HOME > 著者 > 水野英子

水野英子

共有

ブッダと女の物語

出版社: 中央公論
シリーズ: 中公文庫コミック版


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

imymeweour RT @009usaya: そして水野英子先生の新刊「U・マイアって誰? 現場からの報告」が出来上がりました!赤塚不二夫先生の背景のうまさ、石森章太郎先生の斬新な表現、華麗なる水野先生の絵が織りなす合作の秘密です! http://t.co/tmQC5IqpmS
korinntonn RT @higumayamakei: 「少女漫画の世界展」さらに冬木るりか、前川涼、Maria、水野英子、陸奥A子、山口美由紀先生方などなど。末席に私もおります。でも、こんな展示たぶんもう二度と無いんじゃないかなあ(汗)?
Kawade_shobo 【萩尾望都・対談集】 1970年代編『マンガのあなた SFのわたし』。手塚治虫、小松左京、寺山修司、石ノ森章太郎、松本零士、美内すずえ、水野英子(敬称略)。羽海野チカさんとの新対談も掲載。「ハチクロ」の秘密が明らかに! http://t.co/ZaKZR5eaKJ
yojizen RT @mazdanaoko: 今日の朝日夕刊は、松本零士先生と水野英子先生のコンボ!ユリイカみたいになっとる。あと、松尾スズキさんの小説は話し言葉が頭抜けて生々しく、リズムがあり、そういえば舞台脚本書いておられた、と今さら気づいた。
aryiaman RT @MizunoHideko: (宣伝)「オペラへご招待」水野英子・コミック、青嶋広志・解説 本屋さんで発売中です!代表的なグランドオペラ10本をコミックと楽しい解説で紹介。王道のロマンの数々をお楽しみ下さい! http://t.co/UrTcX8j1

水野英子(みずの ひでこ、1939年10月29日 - )は、日本の漫画家。 山口県下関市出身。

概要

日本の女性少女漫画家の草分けで、特に少女漫画で多く見られる「人物の瞳に星をきらめかせて描く」手法の先駆的存在蝸牛社刊・手塚治虫&13人『トキワ荘青春物語』P326の紹介文より。。トキワ荘に居住した漫画家の紅一点でもある。 == 来歴 == 小学3年の時に手塚治虫の漫画に衝撃を受け、漫画家を志す。中学時代、当時唯一新人漫画家を募集していた『漫画少年』に投稿を始める。投稿作「赤毛の子馬」が審査をしていた手塚と『少女クラブ』編集員の丸山昭の目にとまり、『少女クラブ』から原稿の依頼を受けることとなる。

1955年、『少女クラブ』8月号に1コマ漫画1点と目次ページのカット1点が掲載され、デビュー。1956年6月号では初のストーリー漫画「赤っ毛子馬(ポニー)」を発表。1958年蝸牛社刊・『トキワ荘青春物語』に掲載された年表などより。なお、同書に収録された水野の自伝には「入居は確か昭和31年(1956年)の春」とあるが、後に出た「トキワ荘日記(公式サイトを参照)」では「昭和33年の事」と訂正が行われている。また、同作でエピソードとして描かれているポール・アンカの「ユー・アー・マイ・ディスティニー」は1958年の作品である。3月に上京し、豊島区のトキワ荘の住人となる。その間、初の長編連載『銀の花びら』を執筆しながら、石森章太郎、赤塚不二夫と「U・マイア」の合作用ペンネーム3人ともワーグナーが好きだったためドイツ名の「マイヤー」が候補となり、そこにU(ドイツ読みでウー)を付け「うまいやー」となり、3人の頭文字(水野のM、石ノ森のI、赤塚のA)になるようにもじって「U・MIA」、表記をカタカナとし「U・マイア」となった。石ノ森章太郎 萬画大全集 動画インタビュー 水野英子・丸山昭(元「少女クラブ」編集長)対談(第2回)参考。で『赤い火と黒かみ』『星はかなしく』『くらやみの天使』を合作し発表した水野英子の部屋 プロフィール参考。tezuka osamu@world ニュース手塚治虫 原画の秘密展 関連イベント 参考。。10月ただし、蝸牛社刊『トキワ荘青春物語』に収録された関連年表(P324)には6月11日転出と記載されている。、故郷の祖母を心配させまいとトキワ荘を去り一旦帰郷。その後再び上京し、雑司が谷の下宿先からバスでトキワ荘に通い住人と交流を続けた石ノ森章太郎 萬画大全集 動画インタビュー 水野英子・丸山昭(元「少女クラブ」編集長)対談(第3回)参考。

1970年、『ファイヤー!』 で第15回小学館漫画賞を受賞した。1981年、「ハニーハニーのすてきな冒険」がTVアニメ化。2000年と2002年には手塚治虫文化賞の選考委員を務めた。また、2002年に結成された「私の八月十五日」の会の発起人のひとり。

2008年3月、川崎市市民ミュージアムで開催された展示イベント「少女マンガパワー!―つよく・やさしく・うつくしく―」において、作品展示とトークショーを行った川崎市市民ミュージアム|ウェブマガジン|活動レポート参考。

2010年、執筆した全作品を通じての功績として第39回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した日本漫画家協会賞。2010年8月24日に参照。

作品

中学卒業後は漁網会社の女工として、荷車押しや薪割りなどの労働を行っていた。初期の作品の背景には、この頃の貧しい暮らしが反映されているという。『星のたてごと』『白いトロイカ』などでは外国を舞台にダイナミックな物語を華麗な絵柄で構成し、既存の親子の生き別れ物語や友情物語などの作品とは一線を画した斬新な作風であった。 その後の1960年代のロック世代の熱狂を描いた『ファイヤー!』では少女漫画読者の年齢層を押し上げた。『少女マンガ大全集―短編にみる魅惑のミクロコスモス』749頁参考。

主な作品リスト

  • 星のたてごと(少女クラブ、講談社)
  • 銀の花びら(少女クラブ、講談社)
  • 白いトロイカ(週刊マーガレット、集英社)
  • すてきなコーラ(週刊マーガレット、集英社)
  • ブロードウェイの星(週刊マーガレット、集英社)
  • ハニーハニーのすてきな冒険(りぼん、集英社)
  • ファイヤー!(週刊セブンティーン、集英社)
  • ホフマン物語(月刊セブンティーン、集英社) 

その他

  • 出没!アド街ック天国(2009年、椎名町にて本人がビデオ出演)

参考文献

  • 『少女マンガ大全集―短編にみる魅惑のミクロコスモス』文藝春秋編(文春文庫ビジュアル版 1988年刊)ISBN 978-4168110085
  • 手塚治虫&13人『トキワ荘青春物語― Playback Tokiwaso』蝸牛社刊 ISBN 4905579945

脚注

外部リンク