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風光る/渡辺多恵子

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著者: 渡辺多恵子
巻数: 41巻

渡辺多恵子の新刊
風光るの新刊

最新刊『風光る 41



風光るの既刊

名前発売年月
風光る 1 1997-11
風光る 2 1998-05
風光る 3 1998-11
風光る 4 1999-05
風光る 5 1999-11
風光る 6 2000-03
風光る 7 2000-08
風光る 8 2001-02
風光る 9 2001-07
風光る 10 2001-12
風光る 11 2002-05
風光る 12 2002-09
風光る 13 2003-03
風光る 14 2003-08
風光る 15 2004-01
風光る 16 2004-08
風光る 17 2005-02
風光る 18 2005-09
風光る 19 2006-02
風光る 20 2006-07
風光る 21 2007-01
風光る 22 2007-07
風光る 23 2007-12
風光る 24 2008-05
風光る 25 2008-12
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風光る』(かぜひかる)は、渡辺多恵子による日本の漫画作品。『月刊flowers』(小学館)にて連載中。単行本は2010年6月現在、28巻まで刊行中。新選組をテーマとしている。

第48回(平成14年度)小学館漫画賞受賞。

※以下「しんせんぐみ」漢字表記はこの漫画で使用されている「新選組」を用いる。

あらすじ

幕末青春グラフィティ。

幕末の京都で、壬生浪士組(後の新選組)に入隊志願した神谷清三郎。だが、実は彼は女子であった。本名は富永セイ。父と兄と3人で診療所を営んでいたが、長州の反幕派の浪人により診療所は燃やされ、父と兄は殺されてしまう。セイも火傷を負うが、たまたま近くを訪れていた沖田総司に助けられる。壬生浪士組に志願しようとしていた兄の意志を継ぎ、また父と兄の仇を討つため、彼女は性別を偽り壬生浪士組に入隊したのだった。

登場人物

※年齢は23巻(慶応2年)のもの。年齢は、江戸時代のため数え年。沖田の生年は天保15年(1844年)説を採用している。

声優名はドラマCDのキャスト。

新選組隊士

神谷清三郎 / 富永セイ(かみや せいざぶろう / とみなが -)
声:日高のり子
主人公。15歳→18歳(現在)。男装をしている、歴とした女子。父と兄の仇を討とうと身分を偽って壬生浪士組へ入隊した。本懐を遂げた後も、沖田の側で誠の武士となりたいと願い、今では立派な一隊士。のち総長小姓→一番隊隊士→局長付き小姓→副長付き小姓に。総司に恋心を抱いている。美人で、他の隊士達からも絶大な人気を誇る。体の身軽さと素早さを利用した、我流の剣術を編み出している。剣の腕前は並みの隊士以上。

男所帯での生活の影響で言動は男っぽいが、普段は優しく思いやりのある性格。

名前の由来は、生命・生誕のセイ(生)であり、生命を寿ぐ(=言葉によって祝福する)意味として命名された。作者曰く「野暮天女王」。負けず嫌いで、たまに後先を省みない。恋愛以外においては勘が鋭い。
  • 嘉永2年(1849年)・元御家人 富永玄庵と、リン(旧姓・神谷)の第二子(長女)として誕生。
  • 嘉永5年(1852年)・4歳の冬に母を亡くす。
  • 嘉永6年(1853年)・5歳の春に沖田総司(宗次郎)と出会う。
  • 安政3年(1856年)・8歳の暮れ、玄庵を訪ねてきた松本良順と出会う。
  • 安政5年(1858年)・10歳の頃に左京区頂妙寺に引っ越す。
  • 文久3年(1863年)・春に父と兄を尊皇攘夷派浪士に殺害され、千寿庵で治療を受ける。
  • 文久3年(1863年)・性別を偽り、敵討ちのため壬生浪士組(のち新選組)に入隊。
沖田総司(おきた そうじ)
声:松田洋治
もう1人の主人公。壬生浪士組副長助勤→新選組一番隊組長。20歳→23歳(現在)。セイの秘密を知る数少ない人物。入隊当初からセイの秘密を知り、彼女の面倒を見ている

。池田屋事変以降セイに恋心を寄せ、1年後自覚した。セイ以上の甘味好き。 隊内トップクラスの腕前で、頗る勘の持ち主 。普段はその事実を微塵も感じさせないほど明るく天然ボケ(?)で子供好き。常に笑顔な反面、 時にひどく他人に厳しく冷たい。己の感情を殺して行動することが多い。幼い頃は泣き虫だった。寝ながら話を聞ける。口調は「です、ます調」。願掛けをしているらしく、髪型は総髪。悲愴な女性絡みの過去から、生涯不犯の誓いを立てている。色恋沙汰には鈍感で、作者曰く「野暮天王」。考えることが苦手。

  • 天保15年(1844年)・沖田勝次郎ナオの第三子(長男)として誕生。
  • 嘉永5年(1852年)・数え年で9歳の時に試衛館の下働きとなる。島崎勝太(後の近藤勇・19歳)・土方歳三(18歳)と出会う。
  • 嘉永6年(1853年)・10歳の時、5歳のセイと出会い、その時の光景が原風景となる。その後、試衛館の門人となる。
  • 文久3年(1863年)・20歳で元服、上洛浪士組に参加。
斎藤一(さいとう はじめ)
声:関智一
壬生浪士組副長助勤→新選組三番隊組長。23歳。その実、正体は会津容保直々に派遣された隠密の監察官。セイから兄上と慕われている。祐馬とは同門で友人。総司と同等の実力者。セイに恋心を抱いている。常に無表情で真面目で冷静沈着な反面、セイの生腕や生足などを見ると動揺し、頭から水をかぶる(通称・斎藤一式修行法)。時々ポーカーフェイスが崩れる。隊内での不穏な動きなどの他、セイに近づく男達を陰でこっそり観察している。セイの身に危険が迫ると、陰ながら手助けする。最近、彼女の正体に気付き除隊させて嫁がせようと決意するも、彼女の総司への命懸けの想いを図らずも見せつけられる次第となり、様子を見守る。総司とは

何だかんだで仲が良い。

近藤勇(こんどう いさみ)
声:大川透
壬生浪士組局長→新選組局長。33歳。温厚で新選組の父親的存在。多摩の豪農の生まれで、幼い頃から武士になるのが夢。16歳で天然理心流の三代目(周斎)の養子になり、四代目を襲名している。作者曰く「天然の誑し」。妓をよく囲い、よく騙される。拳骨が入る程口がでかい。恐ろしく寛容な性格。しばらくセイを小姓につけていた。総司の(生涯)大好きランキングNo.1。
土方歳三(ひじかた としぞう)
声:上川隆也
壬生浪士組副長→新選組副長。32歳。多摩の豪農の生まれ。オカマとナメクジ

が大嫌いで、初対面から伊東を毛嫌いしている。新選組の母親的存在 で、局中法度を作った張本人。最近、総司が衆道に目覚めたと勘違いしている。セイを始めとした隊士達からは鬼副長と呼ばれ畏怖されている。実は端整な女誑し。総司の(生涯)大好きランキングNo.2。幼少時は女顔だった。たまにセイに同情し、最近彼女を小姓につけると、彼女の外見を怪しみ始めた。

芹沢鴨(せりざわ かも)
声:逆木圭一郎
壬生浪士組局長→新選組局長。豪快で酒乱な反面、面倒見がいい。暴走し出すと止まらない所が玉にキズ。文久3年(1863年)9月、愛妾(梅)と共に隊内粛正のため総司らに暗殺される。
山南敬助(やまなみ けいすけ)
声:田中秀幸
壬生浪士組副長→新選組総長。享年33。博学かつ温厚な性格で、明里と相思相愛であった。セイの秘密を知る数少ない人物。ある事件により故意に脱走をして、周囲による助命の配慮を容れず、自ら切腹する。
永倉新八(ながくら しんぱち)
声:大内厚雄
壬生浪士組副長助勤→新選組二番隊組長。28歳。左之助と共に遊里によく通っていた。元々はかなり立派な武家の生まれ。
井上源三郎(いのうえ げんざぶろう)
壬生浪士組副長助勤→新選組六番隊組長。38歳。試衛館からの同志の中で一番年上。周囲から長老と呼ばれ、おじいちゃん扱い。
藤堂平助(とうどう へいすけ)
声:佐藤仁志
壬生浪士組副長助勤→新選組八番隊組長。23歳。池田屋事変での際に負った傷が額にある。試衛館に入る前からの先輩(山南)を慕っている。土方・伊東・斎藤が東下した際に再会するまで彼の死を知らされていなかった。
原田左之助(はらだ さのすけ)
声:岡田達也
壬生浪士組副長助勤→新選組十番隊組長。27歳。幹部唯一(近藤を除く)の既婚者。結婚するまでは女好きで、何かに付けては遊里に通っていた。槍遣い。最近息子(茂)が産まれ、1児の父親に。腹の一文字傷は、昔ついで切腹しようとして失敗した痕。永倉、藤堂とはよく一緒にいる。
伊東甲子太郎(いとう かしたろう)
新選組参謀、32歳。かなりのナルシストで美しいものが好き。まつ毛が特徴的

。相当の美形で長身。土方が大好き でアプローチをかけているも、彼には毛嫌いされている。博学で、土方が警戒するほどの策士であり、勤王思想の持ち主。反近藤派を集めて何かをしているが…。隊士の取り入れ役を兼ねるため、花香太夫を囲っている。

中村五郎(なかむら ごろう)
伊東甲子太郎が江戸で徴募した新入隊士の一人。初対面でセイを女子と見抜き、恋心を抱いていた。斎藤一によってセイが男なのだと誤解し、過去に道場の先輩に襲われかけたトラウマから思い悩む。その後、酔った勢いで伊東と衆道的関係になり、彼に傾倒している。結局セイへの気持ちは変わっていない。
三木三郎(みき さぶろう)
伊東甲子太郎の実弟。九番隊組長。兄とは似ても似つかないほど酒太りした体型(幼い頃は共に美男子兄弟であったらしい)。幼い頃から兄を尊敬しているも、兄からは邪険にされている。セイに惹かれ、酔っ払って彼女を襲いかけ、それ以来近づけない。
内海次郎(うつみ じろう)
伊東と共に入隊した、彼の右腕兼ツッコミ役。登場する際はほぼ伊東と一緒。彼の行動・言動には呆れながらも、縁を切れずにいる。伊東曰く「口は悪いが勘が良いから手放せない」。
加納鷲尾(かのう わしお)
伊東とともに入隊した同志の一人。大島流槍術の達人。三木の世話役で、いつも伊東に邪険にされる彼の肩を持ち、毎朝の挨拶は欠かさないらしい。伊東からは三木と衆道関係にあるのかと勘違いされている。
山崎烝(やまざき すすむ)
新選組監察方。近藤派で、町人や薬屋、店の放蕩息子などに変装して町を探っている。伊東派の動きにも目を光らせている。
谷三十郎(たに さんじゅうろう)
新選組七番隊組長。生真面目で、誰に対しても容赦がない。ある襲撃により、深雪太夫までも斬ろうとした。過去の諸事情によって以来、重度の人間不信に。セイを長州の間者と疑っていたが、後に彼女に一喝されその人間不信が少し治った。前述の過去の出来事の際に粛清した友の妻子により仇討ちに遭う。
谷万太郎(たに まんたろう)
新選組の監察方隊士。谷三十郎の実弟で、外見・性格共に兄とは似ても似つかないほどおっとりしている。兄を尊敬している。
相田(そうだ)・山口(やまぐち)
一番隊の隊士二人組。よく一緒に登場する。物語当初は、セイを巡って他の隊士達と決闘するが、最終的に総司が勝ち、それ以来は総司とセイの恋を見守る役に回る

。総司を尊敬している。

その他

里(さと)
声:佐久間レイ
島原の遊郭「花家」の天神。源氏名はさと乃(祇園)→明里(島原)。祐馬や山南とは恋仲だった。セイの秘密を知る数少ない人物で、彼女の姉的存在。身請けされる前は、清三郎の恋人を演じていた。現在、山南によって身請けされ、表向きにはセイに囲われている。正一と共に、屯所の近くに住み、セイに協力している。主人公2人の恋を応援している。
松本良順(まつもと りょうじゅん)
幕府典医。玄庵の知り合い。新選組の集団検診の時にセイの正体に気づくが、彼女の説得により秘密を共有する。セイの外見を怪しむ隊士に、彼女は如心遷(女体化する病気)だとでっち上げる。以来、総司にも信頼される。病床の家茂の治療にもあたり、大変な信頼を受けていた。セイを実の娘のように大切に思っている。
南部精一郎(なんぶ せいいちろう)
会津侯典医。松本良順の弟子で、彼を「メース(オランダ語で師匠)」と呼ぶ。セイの秘密を知っている。
坂本龍馬(さかもと りょうま) / 才谷梅太郎
尊攘派中心人物。短筒を所持しているが、鈍いので撃っても当たらない。温厚でドジ。セイが特命を受けて探った人物。
一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ) / 浮之助
禁裏守衛総督兼摂海防禦指揮。後に江戸幕府最後の将軍となる人物。現将軍・家茂とは対極的であり、仲はあまり良くないように見えたが、お互いに和解した。偽名を使ってよく遊里などで遊び、その際に総司・セイと出会った。家茂の死後、総司とセイに再び町で会い、ある賭けを持ち出し・・・

徳川家茂(とくがわ いえもち)
14代将軍。人柄がよく、家臣からも非常に愛されている。甘味好き。次期将軍争いの際、一橋慶喜より年下の自分がその座に就いた。慶喜とは後に和解する。21歳にして病死。正妻(和宮)との仲は良好。
深雪(みゆき)
大阪の遊里の、最も人気のある太夫。もとは武家の娘であったが、元治の変によって

妹と共に売られた。近藤勇により身請けされるも、妹のために彼を騙し、自分と別れるように仕向けた。最終的には、妹に手の平を返され、手切れ金をもらい、近藤の元から去った。

孝(こう)
深雪の妹で、最近太夫に昇格した。源氏名は御幸太夫。セイと同い年。姉に上手く乗せられた近藤に身請けされ、妾宅で女中として働き始める。姉の策略を知るも、近藤を本気で好きになり、彼の妾となる。
松平容保(まつだいらかたもり)
会津藩主で、事実上新選組の雇い主的存在にして名付け親。
春 / 龍(はる / りょう)
龍馬の情婦で、船宿「寺田屋」で働く。龍馬の情報を掴む特命を受け、潜入したセイと知り合う。セイとは結構気が合う様子。後者は本名で、諸事情により町医者の娘→寺田屋の養女に。前者はその際に登勢が改めたものであり、「お龍」は龍馬と2人の時か、彼に危険が迫った時の女将との合図のみに使われる。
登勢(とせ)
寺田屋の女将で、春の母。龍馬の協力者の一人。セイや総司の顔を知っている。
富永玄庵(とみなが げんあん)
セイの父。祐馬と共に、尊皇攘夷派浪士の襲撃に遭った。元江戸府内直参の臣にして蘭医。医学に1本気な人物。良順より10歳上だった。
富永祐馬(とみなが ゆうま)
声:関智一
セイより7歳上の兄。壬生浪士組へ入隊志願し、武士になることを望んでいた。佐幕思想が強い。父親と共に、尊皇攘夷派浪士に襲撃された。斎藤一とどこか似ている。
原田まさ(はらだ -)
原田左之助の妻で、旧姓は菅原。実家は名字帯刀の名家。出会って七日目で左之助と想いが通じ合い、展開の速さに周囲を驚かせた。最近茂を産み、1児の母親に。
古川清衛門(ふるかわ せいえもん)
会津肥後守の御抱刀工。名工として、朝廷から和泉守の称号を授かるも、その称号の重さを思うあまりに刀を鍛えられずにいた。土方と出会い、刀に対する熱意で心が再燃し、

兼定を鍛った。その後、セイに合う刀身の拵も鍛えた。歳三より2歳下で、見た目は実年齢より若い。おっとりとした恥ずかしがり屋で、初対面から歳三が大好き。隊内で衆道を流行させた原因の人物。

キン
島原の遊郭「花家」の遊女で、最近天神に昇格した。源氏名は小花。元々町方の娘であり、僧家の娘として武家に嫁ぎ、娘(ユキ)を産んだ。後に家柄が姑にばれて、島原に身を売った。総司とは形だけの馴染み関係。総司に恋心を抱くも、生きている世界がまるで違うことを見せ付けられ、総司に想いを伝えることもせず泣く泣く別れる。
サエ
試衛館時代、ツネの実家からの侍女として道場で家事をしていた女性。総司の女嫌いを作った原因の人物。総司に求婚するも、断られて懐剣で自殺未遂する。その後商家に嫁ぐも、総司を忘れられずにいた。総司への想いを吹っ切るため、再び彼の前に現れる。後に元気な女児を儲けた。
近藤ツネ(こんどう -)
近藤勇の妻。清水家家臣に生まれた歴とした武家の娘。それほど美人顔ではなく、年齢的にも嫁き遅れ寸前だった。一橋家の祐筆を務めているほどの才女で、土方曰く「美人なら試衛館にはまわってこない」。娘(タマ)がいる。
正一(まさいち)
京の町に住む少年。池田屋事変で逃げ延びた倒幕派志士の情報を知り、その際にセイと知り合う。禁門の変で両親を失い、養父母のもとで暮すも、養父母に懐かなかったために折檻され逃げ出す。空き家に隠れているところをセイや総司に発見される。一時声が出なくなる心の病気に罹るも、無事に回復。山南の死後は、里と共に暮す。里を慕い、セイを敵視(?)している。
大坂屋与兵衛(おおさかや よへえ)
西洋伝方写真処主人。人々のポトガラヒーを撮る職人。ひょんなことからセイ・総司と知り合い、2人のツーショットを撮った。

ドラマCD

2001年(平成13年)12月22日に、ドラマCDが発売された。現在、ドラマCDは3枚発売されている。キャストのほとんどが演劇集団キャラメルボックスの所属である 。声優陣は、登場人物を参照。

スタッフ

  • 脚本:真柴あずき
  • 音響監督:高橋秀雄
  • 音響効果:佐藤一俊
  • 録音調整:成田一明
  • 録音助手:榎本慎一
  • 録音スタジオ:スタジオマウス
  • 音響製作:マウスプロモーション
  • 音響製作担当:谷美也子
  • 音楽:亀山耕一郎
  • 音楽コーディネーター:早川治久
  • プロデューサー:原田宗一郎、加藤長輝
  • Aプロデューサー:牧陽子
  • 企画協力:古川麻子
  • デザイン:渡邉智子
  • 製作:BLUE PLANET

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vi:Kaze Hikaru