヤングエースで連載されているぷよによる涼宮ハルヒシリーズの公式パロディ、及び『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のスピンオフ漫画である。

概要

涼宮ハルヒシリーズ(原作)、及びその公式パロディで、本作と同じ作者の漫画『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』に登場するキャラクター・長門有希を主人公としたスピンオフ作品。原作第4巻『涼宮ハルヒの消失』の内容をベースに、原作とは異なった世界観で起こるラブコメディを、通常のコマ割り形式で描いている。ヤングエース創刊直前に発行されたプレビューマガジンで初掲載され、その後『ヤングエース』の創刊号より連載開始。(まれにザ・スニーカーにおいて『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の代わりに本作の出張版が掲載されている。)また、本作では『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』で、『涼宮ハルヒの消失』のパロディとなったエピソード「涼宮ハルヒちゃんの消失」(『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』単行本第3巻収録)の設定や影響が強く反映されているが、そのエピソードと本作のストーリーに直接の繋がりはない。

登場人物

原作での設定は「涼宮ハルヒシリーズの登場人物」、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』での設定は「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱#登場人物」を参照

県立北高校

長門 有希
本作の主人公。北高に通う1年生で文芸部部長。市立図書館での出来事がきっかけで、同じく北高に通う男子生徒「キョン」に惚れてしまい、ゾッコンな面を持っている。原作での無感情、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』での無感情で天然ボケな長門と違い、内気で少々抜けているが、とても感情豊かで、パニックになると奇行を起こす。キョンにはいつか自分の気持ちを告白したいと考え、1度は実行したが、肝心な所で邪魔が入り失敗している。また、かなりの食いしん坊で、食べ物に釣られて行動してしまう事も多い。趣味は読書とゲーム(「涼宮ハルヒちゃんの消失」での隠れゲーマーな長門と違い、部活中にもゲームをするなどかなり大っぴらにやっている)。住まいはマンションで一人暮らしをしている。脳内会議の際には、頭の中に『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』に登場したウサギ型ヘッドホンを付けた長門が現れる。
キョン
北高に通う1年生で文芸部部員。「キョン」というのは原作の設定と同じくあだ名で、本名は不明。本作では元からこの世界の住人として登場している(原作や「涼宮ハルヒちゃんの消失」のキョンが『消失』の世界に残ったわけではない)。図書館で貸し出しカードの作り方がわからなかった長門を助けたことで知り合い、その後長門に廃部寸前の文芸部に誘われて入部する。また、朝比奈みくるに対して起こしたと思われる過去の何かしらの出来事がきっかけで、鶴屋さんに勘違いされてしまい、勝手に「みくるファン倶楽部」に入会させられている(会員証のナンバーは119番)。キョン自身はこの件をとても迷惑がっており、そのためか、原作の様なみくるを過剰に持ちあげる言動は取っていない。『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のキョンと同様にツッコミ役になる事が多い。
朝倉 涼子
北高に通う1年生で、長門と同じマンションに住む長門の親友。しかし、一人暮らしの長門を気遣って、ほぼ毎晩長門の部屋に行っては夕食を作ったり、ゲームばかりする長門を叱ったりと、作中ではよくお母さん的存在とされる。また、キョンのクラスの委員長でもあり、優等生(教師から冬休みによる学校閉鎖時にも部室の特別使用を許可されるほど)。そのため最初は部活動に参加していなかったが、廃部寸前の文芸部を守るために部員を集めていた長門に誘われ、キョンと同時期に入部している。基本的には長門に甘いものの、彼女が甘え過ぎと感じる時は厳しい態度を取るなどさらに母親属性を発揮している。また、長門がキョンを好きな気持ちをもっとも理解しており、さりげなく長門に助言やアドバイスを行っている(この時、長門に「師匠」と呼ばれるが、本人は嫌がっている)。とにかく何でも熟すことができ、1度鶴屋さんと激闘(料理対決など20本)を繰り広げ、それ以降お互い仲がよい。本作では完全に一般人なので、原作や『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のような、キョンを殺そうとする描写や考えはまったくない。
朝比奈 みくる
北高に通う2年生で書道部部員。学校では男子にとても人気があり、そのため鶴屋さんにより、勝手にファンクラブが設立されている。未来人ではなくなっている事以外は原作の設定とほとんどかわりのないキャラクターであるが、本作ではハルヒではなく鶴屋さんに振り回されていることが多い。
鶴屋さん
北高に通う2年生で書道部部員。みくるの親友で、いつも行動を共にしているが、勝手に「みくるファン倶楽部」を設立し、創設者として会員番号001番となっている。また、過去の出来事がきっかけで、キョンを勝手にこのファン倶楽部に入会させており、当初はキョンから恐れられていた。朝倉と同様で、非常に何でも熟すことができるうえに武闘派。天敵は森先生で、なぜか森先生の気配だけは察知できなかった事に驚いている。裕福な家の子であり、長門たちが何かをしようとすると色々な物を援助してくれている。ハルヒが本編に大きく関わる前までは、物語を一番引っかき回していたキャラクターである。
森 園生
北高の体育教師。暴走した武闘派な鶴屋さんを簡単に止めることができるなど、謎の多い人物。原作では機関のメンバーであり、パートタイムなメイドしていたという立場から考えると、もっとも原作との立ち位置が違うキャラクターである。
谷口 & 国木田
キョンが文芸部の存続のために勝手に名前を借りている。名前のみで姿は登場せず。

光陽園学院

涼宮 ハルヒ
光陽園学院に通う1年生。原作(消失での世界以外)や『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の時より髪が長い。原作ではヒロインであるが、本作では長門やキョンとは高校が違うため物語初期にはあまり出番がない。夜中にコンビニ帰りの長門と出会い、公園で「サンタへのメッセージ」を描くための予行演習に無理矢理協力させるが、その貪欲な姿勢は文芸部存続に悩んでいた長門に影響を与える事になった(この時、協力してくれた長門のパーカーにさり気なく飲み物を入れている)。
古泉 一樹
光陽園学院に通う1年生。ハルヒの付き人的存在で、いつも行動を共にしている。ハルヒと同じく初期は出番が少ない。

備考

  • 長門が宇宙人ではなく一般人なので、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』に登場するキミドリさんは直接登場しない。しかし、長門宅の休日風景の中で犬型になっている風船が置かれている。『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』単行本3巻(「涼宮ハルヒちゃんの消失」収録)のラフ画では、長門が朝倉にそれを見せている姿が描かれている。
  • 『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』(コミックス2巻)で、長門が作ったギャルゲーとは、「森が体育教師」「長門が『消失』時の長門」など世界観の類似点が多い。

用語・設定

文芸部
『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』や原作においてはSOS団のたまり場となっているが、『長門有希ちゃんの消失』においては、ちゃんとした部活で長門が部長という設定。同作においては長門1人しか部員がいない事から廃部の危機に立たされており、12月1日の時点で(長門を含めて)部員が5人集まらないと年内廃部という事態に追い込まれていた。最終的には長門の勧誘を受けたキョンと朝倉が入部し、状況を知ったキョンが谷口と国木田の名前を借りた事で無事存続できる事となった。
書道部
原作では、みくるが入っていた部活として触れられたり、原作の『消失』で(ハルヒがいないために)みくるが書道部部員となったままでいる程度であったが、『長門有希ちゃんの消失』では、日常を描いている関係で書道部の様子も少し描かれている。

既刊一覧

単行本

  1. 長門有希ちゃんの消失 1 ISBN 978-4-04-715405-6(2010年2月4日初版発行)
  2. 長門有希ちゃんの消失 2 ISBN 978-4-04-715562-6(2010年11月25日初版発行予定)

関連項目

  • 涼宮ハルヒシリーズ
  • 涼宮ハルヒの消失
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱