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メンズ校/和泉かねよし
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著者: 和泉かねよし
巻数: 4巻
最新刊『メンズ校 4』
『メンズ校』(メンズこう、SEIHO HIGH SCHOOL MEN'S!!!!!!)は、和泉かねよしによる日本の漫画作品。
『ベツコミ』(小学館)にて2006年9月号から2010年3月号まで不定期に連載された。単行本は全8巻。2008年にはドラマCD化、2010年には舞台化もされた。
あらすじ
生徒から「アルカトラズ刑務所日本支店」の異名を取る私立の全寮制男子校・栖鳳(せいほう)高校。超僻地の男子校を舞台に、女に飢えた男子たちの青春ならぬ「性春」を描く。
登場人物
※キャストはドラマCD版のもの。
栖鳳高校
- 牧 主税(まき ちから)
- 声:福山潤
- 1年生。老若男女から好かれる癒し系の顔だが、顔に似合わず暴力的な面もある。中学時代、付き合っていた彼女が交通事故で死亡し、そのことがまだ忘れられずにおり、恋愛に積極的になれずにいた。ある切っ掛けで鷹野と(仮)の交際をすることになった。
- 神木 累(かみき るい)
- 声:小野大輔
- 1年生。モデル顔負けのいい男で、校内一のイケメンと言われる。自身は意外にズボラな性格で、服などは全て姉の見立てである。その姉とは、血が繋がっておらず、互いに恋愛感情を持っていたが、将来のことを考え諦めた。頭の回転も早く、人のフォローもできるがデリカシーに欠けるところがある。ゴキブリをペットと言い張るほど部屋が汚い。「累」という名前は大のサッカーファンである父親がラモス瑠偉をもじって付けた。
- 野上 英敏(のがみ ひでとし)
- 声:子安武人
- 牧と同室。エロ本やAV関連の蔵書多数、そのため本棚がエロ本図書館と呼ばれている。養護教諭の福原を女っぽく磨き上げる過程で彼女を好きになり、彼なりに告白したが、気持ちは全く伝わらなかった。しかし、彼女の離任騒動で互いの気持ちが通じる事に。付き合っても喧嘩ばかりしている。
- 花井 衛(はない まもる)
- 声:羽多野渉
- 乙女系男子。寮の自室も乙女部屋。入学当初いじめられていたが、牧に助けてもらって以来、妙に懐くようになった。中学時代、まだ男らしくしていた頃から付き合っていた彼女がいたが、栖鳳入学を機に会う回数が減り、乙女化が進行。久しぶりに会いに来た彼女には全てバレており、振られてしまった。冬華と友達でよく恋愛相談に乗っている。
- 源田 新(げんだ あらた)
- 声:三宅健太
- 神木と同室。身長190cmで無口のため、怖がる人も多い。中学時代から付き合っていた彼女がいたが、口下手でメールも電話もろくにしていなかったため振られてしまった。ガサツな性格。
- 福原 綾子(ふくはら あやこ)
- 声:折笠愛
- 栖鳳高校の養護教諭。地味で、彼氏いない歴=年齢だったが、巨乳であることを気に入った野上により磨かれ、華麗に変身する。自分が教員で年上であることに引け目を感じ、野上との恋愛に積極的になれずにいる。
その他
- 神木 真奈(かみき まな)
- 声:松岡由貴
- 累の義理の姉(両親の再婚による)。チビで凶暴と言われるが、何かと弟の累の世話を焼く。18歳のときに呉(くれ)という男性と結婚。
- 春島 エリカ(はるしま えりか)
- 声:小清水亜美
- 牧が中学3年生の頃転校して来た。美少女だがクールで「氷の女王」と称される。牧と恋仲だったが、高校進学を目前に交通事故で死亡する。
- 宮路 冬華(みやじ ふゆか)
- 声:佐藤朱
- 栖鳳高校がある土地出身の女子高生。神木のことを好きになる。
- 鷹野 エリカ(たかの えりか)
- 声:水沢史絵
- 冬華の親友。BLをこよなく愛する腐女子である。高校を休学し、サーフィンをしていたところ、牧と知り合う。牧に彼女の振りをしてほしいと頼まれる。それ以来(仮)の彼女を演じ続けている。
ドラマCD
CYBER PHASEの新レーベル「CYBER GiRLS POP」の第1弾として『メンズ校 1』が2008年10月下旬に発売。『メンズ校 2』も2009年2月28日に発売された。
舞台
2010年8月5日 - 10日、博品館劇場
- 脚本:土城温美(エムエーフィールド)、演出:野坂実(クロカミショウネン18)
主要配役
- 牧 主税(水谷百輔)
- 神木 累(磯貝龍虎)
- 野上 英敏(永井朋弥)
- 花井 衛(小谷嘉一)
- 福原 綾子(小原春香)
- 春島 エリカ、鷹野 エリカ(折井あゆみ、一人二役)
- 宮路 冬華(林未紀)
- 源田 新(宮寺貴也)
- 池田先生(池田祐樹)
書誌情報
和泉かねよし 『メンズ校』〈小学館・フラワーコミックス〉 全8巻
- 2007年1月26日発売、ISBN 978-4-09-130829-0
- 2007年5月25日発売、ISBN 978-4-09-131052-1
- 2007年8月24日発売、ISBN 978-4-09-131179-5
- 2008年6月26日発売、ISBN 978-4-09-131638-7
- 2009年1月26日発売、ISBN 978-4-09-132209-8
- 2009年5月26日発売、ISBN 978-4-09-132375-0
- 2010年1月26日発売、ISBN 978-4-09-133107-6
- 2010年5月26日発売、ISBN 978-4-09-133263-9
外部リンク