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Jドリーム/塀内夏子

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著者: 塀内夏子
巻数: 7巻

塀内夏子の新刊
Jドリームの新刊

最新刊『Jドリーム 7


出版社: 講談社
シリーズ: 講談社漫画文庫


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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Jドリームの既刊

名前発売年月
Jドリーム 1 2002-03
Jドリーム 2 2002-03
Jドリーム 3 2002-04
Jドリーム 4 2002-04
Jドリーム 5 2002-05
Jドリーム 6 2002-05
Jドリーム 7 2002-06

Jドリーム(じぇいどりーむ)は、塀内夏子作のサッカー漫画。1993年から1999年にかけて週刊少年マガジン誌上で連載されていた。

概要

実在するJリーグの世界を舞台にし、後に日本代表としてワールドカップ予選に参加し、世界へ挑む作品である。必殺技や現実離れした超人的な描写は劇中に登場せず、Jリーグ発足時のベテランの葛藤、プロとしての誇り、苦悩などの内省的な側面が多く描かれている。

その一方、所々に不可解・不自然な描写が見られる。

  • PKをストップしたGKがボールを放置して喜んでいたり、そのPKを招く要因となったプレイ(フィールドプレイヤーの主人公が手でボールを掻き出す)に対してイエローカードすら出ない(後に全く同じシチュエーションではレッドカードが出ているシーンがある)
  • イエロー2枚で退場になった選手が次の試合に何事もなかったかのように出場している。
  • FWの選手がフィールド外を走ることによりオフサイドを掻い潜る(ただし、フィールド外を走った選手はその後のプレーに関与していないため、オフサイドを取らなかったとも受け取れる)。
  • 鷹の良く変化するパスやクロスへの攻略法として「カーブは一瞬待ってから打つ」(これは野球の話である。サッカーではボールの軌道ばかり追って、マークするべき相手を疎かにする行為はボールウォッチャーとして揶揄されている)。
  • 飛翔編のFIFAワールドユース大会において1次リーグが存在せずいきなり決勝トーナメントから始まる。
  • 完全燃焼編において急遽、DFの指揮を任された左サイドバックの吉川が中央に移動せず、その位置でラインコントロールをしている。(これはサイドからのほうが、ラインを見やすいとの考えもある。)

あらすじ

シリーズとしては大きく3つに分かれており、単行本もそれぞれのシリーズ毎に分かれた形で発売されている。

無印編

前半は主にJリーグの浦和レッズを舞台としていたが、後半はアメリカW杯に向けたアジア予選に出場するサッカー日本代表が舞台となった。

飛翔編

無印編の最後で行方不明になっていた主人公・赤星鷹が、スペインで鳶職として働いているところを観光客に発見される。それを聞いた日本サッカー協会の関係者が鷹を捕まえると、そのままFIFAワールドユース選手権に出場するU-20日本代表に合流。 しかし既にU-20日本代表としてAFCユース選手権を突破したメンバーの多くは、いきなりキャプテンとしてやってきた鷹に反発するものも少なくなく、一触即発の事態となる。そんな中、鷹以外にも何人か新たなメンバーを加えた日本代表はワールドユース選手権の本番を迎えるのだが…。

完全燃焼編

フランスW杯に向けてアジア予選に出場するサッカー日本代表が舞台。主力メンバーはワールドユース選手権で活躍したU-20日本代表に、かつてアメリカW杯時の予選を戦ったベテランを何人か加えた構成となったが、相変わらず激しいレギュラー争いに加え、思わぬ怪我人なども続出し、苦戦を強いられることに。

主な登場人物

無印編より登場

赤星鷹(あかぼし たか)
この物語の主人公。ポジションはMF(攻撃的MF)またはFW(セカンドトップ、センターフォワード)。背番号は0番。
幼いうちに母親を亡くし鳶職の父親の手で育てられる。父親の仕事の関係で全国を転々し成長するにつれ父親と共に鳶職として働くようになる。鳶職のバランス感覚と、友達が殆ど出来ず一人で延々とボールを扱っていた事が卓越したボールテクニックを培う事に繋がる。高校サッカーの強豪校に入学するが短期間で退学し、Jリーグの各クラブのプロテストを受験するがいずれも不合格となる。しかし浦和レッドダイヤモンズのテスト後に偶然出会った本橋との賭けサッカーが、レッズ関係者の目に留まり同クラブに入団する。
レッズ入団後はエースの本橋譲二からレギュラーポジションを奪取した後に、16歳の若さで日本代表に抜擢され、FW・MFとして活躍。しかし日本代表がW杯予選で敗れた後に姿を消す。
その後スペインで保護され、U-20日本代表のキャプテンとしてワールドユース選手権ではチームを優勝に導いた。その活躍が認められ、スペインのレアル・マドリードに移籍するが出場機会に恵まれずレンタル移籍に出され、移籍先を転々とした後に浦和レッズに復帰。フランスW杯のアジア予選では日本代表の不動のエースとして活躍した。キャプテンとしての手腕は確かなようで選手も自ら各クラブチームの練習場に趣いてスカウトするような一面もある。ボールコントロールやゲームメイクに長けている反面、フィジカルやスタミナには不安があるようで、度々ウィークポイントとして強調されており、完全燃焼編のW杯予選のアウェイのザバブ戦では執拗に狙われ次の試合のホームのジュベスタン戦は欠場してしまいその後も徐々に疲弊し続けている様子が描かれている。
性格は感情的で自分勝手。思い通りに行かないと癇癪を起こし、嘘吐きで拾った物を盗んだり、他人の荷物や手紙を覗くなど素行は悪い。これは父親の影響で培ったシビアさによるもので、余り物を非常食に取っておいたり、後の得失点差や展開を考えて相手との実力差を見せ付ける、など一面を見せる。
余談だが、実際の浦和には2005年に「赤星貴文」という彼と名が良く似た選手が入団している。
本橋譲二(もとはし じょうじ)
無印編前半の重要人物。ポジションはMF。元日本代表選手で浦和レッズの不動のボランチ。鷹との賭けサッカーの中で、その非凡な才能にいち早く気づく。しかし1992年のJリーグヤマザキナビスコカップ・対ヴェルディ川崎戦において、試合中の相手選手との接触プレーで右膝の靭帯を断裂し鷹と交代。そのまま引退に追い込まれた。作中では選手の世代交代の象徴として描かれている。
北村大地(きたむら だいち)
無印編後半より登場。ポジションはFW。元々はJFLの神命電機(架空企業)の選手だったが、借金返済のために(実家の父親が営んでいた養豚場が火事で全焼した事が原因で生まれた多額の借金が残っていたため)プロ転向を決意しレッズに入団した。
レッズ入団後は鷹とのコンビでゴールを量産し、日本代表でも強靭な外国勢にフィジカルで負けないパワーで活躍し、アメリカW杯のアジア最終予選では得点王に輝いた。その活躍が認められ、飛翔編以降はイタリア・セリエAのパルマに移籍して活躍する。
謙虚な性格から鷹との力関係は年上ながら弱く、その性格が災いして詰めの甘さや精神的な脆さを見せていたが、UAE戦での鷹の退場で克服した。
富永朗(とみなが あきら)
無印編後半より登場。日本代表の正GK。岐阜県出身。北村の良き相談相手であり、トラブルメーカーである鷹のお目付け役でもある。Jリーグではジェフユナイテッド市原に在籍。一度離婚しているが、再婚はしていない。無印編ではJリーグブームに浮かれる若い選手達に苦言を呈し冷やかに見守る。また無印編では上條、完全燃焼編では浜本と熾烈なポジション争いを展開した。モデルは当時日本代表正GKの松永成立、ないしは元ジェフ市原の下川健一と思われる。
嶋泰明(しま やすあき)
ポジションはDF(左サイドバック)。Jリーグでは清水エスパルスに所属する。富永とは大学時代からの親友。アキレス腱断裂から復帰し27歳で日本代表に初選出された。温厚でポジティブな性格、妻と1男1女がいる。完全燃焼編では若い吉川の台頭により代表から外れるが後に復帰、イランとの代表決定戦ではボランチとしてプレーする器用さも併せ持つ。モデルは元日本代表の堀池巧と思われる。
小林宏(こばやし ひろし)
浦和レッズのトレーナーで、日本代表のトレーナーも兼務する。初回から最後までを通して作品に登場する数少ない人物の一人。鍼治療が得意で、本橋・富永を始めとして小林の鍼治療にお世話になっている代表選手は数多い。鷹の才能を早くから評価していた。独身。
竹中裕子(たけなか ゆうこ)
鷹の小学校4年生の時の担任で、鷹の境遇に同情し、性格を把握し切れてない部分があるが、鷹の初恋の人。無印編・完全燃焼編におけるヒロイン的存在。後に四国の男性と結婚した。
セルジオ・レネ
日本代表監督。ブラジル出身で元日本サッカーリーグのスター選手。コミュニケーション能力に長けた策士として描かれる。若い鷹を代表に抜擢するが、アメリカW杯予選敗退後に責任を取り辞任をした。モデルはラモス瑠偉(性格や監督としての資質は完全に異なる)。
本郷 剛(ほんごう たけし)
無印編後半より登場。ポジションはDF。サンフレッチェ広島所属。かつてブンデスリーガでプレーしていた。巧妙なオフサイドトラップを仕掛けるが、それが元で監督と対立する。プレースタイルは1994年のアメリカ大会の時のフランコ・バレージがモデル。
上条 直也(かみじょう なおや)
フリューゲルス所属。無印編後半より登場。190cmを超える長身と身体能力、芝育ちのGKで将来を嘱望されるも無印以降出番なし。イングランド帰りの帰国子女でもあるが、英語の訛りの違いから、言葉が通じなくてからかわれた経緯がトラウマに、非常に口下手。
黒咲 一心(くろさき いっしん)
無印後半より登場。日本のクラブを解雇され単身ブラジルへ留学をする。その後に鹿島アントラーズに入団。豊富なスタミナでフィールドを駆け回る事が特徴で、韓国戦では攻守に奮闘した。常に首からお守りをぶらさげている。実家が魚屋で、「一心太助」から「太助」のあだ名がある。モデルは元鹿島アントラーズの黒崎久志(当時比差支)と思われる。
松木(まつき)
日本代表コーチで、後にU-20日本代表監督、フランスW杯予選監督。元GK。優柔不断な性格で鷹の尻に敷かれている。
崔潤和(チェ・ユンファ)
韓国代表のFW。類まれな俊足と抜群の決定力を誇る「韓国の虎」。セリエBのレッチェからヴェルディ川崎に移籍し、鷹とJリーグやアジア最終予選で対戦する。年齢は赤星の2つ上で、ワールドユースの戦いを描いた飛翔編にも1コマのみ出演した。
洪聖甫(ファン・ソンボ)
韓国代表のDF。韓国代表である事を誇りに冷徹さと大胆さを併せ持つ。選手のモデルは洪明甫。モデル同様、鉄壁の守備と豪快なミドルシュートが武器。
ラビン・アルリファイ
UAE代表。弱冠17歳の天才GK。抜群の反射神経の持ち主でワールドカップ1次予選では日本の前に立ちはだかる。

飛翔編より登場

迫丸瞬(さくまる しゅん)
ポジションはFW及びMF(攻撃的MF)。元々ヴェルディ川崎の選手で、U-20日本代表のキャプテンとしてAFCユース選手権優勝を果たしたが、そこに突然鷹がやってきたため一時はチームを二分するほどの険悪な雰囲気となる。しかし互いの実力を認め合った後は和解し、その後ワールドユース選手権・フランスW杯予選では鷹とのコンビで大活躍する。鹿児島県出身で故郷の母と姉を常に気に掛ける一面もある。モデルは前園真聖と思われる。
中居真(なかい まこと)
ポジションはFW。精神的に弱く鷹の子分的な存在。しかし、相手次第ではズバズバと大胆なこと(失礼なことも)を口にする面があり、浜本とはけんかもするが、仲が良い。とある無名高校のサッカー部員に過ぎなかったが、高校の隣りのグラウンドで合宿をしていたU-20代表の鷹の目に偶然留まり、急遽代表に招集された。100mを10秒台で走るという俊足と、FWにも関わらず鈴木隆行ばりに自陣に戻っての守備もこなす運動量の豊富さが武器だが、一方でテクニックは拙くボールコントロールが苦手(作中では、テクニックを磨こうとして素足で練習していた際に足の裏をガラスの破片で切ってしまった)。後にワールドユースでの活躍が認められ柏レイソルに入団した。柏ではレギュラー獲得に至らなかったが、自分を抜擢してくれた久保田監督が解雇されたことで改心し、成長した。スノーボードが得意。
立浪誠(たつなみ まこと)
ポジションはDF。名古屋グランパスエイトに所属しているが、ワールドユース選手権直前までエールディヴィジの名門、アヤックス・アムステルダムへ留学していた。性格はいたって真面目で、何かにつけていたずらを仕掛ける鷹や中居をよく叱り付けているが、サッカー選手としての彼らの能力を評価しているため本当のけんかになることは少ない。大柄な体格を生かして攻撃時にはセットプレーでも活躍する。
浜本真(はまもと しん)
ポジションはGK。アルゼンチン生まれの日系3世で、名門・CAリーベル・プレートに在籍していたが、短気な性格のせいかチームメイトとそりが合わず退団。しかしU-20日本代表に参加してからは、鷹を始めとして自分を理解してくれるチームメイトに恵まれたせいか、徐々に性格も安定した。後に立浪の誘いで名古屋グランパスエイトに入団する。
柳木一成(やなぎ かずなり)
ポジションはDF及びMF(ボランチ)。ヴェルディ川崎所属。U-20日本代表の一員としてアジア予選ではレギュラーでプレーをしていたが初戦で負傷したためにその後はメンバーから外れる。後に鷹に見いだされ代表復帰。ボランチを全うした。京都府出身。背番号は21番。
岸川悟史(きしかわ さとし)
ポジションはDF(サイドバック)及びFW。ヴェルディ川崎の選手で、FWだったが、中居の加入でDFに回される。新たに加入した選手を見下したり、ひがんだりと性格は陰険。それでもワールドユース大会、フランスW杯予選では全試合フルタイム出場して右サイドバックを全うした。
坂井真二(さかい しんじ)
ポジションはDF。ヴェルディ所属。U-20日本代表の選手で、長身のDF。岸川と同じく新加入選手を見下す。フランスW杯予選では緒方か立浪の代役を務めるが、彼らの活躍で控えに。
嶋宏明(しま ひろあき)
ポジションはGK。ヴェルディ川崎の選手で、嶋泰明の弟。ユースのアジア予選ではGKとして活躍したが、加入した浜本にヘタレ呼ばわりされて出番を失う。
藤田哲也(ふじた てつや)
ポジションはMF。サンフレッチェ広島の選手で、背番号は6。
森田雄一(もりた ゆういち)
ポジションはMF。清水エスパルスの選手で、背番号は7。
栗田一平(くりた いっぺい)
ポジションはMF。ジュビロ磐田の選手で、イガグリ頭。背番号は8。
アレッサンドロ・ロッシ
セリエA・パルマFC所属のMF。北村とはチームメイト。19歳ながらトップチームで活躍しており、U-20イタリア代表でも中心的存在。鷹とはライバルであるが、お互いの実力を認め合っている。モデルはアレッサンドロ・デルピエロと思われる。
アンジェリーナ・ロッシ
アレッサンドロ・ロッシのいとこ。ワールドユース選手権中の休みの日に北村のところに遊びに行こうとした鷹と偶然出会い、鷹に恋をする。その後U-20日本代表の帰国の際に空港で鷹と再会。飛翔編におけるヒロイン的存在である。
サルバドーレ・ビアンキ
セリエA・カリアリ所属のFW。ラジオで試合を聞き、見た事のないプレーを想像してきたために常識に囚われないシュートテクニックの持ち主で、利き脚だけでなく時にはかかとや尻を使ってシュートを放つ。U-20イタリア代表では決勝の日本戦においてマーク役の立浪を翻弄する。モデルはサルバトーレ・スキラッチ。日本人女性との交際歴があり、日本語を喋る事ができる。友人は犯罪者(ヤク中・ポンビキ・泥棒)やスケコマシ(いずれも登場はしない)で、自身も時計を盗んで刑務所に入っていた。収監時代に警察チームと、自身のいる囚人チームの試合を見たカリアリのスカウトが、面白がって契約したとの事。(本人談)
パオロ・ヴェルデ
セリエA・ACミラン所属のGK。ミランのトップチームの正GKでもある。U-20イタリア代表では同じミランの選手で構成するDFラインを強力なリーダーシップで統率する。英語も話す。
ビーベ
U-20アルゼンチン代表のMF。本名はアンドレア・リナレス。本国では「マラドーナ2世」の異名を取るゲームメーカー。テクニックでは鷹と同等以上の技術を持つが、意図的に相手GKの怪我を誘発するようなシュートを放ったり、ミスをした選手を名指しで批判し交代させる王様的な性格(監督もビーベには逆らえない)。同国のヒムナシアに所属していたが、ワールドユース大会終了後にリバープレートへ移籍した。
フローレンス・ディアブロ
U-20アルゼンチン代表のFW。破壊力と突破力あふれるセンターフォワード。所属するCAリーベル・プレートではリーダー的存在で、自分に従わない浜本と対立した。モデルはガブリエル・バティストゥータ。
久保田(くぼた)
柏レイソルコーチで、後に同監督。中居のスピードに魅せられ彼を入団させるが、成績不振のために解任される。「ケモノが足りない」と精神論を唱える古い世代の象徴として描かれる。

完全燃焼編より登場

池田雅志(いけだ まさし)
日本代表コーチでスカウト担当。42歳。吉川の才能を見抜き、自衛隊所属の元同僚の縁で伊達をスカウトした。選手起用に進言を繰り返すなど影の監督ともいえる人物。
吉川望(よしかわ のぞむ)
ポジションはDF(左サイドバック)。22歳。左利き。青森県深崎町(架空の地名)出身。JFLの関西電工(架空チーム)所属。176cm,67kg。同じポジションの嶋が代表から外れる程の存在感を魅せ、新旧交代の代表として描かれる。巧みなボールコントロールとドリブル、正確なロングパスが特徴の選手。精神的な弱さを併せ持ち、試合中に耳栓をしてプレーする程だったが、アジア予選の激闘における様々な交流を経てこれを克服した。背番号は14。
伊達勲(だて いさお)
ポジションはFW。防衛大学校の4年生で、U23の22歳。186cm。ユニバーシアードで得点王になった経験がある。性格は常に沈着冷静で、激情型の鷹とよく意見が対立する。背番号は18。
緒方哲(おがた てつ)
ポジションはDF(バックアップメンバー)。19歳。アビスパ福岡所属。あだ名は「あばれ哲」。183cm,90kg。出場停止となった立浪の穴埋めとして加入し、復帰後もレギュラーに定着した。中学時代には九州選抜チームに選ばれた経験もあった。フィジカルの強さと前線への正確なフィードが特徴。試合中に年上の吉川を叱り飛ばす気の強さを持つ。背番号は23。
岡崎広(おかざき ひろし)
ポジションはMF。U23の23歳。静岡県出身。ジュビロ磐田所属。1次予選から3位決定戦まで全試合出場を地味ながら果たした。背番号は1次予選時では6、それ以降は24。
原田真之(はらだ まさゆき)
ポジションはMF。U23の22歳。三重県出身。セレッソ大阪所属。他のU23組に比べて出番は少なかった。背番号は7。
イリエ・ペトレスク
ポジションはMF(ゲームメーカー)。ジュベスタン(架空の国家)代表の中心選手。内戦の為に16歳の時に故国を離れ14年間、海外のクラブでプレーを続けた。ラド・ペトレスクは実弟。
ラド・ペトレスク
ポジションはFW。 ジュベスタン(架空の国家)代表。ディナモ・キエフに所属するパワフルなセンターフォワード。
ザリム・シン
ポジションはFW。イラン代表。 アジア最終予選ではエース殺しの役目を任され、中盤に下がり鷹を執拗にマークする。

外部リンク