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Romancers/浅美裕子

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著者: 浅美裕子
巻数: 3巻

浅美裕子の新刊
Romancersの新刊

最新刊『Romancers 3


出版社: 集英社
シリーズ: ジャンプコミックス


Romancersの既刊

名前発売年月
Romancers 1 2000-03
Romancers 2 2000-06
Romancers 3 2000-10

Romancers』(ロマンサーズ)は、浅美裕子による日本の漫画作品。

あらすじ

中学生の汀宝良は、言葉を操る「ロマンサー」という特殊な能力を持ち、その能力で「請負い屋」として警察が手に負えない事件を解決する。

設定

ロマンサー
特定の言葉を発すると、それが現実のものになる特殊な能力を持った人間をロマンサーと呼んでいる。自身の境遇に苦悩する者や、人を殺害する手段として積極的に使用する者など、様々なロマンサーが存在する。ロマンサーが実現化したことは長くて2-3日持続するが、実現化した内容によってばらつきがあり、どの程度続くのかはロマンサー本人も分からない。
WOP
別名「言葉の力」または「ワード・オブ・パワー」で、ロマンサーが能力を発揮する際に必要な言葉のことである。WOPはロマンサーによって異なり、一人のロマンサーがもつWOPはひとつである。ロマンサーが能力を発揮するためには、対象に触れながら、言葉の中に決められたWOPを入れなければならない。WOPはロマンサー本人には効かない。また、WOPには言葉の重みによって上下関係がある。

登場人物

主要人物

汀宝良(みぎわ たから)
本作品の主人公で、長髪の少年。「嘘」のWOPを持つロマンサーで、警察の手に負えない事件を「請負い屋」として解決している。過去にこの能力が元で親を殺してしまい不良になるが、脇坂と加賀見によって更生する。脇坂の家に同居し、請負い屋をしながら行方不明になった加賀見を探している。6月1日生まれの双子座で13歳。血液型はAB型で身長は149cm、体重は52kgである。
脇坂純一(わきさか じゅんいち)
一日40本煙草を吸うヘビースモーカー。刑事であり、階級は警部補。宝良の保護者兼同居人兼仕事のパートナーである。宝良が虫垂炎で入院していた時に仲良くなった友弘の兄で、宝良とは過去に面識がある。かつて加賀見とパートナーを組んでいた。7月7日生まれのかに座で28歳。血液型はB型で身長は183cm、体重は80kgである。
五十嵐勝也(いがら しかつや)
宝良のクラスメイト。親友の事件をきっかけに宝良と親しくなる。宝良がロマンサーであることを知る唯一のクラスメイトである。1月19日生まれの山羊座で13歳。血液型はO型で身長は160cm、体重は51kgである。

その他

加賀見健介(かがみ けんすけ)
「死」のWOPを持つロマンサーで、脇坂の元パートナーであった。ある事件で宝良を助けて以来、行方不明になる。実は彬の兄である。1月5日生まれの24歳で血液型はA型。
朝倉真希(あさくら まき)
命を狙われている。
鏑木涼(かぶらぎ りょう)
「凍れ」のWOPを持つロマンサー。暗殺業を営んでおり、ロマンサーの能力を使って依頼を遂行する。朝倉真希の叔父の依頼を受けて朝倉真希を暗殺しようとした。人が死ぬ場面を見ることに興味を抱いている。週刊少年ジャンプに掲載された際は名前を「鏑木淳」と誤植されたが、単行本では修正されている。
仁羽彬
宝良のクラスメイト。殺人現場を目撃したと思われ、殺人犯に狙われている。実は加賀見の弟で、別れ際に加賀見が飛行機にWOPをこめた。

単行本

  1. 第1巻 4-0887-2841-6 / 978-4-0887-2841-4
  2. 第2巻 4-0887-2879-3 / 978-4-0887-2879-7
  3. 第3巻 4-0887-3025-9 / 978-4-0887-3025-7
    • 読切『ファング・ラング』『フロントザウルス』が収録されている。