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GE~グッドエンディング~/流石景

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著者: 流石景
巻数: 13巻

流石景の新刊
GE~グッドエンディング~の新刊

最新刊『GE~グッドエンディング~ 13


出版社: 講談社
シリーズ: 少年マガジンKC


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

sazanamiyacco RT @k_sasuga: 【告知】!「GE~グッドエンディング~」の新刊、そして最終16巻は本日発売であります!本編大量加筆に加え、キャスト紹介、それぞれのその後の生活を描いたおまけも有りでちょっと厚めな出来になっております。本屋にお立ち寄りの際は是非! http:// ...
sazanamiyacco RT @k_sasuga: 大事なことなので二回言います(笑) 本日発売の週刊少年マガジンでは「GE~グッドエンディング~」が巻頭カラー&一挙二話でお祭りにしていただいております!マガジンお見かけの際はよろしくお願いします~!(*´▽`*)
book_rec_ai [2012-06-15] #comic #release GE~グッドエンディング~(13) (講談社コミックス) http://t.co/qf2ZAbst #booklog
comic_info_bot 4月17日 発売の新刊 『GE~グッドエンディング~(12)』 流石 景 | 講談社 (http://t.co/Bu9S1hX0) #comic
sazanamiyacco RT @k_sasuga: 一応告知。今日は新刊、「GE~グッドエンディング~」11巻の発売日ですー。 よろしければ見てやって下さいなm(_ _)m

GE〜グッドエンディング〜』は、流石景による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)2009年19号に読み切りとして掲載され、同年38号から連載が開始された。サブタイトルは英語を片仮名に直した物となっている。

あらすじ

高校2年生の内海聖志はテニス部部長の池谷晶に想いを打ち明けられず、遠くからその姿を眺めるだけの日々を送っていたが、察知した黒川雪により撃退される。当初は覗きに対し嫌悪感を示していた雪だが、聖志の態度に、聖志が晶に告白できるよう恋愛の後押しをする。が、そうするうちに聖志は雪に魅かれるようになり、雪もまた聖志に魅かれていく。

舞台設定

作中で描かれている街並みは小田急小田原線や東武東上線沿線の風景がよく出てくる。
滝口瑛理と河野哲也の住まいは板橋区の大山駅近く、黒川雪の出身地は長野県で現在の寄留先(=従兄弟宅)は世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅が最寄駅であるようにそれぞれ描かれている。
主人公他主要な登場人物は全て高校生であり、彼ら彼女らはすべて「浪丘高等学校」に在籍している。なお浪丘高校の公私立の別は不明である。登場する人物の殆どが大学進学を志望し、または卒業し進学していることや、ヒロインが医学部を志望していることなどから、この浪丘高校は一定レベル以上の進学校であると推定できる。

登場人物

内海 聖志(うつみ せいじ)
作中の呼称は「内海(君)」「聖志」「ウッチー」。
本編の主人公。
浪丘高校2年生。誕生日10月12日。身長172cm。硬式テニス部所属。
成績も運動神経も並以下の男子。自分に自信が持てずに行動に対し後ろ向きな姿勢が多々見られる。
ラブホテルで雪を介抱した際キスしそうになる、デートをドタキャンして他の男とデートしていた晶の行動を正当化する、バイト仲間の非を咎めていたにも関わらずすぐに自分に非があったような態度を取るなど、環境に流されやすく、また周囲に影響を受けやすい。
当初先輩である晶に魅かれていたが、それを同級生の雪から後押しされるうちに彼女に魅かれるようになっていった。そして高校2年の夏休み、雪に告白することを決意する。そしてその直後の硬式テニス部の合宿中にその想いを伝え、受け入れられている。
黒川 雪(くろかわ ゆき)
作中の呼称は「ユキ」「黒川」。
浪丘高校2年生。誕生日12月7日。身長161cm。硬式テニス部所属。ヒロインの一人。長野県出身。生家はかなりの良家かつ裕福で、家政婦を置いている。現在の住まい(寄留先)は世田谷区在住の親類である清水宅である。
テニスの腕前は不明だが、4~5階の窓から顔を出していた聖志の顔にボールをぶつけ双眼鏡を大破させるなど、男子トッププロ顔負けのパワーを持っている。
長野で過ごした中学時代は同学年で幼なじみでもある恋人(透流)がいたが別れており、そこに至る経緯がトラウマになっているようである。現在の雪は透流と会う事も頑なに拒む姿勢である。何があったかは家人も知るところであり、高校2年の夏休みには透流が長野の実家を訪問しているが、家人である家政婦は門前払いをした上に二度と来訪しないよう言い渡している。なおその際の経緯が、郷里長野から遠く離れた現在の高校に通っている理由である。
学業成績はかなり良いようで、医学部志望。料理は全くの不得手で、包丁を使うことさえ覚束ない。非常に目を引く容姿を持っており、告白する男子は後を絶たないが、その全てを断っていた。
基本的に言葉は多くなく、全般的にクール。聖志への恋愛指南では有無を言わせず命令に従わせる。
過去のトラウマのため自身の恋愛を拒絶していたが、聖志に触れ少しずつ改善されている。当初聖志と晶の恋愛が成るよう後押ししていたが、現在そのスタンスは失われている。現在は聖志に惹かれているような描写がなされているが、そこに至った経緯は不明である。そして高校2年の夏休み、部の合宿中に伝えられた聖志からの想いを受け入れている。
池谷 晶(いけたに しょう)
作中の呼称は「晶」「晶先輩」。
浪丘高校3年生。誕生日4月10日。身長153cm。硬式テニス部所属で部長。ヒロインの一人。小学校教諭志望。明るく面倒見のいい性格。ただし多々ドジである一面も描写されている。
聖志への好意を薄々ながら自覚していたが、その一方で卒業したテニス部の先輩・健人への想いを忘れられずにいた。聖志とのデートの前日に健人から告白を受け交際することになったが、結局健人の浮気が発覚したのを機に別れを告げる。
健人との別れの際、聖志の励ましで立ち直っている。その後再び聖志に対し好意を寄せており、ふとした機会に聖志を自宅へ招くなど大胆な行動にも出ている。聖志の気持ちが自分ではなく黒川雪に向いていることにも気付いており、なおも諦めていなかったが、高校3年の夏休みに行った部の合宿中に聖志と雪が両想いであることを察し、聖志への想いに区切りをつけようとする。
滝口 瑛理(たきぐち えり)
作中の呼称は「エリ」。
浪丘高校2年生。誕生日7月19日。身長163cm。家庭科部所属(幽霊部員)。
雪の友人で、ギャル系の女子。聖志の事を「ウッチー」と呼ぶ。
雪と聖志がラブホテルから出てくるのを目撃し、聖志と性的行為をしようと迫る。その理由は好意を抱いている男子の友人の「処女は面倒」という発言を真に受け、未経験だと相手にされないと思い込んだからであった(聖志を選んだのは、雪の選んだ相手なら信用できると思ったため)。
聖志に勇気つけられて意中の相手に告白し、結果はフラれてしまったものの決して諦めないと奮起する。それ以降、聖志たちと親しくなり、一緒につるむ様になる。
泉 司(いずみ つかさ)
作中の呼称は「泉」「司」「イズミン」。
浪丘高校2年生。誕生日9月11日。身長164cm。
聖志の男友達。イケメンで女子にモテる。女の子とのデートに忙しく、部活には入っていない。聖志が司にアドバイスを受けようと連絡をすると、大概女の子と一緒にいる。ただししょっちゅう女の子といるせいか、女性を見る目は養われており、時々鋭い言動をすることがある。背が低いことを気にしている。束縛される事を嫌う。理数系の科目が得意。
河野 哲也(こうの てつや)
浪丘高校2年生。誕生日8月9日。身長185cm。野球部所属。
聖志の男友達。野球部でピッチャーを務める体育会系。体育以外の科目はどれも苦手。
恋愛関係に疎い。
滝口 瑛理とは住まいがごく近い。
大沼 理沙(おおぬま りさ)
作中の呼称は「大沼さん」「リサちゃん(さん)」。
浪丘高校1年生。誕生日11月9日。身長171cm。
聖志の後輩で、聖志のアルバイト先のハンバーガーショップの同僚。
挨拶をしない、返事をしない等、無口無表情でいたため聖志は無視されていると思い悪い印象を受けていたが、あるきっかけに無視していた理由が分かる。その後聖志の助言により前向きな明るい娘に変わる。
聖志に好意を抱いており、積極的かつ大胆にアプローチを続けている。雪に対しては友好的な態度をとりつつ内心ではライバル視しているが、一方で容姿の上で雪に対し引け目がある。
清水 涼(しみず りょう)
雪の従兄弟。雪のことが好きで、聖志を一方的にライバル視している。短気で直情的な性格。なお郷里から離れている雪の寄留先は、この清水家である。最寄駅は小田急小田原線の祖師ヶ谷大蔵駅(世田谷区)である。
沢田 健人(さわだ けんと)
浪丘高校テニス部のOB。晶の憧れの人物だった。大学進学後に付き合いだした恋人と別れ、晶と付き合うことになるが、結局前の恋人とヨリを戻す。
透流(とおる)※姓不詳
高校2年生。雪の幼なじみであり、かつ長野在住時代すなわち中学時代の恋人。何らかの原因で別れているが、それが雪にとってはトラウマになっている。この原因については長野時代の友人も知らずまたは語ろうとしない。それを理由としてか透流もまた郷里長野から離れた首都圏の高校に通っており、雪と透流は過去の経緯から互いに離れようと郷里の長野を離れたのだが、結果的に現時点では比較的近いどうしに居住・通学していることになる。このことは透流は既知であるが、雪は知らない。
なお作中ではまだ、顔は明らかにされていない。

読み切り版

『週刊少年マガジン』2009年19号に掲載。登場人物は内海聖志、黒川雪、池谷晶の3人のみで、雪と晶は苗字の設定はない。

内容は聖志が晶に恋をしていることを察した雪が色々とアドバイスをするが次第に聖志は雪のほうに恋心を抱くようになり、雪と疎遠になったまま晶に告白するが本当は雪のことが好きであることを晶に指摘され、聖志は雪に告白するが回答保留で話は終わる。物語の基本的な設定は連載版に近いが聖志と晶の性格など詳細的な設定は大幅に異なっている。

単行本

  1. 第1巻(2010年01月15日発売) ISBN 978-4-06-384241-8 表紙:黒川雪
  2. 第2巻(2010年03月17日発売) ISBN 978-4-06-384272-2 表紙:池谷晶
  3. 第3巻(2010年06月17日発売) ISBN 978-4-06-384316-3 表紙:大沼理沙
  4. 第4巻(2010年08月17日発売) ISBN 978-4-06-384349-1 表紙:黒川雪
  5. 第5巻(2010年10月15日発売) ISBN 978-4-06-384387-3 表紙:池谷晶

外部リンク