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SDガンダムフルカラー劇場/あずま勇輝

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著者: あずま勇輝
巻数: 11巻

あずま勇輝の新刊
SDガンダムフルカラー劇場の新刊

最新刊『SDガンダムフルカラー劇場 第11巻


出版社: 講談社
シリーズ: 講談社コミックスDX


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

zearth1996 #読んだマンガも人間性に影響するらしいのであなたの人生のベスト10を教えて ①ウルトラマン超闘士激伝/瑳川竜:栗原仁 ②ウルトラ忍法帖/御童カズヒコ ③SDガンダムフルカラー劇場/あずま勇輝 ④仮面ライダーSD 疾風伝説/かとう… https://t.co/dEbYGN1CZX
asariyositotter RT @ruryaa: 皇国の守護者、信長協奏曲、ザワさん、るくるく、プーねこ、SDガンダムフルカラー劇場 #普段のジャンルと違うけどフォロワーさんに読んでもらいたい漫画晒そうぜ

SDガンダムフルカラー劇場』(エスディーガンダムフルカラーげきじょう)は、あずま勇輝の漫画作品。アニメ『機動戦士ガンダム』をはじめとする「ガンダムシリーズ」のうち、「SDガンダムシリーズ」に属するギャグ漫画作品。講談社の児童向け漫画雑誌「コミックボンボン」において、1997年11月号から2007年12月号(最終号)まで連載された。ボンボンの休刊に伴って一旦休止となり、2008年発売のテレビマガジンまんが増刊号「テレまんがヒーローズ」にて再開。それに合わせてタイトルロゴのみ『SDガンダムフルカラー劇場TM』に変更され一旦は続けられたものの、5号2009年夏号で終了した。単行本11巻で描き下ろしが掲載された。

2006年1月号よりボンボンの誌面が大判化され、多くの作品が終了した中、休刊まで連載が続けられた数少ない作品。

連載開始当初は『SDガンダムくろにくる』という題名であったが、これは連載開始当時のコミックボンボンでガンダムの映像作品を紹介する『ガンダムクロニクル』というコーナーがあったためである。

概要

極めて大量のSDガンダムのキャラクターたちが多くの騒動を繰り広げるギャグ漫画。ガシャポンの商品「SDガンダムフルカラー」を題材としており本来SEED系作品ではガンダムが存在しない(詳しくはガンダムSEEDの概要にて)のだが、ラインナップ名に入っているためガンダムと呼ばれている。、各回に登場するキャラクターは掲載時期に発売される商品のラインナップが中心になる(ボンボンの付録や応募者プレゼントといった非売品も含まれるため、掲載時に読まないと分かりにくいネタもある)。主として4コマの体裁をとっているが、極まれにストーリー形式のコマ割にもなる。

必然的に回を重ねるごとにキャラクターの数が増える傾向にあり、それに加えて、話の幅を広げるためか商品化されていない人間のキャラクター(大抵は原作のヒロイン等)も登場しており、話本編に出なくても、表紙にのみ登場した人間キャラ(主に夏に多い水着を着た女性キャラ)も数名いる。膨大なキャラ数を誇る(9巻までの時点で243人)。作者でさえその全貌を把握するのは容易ではなく、ラインナップに入っているキャラを出し忘れるというハプニングも何度かあった。

また、本作に登場しているガンダムTHE ORIGIN、ガンダムSEED ASTRAY等は、ラインナップに入っているが、角川書店のモビルスーツは扱えないという理由(THE ORIGIN版ガンダムが「大人の事情」と発言)により、主に背景での登場ということになっている。(クロスボーン・ガンダムに限り、F91の夢の中で大暴れという例外がある)

連載初期は各作品の原作における組織間の対立が主に展開されていたが、現在はそういった対立はそれぞれの原作のキャラが初登場した時くらいしか再現されなくなった。戦闘の機会も減り、代わりに日常の風景や季節ごとのイベントなどがメインとなっている。

誤解のないように追記しておくと、本作は「SDガンダムフルカラーという商品を題材とした漫画」であり、決して作品自体がフルカラーで描かれているわけではない(ボンボン掲載時にカラーだったのは、表紙を除くとわずか4ページだった。また下記の記念漫画も、WEBに掲載されているもののみフルカラー)。それを逆手にとって扉絵が塗り絵になったこともある(一巻参照)。

単行本9巻の発売を記念してボンボンホームページ内のおもしろ群島やSDガンダムフルカラーカスタムのホームページで、記念漫画が期間限定で公開されていた(現在は終了している)。また、記念漫画は9巻にも掲載されており、更に単行本でしか見られないおまけページもある。

単行本7巻以降はカバー裏に書き下ろしの漫画が掲載されている。

単行本4巻での内容において、ワンダースワンカラーでのゲーム登場が発表されていたが、実際はこの作品主体のゲームでなく、いくつかのキャラがSDガンダムオペレーションU.C.へアイテムとなってゲスト登場する形だった。

舞台設定

初期は地球や宇宙空間が舞台になったこともあるが、次第にスペースコロニーの内部が舞台になる話が多くなっていった。文化や生活習慣は、主に日本のものが反映されている。また、ざふとの面々が2006年の年賀状について話し合うエピソードも描かれていることから、時代設定は「現代」(つまり連載時と同一時期)のようである。

なお、単行本第1巻ではガンダムたちが映画館で『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』を観ているが、その後本作に登場したウイングたちとこの映画との関係については一切言及されていない。

主な登場キャラクター

本作におけるモビルスーツ・モビルアーマー等は、大抵のSDガンダムを題材にした作品と同様に人間が操縦する兵器ではなく(後述のスターゲイザーを除いて)、殴れば血が出る包帯で止血する、喜怒哀楽の感情を持ち飲食するなど、外見こそSD化したものの、その他を擬人化した、人間とほぼ同等の存在のように描かれている。設定上はあくまでも機械であるらしいが(スターゲイザーを除いて)その辺り各自とも認識しておらず、なおかつ各自の個人設定原作においてパイロットが同じキャラは一部を除いて「同一キャラの変身」という扱いにして、キャラ数が増えすぎないようにしている(その代表例がガンダムとシャア)。原作で後継機に当たるが、パイロットの異なるキャラクターは兄弟・親戚として登場しているケースが多い(例として特に後継機が多いΖガンダム)。また、'''原作でのパイロット同士の人間関係がモビルスーツやモビルアーマーのキャラ設定に反映されていることも多いが、性格などは原作の設定を大きく逸脱することも珍しくない。に関与して「モビルスーツやモビルアーマーと人間が血縁関係にある」という設定が登場する。このような生い立ちや肉親、生理機能等に突っ込むのはキリがないので劇中でのタブー視されており、ガンダム達の存在についてあえて深く突っ込まないでほしいと原作者は作画している。

登場しているモビルスーツ・モビルアーマー、及び所属組織等の本来の設定を確認したい方は、それぞれの欄を参照すること。

『機動戦士ガンダム』より

れんぽー(FG)

ガンダム
本作品の主人公。作者いわく「さっぱり慕われないリーダー格」。濃いキャラが増えるにつれツッコミ役に回ることが多くなり、次々とガンダムタイプのキャラが登場する中、基本的には“元祖”として一目置かれている。しかしぞんざいな扱いをされることも少なくない(時折、後輩に容赦がない)。一応ニュータイプだが、その能力が発揮されることは少なく、事態が混乱して収拾がつかなくなると暴走することがある。逆襲のシャア編で幽霊になった経験から、お化けの類はあまり怖くないらしい。みねばの発言によるとアルコール入りの飲み物が飲めない。
ララァに対して片想いをしていたが、「逆襲のシャア」編を経て諦めの境地に達している(学園祭での本人談)。シャアとララァが結婚式を挙げたときも二人を素直に祝福した。GP02が読者の女の子に人気があると知りふて寝するなど、恋愛要素の含まれる話の時は基本的に機嫌を悪くする。妹であるアレックスの行動に恋愛じみたものを感じると、兄心からか激しく動揺する。
行動力があり、運動会などのイベントの指揮を行ったり、文化祭をやりたいがためにシャアと二人だけで二階建ての学校(グランド・体育館・プール付き)を建てたりしている(ただしその後は大体人任せにしている)。
誌上人気投票では、第1回3位、第2回2位、第3回1位と、主人公らしく高い人気を得ている。
RPG編では主人公の勇者として登場。ほとんど何もしないまま終わることが多い。パーティメンバーの中で一番レベルが低かったが、最終的にレベル90以上になった。
下記のように多彩な変化が行える。また、ラインナップの都合で首が外れたり、内臓(コア・ファイター)が飛んだり、身体が縮んだり、輝いたり、クリアカラーになったりした。変身体の数が増えてきたため、シャア同様にTPOで姿を変えているが、シャアと同類に思われるのは心外らしい。
G-3ガンダム
原作ではガンダムとは別の機体だが、本作では単にボディカラーを塗り替えただけである。
フルアーマーガンダム
重武装バージョン。第3回運動会ではウイングゼロカスタムと共に準備運動に参加しただけ。第4回運動会ではシャアのキック対策として青色の同装備を着けたが結局蹴り飛ばされた。
ガンダム(THE ORIGINバージョン)
ほんの少しだけ登場したが、全身像は大人の都合

で描かれず。

高機動型ガンダム
高機動型ジオングと共に登場。シャアいわく今までと一味違うらしいが、他に騒動が起こっていたため目立たなかった。更にダブルゼータにコガという不名誉な略称を付けられた。
ガンダム(Bパーツ装備)
後述のGファイターとの合体形態のうちのひとつ。シャアに「ロングスカート」、「スケ番」、「ヘンな上げ底」などと呼ばれた。
Gスカイ
Gファイターとの合体形態のうちのひとつ。戦闘機。中身のコア・ファイターが露出しているため「空飛ぶ内臓」と呼ばれた。
Gブル
Gファイターとの合体形態のうちのひとつ。戦車。ボディ断面が露出している。使用されていない下半身が自分の意思で歩けることが発覚し、ちょっとした怪奇現象となった。
ディジェ
えうーご(Ζ)を参照。
νガンダム
れんぽー(逆シャア)を参照。
アムロ・レイ
表紙裏のおまけ漫画で1コマだけ、パイロットであるアムロの姿になったが、シャアに「そんな喋りのアムロがいるか」と突っ込まれた。
ガンキャノン・きゃのっ八(きゃのっぱち)(108号機)
ガンダムの相棒。ガンダムとは長い付き合い。ガンダム系のMSと違って目が描かれていないため表情は判断しづらい。
初期はボケキャラの一面もあったが、次第に常識人になっていき、ツッコミ役が定着した。きゃの九と一緒にじおんの大群を簡単に全滅させるなど、戦闘能力は結構高い。怖いもの見たさでホラー関係の本やDVDなどを結構持っている。
兄弟そろって地味なのを気にしているが、濃いキャラで満ち溢れた本作において貴重な「普通の人」。
1コマだけオリジンの姿になったが、顔しか描かれなかった。
RPG編では拳闘士の兄弟として登場。
ガンキャノン・きゃの九(きゃのきゅう)(109号機)
生き別れになっていたきゃのっ八の弟。外見はきゃのっ八とほとんど変わらないため、きゃのっ八は「108」、きゃの九は「109」と胸に書いている。
登場初期は異様に強い兄弟愛で周囲を呆れさせていた。
初登場時ガンダムは、この兄弟のネーミングの奇怪さをしきりに気にしていた。なお、一から七までと十以降はいないらしい。
RPG編では拳闘士の兄弟として登場。
ガンタンク
肩のキャノンの威力と砲撃頻度が異常に高いため、本作においては最強クラスのキャラクター。連載初期はガンタンクの(敵味方を問わないうえ、女子供でも容赦しない)砲撃がオチという話も多かった。キャラが増すにしたがって、自然と出番が減っていく(それにつれて人気投票の順位も少しずつ下がった(1位→6位→9位))が、てぃたーんずや新生ねおじおんのMSの大群を一撃で吹き飛ばすなど、新型モビルスーツにも負けない実力を発揮している。本来は陸戦用だが宇宙空間でも通常行動が可能。初期はカナヅチだったが、アレックスの猛特訓によってバタフライを体得するほどに上達した。
言動が幼く設定されており、彼の台詞はほとんどがひらがなで表記される。そのためかアレックスやメタスからは「たんくちゃん」と呼ばれている。怖いものが苦手なため、ガンダムデスサイズが苦手。ウイングガンダムとは「ばくはつらいばる」らしく、第三回運動会では彼へのリベンジに燃えた。マスターガンダムと友達という意外な関係もある。
1コマだけオリジンの姿になったが、ガンキャノン同様、顔しか描かれていない。
RPG編では白魔法使いとして登場。その職に就いたのは「ふっとばす⇔かいふくさせる」という無限ループを繰り返すためらしい。またゲームのバランス調整のためか「突発性高熱フロムキャタピラ症候群」といううさんくさい名前の病気にかかったことがある。
ジム
ガンダムの弟分。量産機であるため兄弟が多い。初登場時は大挙して現れたが収拾がつかなくなり、それ以降、主に代表の一人が出演する。いつも同一人物かは不明。
原作同様やられ役。後輩にまで「弱そう」と言われる始末である。「いじめてオーラ」を放出しているため、初期はじおんのモビルスーツによくいじめられていた。現在はそうでもなくなったが、異常や脅威に対しておびえるところは変わっていない。
ボール
原作ではやられ役だが、ガンタンクと似た大砲を持つためか本作ではジムより強く、「逆襲のシャア」編では潜入してきたねおじおんの新型を二体吹き飛ばしたりしている。ジムにすら弱そうと思わせる外見だが、迂闊(うかつ)に近づいたジムは得体の知れない恐怖を味わうこととなった。基本的に無口だが、「考えことがある」と言っていたらしいので一応しゃべることができるようである。
中身が蚊取線香だと思われる場面があったり、マトリョーシカ人形のような入れ子構造になっていたりと謎が多い。
ミデア
連載初期の頃に少し登場。後にドムとの原作のシーン(ドムがミデアのブリッジを叩きつけるシーン)の再現のために出演。
ホワイトベース
ガンダム達れんぽー勢の戦艦…というより居住区。自動ドアが手動で開いたり、炬燵があったり、天井裏があったりと、あまり戦艦らしい代物ではない。もちろん、戦闘を繰り広げることもない。旧式らしく、GP03とV2に「おじーちゃん」と言われたことがある。
一応自我を持っている。シャアの「ホワイトベースに自分と同じ角(アンテナ)を取り付け、赤く塗装し、シャア専用ホワイトベース(レッドベース)にしてみたい」という提案を、一瞬だけ「ちょっといいかも」と思った。
運動会を、ムサイと共に父母(?)席で観戦したことがある。
Gファイター
ガンダムが使用する乗り物。初登場時はガンダム達よりかなり大きく、空を飛べるはずなのになぜか地上を走行していた。
ガンペリー
輸送機だが、飛行する場面はなかった。ラインナップの都合上ガンダムが突然小さくなった時、きゃのっ八がガンダムを強引に中に押し込め(これによりガンダムは一時的に両肩を脱臼。これはその時のSDガンダムフルカラー商品のパロディ)、そのままの状態で次の回まで放置された。
ガンタンクが入ろうとしたり、きゃの九が五右衛門風呂にしようとしたり、挙句には現実で作者の足の親指にはめられたり、といろんな目に遭っている。
フラウ
連載初期に水たまりを前に困っているところにアッガイがアッガイ橋で助けに来たが、スカートの中がのぞかれることに気付き、遠回りした。
セイラ
シャアの妹。
本人より先に、容姿が酷似した性格の悪い泉の女神が登場したが、作者いわく彼女とは別人らしい。
文化祭の喫茶店で男装した時は、いわゆるヅカ系の美しさに劇中の女性キャラはときめいていた。更に喫茶店を荒らそうとしたアビスガンダムを、ビンタと原作の名ゼリフで追い出している。
原作のようにガンダムと絡むことは殆どなかった。
小さいころはわんぱくで、シャア本体をヨーヨーにして遊んでいた。
RPG編ではHPを回復させる森の泉の女神として登場。しかし、ガンダム達がレベル上げの際に何度も立ち寄って空腹も満たしていった結果、料理の腕までが格段に上がったようである(最初はおにぎりしか作れなかったものの、最終的には寿司50貫を苦にもせずに握るまでになった)。

じおん(FG)

れんぽーの敵対組織であったが、運動会を行う仲でもあり、いつの間にかお中元などをやりとりする関係となっていた。
てぃたーんず登場時に「じおんはこの前潰れた」という台詞が出たが、その後も何事もなかったかのように存続している。
またボンボン本誌のカラーページで「ねおじおんの登場で、じおんは潰れてしまった」と表記されたが、漫画ではやはりその後も存続し続けている。
シャア
ガンダムのライバル兼相方。ララァを巡っての恋敵でもある。じおんでの階級は大佐(初期に少佐から昇格した)。
当初はガンダムやれんぽーにいやがらせをする敵キャラとして描かれていたが、戦いなどの要素が殆ど消えうせた中期以降は何かとガンダムと協力関係にあり、よくホワイトベースに遊びに来てはくつろぐようになった。が、心の底では互いに忌み嫌い合っている。
当初目標としていた「打倒れんぽー」に関しては現在はどうでもよくなっているようだが、ホワイトベースを自分専用(赤く塗装して角を装着)にしようと企んでいる。ガンダム同様「逆襲のシャア」編以降はお化けに恐怖をさほど感じなくなったらしい。船の操縦免許を持っている(本人いわく、戦艦であるムサイの操縦より簡単らしい)。
ララァとは相思相愛で、初期はガンダムと奪い合いになることもあったものの、ボンボン最終号でようやく結婚した。
RPG編ではサザビーの姿でジオン帝国の大魔王として登場。
ガンダム同様数多くの姿を持ち、TPOで自在に容姿を変えるため、彼の「着替え」はキャラクターとして最大の特徴の一つだった。実は本体は目玉(モノアイ)のみで、身体ごと着替えている(ちなみに本体は日焼けし、皮が剥ける)。またザク・ズゴック・ゲルググ・ジオングの4人(ガンダムの夢の中でのみキャスバル専用ガンダムも含めた5人)に分裂することができるが、一人分の戦闘力が均等に分けられるか戦闘力が一人に偏ってしまう。初期は姿に応じて「シャアザク」「シャアズゴック」等と呼ばれていたが、あまりにも頻繁に姿が変わるため、中期以降はどの姿でも「シャア」と呼ばれるようになった。機体色は赤が基本だが、他のキャラクターに「たらこ色」「すあま」などと呼ばれたことがある。
変身形態が多いため、人気投票では票が分散してしまった(第1回人気投票では全ての形態への票を合わせると実質4位だった)。大事なもの(後述の角)を一時期失って以降の人気投票では結果に寛大になっている。
シャア専用ザク
連載初期のシャアの形態で、現在ではシャアの基本形と言える(本人も「この姿は落ち着く」と発言したことがある)。第3回人気投票ではこの形態だけで10位にランクインするなど、全形態の中でも読者の印象が特に強いことが伺える。
原作同様「通常のザクの3倍のスピード」で、「赤い彗星」と呼ばれている。昔は暴走族に入っていたことがあり、スピード狂だったらしい(本人いわく「若さゆえの過ち」)。とび蹴りの威力はすさまじく、ノーマル形態のガンダムはもちろんフルアーマーガンダムでさえも遠くへ蹴っ飛ばせる。
自分の象徴である角が折れると、人格崩壊をおこし気絶する。さらには体が透け始める。
5巻登場人物(?)紹介にて、ジョニーライデン専用ザクⅡの絵になっている。
シャア専用ズゴック
通称「シャズゴ」。シャア専用ザクが太ったことによる突然変異で変化した形態。部下のザクも同様にズゴックに変化したため、「ザクが太るとズゴックになるのか」という疑問が生じた。
水陸両用なので水中でも行動できるが、その様子をガンダムが蛙に例えたことがある。
頭部からミサイルを発射できるが、間違ってみそを発射してしまうことがある。
シャア専用ゲルググ
通称「シャゲル]。シャア専用ズゴックが脱皮して現れた形態。初登場時にガンダムから「こんな変態生物がライバルだなんてイヤー!」と言われた。またクリスマスの時に、「外見がソレっぽいから」との理由で赤鼻のトナカイの格好をさせられた(角と赤い鼻をつけられた)。
ジオング/パーフェクトジオング/高機動型ジオング
シャア専用ゲルググが、ガンダムにララァを傷つけられたこと(その時本人は死んだと思っていた。)による怒りとマジカルパワーで誕生した形態。
足をつけることでパーフェクトジオングになれる。高機動型になったときは、ガンダム同様ダブルゼータにコジという不名誉な略称をつけられた。
シャア専用リック・ドム
「黒い三連星」にちなんで「赤い一連星」などの別名を考察したが、結局は「赤い彗星」のままになった。
キャスバル専用ガンダム
シャアがイメチェンした結果誕生した形態。ガンダムが初めて見たときはドッペルゲンガー扱いされた。
シャアの姿の中で、唯一目があり、表情が最も豊かに描かれる形態。
シャア専用ザズゴググング
本作オリジナルのモビルスーツ。ザク・ズゴック・ゲルググ・ジオングの4人に分裂した後に"紆余曲折を経て落ち着いた"形態。ザクの頭と胴体、ズゴックの腕、ゲルググの後頭部、ジオングの角と脚を持つ。名前もこれらの形態のものを混ぜ合わせたもので、自己申告したが、ガンダムには呼ぶことを拒否された。
シャア専用ザズゴググングム
本作オリジナルのモビルスーツ。ガンダムの夢の中でシャアとララァの共同作業によって誕生した形態(こちらも「上記の4人とキャスバル専用ガンダムが合体した」という説明はない)。ザズゴググングに更にガンダムの頭部アンテナが付いている(よくガンダムの角を書き忘れている)。ガンダム達の数倍の大きさがあり、モノアイ部分にララァがいる。
リック・ディアス/百式
えうーご(Ζ)を参照。
サザビー
ねおじおん(逆シャア)を参照。
ザク
じおんのモビルスーツ。
ジムと同じく機動戦士ガンダムを代表する量産型のザクは、やはり全員、兄弟らしい。量産型だが、霊感の有無や体質など様々な個体差がある。他にもクラッカーやマゼラトップを装備したザクもいる。
本来は地上用だが宇宙空間に出たがっていたグフに金魚鉢を被せたり、シャアに鼻型バルカンを付けたり…と、初期は上司をろくでもない目に遭わせることもあった。
1コマだけオリジンの姿になったが、大人の都合により簡略化された姿で描かれた。
旧ザク
じおんの歴戦の戦士。年齢はかなり高齢に設定されている。いつも鍛錬を欠かさない。キーボードのブラインドタッチが滅茶苦茶速い。
度々サンタになって多くのキャラの元を回るが、配るのは切り餅である。ただし子供にはしっかりおもちゃを配っている。
グフ
陸戦用モビルスーツ。ヒートソードで顔面を火傷したり、挙句の果てには家が全焼したりと不幸な目に遭ったことがある(自業自得といえるが)。
最近では妻のハモンと一緒にモニターで若手(主にSEED勢)の様子を見ている。
RPG編では侍姿でガンダム達の行く手を阻んだ。また第3回誌上人気投票ではこの姿で多少票を獲得している。
黒い三連星(ドム)
ガイア(次男)、オルテガ(長男)、マッシュ(三男)の3人組(「次男のオレが踏み台に」っという台詞が登場している)。この漫画では兄弟らしい。
一度は原作通りに踏み台にされてジェットストリームアタックを破られたが、その後、ガンダムを逆に踏み台にして恨みを果たす。
連載初期ではジムをいじめていることが多かった。
代表で一人(大抵はガイア)しか出てこないことも少なくない。
下積み(すなわち新兵)時代は3人とも黒い高機動型ザクだったらしい。
1巻のバレンタインデーの時に彼らの家の前に犬が行き倒れていたが、チョコをもらえないオルテガがチョコと思い込んで(現実逃避して)食べようとしていた。第8回運動会(犬運動会)で彼らが連れている犬はその時の犬が成長したものだと思われる。
ゴッグ
水陸両用モビルスーツで、水中(特に海)をこよなく愛している。その愛情の深さは時にポエムとして表現される。しかし秋になると海が冷たくなって入れないため情緒不安定になり、通り魔となってすれ違いざま何人かを手に掛けることがある。
アッガイ
初登場時、「アッガイの橋」と称して強制的にガンダムを自分の頭の上を渡らせて、金をぼったくる。腕が異様に伸び、背中を自分で掻くことができる(他のモビルスーツは手が短すぎて掻くことができない)。モノアイが360度自由に動くため、本人いわく死角がない。
ララァ(ララァ専用モビルアーマー)
シャアの恋人。ガンダムからも好意を寄せられていたが、当人はセイラが初登場した時点で既にシャアとの結婚を意識していた。シャアのどの変身形態よりもシャア本体そのものが一番好きらしい。またシャアの変身形態の中ではキャスバル専用ガンダムの姿が一番格好いいと発言している。
独特の感性を持つため不思議がられることも多いが、基本的に良識派であるため、周囲からは普通に受け入れられている。また、秘技“なんでもビットの術”であらゆる物体を自在に操ったり、自分の意思で幽体離脱したり、時空を超えて過去の世界に行ったり、自分を誘拐したカオスガンダムとアビスガンダムを洗脳して言うことを聞かせたり…と、たびたび超能力としか思えない力を発揮する。これらのことから、劇中最強キャラの一人に数えられる。格闘ゲームが得意。
RPG編では、精霊として登場。ゲームにガンダムたちが取り込まれたとき、共に彼女も取り込まれていたようだが、脱出後、その時の記憶を彼女だけが保っていたような口振りだった。
ギャン
性格は陰険であり、仲間からも嫌われている。罠を仕掛けるのが得意かつ最高の趣味とする。落とし穴の罠を作るためだけにユンボの操縦免許を取得するなど、罠に対する思い入れは尋常ではない。愛読書は「トラップ一家物語」(トラップ一家物語には罠などの要素は皆無であるため、単に『罠』(=トラップ)つながりで読んでいるだけと思われる)。他にも骨董品、特に壺を愛する男。
ただし一度「いい人」なってしまったことがある(その時ガンダムはパニックになってコンクリート詰めにしようとした)。その理由は豆腐の角に頭をぶつけたためらしい。その後元に戻すために納豆の中にぶち込まれた(ぶち込まれた直後は激怒していた)。
風邪のウィルスを作ればうっかりばら撒いて敵味方にかかわらずバイオハザードを起こす(自身は製作中に感染)、山に巨大落とし穴を掘れば自分も落ちる、巨大イチゴを作れば凶暴化して最初に襲われる、と何をやっても外す傾向がある。
RPG編ではジオン帝国最強の魔道士として登場。ワナ魔法と、攻防一体のシールドミサイル(これも魔法)でガンダム達を追い詰めるが、HPが極端に低いためアレックスが召喚したサンダーガンダムの雷一発で倒された。
ゲルググ
宇宙編にて登場。量産機だが、大挙して現れたことはほとんどない。
ララァの"なんでもビットの術"を見たり、シャアがゲルググからジオングに初めてバージョンアップする恐ろしい過程を見たりと、見てはいけないものをよく見る。
ジオングがパーフェクトジオングになった時、元の姿を「つくりかけジオング」と言って怒られた。
ビグ・ザム
ねおじおんの旗頭であるみねばの父親。豪快な性格。娘を溺愛しており、「たかいたかい」ならぬ「とおいとおい」と称してみねばを腹部のメガ粒子砲塔で吹き飛ばしてあやす。
ボンボン本誌の全員サービスで販売された下敷きによればガルマの兄さんとなっているが、キシリアも含めた3人の関係について劇中では語られていない。
ズゴック
元々は量産型ザクIIの内の一人であり、シャアの側近であった。シャアと似た体質らしく、二人とも太っていたことにより朝目覚めると突然ズゴックになっていた。それ以降、シャアのようにまた他の何かに変化してしまうのではとおびえているが、彼はズゴックで打ち止めらしい。
ゾック
水陸両用モビルスーツ。体は大きいが存在感がなく、誰にも気付いてもらえないことが多い(スターゲイザーには内蔵レーダーで気付いてもらえた)。作者にさえ忘れられ、商品ラインナップに入っていながら出番がなかったこともある。しかし、そのおかげでギャンが暴走させてしまった風邪菌の感染を免れた(菌にも忘れられていたため)。
ガンダムが暴走して温泉に行った際、1ページだけ主役になったことがあり、人並みの存在感を得ている。また防寒として布団に包まっていた時もザク達に気付いてもらえた(ゾック本人はそのことに気付かなかったが)。
彼と同じくそれ程存在感がないジムやブリッツガンダムとは仲が良いようである。
ザクレロ
異様な顔に似合わず詩人。顔のせいで面白いことを期待されてしまうが、そのことをかなり嫌がっているようである。そのためジュアッグと共演したこともあった。
ビグロ
デビルガンダムヘッドが暴れまわった事件の際に登場し、去り際にさりげなく宇宙用モビルアーマーであることをアピールしていった。
ガウ
どこからともなく飛んできてデビルガンダムの頭部に衝突し、そのまま飛び去っていった。
ガルマ(ドップ)
シャアの旧友。戦闘機でありながらシャアに殺虫剤をかけられて気を失いかけたり、指がないのになぜか指パッチンができる。作中ではかなりの腹黒キャラ。
アッザム
四速歩行モビルアーマー。狭い所にいたところを、シャアに「邪魔」呼ばわりされただけで無言でアッザムリーダーを浴びせた。
リック・ドム
宇宙戦用のドム。12人兄弟。
兄弟全員による「ジェットストリームアタック」が使える(飛び掛る役、つまりオルテガのポジションがうまくできないが)。
ド・ダイYS
じおんの乗り物。一応じおんのものなのでれんぽー所属であるガンダムを乗せてはいけないらしい。子供用として補助輪付きのものも存在するが、ガンダムに「おもちゃじゃん」と突っ込まれる。
サムソントレーラー
じおんのトレーラー。グフが乗っていた。
ムサイ
じおん側の移動要塞(戦艦)。ホワイトベースと同様に、こちらはシャア達じおん勢の主な居住区になっている。操縦はシャアが行っているようである(自動操縦機能は存在しないらしい)。
一応飛行が可能であり、台風の時には上空に退避して、シャア達は青空の中でのうのうとしていた。
ハモン
グフの恋人(作者のコメントに「良妻」という言葉があるので結婚していると思われる)。結構所帯じみている。
キシリア・ザビ
ジョニー専用ザクや、ギャン、シャアの上司。
24歳のお年頃だが、性格はきつい。ジョニーがキシリアを褒めていた時、逆に悪口にしか聞こえなかったので銃撃した。
初期はシャアに「いけ好かん」と言われていたが、シャアの結婚式には招待されたらしい(後姿だけだったが、髪型が似ていた)。

『機動戦士Ζガンダム』より

えうーご(Ζ)

ガンダムマークII・ガン三郎(3号機)
元不良のマークII三兄弟の三男。現在は通常「マークII」というと彼のことを指す。二人の兄にパシリにされて激怒していたところをガンダムとリックディアス(シャア)に捕まり、水溶性修正液で全体を白く塗装(シャアいわく「ホワイト修正」)されて更生し、えうーごに入ることになった。
元ヤンキーだが、えうーごの中では初期しかいなかったディジェ(ガンダム)やたまにしか来ないシャアを除いて一番の常識人。それゆええうーご内では突っ込み役に回ることが多い。甘酒で酔うほどアルコールに弱い。かなりの愛犬家であり、デュエルガンダムと度々張り合う。水着写真集を見て赤面するなど、割と純情である。
頭部バルカンは後付タイプである。第3回運動会で装備した時は使用が久しぶりだったらしく、使い慣れない姿を晒していた。Gディフェンサーと合体してスーパーガンダムになれる。
塗装が落ちたり(水溶性なので雨などで落ちる)、家出をするほど機嫌を損ねると、ヤンキーの血が覚醒してしまう。そのときの戦闘力は恐ろしいもので、自分より遥かに新しい(最もコレは本作での登場した順の話であって実際のガンダムでは宇宙世紀とコズミックイラの世界観が違うため例外である)SEED3悪(フォビドゥン、カラミティ、レイダー)に1対3のケンカをしかけて、引き分けるほどであった。
RPG編では盗賊として登場。ガンダム達のパーティより遥かにレベルが高いが、最初は本人いわく「レベルなどの問題を超越している存在」であるガンタンクの手下だった。また2人の兄もエゥーゴカラーで登場し、3人同時に現れてあたかも分身しているようにガンダムに攻撃を仕掛けた。
Ζガンダム(ゼータガンダム)
えうーごにはマークIIより遅く参入した。また初登場時はガンダムに代わりしばらく本作の主役的扱いを受けていた。常にクールで水着グラビアを見せられても動じないほどだが、戦場ではキレて人格が豹変する。それを防ぐため額に冷却シートを張るようになるものの、戦場で敵に剥がされた経験から、頭部内にドライアイスを入れるようになり(本人いわく、頭部を開けるのは容易ではないらしい)体温は常に氷点下となった。衝撃を受けたりすると、時々隙間から冷気が出る。一時期「卒業」と称して保冷剤に変えたが、最近はまたドライアイスを使うようになった。
登場初期はナルシストな面があり、また(原作のエゥーゴが反連邦組織なので)れんぽー所属のガンダムを毛嫌いしていた。雑誌の占いを鵜呑みにし、それを理由にジ・Oに戦いを挑んでピンチになったことが何度かある。現在はそういった面はなりを潜め、その性格は次第に「クール」というよりも「不思議系」(むしろ「電波系」)な方向に変化していった。また初期の頃によく衝突していたマークIIとは、現在は一番の親友とも呼べる間柄(もしくは漫才コンビ?)である。
普段はマイペースだが、本気で怒ると周囲が凍りつくほどの恐ろしさを感じさせる。割と後先を考えずに行動することがある。自分のことを「影が薄い」と思っている。墓場での肝試しで2分とかからない程のスピードで猛ダッシュしてクリアするほどにオバケの類が苦手だったが、後に「話をして」克服した。パソコンのマウスをネズミと間違えるなど、パソコンに関する知識はほとんどない。理由は不明だが、ジ・Oを殺したいほどに憎んでいる。
ウェイブライダーに変形して空を飛べる。原作最終話同様ジ・Oにウェイブライダー形態で突撃をかけたこともある。強力な武器であるハイパー・メガ・ランチャーを所持しているが、使用している場面はほとんど見かけない。
登場初期はメタスに想いを告白されて鳥肌を立てたり赤くなって逃げ出したりしたため、彼女の気持ちに気付いていると思われるが、現在では鈍感で彼女の気持ちに気付いていないことになっているという矛盾が生じている(恐らく前者がなかったことにされている)。心の底ではメタスを大事な存在だと認識しているようである。
兄弟親戚が多く、現在までに実の弟ゼータプラス、従兄弟のダブルゼータとリィナ、 はとこのリ・ガズィがいる。
誌上人気投票では前述の性格もあって常に上位に食い込む人気がある。(第1回2位、第2回1位、第3回4位)しかし本人は人気投票についてはあまり気にしていないようである。
2月14日をバレンタインデーではなく「ひよこの日」として覚えている(実際は毎月14日と15日)。また、「今日(2月14日)は何の日?」と聞かれて「(作者である)あずま勇輝の父親の誕生日」と答えたこともある(ボンボンの発売日が毎月15日であり、作者の父親の誕生日は2月15日)。
RPG編では黒魔法使いとして登場。最初はマークIIと同じくガンタンクの手下だった。またそのすさまじいレベルはマークIIより少し高い。
メタス
女性モビルスーツ。ゼータと同時期にえうーごに入った少女。幼馴染であるゼータに思いを寄せているが、鈍感な彼にはなかなか伝わらない。登場初期はその恋ゆえに暴走することがあったが、現在はやや落ち着いている。
将来はゼータと結婚することと少女漫画家になるのが夢で、自分とゼータ、マークIIをモデルにした漫画を描いたところ、その内容からゼータとマークIIに燃やされかけた。船酔いがひどいらしい。
リック・ディアス
えうーご所属のモビルスーツ。しかし初登場時に声とボディカラーで一発でシャアとばれてしまった。
百式に比べて使用頻度が低い形態。タンスにしまわれていることが多いため、最近は使用される度に防虫剤の匂いを振りまいている。
その他の詳細はじおん(FG)のシャアの項目を参照。
百式
宝くじで当てた金でリック・ディアスがバージョンアップした形態。
初登場した時期にじおんのキャラクターが再登場した際、自身を「じおんにとっての裏切り者」と発言しているが、そのことを気にしているのはシャア本人だけのようである。
この形態が登場して以降、ハリー専用スモーやアカツキなど、自分と同じ金色のボディカラーのモビルスーツに対抗心を燃やす一面が現れる。
通販でメガ・バズーカ・ランチャーを購入したが、これが12時間充電しないと撃てないという不良品である。
その他の詳細はじおん(FG)のシャアの項目を参照。
ディジェ
マークIIがえうーごに加入したことで百式に用済み扱いされて放心したガンダムが改造された姿。といっても単に着ぐるみを着せられただけである。よほど不服だったのか、ガンダムとして再登場した時はかなり喜んでいた。その他の詳細はれんぽー(FG)のガンダムの項目を参照。
ネモ
ジムと同じく量産機であり、役割もジム等と同じやられキャラのようである。ほとんど出番がない。
アーガマ
えうーごの戦艦。しかしほとんど名前のみの登場。

てぃたーんず

えうーごの敵対組織で、ボスのジオいわく「世界征服を企む悪の組織」。
ガンダムマークII・ガン一郎(1号機)
マークII三兄弟の長男。元々三兄弟は全員ヤンキーだったが、三男が前述の通り更生した後、いつの間にか兄二人も更生しており、性格は昔より結構丸くなっている。
4回目の運動会では、代表として50メートル走に出場。
ガンダムマークII・ガン二郎(2号機)
マークII三兄弟の次男。
今ではバウンド・ドックの首輪の色をめぐってガン三郎と喧嘩するなど微笑ましい一面も見せる。
ハイザック
ザク強化版。初期に登場したハイザックはマークIIを妬んでいた。
後にメガランチャーを装備したが、そのエネルギーを仲間のハイザックから供給しようとして、シオシオに痩せさせたことがある。
ガルバルディβ
面倒見のいい姉御肌で、色々と問題を起こすてぃたーんずの中では良識派といえる。男性と間違われることがあり、その際には激怒する。
ゲルググの後継機らしい。バリュートを装備した降下型も登場している。
マラサイ
目立ちたいらしく、必死になって自分の名前を覚えてもらおうとするモビルスーツ。そのためにれんぽーに現れたこともあった。「マー坊」があだ名だが本人はそれを嫌がっており、「まらちゃい」や「まーくん」と呼んでほしいらしい。
アッシマー
可変モビルスーツ。非科学的なものが嫌いらしい。バウンド・ドックが「オニイチャン」としゃべった時、外に捨てたことがある。初登場時にモビルアーマー状態で飛行中、UFOと勘違いされガンタンクに撃ち落とされた。それによってガンタンク達の夢が壊れたと考えると満足して去っていった。
バウンド・ドック
マークII(ガン三郎)の飼い犬(性別は不明)。しかし、マークIIが可愛がるだけで飼い主としての義務を怠っていたため(狂犬病の予防接種を怠ったり、玄関に貼る「犬」のシールをおでこに貼るなど)、見かねたガン一郎とガン二郎が世話することになった。普段は原作でのMA形態で、より犬らしく見えるように原作にはない耳やしっぽ、肉球などが追加されている。デュエルの飼い犬であるバクゥとは仲が良い。
マークIIを慕っているからか、「オニイチャン」としゃべることができる。MS形態への変形機能も備えているが、これはマークIIが狂犬病の予防接種を怠ったためらしい。初期の頃は変形すると暴走し、所かまわず攻撃を繰り返していたが、今では克服し、自我を保っている(ゼータの命令で変形したこともある)。この形態でバクゥと一緒に散歩に行くこともある。
サイコガンダム
本作で最初に登場した「女の子ガンダム」。大きな体を持つ。
マークIIとはお互いに一目惚れし、あっという間に恋人同士になった。
その巨体とは裏腹に性格は繊細で優しく、乙女の鏡。一度謎の頭痛を発し、暴走してしまったことがある。
手先がかなり器用で、普通のサイズのクッキーや15cm程度の大きさのテディベア等を作れる(登場初期では普通の大きさのノート1ページに1文字しか書けない描写があった)。
熱が入りすぎて巨大ケーキを完成させたこともあった。
作者にアンテナを描き間違えられやすいキャラ。
ガブスレイ
元はハイザック(の内の一人)。影が薄かったので、自分より目立っていたマークIIを相変わらず逆恨みしている。
「ハンブラビはいつも3人で行動しているが実は4人目がいて、その4人目を見た人は死ぬ」とジ・Oに吹き込まれ、ハンブラビを避けるようになる(しかしその後一緒にトランプで遊んでいたため、誤解は解けた模様)。
ハンブラビ
可変モビルスーツ。ゼータにエイに似ていると指摘されたことを気にしている(おそらくMA形態のこと)。原作同様いつも3人で行動する。
バイアラン
ジ・Oの部下。ギャプランとメッサーラとともにジ・Oの悪巧みを手伝っている。
ギャプラン
ジ・Oの部下。バイアランとメッサーラとともにジ・Oの悪巧みを手伝っている。
メッサーラ
ジ・Oの部下。バイアランとギャプランとともにジ・Oの悪巧みを手伝っている。
パラス・アテネ
バリバリのキャリアウーマン。ボディカラーのせいでみねばに「空豆おばちゃん」と呼ばれた。
ジ・O
てぃたーんずの総大将。モットーは「ジャマなヤツらは皆殺し」。隠し腕でゼータの冷却シートを剥がしたり、ゼータの魂を(方法は不明だが)奪い取ったりと策士な一面がある。コマの広さを拡大できるなどの強大な力を持っているらしいが、結局はゼータ達に倒される。
最近は周りに感化されてだらけがち。その後何度か悪事を考えようとしたが、ゼータ達によって阻止されたり、周りのごたごたの所為でやる気をなくしたりと結局実行されない。

ねおじおん(あくしず)(Ζ)

キュベレイ
シャアの幼馴染で、シャアからは「キュベちゃん」と呼ばれている。ねおじおんを治めていた。厳しい性格の女性だが、自分が世話をするみねばに対しては甘い。みねばといつもいっしょにいるため、ビグザムと夫婦に間違えられることがあるが本人は否定している。
ガンダム達との騒動に疲れ、ねおじおんの実権をシャアに譲った(押し付けた)ことがある。
RPG編ではみねばの側近として登場。
みねば
じおん公国の後継者で、ビグ・ザムの娘。初登場時は赤ん坊だったが、連載が進むにつれ、字が書けるようになるなど少しずつ成長していっている。
純粋な性格だが、ビグ・ザムによって地面に叩きつけられても泣かないなど、見た目によらず強い心を持っている。大人には見えないものが見えるらしい。
文化祭では喫茶店のウェイトレスになったが、過保護なキュベレイのせいでまともに仕事をさせてもらえず、拗ねてしまった。
デビルガンダムヘッド(本体)を育てていたが為に、デビルガンダムヘッドが大発生する騒動を後に引き起こしてしまう。
RPG編ではアクシズ王国の王女として登場。単行本11巻ではいろいろな意味で、かなりレベルアップした。
基本的にはディフォルメされた姿だが、単行本2巻ではリアルな頭身で1カットだけ登場し、ガンダムの「おこられないか?」とのコメントが入った。

『機動戦士ガンダムΖΖ』より

えうーご(ΖΖ)

ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)
ゼータのいとこ。ゼータとは対照的な性格で、マイペースなゼータをも自分のペースに巻き込んでしまう。思ったことは熟考せずに即実行する性格。周囲からは頻繁にバカ呼ばわりされており、本人も自覚している様子。初登場時はゼータが彼を苦手としている描写があった。
すさまじいシスコンで、妹のリィナのことになると頭に血が上り、冷静な判断力を失う。その上、リィナが危険にさらされている可能性を察知すると、戦闘能力が爆発的に上昇する。MK-Ⅱがリィナに手を出すと勘違いした際に、ねおじおんをほぼ壊滅させた。
『メガライダー』という武器を持っているが、彼はその存在を忘れていた(そしてまた忘れ去った)。
おでこのハイメガキャノンは、顔の皮が厚いため熱くは無いらしい。
ねおじおんに潜入した時にフルアーマー化してパワーアップした。
RPG編ではエゥーゴの町の大食漢の住人として登場。ガンダムのパーティに誘われたが、「プー」だったため参加できなかった。
ジムIII
「ジムのくせに肩やほっぺが立派」だったため、ガンタンクに撃たれる。またダブルゼータ達がねおじおんに潜入する時になぜか一緒について来ていた。
リィナ
ダブルゼータの妹。兄の極端なシスコンぶりに呆れ気味。 しかし、作者によれば実は彼女もブラコンらしい。
運動会では体格の差でSD体型のモビルスーツを圧倒してしまうため勝負にならず、主に解説役を担当している。しかし第7回は「男子対女子」というチーム分けになったため、女子チームの人数不足を補うべく競技に参加し、圧倒的な戦果を発揮した。

ねおじおん(あくしず)(ΖΖ)

サイコガンダムマークII(ニサイコ)
サイコガンダムの妹で、姉同様かなりの巨体を持つ。ダブルゼータとは「血で血を洗う関係」(本人談)で、戦闘時にはまさにその通りの間柄になるが、普段は仲がいい。
姉と違い、性格はわがままで、手先は器用ではない。巨大サイコロガンダムの製作者。また姉妹仲は良く、喧嘩はしないらしい。
ドライセン
キュベレイの部下。えうーごの連中を倒そうとしたが、∀を追いかけているカプルに吹っ飛ばされる。
バウ
キュベレイの部下。ドライセン同様カプルに吹っ飛ばされる。作者によると女性であるとのこと。
ガザC
ねおじおんの一般兵。マークIIにおにぎりのように固められてしまう。
クィン・マンサ
キュベレイからねおじおんの実権を奪おうとしていたが、キュベレイいわく実権を握っているのはみねば。高飛車貴族風な性格。実際に上流階級出身らしいのだが、庶民的な恋に憧れている一面もある。
みねばのファンシィな趣味にはついていけないらしい。
ジャムル・フィン
ゼータたちに名前が美味しいお菓子のようだと言われ、「違う」と涙していた。
ドーベン・ウルフ
ねおじおんに潜入してきたダブルゼータ達を迎え撃つが、ダブルゼータにメガランチャーを飴細工のように丸められて暴発させられた。
キュベレイマークII
自称キュベII。しかしその姿は量産型キュベレイ。
ザクIII改
逆上したダブルゼータの猛攻の状況説明をして震えているだけで、その非常時に自分は何もしなかったため、「お前もはよ行け」とキュベレイに蹴り出された。

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より

れんぽー(逆シャア)

νガンダム(ニューガンダム)
逆襲のシャア編において、新生ねおじおんに対抗すべくガンダムがリ・ガズィとジェガンに無理矢理改造された姿。当初は元の姿に戻れないことを嘆いていたが、ラインナップの都合でしばらくして元に戻れた。ヤクト・ドーガに「ひガンダム」(「ν」を「ひ」と読み間違えた)、みねばに「たなぼたがんだむ」と呼ばれたことがある。
ガンダムの変身形態の中でも最強だが、武器であるフィンファンネルをツッコミ道具かおもちゃとしか考えておらず、台風が発生した際に打付け用板代わりに使用したことすらある。
その他の詳細はれんぽー(FG)のガンダムの項目を参照。
リ・ガズィ
ゼータのはとこ。ジェガンと共に、ガンダムをνガンダムに改造した。
名前は「リファイン・ガンダム・ゼータ」の略。昔「ゼータもどき」や「エセゼータ」と呼ばれて激怒し、言った相手に全治三週間の重傷を負わせたことがあるらしい。
RPG編では魔法使いとして登場。ゼータプラスと共にガンダムに「ゼータもどきコンビ」と言われて激怒した。
ジェガン
れんぽーの新しい量産型モビルスーツ。ジム同様やられ役のようである。

ねおじおん(逆シャア)

サザビー
(「棚からぼた餅」で)新生ねおじおんの総統として立ち上がった、シャアの最強形態。しかしガンタンクの砲撃一発でバラバラになるなど、その強さが見られる場面は少ない。
その他の詳細はじおん(FG)のシャアの項目を参照。
ホビーハイザック
自分の派手で目立つ外見も気にせずスパイの役を買って出て、シャアに殴られた。
ヤクト・ドーガ
ねおじおんのモビルスーツ。ボールやガンタンクに発砲されたり、クェスに一目惚れするもフラれたりと散々な目に遭いやすい。
当初は強化手術の影響で精神が不安定だったが、いつの間にか落ち着いたらしい。
RPG編ではジオン帝国の剣士として登場。本編同様散々な目に遭ったため、辞表を出して帝国を出て行ったらしい。
ヤクト・ドーガ(クェスカラー)
ねおじおんの新入りモビルスーツ。通常は「クェス」と呼ばれている。かわいいもの好き。シャアに好意を抱いている。
RPG編ではジオン帝国の女剣士として登場。また登場時に「クェス・ドーガ」と名乗っている。
ギラ・ドーガ
ねおじおんの量産型モビルスーツ。天気予報もできるなど割と多芸。
ギラ・ドーガ(レズンカラー)
作者いわく「ツッコミお姐さん」。外見がほとんど変わらないヤクト・ドーガ達に突っ込んでいたが本人達は聞いていなかった。
αアジール
ねおじおんのモビルアーマー。初登場時にガンタンクに吹っ飛ばされて以降出番なし。

『ガンダム・センチネル』より

Ζプラス
ゼータの弟。ゼータによく似た顔だが、性格は正反対で短気かつナンパで女好き。本人は江戸弁でしゃべる。
普段はゼータに対して遠慮のかけらもないが、かつて兄弟喧嘩の際に思い出すだけで悲鳴が出るほどの恐怖を味わったことがあるらしく、実は頭が上がらない。
容姿はアムロ専用機であり、初登場時はガンダムに対して(パイロット繋がりか)「他人とは思えない」と言っていた。
RPG編では拳法家として登場。リ・ガズィと共にガンダムに「ゼータもどきコンビ」と言われて激怒した。

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』より

れんぽー(0080)

ガンダムNT-1アレックス
れんぽー側の女の子モビルスーツ。
νガンダムたちが避暑と称して出向いた極寒の地で出会い、その後れんぽー本部にオペレーターとして配属された。そ