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しゃべれどもしゃべれども/
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最新刊『しゃべれどもしゃべれども』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
t_korina 〔定期〕人を笑わすのは気分がいいんだぞ。嫌いな奴が笑ったら、もうザマミロだぞ〔佐藤多佳子 しゃべれどもしゃべれども〕
me1005 ほおずき市の季節です。小説の世界みたい(佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」)。東京近郊の市情報はこちら。 http://bit.ly/aB9JaL
『しゃべれどもしゃべれども』は、佐藤多佳子作の小説である。これをもとに漫画、映画が作成された。
小説
- 1998年 第11回山本周五郎賞の候補作に選ばれる。
2000年5月に新潮社より、文庫版(ISBN 978-4101237312)が発行された。
ラジオドラマ
1999年、NHK-FM内番組『青春アドベンチャー』において放送された。全15話。脚色は岡本螢。主人公の今昔亭三つ葉は林家いっ平(現・林家三平)、十河五月は麻生侑里が声を担当した。
漫画
映画化に先立って漫画化。作画は勝田文。白泉社「MELODY」の2007年2月号から3月号にかけて、別冊付録の形で発表された。2007年4月にジェッツコミックスのレーベルで、コミック版(ISBN 978-4592142720)が発売された。
映画
2007年5月26日より全国でロードショーされた。配給は、アスミック・エース。
上映時間 109分
スタッフ
- 原作 : 佐藤多佳子(新潮社文庫)
- プロデューサー : 小川真司
- プロデューサー : 渡辺敦
- 監督 : 平山秀幸
- 脚本 : 奥寺佐渡子
- 音楽 : 安川午朗
- 撮影 : 藤澤順一
- 美術 : 中山慎
- 照明 : 上田なりゆき
- 録音 : 小松将人
- 落語監修・指導 : 柳家三三
- 落語監修・指導 : 古今亭菊志ん
- 主題歌 : ゆず「明日天気になぁれ」
- サウンドトラック : Original Soundtrack Single 映画「しゃべれども しゃべれども」
キャスト
- 今昔亭三つ葉(外山達也): 国分太一
- 十河五月: 香里奈
- 湯河原太一: 松重豊
- 村林優 : 森永悠希
- 外山春子 : 八千草薫
- 今昔亭小三文: 伊東四朗
- 実川郁子: 占部房子
- 末広亭の師匠: 外波山文明
- 今昔亭六文: 建蔵
- 今昔亭三角: 日向とめ吉
- 八重子: 青木和代
- 十河厳(五月の父):下元史朗
- 十河みどり: 水木薫
- 「とり久」のおやじ(湯河原の義兄):三田村周三
- ほおずき屋のおやじ: 原金太郎
- 柏屋ちまき:山本浩司
- 冬風亭みぞれ: 安倍照雄
- 橘屋ごまめ: 中村靖日
- 焼き鳥屋の客:飯田基祐、椎名泰三
- 近所のお婆さん:五月晴子
- アナウンサー:織田優成
- 常連客:豊田達也
- 師匠:佐々木史朗、福岡芳穂、福島聡司
- 宮田:堀越光貴
- 村林恭子(声):岩本千春
- ウグイス嬢(声):松村真子
- アナウンサー(声):池田宜大、大塚和彦
原作との相違点
- 映画では三つ葉の従弟綾丸良が出てこない。
- 三つ葉が一門会にかけるネタが違う。小説では『茶の湯』、映画では『火焔太鼓』。
- 湯河原が優にバッティングを教える場所が違う。小説では湯河原の自宅、映画では荒川の河川敷。
- ラストシーンが小説では井の頭公園、映画では隅田川の水上バス。
- 小説では発表会に兄弟子六文と友達柏家ちまきがやってきて、生徒二人が演じた後三つ葉と三人で「かっぽれ」を踊って〆にするが、映画では来ない。
- 十河の家が、原作では千歳烏山の和風の一戸建て、映画では都電荒川線沿いのクリーニング屋。
- 小説では村林も十河も発表会で『まんじゅうこわい』を演ずる。映画では十河は突然『火焔太鼓』をやる。
製作委員会
- アスミック・エース エンタテインメント
- ジェイ・ストーム
- 日本テレビ放送網
- 読売テレビ放送
- 新潮社
- スカパー・ウェルシンク
- 読売新聞
受賞
第62回毎日映画コンクール 主演男優賞:国分太一 助演男優賞:松重豊 録音賞:小松将人
第32回報知映画賞 助演男優賞:伊東四朗
第29回ヨコハマ映画祭 脚本賞:奥寺佐渡子 ベストテン第3位
2007年キネマ旬報ベストテン 第3位:「しゃべれどもしゃべれども」
2007年度映画芸術ベスト10 第7位:「しゃべれどもしゃべれども」
第3回おおさかシネマフェスティバル 新人賞 森永悠希 ベストテン4位:「しゃべれどもしゃべれども」
外部リンク
関連項目
- 茶の湯(三つ葉が小三文一門会で演ずる師匠の得意ネタ(原作))
- 火焔太鼓(同上(映画))
- まんじゅうこわい(三つ葉が生徒たちに教えるネタ)