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3.3.7ビョーシ!!/久保ミツロウ

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著者: 久保ミツロウ
巻数: 10巻

久保ミツロウの新刊
3.3.7ビョーシ!!の新刊

最新刊『3.3.7ビョーシ!! 10


出版社: 講談社
シリーズ: 講談社コミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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narutotablet 2012年04月11日の記事一覧: (全 9 件)1. [久保ミツロウ] 3.3.7ビョーシ!! 全10卷 2. [オノ・ナツメ] GENTE ジェンテ 第01巻 3. [岡本倫] エルフェンリー... http://t.co/If2SQ7I6 #manga #mp3

3.3.7ビョーシ!! 』(さんさんななビョーシ)は久保ミツロウによる漫画作品。『週刊少年マガジン』に2001年から2003年まで連載された。単行本は全10巻。

久保ミツロウの少年誌デビュー作。

概要

主人公フクを中心に、新宿で起こる様々な出来事や事件を描く。

元々3週の短期連載の予定だったが、読者からの強い反響により長期連載に切り替えられ、コメディ、恋愛、サスペンスなど多くの要素を盛り込み、人気を博す。

特筆すべき点として、ストーリーの中心人物かどうかに関わらず、実在する人物に似た容姿のキャラクターが作中に多く登場する。主な例としては、窪塚洋介、井川遥、古田新太、アヴリル・ラヴィーン、川原ひろしなど。

あらすじ

北関東の高校3年生、福田新一は予備校に入学するために友人とともに新宿を訪れるが、ひょんなことからボッタクリバーに引っかかってしまう。自分だけ逃げそびれたところを高校時代の先輩ウメに助けられ、お礼も兼ねて彼の仕事を手伝うことにする。しかし、ウメの仕事はホストだった。

こうして夜は働き昼は予備校に通う生活が始まり、半年の間に様々な出会いや経験をする。

登場人物

福田新一(ふくだ しんいち)
主人公。高校3年生で、高校ではたった一人の応援団員。愛称はフク・フクちゃん。
高校生活最後の夏休み、写真部に連れて行かれた新宿でボッタクリに遭った所をウメに助けられ、そこから新宿での生活が始まる。学業の成績は最悪で大学進学も危ういため予備校に通い始めたのだが、勉強に打ち込む姿はあまり見られない。
特技は『応援』で、困っている人がいれば助けようとする優しい心の持ち主であり、多くの人物が彼の応援に救われる。素直すぎる性格が災いし度々トラブルに巻き込まれる。
異性に人気があり、彼を巡る恋のバトルがしばしば勃発する。最初はのぶ代が好きだったが、次第にその心中は不透明になっていく。
ウメ
本名:山口貴史。20歳。新宿歌舞伎町のホストクラブ「ソドム」のトップ(代表取締役)。
新一の高校の先輩であり応援団長だった。背中に奇妙な柄の刺青をしている。いつもぼんやりとしていておおらかな雰囲気を持っており、多くの人間に慕われている。
新一と再会し様々な騒動を乗り越える中で少しずつ印象に変化が出てくる。
徐々に視力を失っていく病気にかかっているが、物語終盤まで明かされていなかった(本人が誰にも話していなかった)。
のぶ代
本名:大山さとこ。新一の予備校の同級生で、新一を好きになるがなかなか報われないヒロイン。
マオ経営のヴァージンハートで童顔20歳として年齢を詐称してバイトしていた。嫉妬深い性格で、他の女が新一に近づくと強い嫉妬心を燃やす。初めに新一と出会った時は「誰でもよい」と思っていたが、ソウメイとの事件を通じて新一に好意を抱くようになる。
ハイド
「ソドム」のホスト。漢字で書くと“刃威奴”。本名はヒデ。
デブでブサイク。作者いわく「ビジュアル系バンドの悪いところを凝縮したらああなった」とのこと。
二流ホストだが多くの人に愛され、客からの人気も高い。一方後輩に厳しい一面もある。老け顔の19歳。
一度音楽をやると言って新宿を出、痩せて韓国のヴィジュアル系バンドに入って大ブレイクしたが、整形疑惑をかけられて(実際は鼻のみの整形だったが、そう言っても信じてもらえなかったため)脱退。
日本で兄の料理屋を手伝っていた女性と恋仲になる。
マオ
キャバクラ「ヴァージンハート」の女性オーナー。本名マー・メイリン(麻・美鈴)。
ウメを拾い上げホストにした。華僑の娘でその才能も高く評価されている。大胆でさっぱりとした性格な上、負けず嫌いなため男っぽい性格の印象を受ける。学生時代は地味で真面目だった。
ウメに好意を寄せており、彼が女と一緒にいると嫉妬心を隠せない。草野球では投手として活躍していて、新宿では豪腕投手として名が知られている。目が悪いためプライベートではメガネ。
ソウメイ
新宿の一匹狼。聡明(としあき)。「現実(リアル)教えてやるよ」が決め台詞。
彫師(彫新)の息子で、荒れた家庭環境で育ったためか短気で捻くれた性格で、すぐ他人に暴力を振るう。ソウメイの企みは度々新一らとのトラブルを引き起こす。飴(チュッパチャップス)が好き。
スター中村
九州出身のホスト。
親の金を盗んで上京した所をハイドに拾われる。どん底のホスト生活だったが新一の応援により立ち直る。「俺はスタア!俺はスタア!俺はスタア!」の自己暗示により一流スター(?)に変身する。
博多弁が抜けない。アコースティックギターが弾け、自作の「ばってん愛しとう」をレパートリーに持つ。
後に花屋のお姉さんと結婚しラーメン屋に。
中島警部(本名:なかしまあゆみ)
警視庁のキャリア組美人刑事。様々な事件を通じ新一らと親しくなる。
ストーリー上でも重要な役割りを持つ魅惑の女性。警視庁の草野球チームではマオと同じく投手として活躍している。マオ等から「グラビア刑事」と呼ばれる。
マツ
本名:松本マツタロウ。
両脚にウメと同じ模様の刺青があるフーリガン。幼稚な性格と、暴れだしたら止められない人並みはずれたパワーを持ち合わせる危険な人物であるが、友達思いの優しい心も持っており新一と仲良くなる。
中島警部を好きになる。理由は「子供の頃の保育園の先生に似ているから」。
むつき
のぶ代と同じ女子校の同級生で、メガネと巨乳が特徴。天然の混じった純朴な性格。父親に対し反抗的で親子仲が悪く、それがトラブルを招くことも。
チカ
謎の美少女。本名:大塚知佳。
実家は北関東だが、父親にヌイグルミなど全て捨てられた事に反抗し上京。新一に好意を寄せ、しばしばのぶ代とバトルになる。
性同一性障害で体は男だが、それを知らない男性からの人気は高い。
父はウメとフクの応援部の先輩で初代団長。現在はヤクザで、父子関係修復後チカも女性としてその世界に。
倫子(りんこ)
新一の地元の同級生。新一を地元の大学進学に誘い、新一を悩ませる。のぶ代の恋のライバルの一人。
マキちゃん
謎のモチ屋。テクノ通の情報屋。
写真部
本名:鞠川恭二(まりかわきょうじ)。通称マリカワ。新一の北関東の高校の友人。
出席番号が前後だったのをきっかけに新一と親しくなる。「夏期講習のため」と嘘をついて新一を新宿に連れて行き、新一と同じく新宿に住み着くようになる。生き方に芯の無い男。
小松
本名:雄大(たけひろ)。マツが拾った子供。マツの刺青に懐いていた。
小松の母親
看護師をしていたが、患者と関係を持って妊娠。小松を産むがそれが祝福されることは無く、小松を捨てる。
ユウヒ(雄飛)
通称タケ。ウメが守れなかった「女」。子供時代に父親が一家心中を図るがただ一人生き残る。
「運が悪い」というセリフが印象的。彫新を探し出し、全身に刺青を彫らせる。作中のセリフから性同一性障害だと思われる。小松の父親。
ふぢこ
ソドムのオーナー。オカマ口調の男子。
ある事がきっかけで新一を新宿ホストNO.1決定戦に出場させる。
石橋ゆっきー
三十路アイドル。
レポーターなどタレント業をこなすが、ケーブルテレビの仕事しか来ないため悩んでいる。セリフにちょくちょく毒舌を織り込み、視聴率のためならやらせも進んでやる姿勢が特徴。