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黄金のラフ 28

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黄金のラフ〜草太のスタンス〜』(おうごんのラフ そうたのスタンス)は、なかいま強の漫画作品。小学館『ビッグコミック』誌で1997年より連載。作者の他の作品同様、多彩なキャラクターが脇を締めている。

ストーリー

まったく勝てないプロゴルファー3人がチームを結成。試合に乗り込むが、そこには様々な試練が。

登場人物

チームきりたんぽ

藤本草太
主人公。パワーはあるが、「全ホールバーディを狙う」天性の馬鹿の為試合に勝てない。モンキーローンの社長とは何か因縁があるらしい。ゴルファーとしての仕事が無い時はモンキーローンの顧客の取り立てを行っている。社長曰く、「草太はわしのサナダムシ。」
太子治
キャディー。山形県の農家出身。コース戦略や芝目の読みは素晴らしいが天性の度胸無しの為試合に勝てず、キャディーの道に。草太のパワーを制御する技「喜怒哀楽ショット」を編み出したり、アメリカ編では流暢な英語を話すなど影の努力はおしまない。
谷田部光一
スイングコーチ。理論は完璧だが身体能力に恵まれず、草太のスイングコーチに。チームの経理・マネージメントも担当する。

ライバル

花咲司
アマチュアチャンピオンの称号をひっさげ、プロの世界へ。草太をライバルとして見ている。アメリカを将来目指していたが草太とプレイしたい気持ちから思いとどまっていた。
後にきりたんぽメンバーがアメリカに渡っていたのを知り、アメリカ入りしている。
球筋はストレート、基本的に低く打ち、転がしてカップを積極的にねらっていく。
大風原野
詩人ゴルファー。『風の大地』をフィーチャーしたような人間。言うことは立派だが、ダメプロ。よく刻むため、なかなかバーディーはとれない。
得意技、勇気のショット(笑)
マイク・ハナサン
アメリカの若手のホープ。脳スイングと体スイングが一致した何度振っても一分の狂いも無い完璧で美しいスイングの持ち主。球筋は曲げようとしても曲がらない完全なストレートボール。好物は「チョコバー」。
ファクソン兄弟
兄・レイニーがゴルファーで弟・ウィンディーがキャディー。貧しかった幼少の頃から荒地でプレイしていたため、ラフとバンカーが得意でフェアウェイが全くダメ。特にバンカーからのショットは驚異的で、曰く「ゴルフ場が全部砂なら最強」。彼らのプレイはティーショットをバンカーに打ち込むことから始まる。
ムーベス・ジェラウン
世界ランキング1位のゲロッパ。世界最強のゴルファーにもかかわらずモデルはジェームス・ブラウン。

マイト軍団

マイト竿崎
マイト軍団総帥(?)。日本国内では強いが海外では勝てず。といっても本人曰く「日本ツアーとの兼ね合いで実力をセーブしている」とのことで、アメリカ編ではその言葉を裏付けるプレーを見せている。モデルは尾崎将司。
以前は相撲取りだったらしく、五所瓦角(かく)

という弟弟子がいた。

ニトロ竿崎
マイト竿崎の弟。モデルは尾崎健夫
田岡
マイト軍団の番頭。マイト竿崎を勝たせるためなら何でもやる。52インチの長尺ドライバーを完璧に使いこなすなど、プロゴルファーとしての実力は本物。

モンキーローン

社長
消費者金融「モンキーローン」の社長兼「チームきりたんぽ」のスポンサー。耳たぶがトレードマーク。
さぶ
「モンキーローン」の従業員。元暴走族
けいこさん
「モンキーローン」の受付嬢。

宮置鉄工所

宮置鉄瓶
宮置玉鋼
宮置鉄兜
砂鉄から起こし手作業で鍛造して作る黒いアイアン「アイアンクロウ」を作っている。草太に目をつけ、使ってもらって宣伝している。借金をしているらしく、首吊りまでしようと思うぐらいだったが、きりたんぽの活躍によりアイアンクロウの売り上げが好調。

その他

JR田辺
4歳でJRの全駅名を覚えたというカメラマン。
園越鮒子
JR田辺の上司で編集長。

注釈